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【試合評】 戸村健次4回途中11安打6失点。覚醒したはずのトムケンが大炎上したその理由とは~2015年5月10日●楽天イーグルス1-10ソフトバンク

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戸村健次、散々・・・



先発・戸村が大炎上した。4回途中11安打6失点。派手にゲームを壊した。

戸村は立ち上がりから精彩を欠いた。1回裏には3本のシングルヒットを打たれて2死満塁のピンチ。松田を外のカットボールで空三振に切ったが、1回だけで28球。苦しい立ち上がりを余儀なくされた。

翌2回裏には4本の長短打を集中され、2失点した。1死後、8番・福田にインコースのスライダーを巧打でツーベースにされ、1死2塁。しかし、直後、福田の三盗を嶋が刺し、2死走者無し。女房役のアシストにより、ピンチの芽を摘み取ったかに見えた。事実、2死走者無しからのNPB平均得点確率は僅かに6.0%。しかし、続く鶴岡とのフルカウント勝負でフォアボールを出してしまったところから、事態は急変する。

その後の僅か5球で、1番・今宮、2番・中村、3番・柳田の上位打線に、あれよあれよの3連打を浴び、2死満塁で柳田に浴びたライト左へのクリーンヒットが、2点適時打になった。(楽0-2ソ)

3回裏は先頭打者に出塁を許し、2死2塁~3,1塁~3,2塁の危機を招いたが、要所で踏ん張った戸村。しかし、1番・今宮から始まった打者3巡目の翌4回裏、安打四球で無死2,1塁のピンチを招くと、3番・柳田に2打席連続のタイムリー。内川を討ち取った後の1死2,1塁、5番・李大浩に痛恨の3ランショットを浴びた。4/29から9試合連続安打、この間は37打数17安打5ホーマーの打率.455。当たりに当たっている強打者に、初球カットボールがど真中に入る失投。簡単に一閃された飛球が左中間ホームランテラスへ吸い込まれていく、戸村を沈める一撃になっている。(楽0-6ソ)

地元・宮城の星も・・・



大久保監督、ここで戸村を諦め、二番手に今野を投入。

2013年ドラフトで支配下選手でセパ12球団で一番最後の指名となった“残りもの右腕”。以前、残りものに福はあるのか?ということで、ドラフト一番最後指名になった選手のその後を調べてみたことがあった。実力の世界。入団時のドラフト順位は関係ないと言われるが、現実はなかなかどうして厳しいものがあった。そのことを分かっているので、なおさら好投を期待せずにはいられなかったが、先頭打者にツーベースを浴びた回またぎの翌5回、内川犠飛、松田3ランで4点を失い、イーグルスは完全に万事休した。 (楽0-10ソ)

◎プロ野球、残りものに福はあるのか? 楽天・今野龍太の挑戦を応援する! (2014.11.4)


いつも以上に球速があったスタンリッジの真っすぐに手を焼く



相手先発はスタンリッジ。阪神時代の2011年6/19から楽天戦で4連勝中の鷲キラーに、イヌワシ打線はこの日も7回までスコアボードにゼロを並べてしまう。うち、3、4、6、7の4イニングで三者凡退。2回は先頭ペーニャが死球で出塁したが、続く枡田の打席時に不可解な二盗憤死。5回は中川の二塁打で1死3,2塁のチャンスも、嶋中飛、福田二ゴ。得点が入らない。8回に中川のプロ初本塁打で1点を返すのがようやっと・・・というありさま。

どうやらスタンリッジの真っすぐに手を焼いたようだ。平均球速は昨年の142.6キロを上回る143.7キロを計測。ストレートを打って出た打撃成績は12打数2安打、1三振、2四球、1死球、1二塁打の.167とかんばしくなかった。

結局、イーグルスは1-10の大敗。前日54球も投げた背番号1をマウンドに上げるのか?上げないのか?頭を悩ます必要もないワンサイドゲームになった点だけが唯一の救いになる大敗になった。

スタンリッジは楽天戦5連勝。チーム成績は35試合14勝19敗2分の勝率.424。順位は5位変わらず。

ゲーム差は1位・西武と6.0、2位・日本ハムと5.5、3位・ソフトバンクと5.0、4位・ロッテと1.0、6位・オリックスと2.5とした。

各種戦績は、5月3勝6敗、ソフトバンク戦2勝4敗1分、ビジター7勝12敗、デーゲーム7勝10敗1分、先制された試合2勝10敗1分としている。

(下記へ続く)

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両軍のスタメン

楽天=1番・福田(中)、2番・藤田(二)、3番・銀次(三)、4番・松井稼(右)、5番・後藤(遊)、6番・ペーニャ(指)、7番・枡田(左)、8番・中川(一)、9番・嶋(捕)、先発・戸村(右投)

ソフトバンク=1番・今宮(遊)、2番・中村(一)、3番・柳田(中)、4番・内川(左)、5番・李大浩(指)、6番・松田(三)、7番・明石(二)、8番・福田(右)、9番・鶴岡(捕)、先発・スタンリッジ(右投)

大器晩成の季節がやってきた。中川大志、一発を含む3安打



楽天は7安打。そのうちプロ初の3安打猛打賞を記録したのが、8番・一塁で先発出場した中川だった。

そのうち2本はアウトコースの速球を右方向へ弾き返すツーベース。うち1本がフェンス直撃弾になった。8回のプロ初本塁打はボール先行1-0からスタンリッジが外角狙いで投げてきた135キロスライダーが失投となり真中に甘く入って球だった。完璧なタイミングで捉えた一撃は、ホームランテラスを越え、イーグルスファンが陣取る左翼席のスタンドへ飛び込んでいった。1軍通算46打席目、プロ7年目での待望の一発に、イーグルスの未来を垣間見る思いがした。

これで中川は2試合連続のマルチ安打。調子の上がらないサンチェスから、このまま一塁の守備位置を奪取するのでは?という連日の槍働きだ。

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覚醒したはずのトムケンが大炎上したその理由とは



3回1/3、打者23人、球数90、被安打11、被本塁打1、奪三振4、与四球2、失点6、自責点6。

降板後の戸村のコメント「すごく悔しいです。調子自体悪くなかったですし、ストライク先行で投げられましたし。でも、こういう結果になってしまったので…。力負けですね。反省しかありません」

これで戸村の投手成績は防御率4.05から5.15へ。2勝3敗と黒星先行に変わっている。

降板後のコメントにあるように、確かにストライク先行投球だった。ストライク率64.4%はここまでの64.8%と変わらない値。初球ストライク率は69.6%と高く、4球目以降に決着のついた13人対象で3球目以内に2ストライクと追い込んだのも9人と多かった。

しかし、その9人との対戦成績は9打数4安打、3三振、1二塁打の被打率.444。カウントを取りにいく投球も、追い込んでからの投球も、どちらも甘かったと言わざるをえない内容になっている。

上表を見ると、打たれたヒット11本中、ストレートで9本を浴びていることが分かる。このストレートはストレートとツーシームを含んだ、いわゆる速球だ。

戸村が派手に炎上した理由は、恐らく曲がらなかったのだ。

。143.0キロという平均球速が「動かなかったこと」を暗示している。

というのは、速球の平均球速を試合別で書き出してみたのだけれど、好投時やそれなりのゲームメイクを見せていた時は139~141キロ台を計測していた。

4/5ロッテ戦(6回7安打4失点)、 141.0キロ
4/12オリックス戦(7回途中8安打3失点)、 141.0キロ
4/19日本ハム戦(8回途中4安打2失点)、139.9キロ
4/26ロッテ戦(9回6安打1失点)、141.7キロ
5/3西武戦(5回途中9安打6失点)、142.8キロ

一般にツーシームはストレートより球速が落ちる傾向にある。そのため、球を動かす戸村の速球平均球速は、ストレートとの合算で139~141キロが適性値なのだろう。

しかし、速球で8本のヒットを浴びた前回5/3西武戦では142.8キロ、今回は143.0キロ。大幅に上回っていた。

ということは、ツーシームを投げようと思って投げていても、結果的に球が動かず、大半が4シームになったことで球速が上昇。そのため速球の平均球速も上昇していたのだろうと推測できるのだ。

ここからは推測だが、ツーシームの握りで投げ込んで、動かずに4シームになった場合、球威は指にかかっていない棒球のストレートと同程度になるのではないだろうか。加えて、本戦では制球が甘く、ストライクゾーンの中側に集まる球が多かった。嶋は右打者のインコースに速球を20球要求したが、そのうち討ち取った凡打はゼロ。代わりにインコースへ要求どおり、きっちり投げ切ることができずに3本のヒットを浴びている。

制球甘く、被打率4割の中段ゾーンに球が集まりすぎた



制球が甘く、ゾーンの中段に球が多く集まったことも、炎上の理由だろう。中段ゾーンで7本のヒットを許した。

右打者には43.6%が、左打者には42.9%が中段ゾーンに集まった。本戦前時点でのの中段ゾーン被打率を確認すると51打数21安打の被打率.412。このゾーンに球を集め過ぎてしまうと、4割も打たれていたことが確認できるのだ。被打率.157の低めに集めるか、同.250の高めを混ぜて高低のバリエーションをつけるかの工夫が必要だった。

球種で言えば、最後に李大浩にかっ飛ばされたとはいえ、曲がる球種が有効的だったので、もっと使っていくべきだった。嶋も速球ばかり要求せず、平均122.3キロのカーブのような軌道を描くスライダーで緩急をつけ、カットボールを左打者の内角、右打者の外角にもっと集めていくべきだった。嶋のリードにも問題があったように感じる。

さて、2戦連続で投球回を上回る安打を浴びた戸村、ここが先発ローテを守っていくための正念場となる。ここからどう修正するのか?注目していきたい。【終】

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