【試合評】 2011年5月22日(日) ●楽天イーグルス1-9中日ドラゴンズ。観戦が時間のムダだった今季ワーストゲーム候補。
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中日ドラゴンズとの第1回戦、書き記す言葉もない無残な大敗、一方的なワンサイドゲームに終わった。
先発に岩隈とラズナーを欠く楽天投手陣。ローテの谷間となったこのゲーム、星野監督はなんと小山伸一郎投手を先発に起用してきた。ちょうど1週間前5/15ロッテ戦で負傷退場したラズナーの後を受け、1回途中からマウンドにあがって見事なピッチングで初勝利に輝いたのはまだ記憶に鮮明だ。あの試合評でもっと大事に使ってほしいと書いたが、一転、先発への大抜擢となった。
ところが、結果を言ってしまえば、この起用は大抜擢すぎた。星野監督からしてみれば、奇襲作戦のつもりだったのだろうが、実際はドラゴンズ打線に全く通用せず、さんざんな返り打ちに遭ってしまった。
1回に5失点、さらに二番手の菊池も3失点、4回にも三番手の片山が1点を失う。これだけの大量点差をつけられてしまったら、得点力不足の楽天打線には微塵の望みも期待できない。
この日はTBCラジオの実況中継に耳を傾けていたが、5回終了時に我慢ならず、聞くのを止めてしまった。こんな思いになったのは、昨年の9/3西武19回戦以来かもしれない。
あの試合は、先発・長谷部が1回に1番・片岡、2番・栗山、3番・中島に連続四球、4番・フェルナンデスに押し出し四球で1点を失い、さらに5番・中村に満塁弾を浴び、2回にも大量点を奪われて1回2/3で9失点でKO、試合は楽4-14西と一方的なワンサイドゲームになった。
これでチーム成績は32試合14勝17敗1分、借金3。5月月間成績は5勝11敗1分(借金6)、交流戦成績2勝3敗となった。
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●楽天イーグルス9-1中日ドラゴンズ〔1回戦〕

■ハイライト映像
楽天のスタメンは、1番・聖澤(中)、2番・松井稼(遊)、3番・草野(三)、4番・山崎(一)、5番・高須(ニ)、6番・鉄平(右)、7番・嶋(捕)、8番・大廣(左)、9番・小山(先発)。
中日のオーダーは、1番・荒木(遊)、2番・井端(ニ)、3番・森野(三)、4番・和田(左)、5番・ブランコ(一)、6番・平田(中)、7番・グスマン(右)、8番・谷繁(捕)、9番・吉見(先発)。
星野監督の小山「大抜擢」は裏目に出た。プロ2年目の2000年8/31広島戦以来、通算4度目となった先発マウンドであるから、なかなか難しかったのかもしれない。
よく評論家などは救援でマウンドに上がる心づもりで1イニングずつ抑えていけばいいということを言うが、言うは易しで実際はかなりハードルの高いことなのかもしれない。
さらに、交流戦に小山を先発起用する狙いがあったのなら、紅白戦やオープン戦、練習試合で先発適性を試しておく必要性もあったのでは?と思う。ぼくの手元にある記録はオープン戦のみだが、少なくともオープン戦での先発登板は無かった。
とはいえ、このゲームの敗因は、やはり、先発の小山が初回、打者11人に3四球・5本のヒットを浴びてしまったことにつきる。
今日の小山は腕が振れていなかったのだろう、ボールとストライクの差がはっきりしていたということも、ストライク率が47.5%しかなかったことからも推測できる。差がはっきりしていたから、低めのウイニングショット、シンカーもみきわめられてしまったのかもしれない。
二番手の菊池も、三番手の片山も先頭打者の出塁を許し、四球がらみで悪い点の失い方をしてしまった。
良かった探しをすれば、有銘が2イニングをゼロで抑えたこと、横川が2安打したことぐらい、か。
どうも波に乗り切れない東北楽天ゴールデンイーグルス。同じ仙台を本拠地とするベガルタ仙台がJ1で目覚ましい活躍をしているのとは、あまりにも対照的な現状である。【終】
■中日・吉見一起の配球図、ストライク率、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球

【ストライク率】
※打席結果に関わらずストライク枠内に入った球の割合
全体52.9%、直球52.1%、変化球53.7%
【球種割合】
球数102>St48、Sl34、Sh8、Fo12
vs左打者69球>St33、Sl20、Sh6、Fo10
vs右打者33球>St15、Sl14、Sh2、Fo2
■楽天・小山伸一郎の配球図、ストライク率、球種割合
【配球図】

【ストライク率】
全体47.5%、直球55.9%、変化球36.0%
【球種割合】
球数59>St34、Sl16、Sin9
vs左打者11球>St5、Sl2、Sin4
vs右打者48球>St29、Sl14、Sin5
■両軍の打席結果とカウント推移表



「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
配球図のマス目に番号を割り当てていきます。向かって一番左上(左打者の内角高めボールゾーン)から、
1、2、3、4、5
6、7、8、9、10
11、12、13、14、15
16、17、18、19、20
21、22、23、24、25
となります。そのうちストライクゾーンが、7、8、9、12、13、14、17、18、19になります。
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中日ドラゴンズとの第1回戦、書き記す言葉もない無残な大敗、一方的なワンサイドゲームに終わった。
先発に岩隈とラズナーを欠く楽天投手陣。ローテの谷間となったこのゲーム、星野監督はなんと小山伸一郎投手を先発に起用してきた。ちょうど1週間前5/15ロッテ戦で負傷退場したラズナーの後を受け、1回途中からマウンドにあがって見事なピッチングで初勝利に輝いたのはまだ記憶に鮮明だ。あの試合評でもっと大事に使ってほしいと書いたが、一転、先発への大抜擢となった。
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1回に5失点、さらに二番手の菊池も3失点、4回にも三番手の片山が1点を失う。これだけの大量点差をつけられてしまったら、得点力不足の楽天打線には微塵の望みも期待できない。
この日はTBCラジオの実況中継に耳を傾けていたが、5回終了時に我慢ならず、聞くのを止めてしまった。こんな思いになったのは、昨年の9/3西武19回戦以来かもしれない。
あの試合は、先発・長谷部が1回に1番・片岡、2番・栗山、3番・中島に連続四球、4番・フェルナンデスに押し出し四球で1点を失い、さらに5番・中村に満塁弾を浴び、2回にも大量点を奪われて1回2/3で9失点でKO、試合は楽4-14西と一方的なワンサイドゲームになった。
これでチーム成績は32試合14勝17敗1分、借金3。5月月間成績は5勝11敗1分(借金6)、交流戦成績2勝3敗となった。
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●楽天イーグルス9-1中日ドラゴンズ〔1回戦〕

■ハイライト映像
楽天のスタメンは、1番・聖澤(中)、2番・松井稼(遊)、3番・草野(三)、4番・山崎(一)、5番・高須(ニ)、6番・鉄平(右)、7番・嶋(捕)、8番・大廣(左)、9番・小山(先発)。
中日のオーダーは、1番・荒木(遊)、2番・井端(ニ)、3番・森野(三)、4番・和田(左)、5番・ブランコ(一)、6番・平田(中)、7番・グスマン(右)、8番・谷繁(捕)、9番・吉見(先発)。
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今日の小山は腕が振れていなかったのだろう、ボールとストライクの差がはっきりしていたということも、ストライク率が47.5%しかなかったことからも推測できる。差がはっきりしていたから、低めのウイニングショット、シンカーもみきわめられてしまったのかもしれない。
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■中日・吉見一起の配球図、ストライク率、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球

【ストライク率】
※打席結果に関わらずストライク枠内に入った球の割合
全体52.9%、直球52.1%、変化球53.7%
【球種割合】
球数102>St48、Sl34、Sh8、Fo12
vs左打者69球>St33、Sl20、Sh6、Fo10
vs右打者33球>St15、Sl14、Sh2、Fo2
■楽天・小山伸一郎の配球図、ストライク率、球種割合
【配球図】

【ストライク率】
全体47.5%、直球55.9%、変化球36.0%
【球種割合】
球数59>St34、Sl16、Sin9
vs左打者11球>St5、Sl2、Sin4
vs右打者48球>St29、Sl14、Sin5
■両軍の打席結果とカウント推移表



「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
配球図のマス目に番号を割り当てていきます。向かって一番左上(左打者の内角高めボールゾーン)から、
1、2、3、4、5
6、7、8、9、10
11、12、13、14、15
16、17、18、19、20
21、22、23、24、25
となります。そのうちストライクゾーンが、7、8、9、12、13、14、17、18、19になります。
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