〔記録〕楽天イーグルス 聖澤諒 聖沢諒 選手 通算盗塁履歴 (2014年シーズン終了時データ)
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※2014年シーズン終了時データ。通算171盗塁は現役選手ランキング8位
自分はそんなに足が速いと思っていない。でも盗塁ができないなとお手上げのピッチャー、キャッチャーはいない──聖澤諒
プロに入る前は、100盗塁出来るなんて思ってませんでしたが、チャンスを広げられるような盗塁をこれからも1つ1つ積み重ねていきたいと思います──2012.4.4ブログより
(盗塁を研究するようになったのは)プロに入ってからですね。プロに入った当初は打撃が悪かったので、プロでごはんを食べるため、足を武器にごはんを食べようと思って、研究しました──2011年12月、地元・長野でのトークショーで
《通算》
◎通算盗塁数:176個
◎通算盗塁死:48個
◎通算盗塁企図数:224回
◎通算盗塁成功率:78.6%
◎本塁生還数:65回
◎本塁生還率:(盗塁企図が起点)29.0%、(盗塁成功が起点)36.9%
《年度別》
(カッコ)内はパリーグ順位
◎2008年:企図数6、盗塁数5、盗塁死1、盗塁成功率83.3%
◎2009年:企図数17(13)、盗塁数15(11)、盗塁死2、盗塁成功率88.2%
◎2010年:企図数30(7)、盗塁数24(7)、盗塁死6、盗塁成功率80.0%
◎2011年:企図数68(2)、盗塁数52(2)、盗塁死16、盗塁成功率76.5%
◎2012年:企図数65(1)、盗塁数54(1)、盗塁死11、盗塁成功率83.1%
◎2013年:企図数29(5)、盗塁数21(8)、盗塁死8、盗塁成功率72.4%
◎2014年:企図数9、盗塁数5、盗塁死4、盗塁成功率55.6%
2011年の盗塁死16のうち4つは、牽制球に誘い出されて2塁タッチアウト(記録上は盗塁死)になったもので、もったいなかったと言えるかもしれない。その他に牽制球で1塁タッチアウトになったのが(これは盗塁死にはならない)記憶している限り、6/28にホールトンにやられたのがある。
2012年は盗塁企図数は前年より3個減らしたが、前年より盗塁死として記録される牽制死が減ったこと等もあり、盗塁成功率は上昇した。特に後半戦23個の盗塁企図のうち失敗が1つという点は、驚異的。2年連続50盗塁はNPB史上12人目の快挙。
2013年は腰痛等もあったが、MJ砲の加入等によるチーム事情等で積極的に仕掛けることはなくなった。企図数、盗塁数はレギュラーを取った2010年~2013年の中で最低。盗塁成功率はキャリアワースト。・・・ということを考えると、2013年は走って良い場面が限定されていた、あるいはグリーンライトではなくベンチサインで走っていた可能性も否定できない。
翌2014年、さらにその数を減らしている。
《本塁生還率》
◎2008年:(盗塁企図が起点)33.3%、(盗塁成功が起点)40.0%
◎2009年:(盗塁企図が起点)17.6%、(盗塁成功が起点)20.0%
◎2010年:(盗塁企図が起点)36.7%、(盗塁成功が起点)45.8%
◎2011年:(盗塁企図が起点)26.5%、(盗塁成功が起点)34.6%
◎2012年:(盗塁企図が起点)38.5%、(盗塁成功が起点)46.3%
◎2013年:(盗塁企図が起点)13.8%、(盗塁成功が起点)19.0%
◎2014年:(盗塁企図が起点)22.2%、(盗塁成功が起点)40.0%
2010年はシーズン終盤近くまで盗塁はベンチサインだった。2011年、2012年はグリーンライト。
初の盗塁王を獲得した2012年の本塁生還率は過去最多。聖澤選手の盗塁が、チームの得点にしっかり結びついていたことが確認できる。一転、2013年の本塁生還数は僅かに4と、聖澤の足がチームの得点に絡むことがめっきり減った。
《vs球団別》
◎ソフトバンク・・・成功率78.2%、企図55、成功43、失敗12
◎オリックス・・・成功率79.5%、企図44、成功35、失敗9
◎西武・・・成功率70.0%、企図30、成功21、失敗9
◎ロッテ・・・成功率80.8%、企図26、成功21、失敗5
◎日本ハム・・・成功率93.3%、企図30、成功28、失敗2
◎パリーグ合計・・・成功率80.0%、企図185、成功148、失敗37
◎横浜/DeNA・・・成功率8.3.%、企図12、成功10、失敗2 ※2012年5/26に高崎─黒羽根バッテリーに2度刺されている。聖澤が1試合で2盗塁死したのはこのときが初で唯一。
◎中日・・・成功率75.0%、企図8、成功6、失敗2
◎ヤクルト・・・成功率50.0%、企図6、成功3、失敗3
◎広島・・・成功率62.5%、企図8、成功5、失敗3
◎巨人・・・成功率80.0%、企図5、成功4、失敗1
◎セリーグ合計・・・成功率71.8%、企図39、成功28、失敗11
※阪神相手にまだ走ったことがない。
聞くところによると、聖澤選手いわくソフトバンクの投手はクセがあって走り易いとか。
《vs投手別》
◎寺原隼人(Bs/H)・・・企図9、成功8、失敗1 ※失敗は2012年5/11オリックス戦
◎帆足和幸(L)・・・企図9、成功4、失敗5 ※失敗は2回銀仁朗、1回星孝(=牽制球に誘いだされて失敗)、2回は山崎
◎木佐貫洋(Bs)・・・企図8、成功6、失敗2 ※失敗の2つはいずれも捕手・鈴木
◎武田勝(F)・・・企図6、成功6 ※全て大野、全て二盗
◎岩崎翔(H)・・・企図6、成功5、失敗1
◎ホールトン(H)・・・企図6、成功6 ※うち2回は捕手・細川、2回は田上、1回は山崎と阿部。ホールトンの許盗塁成功率は高いことで有名
◎ファルケンボーグ(H)・・・企図5、成功3、失敗2 ※うち3回は捕手・田上(2成1失)
◎中山慎也(Bs)・・・企図5、成功3、失敗2
◎攝津正(H)・・・企図5、成功3、失敗2
◎西口文也(L)・・・企図4、成功4 ※細川と銀仁朗が2回ずつ。08年から1年に1つずつ。
◎渡辺俊介(M)・・・企図4、成功3、失敗1
◎唐川侑己(M)・・・企図4、成功3、失敗1 ※全て里崎
◎吉見祐治(M)・・・企図4、成功3、失敗1
◎和田毅(H)・・・企図3、成功2、失敗1 ※失敗1は牽制球に誘い出されてのもの
◎藤岡好明(H)・・・企図3、成功3
◎大隣憲司(H)・・・企図3、成功3
◎ペニー(H)・・・企図3、成功3 ※全て2012年4/4強風吹き荒れるKスタ。聖澤の足がペニーに帰国を決断させたと言っても過言ではない。捕手は細川。
◎斉藤佑樹(F)・・・企図3、成功3
◎野上亮磨(L)・・・企図3、成功2、失敗1
◎外国人投手・・・企図43、成功33、失敗10 ※カタカタ名のみ
《vs捕手別》
◎細川亨(L/H)・・・企図26、成功20、失敗6 ※2011年以降18盗塁を成功
◎炭谷銀仁朗(L)・・・企図21、成功15、失敗6 ※失敗6のうち1つは牽制死
◎鈴木郁洋(Bs)・・・企図18、成功14、失敗4 ※うち企図6は木佐貫、5企図は寺原
◎里崎智也(M)・・・企図16、成功14、失敗2 ※2011年に8盗塁成功
◎山崎勝己(H)・・・企図14、成功10、失敗4
◎大野奨太(F)・・・企図14、成功13、失敗1 ※うち企図6は武田勝
◎田上秀則(H)・・・企図12、成功11、失敗1 ※うち企図3はファルケンボーグ
◎伊藤光(Bs)・・・企図11、成功9、失敗2
◎鶴岡慎也(F)・・・企図13、成功9、失敗4 ※うち失敗3は2014年
◎日高剛(Bs)・・・企図8、成功7、失敗1
◎斉藤俊雄(M/Bs)・・・企図7、成功5、失敗2
◎石原慶幸(C)・・・企図7、成功4、失敗3
◎相川亮二(S)・・・企図6、成功3、失敗3
◎細山田武史(YB/DeNA)・・・企図5、成功5
◎谷繁元信(D)・・・企図5、成功4、失敗1
◎阿部慎之助(G)・・・企図5、成功4、失敗1
◎高谷裕亮(H)・・・企図4、成功4
◎金澤岳(M)・・・企図4、成功3、失敗1
◎星孝典(L)・・・企図3、成功2、失敗1
◎黒羽根利規(YB/DeNA)・・・企図2、失敗2 ※2012年5/26に2度刺された
《vsバッテリー別》
◎木佐貫─鈴木(Bs)・・・企図6回、成功4、失敗2
◎武田勝─大野(F)・・・企図6回、成功6
◎寺原─鈴木(Bs)・・・企図5回、成功4、失敗1
◎岩崎─細川(H)・・・企図4回、成功4
◎帆足─銀仁朗(L)・・・企図4回、成功2、失敗2
◎ファルケンボーグ─田上(H)・・・企図3回、成功2、失敗1
◎ペニー─細川(H)・・・企図3回、成功3
《vs投手の左右別》
◎右投手・・・成功率80.5%、企図154、成功124、失敗30
◎左投手・・・成功率74.3%、企図70回、成功52、失敗18
やはり、例に漏れず、聖澤選手も左投手に分が悪い。前述したように2011年に(記録上盗塁死となるのも含めて)5回牽制球でアウトになっているが、そのいずれもが左投手時だった。一方、日本ハムの左腕、武田勝との相性は良く、ここまで6回企図して全て成功させている。
2013年の対左投手盗塁成功率は50.0%だった。成功4、失敗4(三振ゲッツー2)
《三盗》
◎全体:企図18、成功16、失敗2、盗塁成功率89.5%
◎2009年:企図1、成功1、失敗0、盗塁成功率100.0%
◎2010年:企図1、成功1、失敗0、盗塁成功率100.0%
◎2011年:企図4、成功2、失敗2、盗塁成功率50.0%
◎2012年:企図12、成功12、失敗0、盗塁成功率100.0%
◎2013年:なし
◎2014年:企図1、成功1、失敗0、盗塁成功率100.0%
2012年の最大の進化として三盗の激増が挙げられる。しかも失敗はゼロ。
シーズン二桁三盗はNPBで1997年西武・松井稼頭央以来の快挙。
《ダブルスチール》
◎2010年9/24日本ハム戦の1回1死2,1塁、1塁走者・山崎武司と
◎2011年7/1ロッテ戦の1回1死2,1塁、2塁走者・松井稼頭央と
◎2011年7/30ロッテ戦の8回1死2,1塁、1塁走者・内村賢介と
◎2011年9/24ソフトバンク戦の8回1死2,1塁、2塁走者・鉄平と
◎2012年4/4ソフトバンク戦の3回1死2,1塁、1塁走者・銀次と
◎2012年5/11オリックス戦の5回1死2,1塁、1塁走者・高須洋介と
◎2012年6/20DeNA戦の6回1死2,1塁、1塁走者・銀次と
◎2012年6/22ロッテ戦の3回1死2,1塁、1塁走者・銀次と
◎2012年7/13日本ハム戦の1回2死2,1塁、1塁走者枡田と
ここまで9例の盗塁企図があり、いずれも成功を収めている。ダブルスチールが仕掛けられたアウト・塁状況は大半が1死2,1塁。
《1試合3盗塁》
1試合3盗塁はここまで4度ある。
◎2012年4/4ソフトバンク戦(Kスタ)
◎2012年5/6ソフトバンク戦(ヤフーD)
◎2012年5/11オリックス戦(京セラD) ※この試合は4企図。1試合4企図はプロ初
◎2012年8/9オリックス戦(Kスタ)
《1イニング内2盗塁》
◎2012年4/26オリックス戦の5回、2死3,1塁からニ盗を成功させると、2死2塁から三盗を決めている
◎2012年5/11オリックス戦の5回、1死1塁からニ盗、その後、1死2,1塁から三盗成功。
◎2012年7/13日本ハム戦の1回、2死1塁からニ盗、その後、2死2,1塁から三盗(重盗)成功。
◎2012年8/9オリックス戦の5回、1死1塁からニ盗、1死2塁から三盗を決めた。
◎2012年10/2ソフトバンク戦の4回、2死1塁からニ盗、2死2塁から三塁へスチールを決めている。
《ポストシーズンの盗塁記録》
◎2013年10/27日本シリーズでの巨人戦、1点リードの7回2死1塁、岡島打席時に澤村─阿部バッテリーから二盗成功。(少なくとも)2球牽制を受けた直後にヘッドスライディングで決めてみせた。直後、岡島のタイムリーヒットで本塁生還。この1点がチーム2点目になり、スコア2-1で勝利したことから、貴重なスチールになった。
◆◆◆聖澤諒 通算盗塁履歴◆◆◆
※2014年シーズン終了時データ
※点差の「同」は同点、「0」は0-0。
※備考欄の「代走」は代走出場で盗塁、「重盗」はダブルスチール、「牽制」は牽制死
■2008年

■2009年

■2010年

■2011年


■2012年


■2013年

■2014年

◎◎◎関連記事◎◎◎
・〔記録〕楽天 聖澤諒選手、プロ5年通算150盗塁の快挙達成。NPB史上20人目、2000年以降4人目のスピード記録!(2012.10.8)
・〔記録〕楽天・聖澤諒が成し遂げた「NPB史上12人目」の快挙とは?(2012.9.29)
・〔記録/比較〕2年連続パリーグ盗塁王・本多雄一も及ばない2位・楽天・聖澤諒の“韋駄天ぶり”とは?!(2011.10.26)
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※2014年シーズン終了時データ。通算171盗塁は現役選手ランキング8位
自分はそんなに足が速いと思っていない。でも盗塁ができないなとお手上げのピッチャー、キャッチャーはいない──聖澤諒
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《通算》
◎通算盗塁数:176個
◎通算盗塁死:48個
◎通算盗塁企図数:224回
◎通算盗塁成功率:78.6%
◎本塁生還数:65回
◎本塁生還率:(盗塁企図が起点)29.0%、(盗塁成功が起点)36.9%
《年度別》
(カッコ)内はパリーグ順位
◎2008年:企図数6、盗塁数5、盗塁死1、盗塁成功率83.3%
◎2009年:企図数17(13)、盗塁数15(11)、盗塁死2、盗塁成功率88.2%
◎2010年:企図数30(7)、盗塁数24(7)、盗塁死6、盗塁成功率80.0%
◎2011年:企図数68(2)、盗塁数52(2)、盗塁死16、盗塁成功率76.5%
◎2012年:企図数65(1)、盗塁数54(1)、盗塁死11、盗塁成功率83.1%
◎2013年:企図数29(5)、盗塁数21(8)、盗塁死8、盗塁成功率72.4%
◎2014年:企図数9、盗塁数5、盗塁死4、盗塁成功率55.6%
2011年の盗塁死16のうち4つは、牽制球に誘い出されて2塁タッチアウト(記録上は盗塁死)になったもので、もったいなかったと言えるかもしれない。その他に牽制球で1塁タッチアウトになったのが(これは盗塁死にはならない)記憶している限り、6/28にホールトンにやられたのがある。
2012年は盗塁企図数は前年より3個減らしたが、前年より盗塁死として記録される牽制死が減ったこと等もあり、盗塁成功率は上昇した。特に後半戦23個の盗塁企図のうち失敗が1つという点は、驚異的。2年連続50盗塁はNPB史上12人目の快挙。
2013年は腰痛等もあったが、MJ砲の加入等によるチーム事情等で積極的に仕掛けることはなくなった。企図数、盗塁数はレギュラーを取った2010年~2013年の中で最低。盗塁成功率はキャリアワースト。・・・ということを考えると、2013年は走って良い場面が限定されていた、あるいはグリーンライトではなくベンチサインで走っていた可能性も否定できない。
翌2014年、さらにその数を減らしている。
《本塁生還率》
◎2008年:(盗塁企図が起点)33.3%、(盗塁成功が起点)40.0%
◎2009年:(盗塁企図が起点)17.6%、(盗塁成功が起点)20.0%
◎2010年:(盗塁企図が起点)36.7%、(盗塁成功が起点)45.8%
◎2011年:(盗塁企図が起点)26.5%、(盗塁成功が起点)34.6%
◎2012年:(盗塁企図が起点)38.5%、(盗塁成功が起点)46.3%
◎2013年:(盗塁企図が起点)13.8%、(盗塁成功が起点)19.0%
◎2014年:(盗塁企図が起点)22.2%、(盗塁成功が起点)40.0%
2010年はシーズン終盤近くまで盗塁はベンチサインだった。2011年、2012年はグリーンライト。
初の盗塁王を獲得した2012年の本塁生還率は過去最多。聖澤選手の盗塁が、チームの得点にしっかり結びついていたことが確認できる。一転、2013年の本塁生還数は僅かに4と、聖澤の足がチームの得点に絡むことがめっきり減った。
《vs球団別》
◎ソフトバンク・・・成功率78.2%、企図55、成功43、失敗12
◎オリックス・・・成功率79.5%、企図44、成功35、失敗9
◎西武・・・成功率70.0%、企図30、成功21、失敗9
◎ロッテ・・・成功率80.8%、企図26、成功21、失敗5
◎日本ハム・・・成功率93.3%、企図30、成功28、失敗2
◎パリーグ合計・・・成功率80.0%、企図185、成功148、失敗37
◎横浜/DeNA・・・成功率8.3.%、企図12、成功10、失敗2 ※2012年5/26に高崎─黒羽根バッテリーに2度刺されている。聖澤が1試合で2盗塁死したのはこのときが初で唯一。
◎中日・・・成功率75.0%、企図8、成功6、失敗2
◎ヤクルト・・・成功率50.0%、企図6、成功3、失敗3
◎広島・・・成功率62.5%、企図8、成功5、失敗3
◎巨人・・・成功率80.0%、企図5、成功4、失敗1
◎セリーグ合計・・・成功率71.8%、企図39、成功28、失敗11
※阪神相手にまだ走ったことがない。
聞くところによると、聖澤選手いわくソフトバンクの投手はクセがあって走り易いとか。
《vs投手別》
◎寺原隼人(Bs/H)・・・企図9、成功8、失敗1 ※失敗は2012年5/11オリックス戦
◎帆足和幸(L)・・・企図9、成功4、失敗5 ※失敗は2回銀仁朗、1回星孝(=牽制球に誘いだされて失敗)、2回は山崎
◎木佐貫洋(Bs)・・・企図8、成功6、失敗2 ※失敗の2つはいずれも捕手・鈴木
◎武田勝(F)・・・企図6、成功6 ※全て大野、全て二盗
◎岩崎翔(H)・・・企図6、成功5、失敗1
◎ホールトン(H)・・・企図6、成功6 ※うち2回は捕手・細川、2回は田上、1回は山崎と阿部。ホールトンの許盗塁成功率は高いことで有名
◎ファルケンボーグ(H)・・・企図5、成功3、失敗2 ※うち3回は捕手・田上(2成1失)
◎中山慎也(Bs)・・・企図5、成功3、失敗2
◎攝津正(H)・・・企図5、成功3、失敗2
◎西口文也(L)・・・企図4、成功4 ※細川と銀仁朗が2回ずつ。08年から1年に1つずつ。
◎渡辺俊介(M)・・・企図4、成功3、失敗1
◎唐川侑己(M)・・・企図4、成功3、失敗1 ※全て里崎
◎吉見祐治(M)・・・企図4、成功3、失敗1
◎和田毅(H)・・・企図3、成功2、失敗1 ※失敗1は牽制球に誘い出されてのもの
◎藤岡好明(H)・・・企図3、成功3
◎大隣憲司(H)・・・企図3、成功3
◎ペニー(H)・・・企図3、成功3 ※全て2012年4/4強風吹き荒れるKスタ。聖澤の足がペニーに帰国を決断させたと言っても過言ではない。捕手は細川。
◎斉藤佑樹(F)・・・企図3、成功3
◎野上亮磨(L)・・・企図3、成功2、失敗1
◎外国人投手・・・企図43、成功33、失敗10 ※カタカタ名のみ
《vs捕手別》
◎細川亨(L/H)・・・企図26、成功20、失敗6 ※2011年以降18盗塁を成功
◎炭谷銀仁朗(L)・・・企図21、成功15、失敗6 ※失敗6のうち1つは牽制死
◎鈴木郁洋(Bs)・・・企図18、成功14、失敗4 ※うち企図6は木佐貫、5企図は寺原
◎里崎智也(M)・・・企図16、成功14、失敗2 ※2011年に8盗塁成功
◎山崎勝己(H)・・・企図14、成功10、失敗4
◎大野奨太(F)・・・企図14、成功13、失敗1 ※うち企図6は武田勝
◎田上秀則(H)・・・企図12、成功11、失敗1 ※うち企図3はファルケンボーグ
◎伊藤光(Bs)・・・企図11、成功9、失敗2
◎鶴岡慎也(F)・・・企図13、成功9、失敗4 ※うち失敗3は2014年
◎日高剛(Bs)・・・企図8、成功7、失敗1
◎斉藤俊雄(M/Bs)・・・企図7、成功5、失敗2
◎石原慶幸(C)・・・企図7、成功4、失敗3
◎相川亮二(S)・・・企図6、成功3、失敗3
◎細山田武史(YB/DeNA)・・・企図5、成功5
◎谷繁元信(D)・・・企図5、成功4、失敗1
◎阿部慎之助(G)・・・企図5、成功4、失敗1
◎高谷裕亮(H)・・・企図4、成功4
◎金澤岳(M)・・・企図4、成功3、失敗1
◎星孝典(L)・・・企図3、成功2、失敗1
◎黒羽根利規(YB/DeNA)・・・企図2、失敗2 ※2012年5/26に2度刺された
《vsバッテリー別》
◎木佐貫─鈴木(Bs)・・・企図6回、成功4、失敗2
◎武田勝─大野(F)・・・企図6回、成功6
◎寺原─鈴木(Bs)・・・企図5回、成功4、失敗1
◎岩崎─細川(H)・・・企図4回、成功4
◎帆足─銀仁朗(L)・・・企図4回、成功2、失敗2
◎ファルケンボーグ─田上(H)・・・企図3回、成功2、失敗1
◎ペニー─細川(H)・・・企図3回、成功3
《vs投手の左右別》
◎右投手・・・成功率80.5%、企図154、成功124、失敗30
◎左投手・・・成功率74.3%、企図70回、成功52、失敗18
やはり、例に漏れず、聖澤選手も左投手に分が悪い。前述したように2011年に(記録上盗塁死となるのも含めて)5回牽制球でアウトになっているが、そのいずれもが左投手時だった。一方、日本ハムの左腕、武田勝との相性は良く、ここまで6回企図して全て成功させている。
2013年の対左投手盗塁成功率は50.0%だった。成功4、失敗4(三振ゲッツー2)
《三盗》
◎全体:企図18、成功16、失敗2、盗塁成功率89.5%
◎2009年:企図1、成功1、失敗0、盗塁成功率100.0%
◎2010年:企図1、成功1、失敗0、盗塁成功率100.0%
◎2011年:企図4、成功2、失敗2、盗塁成功率50.0%
◎2012年:企図12、成功12、失敗0、盗塁成功率100.0%
◎2013年:なし
◎2014年:企図1、成功1、失敗0、盗塁成功率100.0%
2012年の最大の進化として三盗の激増が挙げられる。しかも失敗はゼロ。
シーズン二桁三盗はNPBで1997年西武・松井稼頭央以来の快挙。
《ダブルスチール》
◎2010年9/24日本ハム戦の1回1死2,1塁、1塁走者・山崎武司と
◎2011年7/1ロッテ戦の1回1死2,1塁、2塁走者・松井稼頭央と
◎2011年7/30ロッテ戦の8回1死2,1塁、1塁走者・内村賢介と
◎2011年9/24ソフトバンク戦の8回1死2,1塁、2塁走者・鉄平と
◎2012年4/4ソフトバンク戦の3回1死2,1塁、1塁走者・銀次と
◎2012年5/11オリックス戦の5回1死2,1塁、1塁走者・高須洋介と
◎2012年6/20DeNA戦の6回1死2,1塁、1塁走者・銀次と
◎2012年6/22ロッテ戦の3回1死2,1塁、1塁走者・銀次と
◎2012年7/13日本ハム戦の1回2死2,1塁、1塁走者枡田と
ここまで9例の盗塁企図があり、いずれも成功を収めている。ダブルスチールが仕掛けられたアウト・塁状況は大半が1死2,1塁。
《1試合3盗塁》
1試合3盗塁はここまで4度ある。
◎2012年4/4ソフトバンク戦(Kスタ)
◎2012年5/6ソフトバンク戦(ヤフーD)
◎2012年5/11オリックス戦(京セラD) ※この試合は4企図。1試合4企図はプロ初
◎2012年8/9オリックス戦(Kスタ)
《1イニング内2盗塁》
◎2012年4/26オリックス戦の5回、2死3,1塁からニ盗を成功させると、2死2塁から三盗を決めている
◎2012年5/11オリックス戦の5回、1死1塁からニ盗、その後、1死2,1塁から三盗成功。
◎2012年7/13日本ハム戦の1回、2死1塁からニ盗、その後、2死2,1塁から三盗(重盗)成功。
◎2012年8/9オリックス戦の5回、1死1塁からニ盗、1死2塁から三盗を決めた。
◎2012年10/2ソフトバンク戦の4回、2死1塁からニ盗、2死2塁から三塁へスチールを決めている。
《ポストシーズンの盗塁記録》
◎2013年10/27日本シリーズでの巨人戦、1点リードの7回2死1塁、岡島打席時に澤村─阿部バッテリーから二盗成功。(少なくとも)2球牽制を受けた直後にヘッドスライディングで決めてみせた。直後、岡島のタイムリーヒットで本塁生還。この1点がチーム2点目になり、スコア2-1で勝利したことから、貴重なスチールになった。
◆◆◆聖澤諒 通算盗塁履歴◆◆◆
※2014年シーズン終了時データ
※点差の「同」は同点、「0」は0-0。
※備考欄の「代走」は代走出場で盗塁、「重盗」はダブルスチール、「牽制」は牽制死
■2008年

■2009年

■2010年

■2011年


■2012年


■2013年

■2014年

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