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〔分析〕楽天打線は好球必打できているのか?!──ストライクゾーン真中の球に対する打者の打撃詳細(スイング率、空振り数、ファウル数、打撃成績)

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金曜日、パリーグは週末、鹿児島、熊本で2連戦を戦うソフトバンクと楽天だけ移動日で試合がなく、2カードがおこなわれている。

シーズンが始まると「個人的に」移動日や雨で流れたり野球がない日の有難さが身に染みてくる。というのも、遅延している記録を集計したり、点検したりする日に当てることができるからだ。

ところで、メジャーの日程を確認していたら、ダルビッシュが所属するテキサスレンジャーズは8/10デトロイトタイガース戦を皮切りに8/29のタンパベイレイズ戦まで、ノンストップの20連戦が組まれている。ぼくのようなメジャーの記録好きは、いったいどうしているんだろう???(; ̄ー ̄A それに、NPBとは比べ物にならないほど、メジャーは記録したい衝動に駆られる魅力的なデータが沢山ある・・・


さて、今回は、楽天イーグルスの打者が、どれだけ好球必打を実行できているか?の一端をみるデータをまとめてみた。


20120420DATA3.jpg


上記配球図の赤の網掛け部分、
「ストライクゾーン真中」の打者別の打撃詳細だ。

バッター側からすれば絶好球である(注:中村真人選手は除く(笑)
ピッチャー側からすれば、ほぼ100%失投といえる球になる。

この「ストライクゾーン真中」の球に対して、投手が何球投げたのか?
そのうち打者はどのくらいの頻度でバットを振っていったのか?
バットをスイングしにいって、ファウル、空振りはどのくらいか?
フィールド内に飛んで打席結果が出たのはどのくらいか?

ということを調べてみたのが、下記表である。


■2012年 楽天イーグルス 打者別 ストライクゾーン真中 打撃詳細※2012年4/19終了時データ



まだ打席数が少ないため、各打者について、ああだこうだと寸評を加える時期ではない。もう少し推移を見守りたいと思う。

しかし、チーム全体でみると、色々なことが見えてくる。

比較対象とするため、楽天がここまで15試合戦ってきた対戦相手を「1つのチーム」として見なしたい。
そうすると、敵軍の数字は下記表になる。


■2012年 楽天の敵軍 ストライクゾーン真中 打撃詳細
※2012年4/19終了時データ
20120420DATA2.jpg


ダブルスコアの差がついたゾーン打率、ゾーンOPS

楽天のゾーン打率は50打数11安打の.220。一方、敵軍は46打数22安打の.478。
ゾーンOPSで比較すると、楽天が.580、敵軍が1.196。
両方ともダブルスコアの差がついてしまっている。

楽天のチーム全体のOPSが.600。これは当然だが、一般に打つのが難しいとされる外角低めなど全てのゾーンの合計のOPSだ。しかし、楽天の場合、ヒットになる確率がどのゾーンよりも高い「ストライクゾーン真中」OPSのほうが、チーム全体OPSより低いという珍現象が発生している。


積極性でも遅れを、スイングしにいっても捉えきれていない結果に

「ストライクゾーン真中」の球に対して、どのくらいの頻度でバットを振りにいっているのか?そのスイング率でも遅れをとっている。楽天は113球に対し76.1%に当たる86球でバットを振りにいった。一方、敵軍は93球の75球、80.6%である。

バットを振りにいって、90度のフィールド内に打球を飛ばすことができずファウルになってしまった率、これは敵軍が32.0%(75球のうち24球)に対し、楽天は86球のうち32球、37.2%と多いのだ。

最後に「ストライクゾーン真中」に投げられた球に対して、安打数はどのくらいの割合を占めるのか?をチェックするため、表の右端に「安打÷球数」を掲載したが、この値でも、楽天が9.7%、敵軍が23.7%と大きな差異が認められる。

バットを振っていくスイング率も低い、スイングしてダイアモンドに飛ばせることができずファウルになってしまう率も高い、ゾーン打率、OPSでもダブルスコアの差。以上のことから、今季ここまでの楽天打線は「ストライクゾーン真中」の好球必打はできていないと言えそうだ。

もちろん、楽天投手陣の責任もある。ど真ん中に投げ込んでしまっても、そうやすやすとヒットにされない球威を磨いてほしいと一方で思うものの、やはり、楽天打線が甘い球をしっかりしとめきれていないというイメージのほうが、どうしても大きい。

ただ、このまだ15試合終了時の途中結果だけを取って、アーリーワークの結果が出ていない、と診るのは、あまりにも時期尚早である点も付け加えておく。あくまでも、現段階ではこういうデータになっている、ということだ。

【終】

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