【戦評】 満員御礼のなか初陣飾った平石新体制「所信表明」の初白星~2018年6月17日○楽天イーグルス8-0阪神
スポンサーリンク
◎コテコテの巨人ファンがナベツネ教を脱会し、東北楽天ゴールデンイーグルスに一目惚れしたその理由
熱気に包まれた交流戦最後のホームゲーム。
イーグルスは満員御礼2万6千人超の大歓声を背に、「新体制の門出」にふさわしい「所信表明の勝利」を飾った。
スコアは8-0、今季7度目の零封勝利だ。
「とにかく熱く、いきいきと」。
ゲーム前、梨田監督の突然の辞任で動揺隠せないナインを前に、平石監督代行が熱く説いた思いが結実。
投打ガッチリかみ合い、満員御礼の本拠地に今季初めての勝利を届けることができた。
見どころは、ホームラン3本の華々しい競演だろう。
1試合3本塁打以上は、昨年の同時期には6度を数えていた。
しかし今季は5/26ソフトバンク戦(●E3-4H)以来ようやくの2度目。
口火を切ったのは2回、5番・銀次だ。
4/19ソフトバンク戦(○E3-1H)以来の今季2号は、先制決勝2ランになっている。
この一発、本当に大きかったと思う。
というのは、苦手打破の一撃になったからだ。
阪神先発・才木は身長189cmの長身右腕。
しかし、打率.243の銀次は、上背189cm以上投手との対戦では34打席で打率.154に低迷、上から投げ下ろす角度のある球に苦しんでいたのだ。
ところが、この場面では真っ向スイングで攻略!
ボール先行2-0からの145キロ速球を、みごとな一閃で右中間スタンドに突き刺していく!
あのような爽快なスイングは打った本人も久しぶりの感触だったはずで、僕らファンも本当に久しぶりに目撃したと思う。
4回は6番・アマダー、7番・藤田が2者連続の競演になった。
惜しかったのは、8番・ディクソンだ。
一発狙いの一撃は、惜しくも左中間フェンス直撃のヒット。
一気に2塁を狙うが憤死、このときにふくらはぎを痛めて途中交代した。
ディクソンの今後が心配だが、「幻の球団史上3度目の3者連続ホームラン」という胸高鳴る見せ場を演じた。
アマダーの場合、銀次と同様、身長189cm以上投手に今季は打率.176だった。
そのなか、風にも乗せて右方向へ運ぶ8号ソロは、1軍復帰後の6試合ではやくも3発の量産になっている。
ここで注目は、銀次からディクソンまで、結果球は全て速球だった点。
前述したように、才木は長身右腕、かつ投球フォームも二段モーションを取り入れた独特のものだった。
6/13中日戦(●E3-6D)では同じく二段モーションの小笠原に苦しんたばかりだった。
そのため、初見の打者にはタイミングが取りづらいことが危惧されたが、銀次は1打席目、残り3者は2打席目でしっかりアジャストしてきたのだ。
(下記へつづく)
両軍のスタメン
阪神=1番・糸原(二)、2番・高山(中)、3番・福留(左)、4番・糸井(右)、5番・中谷(一)、6番・鳥谷(三)、7番・伊藤(指)、8番・長坂(捕)、9番・()、先発・才木(右投)
楽天=1番・田中(中)、2番・茂木(遊)、3番・島内(右)、4番・今江(三)、5番・銀次(一)、6番・アマダー(指)、7番・藤田(二)、8番・ディクソン(左)、9番・嶋(捕)、先発・美馬(右投)
ブログ村投票のお願い
皆さんの1票がブログ継続運営と
楽天プレーデータ集計の原動力になります

にほんブログ村


◎「観る野球から考える野球へ。選手がノートを持ってノムさんの講義を受けるみたいな感覚が常にあるメルマガです。こちらを読むようになってから、本棚に野球の関連本が増えました」(東海在住40代男性さん)
得点がホームランだけで終わらなかったのも、光明だ。
3発中2発は、年間数発止まりの「計算の立たない打者による一発」である。
彼らの一発が今後も続くわけがなない。
その意味では、翌5回に“一発なし”で奪った4得点こそ、貴重な得点になった。
スピードを活かしたスリリングな攻撃になった。
先頭の1番・田中が価値大の四球出塁。
フルカウント勝負の外角低め際どい速球を見きわめた。
2年目の田中は、選球眼も着実に改善傾向にある。
全打席に占める四球の割合は、昨年はリーグ平均を下回ったが、今年はリーグ平均値付近まで上げてきた。
■田中和基 年度別の四球率
(カッコ)内はリーグ平均値
2017年 5.1% (8.3%)
2018年 8.4% (8.7%)
その後、2番・茂木の三塁線へのバントヒットが絶妙!
茂木のバント安打は、2016年4/1西武戦の捕バ安、同年9/6西武戦の捕バ安以来、2年ぶり3度目。
若鷲の成長感じさせる四球と、相手の意表を突く奇襲攻撃で無死2,1塁を作ると、打席は3番・島内へ。
その島内は2試合連続でバント送れず、2ストライクに追い込まれてしまう。
やむなく強攻に出た当たりは打ち上げてしまい、センター高山が定位置からやや後方に下がり、前向きで捕球した「飛距離不十分の飛球」だったのだ。
ガクッ・・・としたその瞬間、2塁走者・田中が果敢なタッチアップ三進!
島内の失敗をリカバリーする勇気ある好走塁をみせ、1塁走者・茂木も続いて2塁を陥れた。
外野からの返球のほうが速いタイミングに思われたが、その送球が3塁に滑り込む田中に当たりファウルゾーンに逸れたことでセーフになり、1死3,2塁の好機を作ることに成功した。
こういう光景、珍しいなあと感じた読者の皆さんもいたはずだ。
じつは今季の楽天、、、
◎日々の情報源に加えたいあなたの「鷲好き度」をグッと後押しする楽天応援マガジン!
...続きは、メルマガ&note読者のあなたに読んでほしい!
今年も“東北”に恋したい!2018年、あなたの野球観、変わります。
新規読者さん、ただいま大募集中!
▼noteはこちらからどうぞ! とにかくスマホで閲覧できて、見やすい仕様が良い!という方にオススメ!
まぐまぐ《スポーツ・アウトドア》有料ランキングTOP10入り!
反響続出! 読者さんのリアルな感想!
2017年はnote、直接販売を含めて60名近くの読者さんと4年ぶりAクラスを見守りました。その読者さんからいただいた生の感想を、一部ご紹介したいます。
「観る野球から考える野球へ。選手がノートを持ってノムさんの講義を受けるみたいな感覚が常にあるメルマガです。データを駆使して結論をみちびくスタイルは他にもありますが、より具体的で分かりやすい。こちらを読むようになってから、本棚に野球本が増えました」
(東海在住40代男性さん)
「勝ってもおごらず、負けてもくじけず!と思えることが、購読の利点です。試合評を拝読すると、ひとつひとつのプレーに込められた“意図”を感じることができます。また、2軍戦や育成試合のデータは、若鷲好きの私をワクワクさせてくださいます」
(東北在住40代女性さん)
「スポーツ新聞には少ない、データに基づいたゲーム評が読めて、プロ野球全体に目を配りながらイーグルス視点で分析しているので、ファンとして存分に楽しめます」
(中国在住30代男性さん)
「膨大なデータから一筋の解を見つけ出す『ストーリー作成能力』や、真のバント成功率などの実態をより反映した『指標作成能力』は、本業の学会発表や論文執筆の際に大変参考にさせて頂いております」
(関東在住20代男性さん)
当てはまる方、ぜひお試しあれ!
さあ、あなたも、読者登録をしよう!
迷えるあなたに朗報! まぐまぐの初月無料サービスは、新規読者登録した当該月のコンテンツを全て無料試読いただけます。
まぐまぐからのご登録はコチラをクリック。
なお、メルマガは銀行振込でも対応しております。まずはメ-ルアドレスなどご連絡先を明記の上、本稿のコメント欄にて鍵付きメッセージでお問合せ下さい。
さらなる詳しい御案内はコチラ
以上、一連の詳しい御案内はコチラに書きました。


満員御礼の本拠地に届けた今季初勝利
◎コテコテの巨人ファンがナベツネ教を脱会し、東北楽天ゴールデンイーグルスに一目惚れしたその理由
熱気に包まれた交流戦最後のホームゲーム。
イーグルスは満員御礼2万6千人超の大歓声を背に、「新体制の門出」にふさわしい「所信表明の勝利」を飾った。
スコアは8-0、今季7度目の零封勝利だ。
「とにかく熱く、いきいきと」。
ゲーム前、梨田監督の突然の辞任で動揺隠せないナインを前に、平石監督代行が熱く説いた思いが結実。
投打ガッチリかみ合い、満員御礼の本拠地に今季初めての勝利を届けることができた。
見どころは、ホームラン3本の華々しい競演だろう。
1試合3本塁打以上は、昨年の同時期には6度を数えていた。
しかし今季は5/26ソフトバンク戦(●E3-4H)以来ようやくの2度目。
口火を切ったのは2回、5番・銀次だ。
4/19ソフトバンク戦(○E3-1H)以来の今季2号は、先制決勝2ランになっている。
この一発、本当に大きかったと思う。
というのは、苦手打破の一撃になったからだ。
阪神先発・才木は身長189cmの長身右腕。
しかし、打率.243の銀次は、上背189cm以上投手との対戦では34打席で打率.154に低迷、上から投げ下ろす角度のある球に苦しんでいたのだ。
ところが、この場面では真っ向スイングで攻略!
ボール先行2-0からの145キロ速球を、みごとな一閃で右中間スタンドに突き刺していく!
あのような爽快なスイングは打った本人も久しぶりの感触だったはずで、僕らファンも本当に久しぶりに目撃したと思う。
4回は6番・アマダー、7番・藤田が2者連続の競演になった。
惜しかったのは、8番・ディクソンだ。
一発狙いの一撃は、惜しくも左中間フェンス直撃のヒット。
一気に2塁を狙うが憤死、このときにふくらはぎを痛めて途中交代した。
ディクソンの今後が心配だが、「幻の球団史上3度目の3者連続ホームラン」という胸高鳴る見せ場を演じた。
アマダーの場合、銀次と同様、身長189cm以上投手に今季は打率.176だった。
そのなか、風にも乗せて右方向へ運ぶ8号ソロは、1軍復帰後の6試合ではやくも3発の量産になっている。
ここで注目は、銀次からディクソンまで、結果球は全て速球だった点。
前述したように、才木は長身右腕、かつ投球フォームも二段モーションを取り入れた独特のものだった。
6/13中日戦(●E3-6D)では同じく二段モーションの小笠原に苦しんたばかりだった。
そのため、初見の打者にはタイミングが取りづらいことが危惧されたが、銀次は1打席目、残り3者は2打席目でしっかりアジャストしてきたのだ。
(下記へつづく)
両軍のスタメン
阪神=1番・糸原(二)、2番・高山(中)、3番・福留(左)、4番・糸井(右)、5番・中谷(一)、6番・鳥谷(三)、7番・伊藤(指)、8番・長坂(捕)、9番・()、先発・才木(右投)
楽天=1番・田中(中)、2番・茂木(遊)、3番・島内(右)、4番・今江(三)、5番・銀次(一)、6番・アマダー(指)、7番・藤田(二)、8番・ディクソン(左)、9番・嶋(捕)、先発・美馬(右投)
ブログ村投票のお願い
皆さんの1票がブログ継続運営と
楽天プレーデータ集計の原動力になります

にほんブログ村


一発なしで挙げた1イニング4得点は今季2度目
◎「観る野球から考える野球へ。選手がノートを持ってノムさんの講義を受けるみたいな感覚が常にあるメルマガです。こちらを読むようになってから、本棚に野球の関連本が増えました」(東海在住40代男性さん)
得点がホームランだけで終わらなかったのも、光明だ。
3発中2発は、年間数発止まりの「計算の立たない打者による一発」である。
彼らの一発が今後も続くわけがなない。
その意味では、翌5回に“一発なし”で奪った4得点こそ、貴重な得点になった。
スピードを活かしたスリリングな攻撃になった。
先頭の1番・田中が価値大の四球出塁。
フルカウント勝負の外角低め際どい速球を見きわめた。
2年目の田中は、選球眼も着実に改善傾向にある。
全打席に占める四球の割合は、昨年はリーグ平均を下回ったが、今年はリーグ平均値付近まで上げてきた。
■田中和基 年度別の四球率
(カッコ)内はリーグ平均値
2017年 5.1% (8.3%)
2018年 8.4% (8.7%)
その後、2番・茂木の三塁線へのバントヒットが絶妙!
茂木のバント安打は、2016年4/1西武戦の捕バ安、同年9/6西武戦の捕バ安以来、2年ぶり3度目。
若鷲の成長感じさせる四球と、相手の意表を突く奇襲攻撃で無死2,1塁を作ると、打席は3番・島内へ。
その島内は2試合連続でバント送れず、2ストライクに追い込まれてしまう。
やむなく強攻に出た当たりは打ち上げてしまい、センター高山が定位置からやや後方に下がり、前向きで捕球した「飛距離不十分の飛球」だったのだ。
ガクッ・・・としたその瞬間、2塁走者・田中が果敢なタッチアップ三進!
島内の失敗をリカバリーする勇気ある好走塁をみせ、1塁走者・茂木も続いて2塁を陥れた。
外野からの返球のほうが速いタイミングに思われたが、その送球が3塁に滑り込む田中に当たりファウルゾーンに逸れたことでセーフになり、1死3,2塁の好機を作ることに成功した。
こういう光景、珍しいなあと感じた読者の皆さんもいたはずだ。
じつは今季の楽天、、、
◎日々の情報源に加えたいあなたの「鷲好き度」をグッと後押しする楽天応援マガジン!
...続きは、メルマガ&note読者のあなたに読んでほしい!
今年も“東北”に恋したい!2018年、あなたの野球観、変わります。
新規読者さん、ただいま大募集中!
▼noteはこちらからどうぞ! とにかくスマホで閲覧できて、見やすい仕様が良い!という方にオススメ!
まぐまぐ《スポーツ・アウトドア》有料ランキングTOP10入り!
反響続出! 読者さんのリアルな感想!
2017年はnote、直接販売を含めて60名近くの読者さんと4年ぶりAクラスを見守りました。その読者さんからいただいた生の感想を、一部ご紹介したいます。
「観る野球から考える野球へ。選手がノートを持ってノムさんの講義を受けるみたいな感覚が常にあるメルマガです。データを駆使して結論をみちびくスタイルは他にもありますが、より具体的で分かりやすい。こちらを読むようになってから、本棚に野球本が増えました」
(東海在住40代男性さん)
「勝ってもおごらず、負けてもくじけず!と思えることが、購読の利点です。試合評を拝読すると、ひとつひとつのプレーに込められた“意図”を感じることができます。また、2軍戦や育成試合のデータは、若鷲好きの私をワクワクさせてくださいます」
(東北在住40代女性さん)
「スポーツ新聞には少ない、データに基づいたゲーム評が読めて、プロ野球全体に目を配りながらイーグルス視点で分析しているので、ファンとして存分に楽しめます」
(中国在住30代男性さん)
「膨大なデータから一筋の解を見つけ出す『ストーリー作成能力』や、真のバント成功率などの実態をより反映した『指標作成能力』は、本業の学会発表や論文執筆の際に大変参考にさせて頂いております」
(関東在住20代男性さん)
当てはまる方、ぜひお試しあれ!
- 野球の奥深さ、楽しみ方を広げたいキミに
- 楽天選手の新たな特徴を新発見したいあなた
- 「ファン目線の喜怒哀楽」を体感したい鷲ファン
さあ、あなたも、読者登録をしよう!
迷えるあなたに朗報! まぐまぐの初月無料サービスは、新規読者登録した当該月のコンテンツを全て無料試読いただけます。
まぐまぐからのご登録はコチラをクリック。
なお、メルマガは銀行振込でも対応しております。まずはメ-ルアドレスなどご連絡先を明記の上、本稿のコメント欄にて鍵付きメッセージでお問合せ下さい。
さらなる詳しい御案内はコチラ
以上、一連の詳しい御案内はコチラに書きました。

- 関連記事
-
- 【戦評】 復活を目指す「打者・嶋基宏」夏場の熱闘~2018年7月17日○楽天イーグルス6-1ロッテ
- 【戦評】 満員御礼のなか初陣飾った平石新体制「所信表明」の初白星~2018年6月17日○楽天イーグルス8-0阪神
- 【戦評】 梨田はナシダ!の交流戦開幕3連敗~2018年6月1日●楽天イーグルス2-5ヤクルト
スポンサーサイト

テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ