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【試合評】まさかのファルケンボーグ炎上でオリックス戦7連敗~2014年5月13日(火) ●楽天イーグルス1-2オリックス

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終盤まで川井貴志vs西勇輝0-0の投手戦に



楽天は5/1ロッテ戦で連敗を5でストップさせた後、オセロの迷路に迷い込んでいる。5/1の白を起点に黒・白・黒・白・黒・白・黒・白ときて本戦が10試合目に当たった。今日こそ勝って連勝としたい。そんな一戦だった。

ちなみに、これほどまで長いオセロの迷路は、星野監督就任以降では、1年目の2011年6/24西武戦の黒を起点に7/6オリックス戦の白まで12試合続いたあの時に次ぐ長さとなっている。

困った時のボブ、今季2度目の先発は、オセロの呪縛を打破するには理想の投球と言えた。

7回まで投げた川井は、合計5イニングで先頭打者の出塁を許したが、そのうち3イニングでは2塁を踏ませない内容。得点圏に走者を背負っても、打者に自身の打撃をさせない素晴らしい粘りで、スコアボードに7回までゼロを並べた。

対するオリックスの西勇輝。ここまで開幕6戦6勝はハーラー単独トップ。本戦に勝利をすると、阪急時代の1939年、橋敏が記録した開幕7戦7勝の球団記録に並ぶという好調ぶり。イーグルスは西野今季初登板4/1コボスタでの試合(●E2-4)で7回4安打2失点で初勝利を既に献上していた。

オリックス打線がボブから毎回のように走者の出塁に成功したように、イーグルス打線も西相手に6回まで毎回走者が出塁する内容。得点圏でバッターボックスに7人もの打者を送り込んだ。

しかし、こちらも西の投球の前に、思うような攻撃ができない。

3回裏2死3塁、藤田がライナーを打ち返したものの、セカンド平野恵の守備範囲。6回裏2死3,2塁、一打出れば走者2人がホームに生還するという場面で銀次も痛烈な一撃を放ったが、一塁手ペーニャのほぼ正面。運にも見放され、7回終了までスコアは0-0、両軍一歩も譲らない緊迫した展開で終盤を迎えていた。

8回表、楽天は継投へ。二番手で福山が登板。今日も素晴らしい投球で1イニング13球で三者凡退に抑えると、その裏のイーグルスの攻撃だった。2死から3番・松井稼が1打席目、2打席目いずれも三振に倒れていた低めチェンジアップを3度目の正直とばかりに1,2塁間を破っていき、AJの前で出塁に成功。

2死1塁、打席は4番・AJ。この試合、AJは、1回2死1塁の第1打席、外のスライダーにやや合わせにいったような打撃で伸びが無い左飛に倒れていた。4回1死でまわってきた2打席目は低めの誘い球に上手く反応して中前へ弾き返すシングルヒット。6回1死1塁の3打席目ではフルカウント勝負の末、低め誘い球を今度は良く見きわめてフォアボール。

そしてまわってきた第4打席が8回裏2死1塁だった。

西がここの要所を踏ん張った事が、直後の9回裏につながったとも言えそうだ。

AJとの3球勝負は、全て外角低め速球勝負。いずれもいっぱい、際どいコースに投げ込まれた投球だった。1-1からのラスト3球目、外角低め144キロ速球。AJも相手バッテリーの配球を読んでいて、狙って打ちにいったバッティングだった。右打ちで捉えた一撃はライナー性の快飛球。ウォーニングゾーン手前の外野後方まで飛んだものの、しかしライト糸井のほぼ正面。右飛に倒れている。

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まさかのファルケンボーグ炎上で敗戦



延長が視野に入ってきた9回表、楽天は三番手としてファルケンボーグをマウンドに上げている。正直、私にはファルケンを出すのは少し早いのではないか?と思ったのだ。延長の最初のイニングで良いのでは? ここは左の糸井から始まる打順。西宮に行ってもらうのが良いのでは?と思えた。

星野監督の心中を推測してみるに、ここで抑えを投入したということは、彼我のブルペン事情を考えた時に、願わくば9回裏サヨナラで決着をつけたいという楽天ベンチの思いがあったのかもしれない。というのは、楽天は8回から継投に入り、既に右の最上級カード「福山」を切ってしまった後だった。対するオリックスは8回まで先発・西が投げ切っており、佐藤、比嘉といったいずれも防御率0点台の両右腕を含めブルペン陣はそっくり温存されていた。そういった事情があって、ファルケンを上げたのかもしれない。

しかし、その頼みのファルケンボーグが炎上した。

先頭・糸井を追い込みながらも、上手く軽打されて無死1塁の出塁を許すと、バントの構えを取っていた川端にはストレートが大きくすっぽ抜け、あわや危険球退場寸前というデッドボール。今季初の無死2,1塁のシチュエーションを迎えたブライアン・トーマス・ファルケンボーグは、後続のペーニャの打席時に今度はワイルドピッチ、走者進塁して無死3,2塁の絶対絶命を迎えていた。

この後、速球でファウルを打たせカウントを稼ぐと、1-2からスプリット。しかし、これも叩きつけるようなかたちになり、大きくワンバウンド。嶋が止めて大事に至らなかったものの、ペーニャの打席で2度スプリットが大きくワンバンしてしまう事態になってしまったファルケンボーグは、あの場面、投げる球種はストレートしか持ち合わせていなかったのかもしれない。

結果球は150キロストレート。低めに決まったように見えたが、ペーニャに打ち返された。決して会心の当たりではない。当たり損ねにも見えるピッチャー返しの不器用なバウンドがブライアンの頭上を超え、そのまま中前へ。これが走者2人の生還を許すタイムリーとなってしまった。(楽0-2オ)

ファルケンボーグはこの後も坂口にヒットを打たれるなど、1回、打者5人、18球、被安打3、与死球1、失点2。ファルケンボーグが1試合に2本以上のヒットを許したのは本戦が今季初だった。ファルケンボーグは今季2敗目。

試合後、指揮官はファルケンボーグの使い方について考えないといけないなとこぼしたと言う。しかし、解説・杉山賢人氏が指摘していたように、私も配球の問題だと考えている。杉山氏は素晴らしいカーブを持っているのにそれをなぜ使わないのか?と指摘していた。

しかし、調べてみたところ、本試合前時点で、今季ファルケンボーグは159球を投げたものの、カーブはわずか2球しか投げていなかった。カーブを投げることが出来ない何らかの事情があったのか? あるいはこのような状況はどうしても力でねじ伏せにいこうと力が入る場面でもある。そういった状況でカーブは投げづらいのか? どういった理由があるのか分からないものの、ラズナーが抑えだった頃の同状況の時も合わせて考えると、こういったとき嶋はリードが一本調子になってしまうなあと感じるのも、これまた事実なのだ。

首位ホークスとゲーム差8.0へ



結局、楽天は川井の奮投むなしくオセロの呪縛を脱却できずに終わった。9回裏、銀次がプロ初の左翼方向へのソロ弾を平野佳から放って1点差に迫ったものの、ラストバッター嶋が空振り三振でゲームセット。これでオリックス戦は開幕7連敗となっている。

コボスタ戦績は7勝11敗、この外弁慶ぶりも気がかりだ。チーム成績は38試合17勝21敗の借金4。順位は5位のまま。ゲーム差は1位・ソフトバンクと8.0、2位・オリックスと6.0、3位・日本ハムと1.5、4位・ロッテと0.5、6位・西武と4.0としている。

両軍のスタメン

西武=1番・ヘルマン(三)、2番・平野恵(二)、3番・糸井(右)、4番・竹原(右)、5番・ペーニャ(指)、6番・坂口(中)、7番・ベタンコート(一)、8番・安達(遊)、9番・伊藤(捕)、先発・西(右投)

楽天=1番・島内(中)、2番・藤田(二)、3番・松井稼(三)、4番・ジョーンズ(指)、5番・ボウカー(左)、6番・銀次(一)、7番・岡島(右)、8番・嶋(捕)、9番・西田(遊)、先発・川井(左投)


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勝ちがつかなかったのがもったいないボブ99球の快投劇



7回、打者26人、99球(1回当たり14.14)、被安打5、被本塁打0、奪三振3、与四球1、失点0。

素晴らしいピッチングだった。球数も上々。1イニング平均14.14は今季楽天先発陣の中で5番目に良い省エネ投球となっている。

立ち上がりの1回表はヒヤヒヤさせられた。1番・ヘルマンに対し1-2と追い込んでから、明らかなボール球3連続で四球。続く平野恵には9球粘られた。しかし、6-4-3の併殺打に取ったことで、波に乗ったのでは?と思う。

2回表は三者凡退。3番・糸井から始まる相手中軸を3本の内野ゴロに退けた。

初めて得点圏に走者を背負ったのは3回表のこと。先頭ベタンコートに1,2塁間を破られると、バントで送られ1死2塁、伊藤、ヘルマン勝負となった。伊藤には内角速球を詰まらせての二ゴ、ヘルマンには一転外角低めの出し入れて平凡な遊ゴ。難を切り抜けた。

4回表も先頭打者出塁を許した。無死1塁で3番・糸井。ここで糸井のバットをインコースの速球でへし折っての遊飛に仕留めたのが大きい。後続の4番・竹原、5番・ペーニャにも速球勝負でフライアウトに討ち取った。

最大のピンチは5回表。下位打線に連打され、バントで送られ1死3,2塁、再びピンチで伊藤、ヘルマン勝負を迎えていた。ここも強気の投球で2者連続ポップフライアウトに討ち取っている。

川井は相手をねじ伏せるようなタイプの投手ではない。コントロールや配球などのコンビネーションで討ち取っていくタイプなのだが、決して速くはないストレート(二番手福山のそれと比べると一目瞭然)で、この日は打者をねじ伏せていたのが印象的だった。

2ストライク以降の31球で半数を超える18球で真っすぐを選択していたのも、それを象徴している。

ストレートは走っていた。平均球速は135.2キロ。前回登板の134.3キロを上まわっていた。本戦のストレート被打率は13打数2安打の.154。ゴロを打たせたのと同時に、右打者のインコースを厳しくストレートで攻めて、詰まらせてのポップフライアウトを多く打たせていたのが印象的だった。

配球図を確認してみよう。本戦の川井─嶋のバッテリーは右打者のインコースを果敢に攻めた。右打者への投球の全体の48.3%をインコースに集めている。

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防御率0.82の西勇輝、ナイター防御率は0.23に



8回、打者31人、113球(1回当たり14.13)、被安打6、被本塁打0、奪三振4、与四球2、失点0。

前回対戦4/1では、西の持ち球全てがイーグルス打線に良く機能していたが、本戦ではそこまでではなかったものの、西の真っすぐを打ち崩すことができずに終わったと言えそうだ。

この試合、西から楽天打線が1イニング内で連打を作ることができるか?にも注目していた。

というのは、ここまで西は1イニング複数被安打は

4/1楽天戦の1回(2本)2失点
4/22ロッテ戦の1回(2本)1失点
4/29ソフトバンク戦の6回(2本)1失点
5/6ロッテ戦の1回(2本)1失点
5/6ロッテ戦の2回(3本)1失点

の5回許していたが、1イニング連打は下記の1度だけだったからだ。

今夜のイーグルスは対戦被打率.143だった西のキレのあるストレートに押しこまれ、連打で好機を広げることができずに終わっている。【終】

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