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【試合評】則本最多勝争いを支援、西好投に楔を打ち込む藤田一也先頭打者14球安打~2014年8月23日(土)○楽天イーグルス2-0オリックス

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西勇輝の好投に楔を打ち込んだ藤田一也14球撃ちの先頭打者安打



敵地オリックス3連戦の第2戦は、パリーグ最多勝争いを演じる1990年生まれ両右腕の激突となった。

試合前時点で楽天先発・則本は10勝目。対する西はハーラー単独トップの12勝。その差は2ながらも、本戦で則本が西を制することができれば、残り1ヵ月ちょっとのタイトルレースを混戦模様にすることができる。則本vs西のマッチアップは昨年8/29以来1年ぶり。このときは7回2失点で球団新人最多勝利となる11勝目をあげていた。

両軍のスコアボードが動いたのは唯一、4回表、イーグルスの攻撃だけだった。

1回表、1番・松井稼の安打出塁を2番・藤田とのエンドラン作戦が三直ゲッツー。攻撃の起点をフイにしていたイーグルスは、4回表、本戦2度目のイニング先頭打者出塁に成功する。

決勝点を導いた攻撃の口火を切ったのは、先頭の2番・藤田による驚異の粘り腰だった。3球目スライダーをファウルにし1-2と追い込まれてしまった背番号6。しかし、ここから巧みなバットコントロールで7球連続ファウルでくらいついていく。

決着がついたのは2-2からの13球目だった。外角に入る115キロのカーブ。上手く合わせて逆方向、左翼線沿いに運ぶシングルヒットで出塁した。これが2点決勝劇の橋頭堡になる。

今季、楽天の打者が1打席で相手投手に13球以上投げさせた3例の1つになった。(残り2つは7/5ソフトバンク戦8回銀次が五十嵐の13球目を打った中安、7/11ロッテ戦6回松井稼が松永の14球目を捉えて右翼線へ運んだ敵時二塁打)

楽天移籍後の藤田の打撃記録を確認してみると、13球以上投げさせての出塁成功伊は2012年8/12ソフトバンク戦の6回、武田翔太の16球目を打って今宮の悪送球を誘った遊ゴ失に続く記録になっている。

■藤田一也vs西勇輝 14球対決の詳細


AJ、7試合ぶりの打点が決勝点に



無死1塁、岡島も続いた。2-2と追い込まれてから高めに抜けてきた失投ストレート。打撃好調の3番打者がコンパクトなスイングで中前へ弾き返していく。

無死2,1塁で4番・ジョーンズ。お膳立てを整えてようやく4番のバットが火を噴いた。先制決勝の2打点は7試合ぶりの打点。1-2から外角低め速球に対し、過度に振りまわすことなく、軽打で左中間に運んだ。この当たりがフェンス到達の二塁打になって走者2人が悠々生還する。(楽2-0)

この後、銀次がストレートの四球で歩き、再度の無死2,1塁は、枡田三振、島内左飛、西田三振。後続が西の粘投に遭い、さらなる追加点はならず。3点目以上を取れなかったことがどうなるか?と思われたが、本戦の則本には心配無用のことだった。

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則本昂大、8回散発3安打のハイレベル投球



前回8/15ロッテ戦では7回1死まで完全試合投球をみせた則本。本戦では初回糸井に中前安打を浴び、早々に大記録への夢は消えたものの、それに準じる好投をみせていく。

2回裏1死後、T-岡田に四球を与えた後は、川端を6-6-3の併殺打に取り、2塁を踏ませない。唯一1四球1安打で2塁を踏ませた4回裏はT-岡田にぶつけて2死満塁、打席に再び前夜同点打の川端を迎えるというシーン。しかし、ここも初球を打たせてイージーな三ゴに仕留めることに成功した。

終わってみればスコアリングポジションに走者を背負ったのは4回裏だけ。5回は四球で、8回は安打でイニング先頭打者出塁を許したが、後続に自身の打撃を許さずに、2度目の2塁を踏ませない。

6回以降は一段とギアが上がり、7回にはT-岡田への4球目に自己最速154キロを計測。マウンド上で今を謳歌するような小気味良い投球で打者を圧倒した。8回を投げ終えて125球の無失点投球は、今季11勝目。見事なピッチングだった。

9回はファルケンボーグにマウンドを譲った。9回投げていれば自己最多137球を超える危険性すらあった。1989年の巨人・斉藤雅樹以来、25年ぶりのシーズン7完封もかかったが、ここは球数過多のリスクを背負ってまで、無理する必要はない全くない場面。チーム事情が事情なだけにほとんど働いていないファルケンボーグに仕事をさせるという意味でも、私は妥当な継投だったと診ている。

楽天の零封勝利は今季11度目。他球団はソフトバンク7、オリックス11、日本ハム6、ロッテ5、西武6。

岡島は今季11度目の3安打猛打賞。8月月間打率で.390を記録し1位に躍り出ている。一方、西田は2試合連続の3三振。やはり、体調が思わしくないのではないか。

これでチーム成績は108試合43勝65敗の6位。借金は22へ。ゲーム差は1位・ソフトバンクと24.0、2位・オリックスと20.5、3位・日本ハムと11.5、4位・ロッテと5.5、5位・西武と5.0としている。

各種戦績は、後半戦8勝17敗、闘将復帰7勝15敗、オリックス戦4勝12敗、先制した試合35勝24敗の推移になった。

両軍のスタメン

楽天=1番・松井稼(指)、2番・藤田(二)、3番・岡島(右)、4番・ジョーンズ(一)、5番・銀次(三)、6番・枡田(左)、7番・島内(中)、8番・西田(遊)、9番・小関(捕)、先発・則本(右投)

オリックス=1番・平野恵(二)、2番・安達(遊)、3番・糸井(右)、4番・ペーニャ(指)、5番・ヘルマン(三)、6番・T-岡田(一)、7番・川端(左)、8番・坂口(中)、9番・伊藤(捕)、先発・西(右投)


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8回、打者30人、125球(1回当たり15.63)、被安打3、被本塁打0、奪三振7、与四死球4(四3死1)、失点0、自責点0。

初球30球・・・ストレート16、スライダー8、チェンジアップ3、カーブ3
2ストライク以降44球・・・ストレート18、スライダー4、フォーク19、チェンジアップ2、カーブ1
ボール先行28球・・・ストレート12、スライダー11、フォーク1、チェンジアップ3、カーブ1

則本のコメント「今日は序盤から直球が走っていたので、直球で押していこうと思いました。終盤、バテもあったけど、なんとか粘り強く投げることができました」

星野監督の則本評「粘って、よう投げた。前半を0でいったら、あいつは頑張れる」

則本、最多12勝の西に迫る今季11勝目



これで今季成績を防御率3.11、FIP2.72、11勝8敗、WHIP1.12、QS率66.7%としている。

気は早いが、則本の成績を、沢村賞の選考基準別に、オリックスの西と金子、日本ハムの大谷翔平、広島のマエケンと比べてみた。太字は5投手の中でベストの成績。

現時点で沢村賞選考基準を最も多くクリアしているのは、金子千尋だ。奪三振は確定。現在基準を満たしている勝率、防御率は今後変動あるものの、金子なら恐らく達成させてくるはず。勝利数も15勝前後まで伸ばすだろうし、こう考えると、今季は金子千尋の初受賞が濃厚になってくる。

しかし、則本もそれに準じたパフォーマンスを見せている。なにより交流戦の圧投で稼いだ完投数8が光る。完投はこのまま伸びずともトップなので、個人的には球数過多等の無理をさせず、勝利数を伸ばし、勝率、防御率の改善を期待したいところである。

■沢村賞選考基準で5投手の成績を比較
登板25試合以上、完投10試合以上、勝利15勝以上、勝率6割以上、投球回200イニング以上、奪三振150個以上、防御率2.50以下


ストレート平均球速147.9キロは今季最速



自己最速154キロを計測したことは前述したとおりだが、150キロ超えも14球を数え、ストレート平均球速147.9キロは前回8/15ロッテ戦、NPB新記録の交流戦4完封を達成させた6/21阪神戦の147.5キロを上まわる今季最速をマークしている。

ストレートの空振り率は10.3%。データスタジアムさんによると10%以上で空振りを奪える一流ストレートという定義になってくるので、本人談話どおり、ストレートが走っていたことが、本戦好投の最大要因と言える。

制球はお世辞にも良いとは言えなかった。ストレートでも高め完全なボールゾーンに浮くケースが多かったし、変化球にしても67球のうち26球、全体の38.8%が、高めゾーンに入る失投とも言うべき球。

例えば、7回先頭T-岡田見逃し三振の結果球は高めから入るフォークだったが、これは故意に狙ったものではなく、失投がたまたまT-岡田の見逃しを誘ったにすぎない結果オーライのものである。

それでも、相手打者に、これら26球の高め変化球に対して、12球で見逃しストライクを取り、スイングされた5球のうち3球がファウル、2球で凡打に仕留めることができたのは、相手打線が則本の真っすぐに照準を合わせていたからだと思われる。あれだけ速くて球威ある真っすぐが的度に荒れた状態で投げ込まれたら、その中に混ざる甘い変化球も見逃してしまうのだろう。走った真っすぐが甘い変化球を「上手く隠した」のだと思う。

本戦のような甘い変化球と言えば、絶不調の時に多く見かけた。その多くをヒットにされたのは、あのときはストレートの状態が今よりも一二段下だったからだと言えそうだ。

終盤、バテたこともあったのだろうが、組み立てを変化球主体に変えたのも、相手打線の目くらましに一役買った。序盤・中盤に多く見せられた真っすぐに対して、どうしても振り負けてはならないという意識が、則本の変化球主体の投球に対し、後手後手にさせていた。

そのため、制球事態はそれほど良いとは言えない中でも、カウント構築はまずまず。打者2球目で0-2と早々に追い込んだのが10人。これは3球目以降に決着がついた24人の41.6%を占めていた。

「相手バッテリーに支配されたゲームだった」

試合後、オリックス森脇監督が発したコメントが、本戦を良く表していた。

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8回、打者32人、124球(1回当たり15.50)、被安打7、被本塁打0、奪三振6、与四球3、失点2、自責点2。

初球32球・・・ストレート12、スライダー10、チェンジアップ5、カーブ5
2ストライク以降35球・・・ストレート16、スライダー13、フォーク1、チェンジアップ3、カーブ2
ボール先行32球・・・ストレート9、スライダー18、チェンジアップ4、カーブ1

西の談話「先制点を取られてしまい、チームの勝利に貢献できずに申し訳ないです。しっかりと反省して、切り替えて次の登板がんばります」

AJ先制決勝二塁打は、相手バッテリーの油断配球が招いた



6月月間防御率4.00、7月7.48。開幕8連勝を飾った西は飛ばしたツケが6月以降に表出。調子を落としていたが、後半戦に入って再び状態をまずまず上げてきている。後半戦最初の7/25ホークス戦こそ5回4安打3失点だったが、以降2戦はQSをマークしていた。その中での本戦のマウンドでも最近のトレンドに乗った内容になった。

楽天打線は1回、4回、6回、8回と合計4イニングで先頭打者出塁に成功したものの、4回無死2,1塁のAJ左中間二塁打による2点だけに止まった。あの場面、試合途中途中で何度も解説・中沢伸二氏がもし・・・と繰り返していたように、1-2からの結果球、外角低めに決めた速球が、もしスライダーだったら、どうなっていただろうか?

前の打席でスライダーに2球空振りしていたAJのことだ。恐らく4回の打席でも空振りしていた可能性は高かった。

また、あの打席は0-2経由の1-2決着だった。0-2経由のAJ今季打撃成績は本戦前まで60打数6安打、39三振、4四球、2本塁打の打率.100だった。

このことを考えると、外角低め速球を上手く打ったAJの力量による2点という側面の一方で、相手バッテリーの配球ミスから生じた2点という要素も強かった。

本戦西のスライダーはキレていて、楽天打線はスライダーでアウト4回2/3ぶん14個(三振6凡打8)を積み重ねていた。その空振り率は22.6%の高値。今季の西スライダーの平均空振り率は16.8%だから、それ以上の値だったことを考えれば、あの場面はスライダーで良かったのでは?とオリファンは悔しがっているはずだ。

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