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〔記録〕楽天イーグルス・塩見貴洋投手 2011年 打者別 対戦成績(シーズン終了)

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ここではデータのみ掲載します。

被打率.249
被出塁率.292
被長打率.374
被OPS.665


参考までに2011年のパリーグ打者側の平均数字を掲載します。
打率.251、出塁率.308、長打率.348、OPS.656


2011年、対戦打席が10以上を対象に打率をベースに好悪の相性を振り分けると、下記のようになります。


好相性
松田宣浩・・・打率.154 (13打数2安打1打点、2三振、1四球)
カブレラ・・・打率.200 (10打数2安打、4三振、1四球)
長谷部勇也・・・打率.143 (7打数1安打1打点、2三振、3四球、1本塁打) ※出塁率.400
糸井嘉男・・・打率.375 (8打数3安打、2三振、1四球、1死球、1内野安打、1ニ塁打)
大引啓次・・・打率.111 (9打数1安打、2三振、3犠打)
カスティーヨ・・・打率.091 (11打数1安打2打点、1三振、1四球、1内野安打)
今江敏晃・・・打率.111 (9打数1安打1打点、1三振、1犠飛)

上記の中で最も相性が良かった打者はロッテの今江敏晃選手です。対戦OPSは.211でした。


悪相性
岡田幸文・・・打率.500 (16打数8安打、2犠打、1内野安打、1ニ塁打)
川崎宗則・・・打率.313 (16打数5安打、1三振)
清田育宏・・・打率.385 (13打数5安打4打点、3三振、1四球、3ニ塁打、2本塁打)
後藤光尊・・・打率.385 (13打数5安打3打点、2三振、1四球、1本塁打)
坂口智隆・・・打率.500 (12打数6安打、2四球、2内野安打、1ニ塁打、1三塁打)

小久保裕紀・・・打率.333 (12打数4安打4打点、3三振、2本塁打)
井口資仁・・・打率.455 (11打数5安打2打点、2三振、2四球、1犠飛)
本多雄一・・・打率.455 (11打数5安打、1三振、1四球、4犠打、1内野安打、1ニ塁打)
松中信彦・・・打率.364 (11打数4安打2打点、1三振、1四球、1ニ塁打)
李スンヨプ・・・打率.300 (10打数3安打3打点、3三振、1内野安打、1本塁打)

荒金久雄・・・打率.300 (10打数3安打、2三振、1内野安打)
T-岡田・・・打率.300 (10打数3安打、1三振、1内野安打)
稲葉篤紀・・・打率.222 (9打数2安打1打点、1犠打)
陽岱鋼・・・打率.125 (8打数1安打1打点、1三振、1四球、1犠打、1ニ塁打)
小谷野栄一・・・打率.125 (8打数1安打、3三振、2四球)


2011年塩見投手にとって最も相性が悪かった打者はロッテの清田育宏選手でした。対戦OPSは1.505。清田選手には13打数5安打を打たれましたが、その全てが長打、3本の二塁打と2本の本塁打でした。


アジア系を除く外国人打者(名前がカタカナの人)との対戦成績は
被打率.300、被出塁率.371、被長打率.475、被OPS.846
(80打数24安打11打点、18三振、8四球、1死球、2内野安打、5ニ塁打、3本塁打)
となっており、外国人打者との対戦は分が悪かったのが確認できます。


◎◎◎関連記事◎◎◎
〔記録〕楽天・塩見貴洋が投げる内角ストレートvs右打者を分析してみた!~2月9日「報道ステーション」での工藤公康氏の「投・球・術」を観て
〔記録〕楽天イーグルス・塩見貴洋投手 2011年 ゾーン・コース被打率、球種被打率


■楽天・塩見貴洋 vs 福岡ソフトバンクホークス 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA1.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs 北海道日本ハムファイターズ 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA2.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs 埼玉西武ライオンズ 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA3.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs オリックスバファローズ 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA4.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs 千葉ロッテマリーンズ 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA5.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs 東京ヤクルトスワローズ 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA6.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs 読売ジャイアンツ 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA7.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs 阪神タイガース 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA8.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs 広島カープ 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA9.jpg

■楽天・塩見貴洋 vs 横浜ベイスターズ 2011年 打者別 対戦成績
20120214DATA10.jpg

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〔記録〕楽天・塩見貴洋が投げる内角ストレートvs右打者を分析してみた!~2月9日「報道ステーション」での工藤公康氏の「投・球・術」を観て

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3/27まで。現在45名の方に投票頂いております。受付は下記URLでどうぞ。
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~~~



工藤公康氏が注目する楽天2年目のすごい奴とは?

テレビ朝日『報道ステーション』のスポーツコーナーで組まれている工藤公康の「投・球・術」という特集が面白い。

工藤氏がこれは!と思った投手を12球団から1人ずつピックアップ。そのピッチングの奥義に迫るべく、キャンプ地で彼らに話を訊くインタビュー形式の企画だ。

先日はソフトバンク・攝津投手のシンカーを取り上げていた。(この攝津投手のシンカーについては先日エントリにして分析してみた)。一昨日はヤクルトの石川雅規投手の打者のタイミングをずらすクレバーな投球術を、日本ハムの武田勝投手の独特なフォームをクローズアップしていた。

そして、昨夜は、東北楽天ゴールデンイーグルスの塩見貴洋投手だ。

スポットが当てられたのは、右打者の懐に投げ込んでいく、ズバッと決まるMAX150キロのストレート。

「今年はどうしたいですか?」という工藤氏の問いに塩見投手は「15勝めざして頑張ります」。それを受けて、工藤氏は「15勝以上できるピッチャーだと思っています」と太鼓判を押す。

この後、映像が挿入された。

プロ2度目の完投勝利をあげた8/2西武戦、中村剛也選手との4打席にわたる対決の映像だ。
塩見投手の代名詞ともいえる右打者の内角を突くストレート。その象徴として工藤氏がピックアップしたのが、この対決になる。


第1打席、インサイドのストレートを窮屈そうに打ってショートゴロ。

■2011年8/2楽天vs西武戦、中村剛也選手の第1打席



第2打席、再び内角のストレートをスイングしていって詰まったフライはファウルゾーンにふらふらっと流れていくサードファウルフライ。

■中村剛也選手の第2打席
20120210DATA2.jpg


第3打席、またまた内角の直球を打ち、詰まった当たりはショートへの小飛球。

■中村剛也選手の第3打席
20120210DATA3.jpg


第4打席、これまたインサイドのストレートを打ち、レフトへ失速気味の平凡なフライ。

■中村剛也選手の第4打席
20120210DATA4.jpg


昨年、48本、116打点で二冠王に輝いた“おかわり君”相手に、全打席インコースのストレートで完全に詰まらせて討ち取ってみせた。

左投手が右打者の内角に投げるストレートは、バットの根元で当てさせ、詰まらせる効果が大きい。しかし、右にずれればデッドボール、左にずれれば格好のホームランボールとなるため、リスクも高いと番組で説明がなされた。

工藤氏「(投げるのに)勇気がいるでしょ?」
塩見投手「勇気がいります。少しでも間違ったら、(スタンドへ)もっていかれるので、強い気持ちを持って投げました」。
工藤氏「コントロールいいと(御自身では)思っています?」
塩見投手「もともとストレートのコントロールに自信あったんで、困ったらインコースのストレートを選択します」
工藤氏「絶対的にこだわりたい?」
塩見投手「(笑みを浮かべながら)そうですね、こだわりたいですね」


ざっとここまでが、番組内で報道された概要だ。



さて、ここから少しデータを確認してみたい。

塩見投手の1軍初登板は、敵地でおこなわれた昨年の5/2ソフトバンク戦。6回を被安打4、無失点に抑えて、プロ初登板・初先発・初勝利で鮮やかなデビューを飾った。初回1死2,1塁のピンチでカブレラ選手を内角ストレートで空振り三振に討ち取るなど、ホークスの右打者にクロスファイアーのストレートが威力を発揮していた。

だが、実際、シーズン通して、右打者への内角ストレートはどのくらい効果を発揮していたのだろう?

そこで、昨年、対戦相手の右打者が塩見投手のストレートを打ったときのゾーン・コース打率を調べてみた。


■2011年、右打者が楽天・塩見のストレートを打った時のゾーン・コース打率



これは対戦相手の右打者の視点でまとめた図のため、
水色の網掛け・・・打者にとって不利なコース(=塩見投手にとって有利なコース)
ピンク色の網掛け・・・打者のホットゾーン(=塩見投手が打たれているゾーン)
を表している。

塩見投手のvs右打者被打率は.238、被出塁率は.272、被長打率は.337、被OPSは.609だった。

それを踏まえると

塩見投手のvs右打者ストレート被打率は.201。
被出塁率.242、被長打率.324、被OPS.566。
204打数41安打、10ニ塁打、5本塁打、43三振。

うち、赤線で囲んだ、内角ストレート被打率は.178。
被出塁率.245、被長打率.278、被OPS.523。
90打数16安打、3ニ塁打、2本塁打、23三振(空振り13、見逃し10)

右打者へのインコースのストレートが威力を発揮していたと数字上からでも断言できる。

ただ、付け加えておきたいのは、右打者に対して内角ストレート「だけ」で抑えることはできないということ。

5/5ホークス戦、内角ストレートを効果的に使用しプロ初勝利をあげた塩見投手だが、再戦となった6/28東京ドームの7回戦では、逆に狙い撃たれて5回0/3を投げ4失点で敗戦投手になっている。

どういうことか?というと、この試合、塩見投手がホークスの右打者のべ9人(小久保、カブレラ、松田、細川)に対し合計28球を投げた。そのうち実に20球がインコースだった。(下記配球図参照)


■6/28ソフトバンク戦、塩見の配球図



この偏り過ぎた内角中心の投球がアダとなった。

5/5の試合、塩見の内角球に手を焼いていた小久保はこの日、その内角球を明らかに狙っていた。2回表、先頭打者として打席に入ったその第1打席、0-1からの2球目、内角を突いた塩見の134kmストレートを完璧なタイミングで左翼スタンドへ運んで先制弾。すると、6回無死3,2塁で迎えた第3打席では、外から真中寄りに入ってきた甘い内角スライダーを見逃さず、バット一閃。再びレフトスタンドへもっていく逆転3ランとなった。

塩見投手にとって右打者の内角ストレートは自身が「こだわりたい」「困ったら選択する」と語るように自信のある球だ。しかし、それはアウトコースの投球があってこそ、落ちる系の球種、右打者を苦しめたあのフォークがあってこそ映える、活きてくる魅力だと思う。

話は少し逸れるが、昨年の球宴、飛ばないボールの影響どこ吹く風と合計10本のホームランが飛び出した。一般にオールスターで投手は打者に対し、厳しい内角を攻めることはなく真中から外寄りの投球になりがちだ。そして球種はストレートに偏り過ぎている。打者からすれば、投手がどのコースにどんな球種を投げるか?あまりにも判り易い状況である。このような場面では打者はいとも簡単に打っていくんだというニュアンスのコメントをあのダルビッシュも残していたことを憶えている。

つまり、偏ったピッチング、それ一辺倒であれば、いくら持ち味とはいえど、6/28ソフトバンク戦で小久保選手から浴びた2発の洗礼弾のように打たれてしまうのである。変化球あってこそのストレート、アウトコースあってこそのインコースなのだ。【終】



■2011年、右打者が楽天・塩見の内角ストレートを打った時の対戦成績
20120210DATA6.jpg
20120210DATA7.jpg


◎◎◎関連記事◎◎◎
〔記録〕攝津投手の生命線・シンカー vs 楽天打線。福岡ソフトバンクホークス・攝津正投手vs楽天イーグルス 2011年 打者別 対戦成績
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〔記録〕楽天イーグルス・塩見貴洋投手 2011年 ゾーン・コース被打率、球種被打率
〔記録〕楽天イーグルス・塩見貴洋投手 2011年 打者別 対戦成績(シーズン終了)


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〔分析〕楽天ドラ1ルーキー、塩見貴洋投手の課題点~ゾーン・コース被打率から探る~

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〔分析〕楽天ドラ1ルーキー、塩見貴洋投手の課題点~ゾーン・コース被打率から探る~

昨日のソフトバンク18回戦で5回2失点の粘投をみせ、ようやく5勝目を手にしたルーキーの塩見貴洋投手。新人王争いの有力候補とも目されていますが、この賞だけは今年しか挑戦できない賞だけに、最後まで諦めず自身のピッチングを貫いてほしいと思っています。

改めて思うに、このルーキーがいなければ・・・ゾッとしちゃいます。というのも、先発の台所事情が苦しい中、新人にも関わらず貴重な左腕戦力として活躍している点。また、ここまで16試合を投げてきているその活躍度は、測り知れない大きさです。

塩見投手がローテに加わったのは5/5ソフトバンク戦(初登板初勝利)からでした。ちょうどこの時期は打線がドン底の状態だったために、6回以上自責点3点以内という先発のゲームメイクを診るクオリティスタートを記録しても白星につながらなかった、そんな不運なケースが3試合ありました。

たらればを言っても詮なき事かもしれませんが、打線がそんな状態でなければ、白星はあと1つ2つ増えていて、二桁勝利も狙えたやもしれず・・・ですね。

さて、そんな塩見投手の活躍はしっかり評価、これを前提にして、ゾーン・コース被打率から課題点を幾つかみていきたいと思います。もちろん、課題点は山積みです。新人なのですから山積みは当たり前、課題点=伸びしろ、とも言えますよね。

全て8/21終了時データです。

■vs右打者
被打率.235、被出塁率.280、被OPS.590
234打数55被安打、被本塁打7、奪三振54、与四球15



各々のゾーンで10打数以上を対象に、塩見投手が打たれているゾーンを水色網掛に、抑えているゾーンをベージュ色の網掛けにしてあります。

右打者に対してはストライクゾーンの中段の高さのゾーンを内外角問わず良く打たれていることが一目瞭然です。外角.437、真中.346、内角.313という被打率。またストライクゾーン真中低めでも.313とかんばしくありません。つまり、打ちごろの高さと言えるストライクゾーン中段や真中に、甘いコントロールで入ってしまうと打たれてしまうことが多いと言えます。

逆に、打者を圧倒しているコースはストライクゾーンのインハイ(被打率.235)、外角高め(.200)、右打者の膝元に当たるインロー(.083)。またストライクからボールに変化するフォークで討ち取っているボールゾーンの真中低め(.083)です。

ストライクゾーン真中高めも9打数ノーヒットと打者を圧倒しています。しかし、ここは結果がたまたま塩見投手にとってプラスに働いたと見るほうが無難だと思われます。というのは、この9打席のうち7つが外野への飛球になっているからです(あと2つは三振、三ゴ失)。外野へフライを飛ばされるということは、ヒットになる危険性が高い、ということを意味しているのですから。

つまり、ストライクゾーンの四隅をしっかり突いていけば、打者は抑えることができると言えるのです。塩見投手は、田中投手や岩隈投手ら一流と比較すると当然球威もスタミナもまだまだ発展途上。好投するには──力で押す場面も必要ですが、その場面でも、前提として存在するのは──やはり、持ち味の安定した制球力を維持できるか?にかかっていると言えそうですね。

その意味で言えば、塩見投手を象徴する右打者への積極的なインコース攻めも、安定した制球力でしっかり厳しいコースを突いてこそが前提、と言えるでしょうね。右打者の内角攻めが功を奏している印象がありますが、あにはからんや、ストライクゾーン内角中段では被打率.313になっています。ホームランも2本打たれており、この2本はいずれも内角球を狙っていたソフトバンク・小久保選手におかわりされたものでした(6/28ソフトバンク戦)。

相手もプロです。あらかじめ内角が来るとわかっていれば、インコースに少し甘く入ってしまえば容易に打ち返してしまう、という訳でしょうね。その点、昨日の伊志嶺は内と外に巧みに球を散らし、ソフトバンク打線にコースを絞らせまいとしていた印象を受けます。

塩見投手のピッチングが一段と上に上がったな、そう感じたのはプロ初完投勝利をあげた7/16オリックス戦でした。この試合はフォークが岩隈投手ばりの落差があって、これがまた良いところから落ちていました。奪三振10個のうち右打者から9個を獲得。そのうち8個が上記図でいう一番下のゾーン、つまりストライクからボールに変化するフォークだったのです。

ここでも一番下のゾーンで記録している25個の三振のうち、フォークで奪ったのは22個を占めています。このフォークが常時安定使用できるウイニングショットになれば、心強いかぎりですね。

投手が困ったらストレートをココに投げる!よくそう言われるアウトロー、ノムさんは原点能力と言っていますが、そのアウトロー(被打率.263のゾーンです)のストレートの結果をみてみると、8打数1内野安打、2三振の被打率.125でした。もっとこのコースで勝負できれば楽になっていくでしょうね。

次に左打者をみてみましょう。

■vs左打者
被打率.288、被出塁率.347、被OPS.809
132打数38被安打、被本塁打4、奪三振19、与四球11

20110822DATA5.jpg

こちらも明暗がハッキリ表れた、そんな結果になりました。

左打者に対して高めのストライクゾーンは総じて分が悪いですね。内角から.400、.400、.294の被打率になっています。さらに内角中段も.375とかんばしくありません。

一方、抑えているのがストライクゾーンの外角中段と外角低めです。一般に左投手が左打者を討ち取るときには外角中心になりますから、塩見投手もご多分に漏れず、というところなのでしょうね。

ゾーンの高低で言えば、高めは打者有利なものの、低めは塩見投手有利と言えそうです。

いつのときも自分有利の外角の2コース、低めのゾーンで打者を討ち取りたいと塩見投手は考えているはずですが、なかなか簡単にはいっていないのが伺えますね。特に低めコースは132打数のうち28打数に止まっています。自分の土俵で勝負できていないのでは?と推測できます。

左打者への対策は球を低めに制球すること、になりそうですね。

【終】

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〔分析〕楽天のドラ1左腕・塩見貴洋は、他先発投手と比較して、どのくらい二塁打、本塁打を打たれる傾向にあるのか?

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このエントリの発端は、楽天のドラ1左腕・塩見貴洋が待望の2勝目を挙げた7/11日本ハム戦でのこと。

3回終了時点での森山1軍投手コーチの塩見評「ブルペンでは普通だったね。彼の悪いところである、二塁打、ホームランが多いと言うところが出ている。もう少し慎重に行って欲しいね」というものだった。

確かに塩見は一発を打たれている、そんな印象はあった。しかし、二塁打も打たれているのか?!

そこで、7/12終了時のデータを用いて、
個人的に気になる先発投手、他チームの先発投手とイーグルスの先発ローテ陣の成績をまとめてみた。
(なお、オリックスの西は1試合救援登板があるが、その成績は除外してある)

■7/12終了時のデータ


これだとそれぞれ投球回数が異なるため、一概に比較はできない。

そのため、

◎被打率 (被安打数÷対戦打数)
◎被塁打率 (被塁打÷投球回X9。9イニング当たりに幾つの塁打を許すか?)
◎被本塁打率 (被本塁打÷投球回X9。9イニング当たりに被弾する本塁打の数)
◎被二塁打数 (被二塁打悪い投球回X9。9イニング当たりに打たれる二塁打の本数)

で診てみたい。

■被打率、被塁打率
20110713DATA2.jpg

さっそく塩見をチェックしてみると、被打率は.241で表中で永井を抑えて9位、
ここにあげたイーグルス先発陣(田中、岩隈、永井、川井、塩見、ヒメネス)の中では3番目に良い値を示している。

しかし、被塁打率になると永井を下回り全体の13位、被本塁打率になるとワースト、9イニングに1本は被弾する1.07という数字が出てきた。被二塁打率でも、同じルーキーの澤村拓也や斎藤佑樹、西勇輝、福井優也よりも悪く1.69という数字。

7/11試合評でも書いたけど、ストレート主体に組み立てていく物怖じしない惚れ惚れとするピッチングをみていると、およそ長打をくらわないのでは?という雰囲気に観ているこちら側をさせてくれる。

しかし、実際には、森山投手コーチの見立てどおり、余計な二塁打、本塁打を打たれている、と言える。

塩見のこれからの課題は被長打対策にある、と言えそうだ。

特に得点力が不足しているイーグルスになって、失点につながりやすい二塁打と、状況によってはまとまった失点の可能性も考えられる本塁打をくらうのは致命的とも言える。

そのために、
・ストレートの球威向上を目指すのか?
・新たな球種を覚えるのか?
・既存の変化球の精度を磨くのか?
・配球パターンを変えていくのか?

シーズン途中で取り組むことは限られているため、塩見の判断が気になるところ。

塩見に限らず楽天の四番手以降は二塁打、本塁打を打たれ易い傾向にあると言える。岩隈が今オフにチームを去ることが濃厚の中、今季中に岩隈の穴をそこそこ埋めてくれる先発投手の新戦力を作らなければならないのが楽天の最重要課題でもあるので、ここら辺は佐藤義則コーチの腕のみせどころになってくる。【終】


■被本塁打率、被二塁打率
20110713DATA3.jpg
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