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【試合評】残り55試合「希望」が見えない敗戦ショック~2014年7月27日(日) ●楽天イーグルス3-7日本ハム

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残り55試合への希望を失う痛すぎる敗戦



崖っぷちからの反転攻勢のためには絶対に勝たねばならないゲームだった。前夜タフな投手戦を制す背番号23のサヨナラ打で劇的勝利を収めたイーグルスは本戦則本で勝って弾みをつけなければならない一戦だったはずだ。

なにせ、勝って3位とのゲーム差5.5にするのと、敗れて後半戦2カード連続負け越しで7.5にするのでは、エライ違いだ。5.5なら厳しさは変わらないものの望みをつなぐかたちになる。しかし、7.5になってしまうと目指すべき3位の目標がもはや視界から消えかかりそうなほど遠くなってしまったのかな、そんな寂しいイメージになってしまうのだ。

う~む・・・なんと言ったら良いのか・・・言葉が出ないし、適切な表現が見当たらない。残り55試合への希望を失う、あまりにも凄惨な敗戦である。

これでチーム成績は89試合37勝52敗、借金は再び今季最多タイの15に逆戻り。順位は6位のまま。ゲーム差は1位・ソフトバンクと16.5、2位・オリックスと15.0、3位・日本ハムと7.5、4位・ロッテと3.5、5位・西武と3.0としている。

球宴後2勝4敗、闘将復帰1勝2敗、日本ハム戦7勝8敗、6回終了時リードしている試合31勝2敗の推移になった。

両軍のスタメン

日本ハム=1番・西川(右)、2番・中島卓(二)、3番・陽(中)、4番・中田(一)、5番・アブレイユ(指)、6番・谷口(左)、7番・大引(遊)、8番・近藤(三)、9番・大野(捕)、先発・メンドーサ(右投)

楽天=1番・松井稼(三)、2番・藤田(二)、3番・岡島(右)、4番・ジョーンズ(指)、5番・銀次(一)、6番・ボウカー(左)、7番・西田(遊)、8番・嶋(捕)、9番・聖澤(中)、先発・則本(右投)


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序盤攻め込まれ2点を奪われた則本昂大



楽天の先発は則本。7月に入り精彩を欠いている2年目右腕は、19球を投げて2回4安打1失点だったオールスターから中7日、前半戦最後の登板から中9日マウンドになった。首脳陣のここまで登板間隔を空けた決断には拍手を送りたいと思う。

しかし、本戦も序盤から打たれて2点を失った。

1回表は2死から守備ミスも絡んで4連打を浴び1点を先制された。

起点は3番・陽の三遊間深くへのショート内野安打。続く4番・中田には真中高めの失投スライダーを打ち返され三遊間突破の左前安打。2本のヒットで2,1塁のピンチを背負うと、5番・アブレイユの当たりはこれまた飛んだコースが不運の三遊間深いゾーン。遊撃・西田が懸命に追い着き、体勢崩しながらも懸命な2塁封殺を狙ったが、この送球が逸れてしまう。球が一塁側に転々とする間、陽の生還を許した。

その後、2死2,1塁で6番・谷口の当たりは1塁線強襲。一塁・銀次が懸命な横っ飛びで打球を止めたものの、則本のベースカバーが遅れてセーフ。2死ながらも満塁にしてしまう。7番・大引は左飛に仕留めたとはいえ、初回だけで31球も費やす苦しい立ち上がりになった。(楽0-1日)

先制された直後の1回裏、イーグルスの攻撃。1番・松井稼が安打出塁。しかし2番・藤田の併殺打で好機消滅。同点劇はその後始まっている。3番・岡島が四球で1塁に歩くと、AJの打席時に相手先発メンドーサのワイルドピッチで得点圏進出。二進した岡島をホームへ呼び込んだのは、球宴後2本目のヒット、初のタイムリーになったAJの左中間エンタイトルツーベースだった。(楽1-1日)

2回表、同点に追い着いてもらった直後の守備回である。ゼロに抑えるべきが先発投手の基本。しかし、2本の二塁打で1点を失った。先頭の8番・近藤と1死3塁からの1番・西川、いずれもフォークが落ち切らずストライクゾーン内に止まった失投を右翼線へ痛打されている。(楽1-2日)

3回表の則本は2三振含む本戦初の三者凡退投球。4回表も先頭・大引に安打されバントで1死2塁、スコアリングポジションに走者を背負ったが、大野、西川と連続三振。球数過多ながらも、徐々に立ち直りの兆しを見せ始めた則本だった。

4回裏無死満塁、筋トレ兄弟空回り



その則本を援護したいイヌワシ打線、4回裏、絶好の好機を迎えていた。

先頭の岡島、AJの3、4番コンビが連打、5番・銀次も3-1から1塁に歩いて、今季17度目の無死満塁。打順はボウカー、西田へと続く場面。次兄ラッツを欠いた筋トレ兄弟が空回り。ボール球に手を出して追い込まれた長男はラスト膝元絶妙変化球にあえなくバットが空を切る。打ち気に逸った三男もバットをむやみに振りまわしての3球三振。

こうなると8番・嶋へのプレッシャーは相当なもので、それに押し潰されるかたちでの低め初球ボール気味の球を打って出た当たりは平凡な遊ゴ。無死満塁から3アウトまで無得点に終わったのは、7/5ソフトバンク戦3点を追う8回無死満塁以来、機会17度中4度目になり、終わってみれば、このビッグチャンスを逸したのが、試合の明暗を分ける1つの分岐点になった。

国学院コンビ、連夜にわたる獅子奮迅



満塁のチャンスを潰したイーグルスに6回裏、再び満塁機が訪れている。

1死後、銀次、ボウカーの連打で銀次好走塁の3,1塁、代打・島内がメンドーサから四球を選んで1死満塁、再びビッグチャンスを迎えていた。ここで国学院コンビが連夜の獅子奮迅。火消しに入った二番手・谷元を相手に見事な槍働きをみせた。まずは8番・嶋がフルカウントから右犠飛をしっかり打ち上げて同点に追い着くと、9番・聖澤は0-2経由で追い越まれながらも、低めフォークを巧く拾った左中間へのシングルヒット。これが勝ち越し打になる。(楽3-2日)

嶋の美技も、嗚呼、則本・・・



背番号23の目覚ましい働きで勝ち越したイーグルス。さあ、あとは7回を則本がしっかり締め、8、9回はブルペンリレーで逃げ切りたい場面。しかし、「軍師官兵衛」の放送が始まった7回、則本が相手打線主軸の相次ぐ艦砲射撃に遭い、まさかの大破撃沈...

先頭は代打・稲葉だった。1塁線を突破される痛烈二塁打で無死2塁のピンチを招いていた。しかし、ここは女房役の嶋が今度は好守で則本を救う。1番・西川の送りバント、ホームプレート手前で弾んだバウンドを機敏なフットワークで素手で捕球すると、間髪入れずの3塁好送球。代走で出ていた二走・杉谷をタッチアウトにする美技は、楽天ファンを惚れ惚れとさせ、この人のプレート周りのゴロ処理能力がリーグ屈指であることを再確認できる格好のシーンになった。


◎参照エントリー>データで確認する、楽天・嶋基宏のリーグ屈指を誇るプレート周り守備力


しかし、そんな女房役のファインプレーを活かすことができない則本。塁状況代わって1死1塁、2番・中島卓。前夜、辛島を相手に粘りをみせ押し出し四球をもぎ取っていた左の燻し銀に連夜にわたって粘られた。僅か2球で0-2と追い込みながらもその後ファウルで7度粘られるなど13球を費やしての根負け四球。完全なる投手の失策と言えた。これでスコアリングポジションに走者が進んで2,1塁、3番・陽を遊飛に討ち取った2死後、4番・中田、5番・アブレイユの豪砲2連発が左翼席にぶちこまれた。

中田には0-1から投じた内角速球が高めに上ずったところをバット一閃。完璧な手応えだったという当たりは左翼ポール際のスタンド中段付近まで飛んでいく3ランに。5番・アブレイユには完全なる失投。縦割れのブレーキングボールが真中に入るホームランボールをしっかりさばかれ、左翼席Eウィングを越えて最前列へ着弾するソロショット。イーグルス投手陣が2者連続被弾を許したのは今季初になっている。(楽3-5日)

9回西宮が1点を失い3点差に広げられて最終回の攻撃を迎えた楽天。最後はクロッタの前に三者凡退に抑えられ、3-6の逆転負け。終わってみれば明暗分かれた4番の働きが目立つ本カードになった。

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6回2/3、打者32人、132球(1回当たり19.80)、被安打12、被本塁打2、奪三振7、与四球1、失点6、自責点5。

初球32球・・・ストレート13、スライダー12、フォーク2、チェンジアップ1、カーブ4
2ストライク以降51球・・・ストレート29、スライダー7、フォーク9、チェンジアップ6

「情けない。それしかないです。これだけ登板間隔を空けてもらったのに、こんなピッチングしかできなく」

立ち直りの兆しは次回登板につながるのか?!



これで今季成績を防御率3.32(リーグ9位へ後退)、9勝6敗、QS率66.7%、WHIP1.18としている。10勝にリーチをかけて4試合で足踏み、4戦連続4失点以上になった。

本戦も球数が多かった。イニング別の球数は6回まで31、13、17、16、11、20。6回終了時には108球を数えていた。

嶋&聖澤の活躍で逆転に成功した直後の7回表、この場面、首脳陣の選択肢には則本続投しかなかっただろう。星野監督、佐藤コーチの性格からすれば、逆転直後のあの場面、自ら責任を取ってこいという考えだっただろう。立ち直りの兆しがあったし、球数過多気味なのは気がかりだったが、妥当のように思えた。

先頭打者二塁打でピンチを抱えたが嶋美技ですぐさまピンチを摘み取り1死1塁にしたことで、首脳陣も継投する腹積もりはなかったはず。もし、新鮮だった頃の福山、西宮が手元に残っていたとしても継投のカードは切らず、則本に最後までケツを拭かせたに違いないと思うのだ。やはり誤算は中島卓への13球四球だ。今季則本が対戦1打席に費やした最多球数になった。そして、あれよあれよの連続被弾で球数膨らみ132球。

次回登板に悪影響が出るリスクの高い130球超えになってしまったことが、心配である。

ヒット7本を打たれた序盤1、2回は7月の悪いかたちをそのまま引きずっているようにみえた。テンポも悪くボール先行も目だっていた。しかし、3回以降6回までテンポの悪さは変わらないものの、徐々に良化の兆しが見え始めただけに、暗転した7回の衝撃は大きい。あのまま7回も抑えていたら、これでいつもの調子に戻っていくのでは?と期待できた気持ちが、立ち直りの兆しは本当なのだろうか?とクエスチョンマークになってしまうのだ。

昨年の蓄積疲労に加えて、中5日などでまわった疲れなど身体的な疲労度も相当だと推測できる一方、精神的な疲れもかなり来ているに違いない。心身共に充実していたのが交流戦時期だとすれば、現在は心身ともに疲弊しきっている状況だという。

そんな悩める則本が、後半戦に向けて改めて掲げた今季目標が気になっている。

10完投15勝。(現在7完投9勝)

則本が生きた教科書として目標にした田中将大の存在が、今や(良くも悪くも)大きく則本を苦しめているとも言えるのだ。

■則本昂大 イニング別失点表


多いと言わざるをえない味方得点直後の失点



それにしても、本戦の則本、2回表、7回表の失点はいずれも味方得点直後の失点だった。

今季の則本は開幕直後から味方得点直後に失点するケースが印象的だったのだが、6/20時点では他投手と比較した場合、際立って多くないのでは?と指摘した当ブログだった。しかし、ここへきてその前言を撤回せねばならないと思っている。


◎【検証】点を取って貰った直後の失点は、本当に楽天・則本昂大の悪い癖なのか? (2014.6.20)


上記表は則本のイニング別失点である。ベージュ網掛けイニングは味方得点直後回を示している。本戦終了含めて今季28イニングを数えた。その28イニングで失点したのは9イニング。6/20時点では25.0%だったそれが、本戦で32.1%にまで跳ね上がってしまっている。これは、指摘されているとおり、多すぎると言わざるをえない事態になっている。

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「満塁でクソボールばかり振って。厳しく言っていないからだ」



メンドーサの投手成績

5回1/3、打者25人、94球(1回当たり17.63)、被安打7、被本塁打0、奪三振3、与四球3、失点3、自責点3。

このような試合をしていると、せっかく復帰した星野監督も腰の状態が再びぶり返してしまうのでは?と心配になってくる。

試合後の闘将、「今年は2アウトから抑え切れていない。ようやく逆転したところで。ああいうところは、ダメだね!」

1回2死から連打を浴びた先制失点。7回2死からの2連発などバッサリ。確かに今季の楽天投手陣は2死得点圏被打率が.246と対戦敵軍投手陣より高すぎるのだ(本戦試合前データ。昨年と比べた場合はほぼ変わらないことも付記しておく)。一方、楽天打線の2死得点圏打率は.216である。

「満塁でクソボールばかり振って。厳しく言っていないからだ」

前述のとおり、4回無死満塁で2者三振に倒れたボウカー、西田の打撃内容についてもバッサリ。【終】


◎◎◎関連記事◎◎◎
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