〔試合評〕2011年9月10日の日本ハム戦(田中vs斎藤佑)。楽天イーグルス選手への採点&寸評
スポンサーリンク
サッカー雑誌を見ると、ゲームレポートの中に10点満点で選手各々の採点と寸評が掲載されているのをよく見かける。
あの試みを野球でやってみたいなとかねてより思っていたのですが、なかなか重い腰があがらなかった。
昨日のメモリアルな一戦を、試しにやってみたいと思って、やってみました。
点数は10点満点。普通の出来のときは5.5を基準に、0.5の増減幅で採点してみました。
あわせて寸評も。これがなかなかやってみると難しいものでして....
~スタメン~
◎松井稼・・・4.5:良い当たりを飛ばす打席はあったものの4打席0出塁。1,3,7回とイニング先頭打者でまわるも出塁できず。9回1死2塁で小谷野のショートゴロをさばききれずにもたつき、失策。2塁走者の進塁は防いだものの、ピンチを広げる結果に。
◎内村・・・7.0:4打席2安打。1回の第1打席は松井稼凡退から高いバウンドのセカンド内野安打。飛んだコースが良かったのかもしれないが俊足飛ばしてもぎ取った出塁は、斎藤佑の警戒心を塁上に向けさせて楽天の先制点に。塁に出てからも高須の単打で1塁から3塁に進出する走塁を2度みせた。守備では1回1死での今浪のライナーをジャンピングキャッチ、6回先頭打者のスケールズの一二塁間を破るヒットに飛び付いていくなど、積極果敢。
◎高須・・・8.0:4打席全出塁(3安打1四球)。チームの4得点に大きく寄与。1回1死1塁の第1打席、追い込まれながらも、低めの縦スラの落ち際を上手く捌いて三遊間を抜く左前ヒット。先制点のお膳立て。3回2死での2打席目は追い込まれてからファウルで粘っての四球出塁。6回は先頭打者として外角高めの変化球をうまくおっつけてライトへ流す打撃で、斎藤佑攻略の突破口となった。
◎山崎・・・6.5:犠飛での1点と本人も認める最低限の仕事。しかし、田中が投げる試合での初回先制点を叩き出す犠牲フライは、他以上に価値ある一振りに。3得点となった6回、無死1塁では斎藤佑の変化球にタイミング合わずに追い込まれ、最後は詰まったライトへの飛球。
◎横川・・・6.0:4打数1二塁打。4回は先頭打者として右翼線沿いに痛烈なライナーツーベースでチャンスメイク。6回は1死1塁で一二塁間深いゾーンへ。ここはスケールズに回り込まれるも走者を進塁させるのに成功。進塁した走者は次打者ガルシアの適時打でホームを踏んでいるので、貴重な進塁打に。
◎ガルシア・・・7.0:斎藤も受けた鶴岡も悔やんでいたという「分かれ目の1球」、フォーク3連投の3球目、低めで難しい球だったかと思うけど巧く捉えてセンターに弾き返した。これが適時打となり、さらに楽天打線に火をつけるかたちに。4回無死2塁では走者を進塁させることができずに凡退に倒れたため気まずさが残ったが、最後に自身の一振りで取りかえしてみせた。守備では2回1死の稲葉の一塁線強襲ゴロを好守も、5回2死で陽のゴロをお手玉。
追記:頂いたコメントで発覚したのですが、なぜだか...抜け落ちてました (^_^;) ご指摘、ありがとうございました m(_ _)m
◎中村・・・7.0:4打数2安打1打点、1三振、1三塁打。チーム4得点のうち2得点に絡む活躍。3得点目のレフトフェンス直撃のスリーベースは大仕事だったが、2回1死2塁の場面でも、進塁打を打つ状況に応じた仕事はできている。
◎嶋・・・6.5:3打数1安打1打点。1打席目、2打席目は追い込まれてから低めの難しい球に手を出さざるを得なくなり、いずれも内野ゴロアウトで凡退も、3打席目の6回2死3塁、チーム4得点目のタイムリー。右方向への「らしい」ライナー性のヒッティングをみせた。守りの面では田中を好リードで支える。6回2死3塁で4盤・小谷野には高めのストレートで押して追い込み、目線を上げさせたところで最後は落とす好配球。思わず解説の阿波野氏も「もうこれは完璧なリードと田中の投球ですね」とコメント。
◎聖澤・・・6.0:3打数0安打。2打席目は甘い球を捉えショート頭上を襲うライナーも今浪の好守備に阻まれてしまい、ヒット1本損をしたかたちになったが、2回得点圏での1打席目、6回の3打席目はいずれも斎藤の球を低めに集めて打たせて取るピッチングの餌食に。守備では3回2死1塁でスケールズのセンター前に落ちようかというフライヒット性の飛球を懸命に前進してダイビングキャッチする好守備をみせる。確かに良いプレーではあったが、抜ければ1失点という場面だっただけに、結果オーライの守備ともいえ、微妙。
◎田中・・・9.0:9回1失点の好投。「役者が違った」「これが4年間の差」という投球になった。最後の最後、二岡に絶好球を見送られての押し出し1失点は画竜点睛を欠いた感はあるものの、本人も相当悔しがっていたものの、その悔しがり方にも余裕感が感じられ、遂にここまできたかという圧巻の内容。4回の得点圏では自身の好フィールディングで難を切り抜け、この試合にかける集中力の高さを披歴した場面になった。
~途中出場~
◎西村・・・5.5:6回2死1塁で1塁打者走者のガルシアに代わっての代走出場、その後ファースト守備に。次打者・中村のレフトフェンス直撃のスリーベースで本塁を踏む。
◎岩村・・・5.5:7回2死3,1塁で1塁打者走者・高須に代わっての代走出場、その後、サードの守備に。ここでは山崎のセカンド併殺打でアウト。
◎◎◎関連記事◎◎◎
・田中将大vs斎藤佑樹。夢の競演の結末は...:9/10(土)○楽4-1日
---------------------------------------------------------
初めて当ブログにお越し頂いた方、何度か当ブログに閲覧頂いている皆様。もしブログの内容を気に入って頂けましたらRSSリーダーの登録よろしくお願いします
---------------------------------------------------------
最後まで読んで頂き、有難うございます。(o'ー'o)ノ各種ブログランキングに参加中。更新の励みになりますのでクリックお願いします。ブログ村は長らく「楽天イーグルス部門」1位。

にほんブログ村



SEO対策:楽天イーグルスSEO対策:東北楽天ゴールデンイーグルス


サッカー雑誌を見ると、ゲームレポートの中に10点満点で選手各々の採点と寸評が掲載されているのをよく見かける。
あの試みを野球でやってみたいなとかねてより思っていたのですが、なかなか重い腰があがらなかった。
昨日のメモリアルな一戦を、試しにやってみたいと思って、やってみました。
点数は10点満点。普通の出来のときは5.5を基準に、0.5の増減幅で採点してみました。
あわせて寸評も。これがなかなかやってみると難しいものでして....
~スタメン~
◎松井稼・・・4.5:良い当たりを飛ばす打席はあったものの4打席0出塁。1,3,7回とイニング先頭打者でまわるも出塁できず。9回1死2塁で小谷野のショートゴロをさばききれずにもたつき、失策。2塁走者の進塁は防いだものの、ピンチを広げる結果に。
◎内村・・・7.0:4打席2安打。1回の第1打席は松井稼凡退から高いバウンドのセカンド内野安打。飛んだコースが良かったのかもしれないが俊足飛ばしてもぎ取った出塁は、斎藤佑の警戒心を塁上に向けさせて楽天の先制点に。塁に出てからも高須の単打で1塁から3塁に進出する走塁を2度みせた。守備では1回1死での今浪のライナーをジャンピングキャッチ、6回先頭打者のスケールズの一二塁間を破るヒットに飛び付いていくなど、積極果敢。
◎高須・・・8.0:4打席全出塁(3安打1四球)。チームの4得点に大きく寄与。1回1死1塁の第1打席、追い込まれながらも、低めの縦スラの落ち際を上手く捌いて三遊間を抜く左前ヒット。先制点のお膳立て。3回2死での2打席目は追い込まれてからファウルで粘っての四球出塁。6回は先頭打者として外角高めの変化球をうまくおっつけてライトへ流す打撃で、斎藤佑攻略の突破口となった。
◎山崎・・・6.5:犠飛での1点と本人も認める最低限の仕事。しかし、田中が投げる試合での初回先制点を叩き出す犠牲フライは、他以上に価値ある一振りに。3得点となった6回、無死1塁では斎藤佑の変化球にタイミング合わずに追い込まれ、最後は詰まったライトへの飛球。
◎横川・・・6.0:4打数1二塁打。4回は先頭打者として右翼線沿いに痛烈なライナーツーベースでチャンスメイク。6回は1死1塁で一二塁間深いゾーンへ。ここはスケールズに回り込まれるも走者を進塁させるのに成功。進塁した走者は次打者ガルシアの適時打でホームを踏んでいるので、貴重な進塁打に。
◎ガルシア・・・7.0:斎藤も受けた鶴岡も悔やんでいたという「分かれ目の1球」、フォーク3連投の3球目、低めで難しい球だったかと思うけど巧く捉えてセンターに弾き返した。これが適時打となり、さらに楽天打線に火をつけるかたちに。4回無死2塁では走者を進塁させることができずに凡退に倒れたため気まずさが残ったが、最後に自身の一振りで取りかえしてみせた。守備では2回1死の稲葉の一塁線強襲ゴロを好守も、5回2死で陽のゴロをお手玉。
追記:頂いたコメントで発覚したのですが、なぜだか...抜け落ちてました (^_^;) ご指摘、ありがとうございました m(_ _)m
◎中村・・・7.0:4打数2安打1打点、1三振、1三塁打。チーム4得点のうち2得点に絡む活躍。3得点目のレフトフェンス直撃のスリーベースは大仕事だったが、2回1死2塁の場面でも、進塁打を打つ状況に応じた仕事はできている。
◎嶋・・・6.5:3打数1安打1打点。1打席目、2打席目は追い込まれてから低めの難しい球に手を出さざるを得なくなり、いずれも内野ゴロアウトで凡退も、3打席目の6回2死3塁、チーム4得点目のタイムリー。右方向への「らしい」ライナー性のヒッティングをみせた。守りの面では田中を好リードで支える。6回2死3塁で4盤・小谷野には高めのストレートで押して追い込み、目線を上げさせたところで最後は落とす好配球。思わず解説の阿波野氏も「もうこれは完璧なリードと田中の投球ですね」とコメント。
◎聖澤・・・6.0:3打数0安打。2打席目は甘い球を捉えショート頭上を襲うライナーも今浪の好守備に阻まれてしまい、ヒット1本損をしたかたちになったが、2回得点圏での1打席目、6回の3打席目はいずれも斎藤の球を低めに集めて打たせて取るピッチングの餌食に。守備では3回2死1塁でスケールズのセンター前に落ちようかというフライヒット性の飛球を懸命に前進してダイビングキャッチする好守備をみせる。確かに良いプレーではあったが、抜ければ1失点という場面だっただけに、結果オーライの守備ともいえ、微妙。
◎田中・・・9.0:9回1失点の好投。「役者が違った」「これが4年間の差」という投球になった。最後の最後、二岡に絶好球を見送られての押し出し1失点は画竜点睛を欠いた感はあるものの、本人も相当悔しがっていたものの、その悔しがり方にも余裕感が感じられ、遂にここまできたかという圧巻の内容。4回の得点圏では自身の好フィールディングで難を切り抜け、この試合にかける集中力の高さを披歴した場面になった。
~途中出場~
◎西村・・・5.5:6回2死1塁で1塁打者走者のガルシアに代わっての代走出場、その後ファースト守備に。次打者・中村のレフトフェンス直撃のスリーベースで本塁を踏む。
◎岩村・・・5.5:7回2死3,1塁で1塁打者走者・高須に代わっての代走出場、その後、サードの守備に。ここでは山崎のセカンド併殺打でアウト。
◎◎◎関連記事◎◎◎
・田中将大vs斎藤佑樹。夢の競演の結末は...:9/10(土)○楽4-1日
---------------------------------------------------------
初めて当ブログにお越し頂いた方、何度か当ブログに閲覧頂いている皆様。もしブログの内容を気に入って頂けましたらRSSリーダーの登録よろしくお願いします
---------------------------------------------------------
最後まで読んで頂き、有難うございます。(o'ー'o)ノ各種ブログランキングに参加中。更新の励みになりますのでクリックお願いします。ブログ村は長らく「楽天イーグルス部門」1位。

にほんブログ村



SEO対策:楽天イーグルスSEO対策:東北楽天ゴールデンイーグルス

- 関連記事
-
- 〔試合評〕2011年9月11日の日本ハム20回戦(山崎の劇的2ランでダル登板試合に勝利)の楽天イーグルス選手への採点&寸評
- 〔試合評〕2011年9月10日の日本ハム戦(田中vs斎藤佑)。楽天イーグルス選手への採点&寸評
- 〔試合評〕2011年9月10日(土)○楽天イーグルス4-1日本ハム。田中将大vs斎藤佑樹。夢の競演の結末は...
スポンサーサイト
