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【記録】 ホットゾーンを調査せよ!~~楽天イーグルス 鉄平 2013年 ゾーン・コース打率 (5/19データ)

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おはようございます。鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている@eagleshibakawa です。

先日、聖澤、ジョーンズ、マギー、松井、嶋、藤田の6選手のゾーン・コース打率を確認してみましたが、鉄平が100打席を超えたということで、今朝は鉄平のゾーン・コース打率を簡単にチェックしてみたいと思います。

その前に、鉄平の現在地を、リーグ平均打率との比較で確認。





5/10ロッテ戦から5/17中日戦まで5試合連続安打をマーク。5/15DeNA戦では技ありバントヒットを含む今季2度目の3安打猛打賞。多くのファンが完全復活を望む中、いよいよエンジンが温まってきたかな?というところでしたが、昨日は4の0に終わった鉄平。今季ここまでの打率は.244を記録しています。

この.244という数字は、パッと見、かんばしくないなあというイメージになりますが、もっと正確に把握するには、リーグ平均打率と比較してみるのが最適になります。

そこで、鉄平の打率とリーグ平均打率の年度別推移を折れ線グラフにまとめてみました。上記グラフを参照。

統一球が導入されてリーグ平均打率が1割9分下落し、その傾向は2年目の昨年も変わらずという状況が続きました。しかし3年目の今シーズンはいよいよ打者の復権も始まっており、それは前年から8分上げたリーグ平均打率にもみてとることができるのです。

そんな中、鉄平選手は今のところ下げてしまっています。昨年ようやく平均レベルの打率まで回復をみせましたが、今季は再びリーグ平均と水をあけられてしまっているかたちになります。

もちろん、サンプル(打数)がまだ少ないですから、少しでも固め打ちの試合がある等すれば、一気に率は上がっていきますので、まだまだ悲観するような話でもなく、あくまでもここまでの話ということになります。

ということでリーグ平均との差異を確認した上で、下記にて本題に入っていきます。


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■楽天イーグルス 鉄平 2013年 ゾーンコース打率
101打席、86打数21安打、10三振1本塁打
※2013年5/18終了時データ



打ちにいっている頻度は少ないものの、今季はここまでインコース打率が11打数4安打の打率.364と上々の数字をみせています。

インコースでも内角高めでは5の0に終わっていますが、内角中段、内角低め(青線で囲ったゾーン)でそれぞれ2本のヒットを記録。ここまでで唯一のホームランも膝元のコースで生まれています。

内角打ちは鉄平の打撃の好不調を見る1つのバロメーターになってきますから、今後この数字がどのように推移していくか?注意して観戦していきたいと思います。

一方、心配される点は真中のコースで結果が出ていないこと。赤線で囲ったゾーン、真中、真中低めで率が低迷。合計30打数5安打の.167という数字になっています。

真中は数多くの打者が安打量産するホットゾーンですから、ここで打てないようだと少々つらい。しかし、安打か凡打かその結果に関わらず、良い当たりかどうか?を見るWH率をチェックしてみると、.250とまずまずの数字に。芯で捉えた痛烈なライナーが野手正面を突いたりする等のケースも多かったようで、飛んだコースにも恵まれなかったと言えそうです。

次に、ざっくりと球種別の打率も確認してみます。

対戦投手が最も多く投げてくる球種といえば、1にストレート、2にスライダー。だいたいこの2球種で球種割合の6割ぐらいを占めるイメージになります。打者からすれば、ストレートとスライダーを打っていかなければ、話になりません。

鉄平のここまでのストレート打率は.152、スライダーは.227。この低さに少し眉をひそめてしまうのです。う~~む・・・


今季はスタメンで起用されたり、代走や守備で途中出場も多かったり、常時出続けるということは難しい厳しい立場でスタートしました。

5/3日本ハム戦で、羽村亜美さんのに今の状態は?という取材に対し、鉄平は「今の状態、10試合以上出続けていかないと自分の状態が4どうのと言えないので」と答えたそう。やはり、出続けていかないと自分のリズムを作っていくことが難しいのでしょう。

そんな状況下、転機が訪れています。4/24に右翼レギュラーの牧田選手が左手首痛で戦線離脱。以降、右翼レギュラーとして鉄平の出場が増えていきました。牧田選手抹消以降18試合で、鉄平のスタメン起用は15試合。

10試合以上出続けることができているチャンスがようやく巡ってきていますから、この恵まれた期間で、打撃のリズムを整え、調子を上げていってほしいと切に願っています。

というわけで、ざっくりとですが、鉄平のゾーン・コース打率などを振り返ってみました。

【終】



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◎◎◎関連記事◎◎◎
打率3割の完全復活はあるか?! 犬鷲ファン61人が予想する、楽天・鉄平の今季成績予想
【記録】楽天イーグルス 鉄平 2013年 オープン戦 打撃成績(左右投手別含む)、打球方向
【記録】 ホットゾーンを調査せよ!~~楽天イーグルス主要打者2013年ゾーン・コース打率。聖澤、ジョーンズ、マギー、松井、嶋、藤田 (5/6データ)

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【記録】楽天イーグルス 鉄平 2013年 オープン戦 打撃成績(左右投手別含む)、打球方向

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開幕までに1軍主な選手のオープン戦の成績まとめに入っている。

近年はオープン戦の他に練習試合という名前の対外戦もあり、個人的にはあまり区別する必要性を感じていない。そのため、打撃成績表の下記、対外戦合計はオープン戦と練習試合のトータルを意味している。

ここでは鉄平の成績を紹介しているが、他選手は下記にリンクを貼ったので、そちらからどうぞ。

聖澤諒西田哲朗銀次マギー小斉祐輔枡田慎太郎嶋基宏牧田明久島内宏明


さて、鉄平のスタッツを確認していきたい。

年初に鉄平の今季成績アンケートをおこなった。61票の御意見を頂いたのだが、その半数が「規定打席以上+打率.280以上」を予想する結果となった。


◎関連エントリー>>打率3割の完全復活はあるか?! 犬鷲ファン61人が予想する、楽天・鉄平の今季成績予想


みんな、鉄平の復活を願っている。

久米島キャンプに視察に訪れたWBC打撃コーチ・立浪氏の「前に突っ込みすぎ。前はできてたよ」とのアドバイスを受けて打撃フォームを固めてきた鉄平は、「こうありたいというイメージ自体が間違えていた。もともとあったいい方向に直していけばいい」と手応えを口にし、フリー打撃では釜田からスタンドインの放物線を描くなど、調子の良さをみせた。3試合おこなわれた1軍紅白戦では7打数4安打、今季の鉄平は過去2年と違うのではないか?!と思わせた。

しかし、オープン戦終わってみれば27打数7安打の.259、練習試合を入れた対外戦では45打数10安打の.222で終了している。


■鉄平 2013年 オープン戦 打撃成績
※紅白戦、練習試合を含む。



2/17から始まった対外戦では序盤スタメン出場が相次いだ。ところが3/6以降の13戦では僅か3試合に止まってしまった。

序盤スロースターターの牧田が調子を上げてきたこと、中旬には2軍調整していた中島が1軍に合流、指揮官の意向で2年目・島内に多くの機会が与えられたこともあって、出場機会が制限される状況となった。

シーズン前のこのような起用法はペナントレースでも続くものと思われ、鉄平がコンスタントに試合に出場し、1試合の中でバッターボックスにまとまった数入ることはなかなか難しいことが予想される。


■2013年 対外戦 スタメン〔打順〕



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■鉄平 2013年 オープン戦 左右投手別 打撃成績
※紅白戦、練習試合を含まない。
20130326DATA17.jpg


オープン戦31打席の対戦投手の左右別で確認してみよう。

対右投手が23打席。対左が8打席。

対左打率が.143と低いのはサンプル数があまりにも少ないので、この時点では判断できない。

それよりも、相手が右投手のときに起用されることが多いということなのだ。左投手が出てくるときは中島が使われ、鉄平は右投手のときのスタメンが予想される。それも出場機会を島内と分け合うかたちになりそうだ。厳しいものが予想される。

最後に打球方向を確認。

鉄平というとひっぱって右前に矢のような当たりを飛ばしたり、一二塁間を痛烈に破ってみせたりする打撃が印象的だ。右翼に飛んだ11打球のうち7本がヒットになっていることから、オープン戦ではある程度、理想の打撃ができたのかな?と想像している。

一方、センターから逆方向への当たりはヒットが少なかったのも確認できる。


■鉄平 2013年 オープン戦 打球方向
※(カッコ)内は安打数
※紅白戦~オープン戦の全打球。(犠打除く)
20130326DATA18.jpg



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◎◎◎関連記事◎◎◎
打率3割の完全復活はあるか?! 犬鷲ファン61人が予想する、楽天・鉄平の今季成績予想 (2013.3.4)
【アンケート】楽天鉄平3度目の挑戦。2013年打率3割完全復活なるか?! (2013.2.11)
【記録】 楽天 鉄平 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率 (2012.12.12)

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打率3割の完全復活はあるか?! 犬鷲ファン61人が予想する、楽天・鉄平の今季成績予想

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◎本日1本目のブログエントリー>>東北楽天、中日・岩崎達郎内野手を金銭トレードで獲得。年度別の1軍2軍成績をチェック!!


2月11日から募集していたアンケート

「楽天鉄平3度目の挑戦。2013年打率3割完全復活なるか?! 」

2月28日に締め切らせて頂きました。61名のファンの皆さんから投票を、10名の方からコメントをお寄せ頂きました。参加くださった皆さん、大変ありがとうございました!

今回はその集計、結果発表になります。

統一球導入以降2シーズン、打撃スランプに悩まされ続けてきた鉄平。3年目の正念場と言える今シーズンですが、今なお絶大な人気・期待を集めている選手です。同日に締め切った別のアンケート「優勝を取りにいく2013年東北楽天、最も期待したい野手は?」では205票中、最多46票を集めました。

今季、鉄平は打撃フォームの改造に取り組んでいます。久米島キャンプ視察に訪れたWBC打撃コーチ・立浪和義氏に「前に突っ込みすぎ。前はできてたよ」とのアドバイスを受け、修正に着手。タイミングを取るときの上半身や下半身の使い方に意識を置いて取り組んでバットを振り込んだといいます。

その成果が早速表れたのか、紅白戦では8打数4安打と大当たりでした。今季は一味違う鉄平を感じさせてくれるのに十分のバッティングを見せてくれ、私も昨年以上の成績は残すのでは?と考えています。

3月4日現在、練習試合やオープン戦の対外戦打撃成績は25打数6安打の打率.303、紅白戦込みだと33打数10安打の打率.303を記録しています。


■鉄平 2013年 紅白戦 練習試合 オープン戦 打撃成績



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さて、さっそく発表にまいりましょう!

選択肢は規定打席到達か?未満か?と打率の組み合わせで用意しました。

61票の内訳は下記グラフのようになりました。




半数以上が「規定打席到達+打率.280以上」の結果に!!

61票中、最多19票(31%)を集めたのは「規定打席到達+打率.280~.280台」となりました。その次に多かったのが「規定打席到達+打率.300以上」。16票(26%)を集めています。

この2つの選択肢には投票のみで、コメントが寄せられませんでした。そのため推測してみますと、多くのファンの皆さんの心中には、鉄平の復活が前提条件としてあるのでしょう。鉄平が活躍してこその優勝、日本一であってほしい!という想いが強いのだと思います。初のプレーオフに進んだ2009年は、鉄平のバットがチームをひっぱりました。あのときの強烈な好活躍、私も記憶に強く強く焼き付いています。

鉄平が本来の力量を取り戻せば、この数字は普通に残すことができる!!という思いも、多くのファン共通のはず。「規定打席到達+打率3割」を2006年、2009年、2010年と過去3シーズン成し遂げているアベレージヒッターなのです。それに今年31歳とあぶらが乗りきった年齢。まだまだ老けこむような歳ではないのです。私も鉄平が聖澤のようにレギュラーを確約されている立場なら、今季は打率.280以上残す可能性はあるのでは?と期待している1人になります。


3番目と4番目は8票(13%)ずつで並びました。いずれも規定打席未満です。「規定打席未満+打率.280~.290台」「規定打席未満+打率.260~.270台」。この2つの選択肢に頂いた理由を幾つか見てみましょう。

(規定打席未満+打率.280~.290台に投票しました) 外野の争いが激しく、定着は難しい気がします。しかし、今季調子のいい鉄平なら少ない打数でもそこそこの結果を残してくれそうな気がするので、これ位だと思います。

(規定打席未満+打率.260~.270台に投票しました) この条件は今の鉄平にはハードルが高すぎる気がします。そもそも昨年チームで規定打席に到達したのは3人だけ。特に外野手は聖澤以外先発投手の利き腕によってメンバーを入れ替えられやすいため、規定打席到達は難しいでしょう。成績ですがこれくらいいけばまずは御の字ではないかと。守備は問題ないと思うのでやはり左腕投手を打てるかどうかにかかってくるでしょう。

(規定打席未満+打率.260~.270台に投票しました) 恐らく外野で規定打席に到達できるのは聖澤のみと思い、それ以外の外野手は鉄平に限らず併用されると思います。ですので規定打席については未到達としました。(中略) 規定打席に到達することすら難しくなるほどに、楽天の外野陣は意外と層が厚くなってきたとも考えてますのでこのような結果になりました。


まとめてみると、昨年より打ってくれそうだけど、楽天の外野争いも激しく、相手先発の左右による起用法や打順の影響で出場機会が限られ、規定打席には届かないのではないか?という見方になります。

なるほど、ちょっとやそっと打ったぐらいでは盤石レギュラーの座には戻ることは難しい。この意見にも頷かされます。この2年間で失ったものは大きかったということなのでしょう。私もこの立場になります。レギュラー確約されていれば打率.280以上残す可能性もあるけど、厳しい立場だろうから、率もこのくらいかな?と考えています。


「規定打席未満+打率.240~.250台」。少ないですが、ちょうど全体の1割、6票の投票を頂きました。鉄平は過去2シーズンと変わらず、今季もスランプに悩み続けるのではないか?という御意見になります。寄せられたコメントが1件ありましたので、みてみましょう。


今のボールの反発係数である限りあまり期待できないでしょう。単純な打率の低下も気になりますが、それ以上に長打と四球が激減していることが深刻です。仮に3割打ったとしてもOPS等の指標はたいしたことないでは。


なるほど。こちらも鋭い御意見だと思います。確かに鉄平はこの2年、長打と四球、言い換えれば、IsoPとIsoDを著しく減らしているのです。コチラのエントリー参照。この2つの大幅改善が見込めないと、例え率を上げたとしても、OPSがリーグ平均を越えていくことは難しいのではないか? この御意見には唸らされました。鉄平が挑む2つの壁と言えそうですね。


次に、「規定打席」「打率」2つの視点で眺めてみます。


■2013年の鉄平、規定打席到達するか?しないか?
20130304DATA11.jpg


頂いた61票中、60.7%に当たる37票が「規定打席到達」に入っています。今季の鉄平の状態や手応えを口にするコメント、高いポテンシャルを見れば、十分にフルに活躍してくれる!してもらわないと!というファンの強い願いがこもっている、と言えそうです。


■2013年の鉄平、打率はいくつ?
20130304DATA12.jpg


61票中、最多27票は「打率.280~.290台」でした。

今回このアンケートでは完全復活の定義を率では「打率3割」としましたが、打率.280以上で完全復活とも言えるんですよね。統一球前の2010年リーグ平均打率は.270でしたが、導入元年の2011年は.251、2012年は.252。リーグ平均約2分下がっている状況を踏まえれば、従来の3割ラインは2割8分ラインに下がっていると捉えることができるからです。

「打率.300以上」の18票と合わせると、従来の3割ラインといえる「打率.280以上」は45票。61票の74%に当たり、いかに皆さんの多くが、今季の鉄平に熱い期待を寄せているか?よくわかる数字と言えそうです。


最後になりましたが、アンケートに御協力いただいた皆さん、ありがとうございました!^^

なお、アンケートの集計結果、頂いたコメント全ては下記URLで閲覧できます。

http://baseball.blogmura.com/board/enq/result15_58137_0.html


はたして、今季の鉄平はどのようなバッティングをみせてくれるでしょうか?
今季も、その1打席1打席が大きな注目の的になりそうです。
ぜひもう1度、あの頃のバッティングをみせてほしいところ!!

今年は機会があるたびにアンケートを多く実施していきたいと思っていますので、皆さん、ぜひお気軽にご参加ください。よろしくお願いします。



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【記録】 楽天 鉄平 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率(2012.12.12)

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【アンケート】楽天鉄平3度目の挑戦。2013年打率3割完全復活なるか?!

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バットに快音を取り戻せ!  楽天鉄平3年目の挑戦

2009年は首位打者、2010年は打率6位。楽天を代表するかつての3割打者・鉄平が、完全復活へ向けて3年目の挑戦に入ろうとしている。

この2年間、一時期快音を響かせ打率を上げることはあっても、しばらくすると元の木阿弥になってしまう。そんな鉄平の寂しい姿を我々ファンは何度も目撃してきた。私はその症状を個人的に「鉄平シンドローム」と呼んでいる。今年こそその病魔に打ち克つことができるのだろうか?

少し前までなら、完全復活は難しいだろうと懐疑的に考えていた。

2011年のときはそのうち元の鉄平に戻るはずと「確信」していた。それがスランプ2年目に入った2012年、私の心境は「期待」へと変わっていった。つまり自分の中での鉄平に対する期待度がランクダウンしたのだ。シーズンも消化が進んでいくと「諦め」の要素が入り混じるようになってきた。もう鉄平は3割打てないんじゃないか?・・・しだいに「期待」がしぼみ「諦め」が多くを支配するようになり、時節「絶望」に変わる瞬間も出てきた。

しかし、今季はまた違う様相を呈している。

キャンプインしてからニコニコ動画を通じて鉄平の動きをみたり、各種報道に接したりしていると、雲間から「確かな兆し」がチラリと顔をのぞかせることも増えてきたように感じるのだ。押しこまれていた「期待」が「諦め」を徐々に押し戻しつつあるというのが、今の私の心境なのだ。

先日、好調の要因が幾つか報道されていたので、下記に引用したい。





---引用開始---
【楽天】鉄平「素直に反応」釜田から“キャンプ1号”
(2013年2月7日06時00分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20130206-OHT1T00167.htm
(前略) 久米島特有の逆風を切り裂いて、大きな放物線が描かれた。釜田が登板したフリー打撃だった。キレのある直球を、右翼席へ運んだ。1軍投手の“生きた球”をサク越えしたのは今キャンプ初めて。「打てると思ってなかった。素直に反応できた」と納得の表情を見せた。

 調子が上がっている要因の一つは、WBC日本代表の立浪打撃コーチの助言にあった。1日に視察に訪れた際「前に突っ込みすぎ。前はできてたよ」との指摘を受けた。不調にあえいだ一昨年から、打撃フォームの改造を繰り返してきたが「こうありたいというイメージ自体が間違えていた。もともとあったいい方向に直していけばいい」と原点回帰に方針転換。確かな手応えをつかんでいる。(後略)
---引用終了--



---引用開始---
外野の定位置争い激化/残りの1枠しのぎ削る
(河北新報 2013年02月08日)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe165/20130208_01.htm
 東北楽天の外野の定位置争いが激化している。沖縄県久米島町で行われている春季キャンプでは、米大リーグ通算434本塁打の新外国人ジョーンズが打撃練習で持ち前の長打力をアピールし、昨季盗塁王の聖沢とともにレギュラーは確定的だ。残り1枠をめぐり鉄平、島内、牧田、枡田の4人がしのぎを削る。
 定位置奪取のポイントは「打つこと」(仁村チーフコーチ)。今キャンプで目を引くのが2009年の首位打者鉄平だ。フリー打撃で力強い打球を飛ばし、「今の段階では感じがいい」と手応えを口にする。
 11年から2シーズンは打率2割台に低迷するが、本来の力を発揮すれば、最短距離にいる。鉄平は「他の選手は関係ない。百パーセントのプレーを見せて、(首脳陣に)判断してもらう」と巻き返しを誓う。(後略)
---引用終了---


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鉄平が直面している新たな不安材料

草野アンバサダーのインタビューによると、今はバッティングでの割れ、つまりタイミングを取るときの上半身や下半身の使い方に意識を置いて取り組んでいるという。その取り組みが結果として表れたのか、9日の紅白戦では、初回戸村から一二塁間をゴロで破る右前安打を放つと、2回には左中間を深々と破っていく適時三塁打を記録。調子の良さをみせつけてくれた。

一方、新たに増えてしまった不安材料も存在する。前述した草野氏のインタビューで三十路を迎えてフィジカル面での変化を口にしているのだ。下記にその部分を文字起こししてみた。

鉄平「毎年、疲れがきて、それが取れてキレが増して実戦に入っていくという流れなんですけど、今年もそうだろうと思うんですけど、思ったより身体のピークがくるのが早かったですね」

草野「今年何歳になりましたっけ?」

鉄平「30になりました」

草野「三十路?」

鉄平「ありがとうございます」

草野「歳とったねー本当に早いねー」

鉄平「とりましたね。早いですね」

草野「30ぐらいからどんどん身体の疲れがとれなくなっていくよね。身体のケアしながらね」

鉄平「ちょっと感じますね」


鉄平は昨年12月に30歳を迎え、今年は31歳を迎える1年になる。

三十路を越えると、今まで感じなかった疲労感を感じるようになったり、身体のキレが鈍くなってきた感覚を感じたり・・・ということは、アスリートでなくても、皆さんも経験あるだろうが、私達一般人も感じるところである。

昨年12/9エントリーでは、2012年パリーグ打撃成績を年齢別でまとめ直す作業をおこなった。たった1年だけのデータを使用したので、信頼性には欠けるところはあるものの、その時の調査では30歳を迎える年に打率、OPSともにピークを迎え、31歳からは下落傾向が確認された。特に脂が乗り切った年という印象のある32歳、33歳の落ち込みが激しかった。

繰り返すようだが、鉄平は今年の12月で31歳を迎える。

今まで感じなかった身体の違和感を感じるようになり、その異変に戸惑ったまま1年を終えてしまうと、完全復活は難しくなるかもしれない。早いうちにその違和感をありのままの姿として受け入れ、うまく付き合う方法を見つけることができれば、逆に復活への手掛かりにもなるかもしれない。

統一球導入後、2年間もの長きに渡って苦しんできた姿をみると、3年目の挑戦が生半可な道のりではないことは容易に想像がつくところである。

統一球前夜・2010年はパリーグで規定打席到達者かつ打率3割をマークした選手は、西岡剛、田中賢介、今江敏晃、カブレラ、多村仁志、鉄平、川崎宗則、嶋基宏、中島裕之、小谷野栄一、栗山巧、糸井嘉男、坂口智隆と実に13人名を連ねていた。

ところが、統一球元年・2011年は、内川聖一、糸井嘉男、後藤光尊、栗山巧、本多雄一の5人。2年目・2012年は、角中勝也、中島裕之、糸井嘉男、内川聖一、田中賢介の5人。8名のべ10人しか記録することができていない「狭き門」「特権」になった。

ここで言う鉄平の完全復活の定義は、規定打席到達して打率3割を記録することとしたい。投高打低の環境下では打率.280台打てれば従来の3割と同等と言えるのだけれど、ここではあくまでも3割としたい。

はたして鉄平は今年3割を打つことができるのだろうか?

それとも「二度あることは三度ある」になってしまうのか?


現時点での星野プランは、9番・左翼・鉄平だ。もちろん、例年以上に熾烈なレギュラー争いが続いている。島内、牧田の有力候補に、中島、榎本も虎視眈々と狙っている。

また、シーズンに入っても、相手先発が左のときは右の牧田や中島が入るなど、併用が予想される。

昨年と比べて調子を上げてそれなりの率を残しても、ここ2年の結果で、場数が与えられるとは限らない状況にまでなってしまっている。例えば、そのままスタメンで使っていれば3割を超える結果になったであろうところが、併用したがために2割後半で数字が落ち着いてしまったという事態も考えられる。ただでさえ打線の下位起用だと打席に立つ回数自体が少なくなってしまうのに、スタメン出場が限られてしまうと、規定打席446打席以上を越えていくのは本当に困難になってしまう。

相手先発が右でも左でも関係なく使われるようになるには、練習試合やオープン戦で圧倒的な数字を残さなければならないと言えそうだ。それだからこそ、道のりは険しい。

そこで、アンケートを実施します!

【アンケート】楽天鉄平3度目の挑戦。2013年打率3割完全復活なるか?!

受付フォームは下記ブログ村のアンケートフォームになります。

http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_58137_0.html

できるだけ冷静かつ客観的に考えて判断して下さい。贔屓の引き倒しは御遠慮下さい。

ぜひ1人でも多くの皆さんの御意見をお待ちしております。

参考までに、ここ4年間の各種打撃スタッツの推移をグラフにしてみました。




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■楽天・鉄平 2008~2012年 打率 年度別推移
20130211DATA8.jpg


2011年リーグ平均を一気に割り込む非常事態発生も、2012年は平均付近まで戻してきている。


■楽天・鉄平 2008~2012年 OPS 年度別推移
20130211DATA9.jpg


打率はリーグ平均まで回復させることができていたが、OPSでは回復傾向なものの、いまだリーグ平均との差異がかなり大きいことが確認できる。


■楽天・鉄平 2008~2012年 IsoD 年度別推移
20130211DATA10.jpg


安打以外の出塁率を意味するIsoD。打率、OPSは2011年に底を打って、2012年はリーグ平均を目指しての回復への道のりになったが、IsoDは2011年、2012年と落ち込みが続いてしまっている。


■楽天・鉄平 2008~2012年 IsoP 年度別推移
20130211DATA11.jpg


純粋な長打力を表すIsoP。こちらもIsoD同様の傾向。首位打者獲得の2009年をピークに、2010年、2011年、2012年と右肩下がりという状況だ。


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【記録】 楽天 鉄平 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率

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1球ごとにコツコツ記録してきた観戦データ。シーズン終われば144試合分となり、ビッグデータとなる。現在、これをもとに、1軍で活躍した東北楽天主な選手の2012年ゾーン・コース打率をまとめている。

あわせて球種ごとの打率や空振り率、ゾーンOPSやゾーン空振り率も確認している。

ここまで、聖澤諒松井稼頭央中島俊哉牧田明久銀次まで終了した。

今回は、2年連続で打撃不振に悩まされてしまった、2009年のリーディングヒッター、鉄平を取り上げる。



■対右投手 年度別 打撃成績


リーグ平均以下に沈んだ打率、ようやく平均へ

3割打って当たり前の好打者が、統一球になってスランプに悩んでいる。

ただし、完全復活とはいかなかったが、その道は半ばまで着た。そのように信じたいところなのだ。

打率は下記のようにリーグ平均値まで戻してきている。来季こその完全復活へ向けて、ここに光明を見出したい気分なのだ


◎2009年=〔鉄平〕.333、〔リーグ平均〕.267
◎2010年=〔鉄平〕.318、〔リーグ平均〕.270
◎2011年=〔鉄平〕.228、〔リーグ平均〕.251
◎2012年=〔鉄平〕.251、〔リーグ平均〕.252


対右投手打率、前年と変わらず

しかし、投手の左右別で診れば、下記表のとおり、対右投手打率は.246から.244と変化がなかった。依然、右投手に苦しんでいる。

かつての鉄平は右投手に好成績を収めてきた。2006年、2009年、2010年は3割超え。2008年も3割目前の.295を記録した。数多くの長打も右投手から放ってきた。ところが、2011年以降、打率を約1割、OPSでは約3割落としてしまっている。

左打ちの鉄平にとって、右投手対戦成績は重要だ。今季の鉄平は、相手先発が右腕のときのスタメン率が65.9%(88試合中58試合)、左腕のときは41.1%(56試合中23試合)だった。相手が右投手時にスタメンで多く起用されていたのだ。

左打者は右投手を打って当たり前という風潮がある中、右投手対戦成績がこのまま低迷するようだと、立場を危うくしかねない。球界は右投手が多いため、トータルの数字を上げるためにも、右腕対策はマストなのだ。


■対右投手ゾーン・コース打率
打率.244、217打数53安打、1本塁打、29三振


大きく変動をみせるホットゾーン、苦手コース

得意なコース、苦手なコース、昨年から大きく変わったようだ。

下記配球図、水色網掛けをインコース、白地を真中、緑色網掛けアウトコースとすると、昨年と今年の推移はこのようになっている。


〔内角〕
◎2011年=打率.294、51打数15安打、0本塁打、8三振
◎2012年=打率.204、54打数11安打、0本塁打、10三振

〔真中〕
◎2011年=打率.370、46打数17安打、0本塁打、7三振
◎2012年=打率.263、57打数15安打、0本塁打、5三振

〔外角〕
◎2011年=打率.151、86打数13安打、0本塁打、4三振
◎2012年=打率.255、106打数27安打、1本塁打、14三振


このように、昨年は対右投手のとき「真中~内角」にかけて好成績を残し、「外角」の対応に苦しんだ。ところが、今年は「外角」で打率を1割上げてきたものの、前年良かった「真中~内角」で成績を落とすかたちになった。意識がアウトコースに注がれた結果、インコースがおろそかになってしまったのでは?と判断できる。

例年安定した成績を残す好打者は、苦手ゾーンの克服はあっても、ホットゾーンは大きく変わらない。それだけ自分の型があって、それで成功を収めてきているからだ。ところが、鉄平はそうではないことがデータが指し示している。




鉄平の代名詞、芸術級の内角打ちも完全復活ならず

右投手のインコース球を打ちにいって、バットに球が当たって打席結果が出た打球は、46個を数えた。そのうち74.0%に当たる34個がセンターからライト方向を記録。内野では投手、二塁、一塁、外野では中堅、右中間、右翼に飛んでおり、内角球はひっぱりにいくケースが多いと言える。

良い時は往時を偲ばせる腕を上手くたたむ名打撃をみせてくれた。一例を挙げると、8/9Kスタでのオリックス戦(○E7-4Bs)、2回2死3,1塁で寺原の速球を完璧に弾き返し、右前に矢のような先制打を放ってみせる。普通の打者なら差し込まれていてもおかしくはない内角高めの厳しいコースへの148キロだった。しかし、ダメな時は、芯をはずされたイージーゴロに凡退することも多かった。ここでのWH率は.261。なんだか煮え切らない数字となっている。


■対右投手ゾーンOPS
20121212DATA3.jpg

OPSで診る対右ホットゾーン=ストライクゾーン真中・外角高め


OPS診断でのホットゾーンは「ストライクゾーン真中・外角高め」、苦手は「ストライクゾーン内角中段・真中高め・外角低め」の3か所となっている。

次に空振り率を見てみよう。銀次と同様20%を越えてしまう最弱点と言えるゾーンは存在しない。ここに鉄平の非凡さを垣間みる思いをするものの、一方「低めボールゾーン」のほとんどで10%を超えている。詳細をみるとフォーク、チェンジアップ、シンカー、落ちる球種、沈む球種でバットが空を切ることが多かったようだ。


■対右投手ゾーン空振り率
20121212DATA7.jpg

「ただのボール」との対戦も

対右の球種打率を確認してみよう。下記表参照。

右投手は鉄平に速球(St+Sh)を52.2%、スライダーを12.5%投げてきた。

この2球種の成績を、前年から大きく改善できなかった点が、対右打率変化なしの結果につながっている。特に球種割合で5割を占める速球に対して、できれば3割の数字を残していきたいところなのだが。

◎2011年=〔速球〕.267、〔スライダー〕.290
◎2012年=〔速球〕.272、〔スライダー〕.333

チェンジアップやカーブといった緩急攻めの時によく多投される球種に対しても、苦しんでいたことがうかがえる。かつてはチェンジアップに上手くタイミングを合わせてヒットを量産していたのだが、今年は.172。タイミングをはずされ打ち損じたケースが圧倒的に多かった。

なお、表の最下記、球種欄に多田野とある。これは日本ハム・多田野数人が投げる、あの「ただのボール」のこと。
9/5東京ドームでの日本ハム戦(○E10-5F)の第1打席で、追い込まれてから投じれた「ただのボール」を打ちにいくも、平凡なピッチャーゴロに倒れている。(記憶の限りでは多田野が楽天戦で投げた2球目の「ただのボール」だった)


■対右投手球種打率
20121212DATA5.jpg

対左投手打率、改善へ

次に、左投手との対戦データを確認していこう。まずは年度別の打撃成績から。

左打者の役目は、まず第一に右投手をしっかり打つ。これが当たり前のようにできた上で、2番目に左投手からも成績を残していく。大まかに言えば、この2段階と言える。

かつての鉄平は右投手を当たり前のように打つことができていた。その鉄平が、2009年、2011年と.327(打率1位)、.318(同6位)の好成績を残すことができたのは、サウスポーを打ち砕くことができていたからだ。


■対左投手 年度別 打撃成績



ところが、統一球になって2011年は.198と低迷した。前年から1割率を下げてしまった。長打、四球の数も激減。昨年は左投手と119打席対戦してフォアボールは僅かに1つ。悩みを深くした鉄平の姿がありありと浮かんできそうだ。

昨年苦しんだ左投手との対戦だが、今年は打率は.198から.265へ、OPSは.456から.614へ。復活の兆しが出てきた。この改善が全体の打率をリーグ平均付近の.251まで戻す好因になったのだ。


■対左投手ゾーン・コース打率
打率.265、98打数26安打、0本塁打、16三振


左投手のスライダー打ちに成功

ヒット量産しなければならない真中のゾーンで23打数8安打の.346を残すことができた点が大きい。

さらに、言えば、左投手のスライダーに上手く対応できていた。下記で示した球種打率表のとおり、対左のスライダー打率は36打数13安打の.361。昨年はスライダーが打てなかった。40打数5安打で僅か.125に止まっていたのだ。

昨年はストライクゾーン枠内の甘いスライダーでも.143と低迷した。しかし、今年は.306と率も上々。

下記に、左投手スライダー時の配球図を掲載するが、このとおり、その改善が一目瞭然となった。昨年はストライクゾーンに入ってくる打ちごろのスライダーをファウルにしてしまうケースも多く、フィールドに飛んだ場合でも芯をはずされて凡打に倒れていた。しかし、今年はスライダーで鋭い当たりをみせており、アジャストするのに成功したと言える。復活の兆しと信じたい好材料の1つなのだ。

◎関連エントリ>〔記録〕09年パ首位打者の打撃不振をデータから探る(3)──鉄平が対左.198しか打てなかったその理由 (2012.1.19)

■2011年



■2012年


OPSで診る対左ホットゾーン=ストライクゾーン外角中段

ゾーンOPSで診ると、対左のホットゾーンは.933を記録した「ストライクゾーン外角中段」と言えそうだ。下記のゾーン空振り率の図が示すように、ここのゾーンには48球投げ込まれており、49球の「外角低めボールゾーン」に次ぐ2番目に多い球が投げ込まれたコースとなった。相手が多く投げてくるゾーンで好結果を残すことができた点は、朗報だ。


■対左投手ゾーンOPS
20121212DATA4.jpg


ゾーン空振り率に目を転じてみると、対右では1つもなかった20%超えのゾーンが2つでてきた。いずれも「外角低めボールゾーン」である。

上記図、水色で網掛けした2つの「外角低めボールゾーン」。ここで中でも多く空振りしているのがスライダーだ。ストライクゾーンからボールゾーンへと変化をみせる相手左腕の決め球と言える。対左スライダーの空振り率は全体で17.1%だったものの、「外角低めボールゾーン」のスライダー空振り率は34.2%と高すぎ。鉄平が手を焼いていたことが確認できる。


■対左投手ゾーン空振り率
20121212DATA8.jpg


しかし、左投手のスライダーをトータルで考えれば、打率も.361を残しており、昨年と比べれば一定の戦果をあげることができたと判断できそうだ。来季は、見逃せばボールになる誘いの外角低めスライダーをいかに見定めていくのか?が課題と言える。これができれば、統一球以降少なくなってしまったフォアボールの増加も期待できるというもの。2013年の鉄平に期待したい。


■対左投手球種打率
20121212DATA6.jpg


以上をまとめてみる。

■まとめ

〔全体〕
◎打率、改善傾向に・・・昨年はリーグ平均値を.023下まわる.228が、今年は.251。リーグ平均(.252)まで回復
◎速球打率3割を目指せ!・・・対右.272、対左.244。バッティングの基本、速球の打率3割が全体の数字を底上げする。

〔対右投手〕
◎対右で結果が残せないと、出場機会が限られてしまい、より一層苦しくなってしまう。
◎打率、変化なし・・・昨年.244⇒今年.246
◎得意・苦手ゾーンの大変化・・・昨年は内角強・外角弱⇒今年は内角弱・外角強。一定せず。
◎対右の内角打ちが煮え切らず・・・良い時もあるものの、悪い時も多し。WH率も.261と中途半端
◎チェンジアップ、カーブの球種打率1割台⇒緩急攻めに苦労していたフシあり。

〔対左投手〕
◎対左打率の上昇が全体の数字を押し上げた・・・前年.198⇒今年.265
◎ホットゾーン・・・ストライクゾーン外角中段
◎スライダー対応の改善が大きい・・・前年.125⇒今年.361。外角低めで空振り・三振多いも、ストライクゾーン枠内で好結果。
◎来季への課題はストライクからボールになるスライダーの見定め⇒四球増、出塁率増、期待。

【終】

◎◎◎関連記事◎◎◎
【記録】楽天 聖澤諒 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率
【記録】楽天 松井稼頭央 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率
【記録】楽天 中島俊哉 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率
【記録】楽天 牧田明久 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率
【記録】楽天 銀次 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率

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読書感想文を書きました>『セイバーメトリクス・マガジン1』『プロ野球ホントの実力』
『マガジン1』は“考える野球好き”にとって今オフ必読の1冊です。コチラで読書感想文を紹介しております
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