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【記録】 渡辺直人の今季打撃不振の原因、低い得点圏打率の要因を探る!── 2010年打球方向調査

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※mixi経由で訪問頂いた皆さん、有難うございます。もしよければどういう文脈で取り上げられているのか?コメント欄で教えて頂けたら幸いです。(コメント欄は承認後公開にしています)
今季の渡辺直人選手の打撃成績については既に「vs全投手対戦成績・打撃成績」「各種打率(打順/打席/カウント別等)」「ゾーン別打率」について調べてきました。

今回は「2010年打球方向」を補足していきたいと思います。

打球方向調査は既に鉄平、高須、聖澤で行いましたので、御参考までにどうぞ。
鉄平: http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-166.html
聖澤: http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-188.html
高須(最下記掲載): http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-170.html



■2010年 渡辺直人 全打球方向
※カッコ内は安打数


個人的に渡辺直人選手といえば右方向への打撃が印象に残っているのですが、
上記図をみると外野に飛んだ安打数は右翼方向が最も多いものの、それほど突出しているわけではありません。

むしろセンター返しを中心に両翼それぞれそれなりに打球を飛ばしているいるといえそうです(正確に書けば中堅~右翼が多めの傾向)。

ところで、上記図をみて、とても気になることがありました。

渡辺直人といえば今季こそ盗塁数は12個に止まりましたが、2007年は25個、2008年は34個、2009年は26個の盗塁を記録しており、イーグルスきっての俊足選手として知られているはずです。

しかし、内野安打が少ないのが気になります。

94安打のうち内野安打が8本。内野安打割合8.5%でした。

気になるので、同じく俊足タイプの鉄平や聖澤と比較してみます。

◎2010年 楽天イーグルス 主な選手の内野安打割合
鉄平・・・153安打のうち内野安打23本(内野安打割合15.0%)
聖澤諒・・・150安打のうち内野安打30本(内野安打割合20.0%)
高須洋介・・・99安打のうち内野安打9本(内野安打割合9.1%)


鉄平、聖澤は二桁以上、ほぼダブルスコアで差をつけられており、俊足とはいえない高須にも負けてしまっている値となっています。(ちなみに参考値として渡辺直の2007年内野安打割合は9.1%、2008年は13.6%でした。09年は判らず)

次に、全打球の外野・内野割合を調査してみました。カッコ内は打球数

◎2010年楽天イーグルス 主な選手の外野・内野打球割合
渡辺直・・・外野46.2%・内野53.8% (外野154・内野179)
鉄平・・・外野48.3%・内野51.7% (外野208・内野223)
聖澤・・・外野41.0%・内野59.0% (外野183・内野263)
高須・・・外野50.0%・内野50.0% (外野170・内野170)


渡辺直は聖澤と並んで内野打球割合が高いのがみてとれます。

しかし、聖澤は内野安打の本数が非常に多く、そのため.290の打率を残すことに成功したといえそう。一方、渡辺直人は内野への打球が安打になることは少なく、そのため打率も伸びてこないと判断できます。

つまり、渡辺直人は、
外野へきっちり抜ける・外野へしっかり飛ばす打球を放つか?
内野安打の比率を上昇させていくか?
そのどちらかが課題だといえます。

(決して非力ではないのですから、外野へしっかりした打球を飛ばすバッティングを心がけるべきといえるのではないでしょうか)

打球割合が外野<内野の傾向にあるのは、得点圏でもそうです。

■2010年 渡辺直人 得点圏打球方向
※カッコ内は安打数
20101102DATA4.jpg

得点圏だと、外野34.1%・内野65.9% (外野28・内野54)とさらにその差が顕著です。

必殺仕事人である高須の得点圏時の打球割合をみてみますと、外野50・内野43となっており、外野への打球が内野のそれを上回っています。得点圏打率が高い要因の1つはココにもありそうです。

翻って渡辺直が得点圏に弱いのは、打球が内野止まりである点も大きいといえそうです。
(上記で内野のみの打率をみると54打数3安打の打率.056でした)

(※聖澤も得点圏時になるとその打球割合が外野35.6%・内野64.4%に広がりますが、内野安打も実に14本記録。このため、内野のみの打率をみると67打数14安打で打率.209となっています。こういう事情もあって得点圏が3割超えたといえそうですね)

打球方向1つ調べるだけで、いろんなことが推測できますし、自分のイメージがいかに誤りがあったか再確認できます。今後も継続的に続けていきたいと思います。

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ベースボールタイムズオンラインで「聖澤諒2010年対戦投手別打撃成績」を更新しました!
http://www.baseball-times.jp/blogs/shibakawa/101029
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右打者の渡辺に内野安打を望むのは厳しいでしょうね。
となると、おっしゃる通り外野に抜ける強い打球を飛ばす必要があります。
野村元監督には逆方向にライナーを打って、1億稼げって言われてましたね(説教されたときです)。

Re: .

だほんさん
コメント有難うございます。

> 右打者の渡辺に内野安打を望むのは厳しいでしょうね。

実を言うと、御指摘の↑、この記事を書いてた時、すっかり失念しておりました(笑)
確かに右打者ならなかなか内野安打は生まれにくいですよねぇ。

> となると、おっしゃる通り外野に抜ける強い打球を飛ばす必要があります。
> 野村元監督には逆方向にライナーを打って、1億稼げって言われてましたね(説教されたときです)。

その教えに忠実なバッティングを心がけて貰いたいところです。状況に応じてライナーもしくは強い当たりのゴロを一ニ塁間に。

ところで、右方向へ打球を確実に飛ばす秘訣の1つには、外角の際どい球に手を出さないこともその1つかなと思います。(このコースの球を拾いにいくと、バットの先になる可能性があり、球威に差し込まれて凡打になるケースが多いと推測できます)

そのため、ストライクゾーンの真中~内角の甘いコースをきっちり捉えて逆方向へ運ぶ必要があると思うのです。昨年はストライクゾーンの真中~内角ならどのコースも好打率だったのですが、今季は同ゾーンで苦手なコース(インハイや真中低め)も出てきており、その点がいまひとつの打率に終わった点かな?と思います。

とにもかくにも、来季は是非バリバリにやってもらわなければ困る選手の1人、ですよね。

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