FC2ブログ

打者・岩隈久志メジャーデビュー戦は7回無失点。降板後の味方拙守で13勝目を逃す──2013年9/13SEA1-2STL

スポンサーリンク




20130915DATA1.jpg
HANREI.jpg

今季のマリナーズを象徴するようなかたちで13勝目を逃す



もしそこに、ちゃぶ台があればひっくり返したい。そんな憤懣やる方ないストレスの溜まる試合展開になってしまった。

岩隈久志vsアダム・ウェインライト。今季球宴に選出された両右腕による投げ合いは、1点を争うハイレベルの投手戦になった。岩隈が落ち着いた投球でカージナルス打線にゴロの山を量産させると、相手のウェインライトも持ち味のカーブを駆使した巧みな投球術でマリナーズ打線を8回6安打1失点に抑えていく。

試合は4回までスコアボードにゼロが並ぶ展開になった。中盤の5回表、マリナーズがようやく先制に成功する。好投ウェインライトから得点を奪うにはこのようなかたちが唯一だったのかもしれない。女房役ズニーノが値千金の先制弾。左翼席へ飛び込んでいくソロ弾は今季3号となり、岩隈を「打」でアシストする(SEA1-0STL)。

岩隈はその1点を見事に守り抜いてみせた。先制点を貰った直後の5回裏、下位打線をしっかり三者凡退に抑えると、先頭打者に二塁打を浴びた7回裏のピンチでは、低めに変化球を集める制球力と、一転、高めに151キロ超の速球をみせて空振りを奪っていく力強い投球で、カージナルス打線の同点機を封じる。7回94球。13勝目の権利を手中にしたまま任務終了となった。

残り2イニング、ブルペンリレーで逃げ切ってくれよ!という展開になったのだが、落とし穴が8回裏に待ち構えていた。

岩隈の後を受けた二番手はファーブッシュ。1死から相手に一気に2塁を奪われ、その後、同点に追い着かれてしまう。(SEA1-1STL)

腹の虫が収まらない中、調べてみると、味方リードの試合展開の中、岩隈が勝利投手の権利を持ったまま降板、その後に権利が消えてしまった試合は、7/4レンジャーズ戦、7/31レッドソックス戦、9/6レイズ戦に続く、今季4度目の悪夢になっていた。

誤解のないように書いておきたい。この日のファーブッシュは好投していた。力強い球を投げていたと思う。先頭打者を空振り三振に打ち取った後、次打者も球威で押し、セカンドへ打ち上げさせたポップフライ。誰もが2アウトになるだろうと思っていたその時だった。

二塁手フランクリンがまさかの落球... (調べてみると風速は4mだったようで、強風というレベルではない。ただ、追い方を見ていると風に押し戻されたような感も受ける。それとも照明が目に入ってしまったのか?)

その後もミスは連鎖する。

場面はフォアボール等で1死3,1塁へと変わっていき、バッターボックスは2番・ジェイ。打たせた打球は4-6-3のゲッツーコース。これで攻守交代!と思われた、またまたその矢先だった。走ってくる一走の併殺崩しのスライディングが効果てきめんということなのだろうか、遊撃手ミラーの1塁転送がまさかのタイムリー悪送球。ファーストのモラレスも捕球できず、球が転々...

マリナーズの次世代二遊間を担うフランクリン=ミラーの相次ぐ拙守で、岩隈の13勝目がするりと逃げていく。チーム再建が至上命題のチーム事情だ。来季を見据え、経験に乏しい新人に場数を踏ませるためには、どうしてもミスは付き物である。そのことは重々理解しているつもりなのだが、ファンとしては、もうガッカリ・・・そんな試合になってしまった。

もしブレンダン・ライアンが在籍していたなら、8回裏、守備固めで起用されていただろうか? もう彼はマリナーズにはいない。あの美技が岩隈の試合で見ることができなくなってしまうと思うと、やっぱり寂しい。しかし、故障したジーターの代役としてニューヨークへ旅立っていったのには、驚いた。メンドーサラインを彷徨う低打率の人が、しっかり評価されている証でもあり、メジャーの懐の深さを感じさせた。

試合は結局、延長10回裏、カージナルスのサヨナラ勝利。マリナーズは敵地3連戦のインターリーグ初戦で逆転負けを喫している。

両軍のスターティングラインアップ

マリナーズ=1番・ミラー(遊)、2番・アルモンテ(中)、3番・シーガー(三)、4番・モラレス(一)、5番・ソーンダース(右)、6番・アクリー(左)、7番・ズニーノ(捕)、8番・フランクリン(二)、9番・岩隈(右投)

カージナルス=1番・カーペンター(二)、2番・ジェイ(中)、3番・ホリデイ(左)、4番・ベルトラン(右)、5番・モリーナ(捕)、6番・アダムス(一)、7番・フリーズ(三)、8番・デスカルソ(遊)、9番・ウェインライト(右投)


ブログ村投票のお願い。
皆さんの1票が継続運営のエネルギーになります。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

BLOGTOPMAILMAGAZINE3.jpg
8月に創刊した当ブログの有料メルマガ「shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン」。御好評頂いております。これをお読みのあなたも、さらに深くイーグルスのこと知ってみませんか?
 毎週月曜日発行。月額499円です。購入方法(まぐまぐと直接販売)やメルマガ本文の一部内容など、詳しい御案内は下記エントリーに記しました。1人でも多くの皆さんの読者登録、お待ちしております。
◎shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン、読者募集のお知らせとバックナンバー一覧
---------------------------------------------------------------

■岩隈久志2013年試合別投手成績
岩隈久志2013年試合別投手成績

敵地インターリーグで初登板。打者・岩隈久志誕生



岩隈のインターリーグ成績はこれで3試合0勝1敗。1QS。合計21回2/3を投げて自責点10、防御率4.15としている。

これまでの2試合はいずれも本拠地戦だった。そのため投手として専念することができたのだが、この試合は敵地ブッシュスタジアム。メジャーで初のバッターボックスがまわってきた。岩隈が打者に変身したのは2010年6/4横浜戦以来、実に3年3カ月ぶりのことだった。

残念ながら、3回表にまわってきた初打席は空振り三振。実は珈琲を淹れるため中座して戻ってきたら終わっていた(その後、映像を確認)。

5回表はズニーノ先制弾の直後、フランクリンが1塁へ歩いて無死1塁でまわってきた。ここはバントという場面だったが2度続けてバントファウルで送れず、2-2からの第5球を見逃し三振に。岩隈はNPBでもバントを2回しか成功させていないため、これはまあ仕方がないというシーン。その後、2死2塁で、アルモンテが放ったピッチャー返しの中前コースのバウンドゴロを相手二塁手がダイビングキャッチ。抜けると判断して3塁をまわっていたフランクリンが三本間で挟死するというシーンがあったから、岩隈がバントを決めていれば、2点目の可能性は高かったかもしれない。

7回の第3打席はその二塁手カーペンターの前へイージーゴロ。打者・岩隈のメジャーデビューは空三振、見三振、二ゴで終わっている。

■マリナーズ 岩隈久志 球種別 投球詳細
岩隈久志9月13日カージナルス戦球種別投球詳細

7回、打者25人、94球(1回当たり13.43、1人当たり3.76)、被安打3、被本塁打0、奪三振1、与四球2、失点0、自責点0。

《初球25球》
右打者11球=4Seam2、Sinker5、Slider2、Splitter1、Curveball1
左打者14球=4Seam2、Sinker9、Curveball3

《2ストライク以降34球》
右打者16球=4Seam1、Sinker9、Slider5、Splitter1
左打者18球=4Seam2、Sinker10、Splitter5、Curveball1

岩隈の談話「自分の投球はできた。丁寧に投げながら打ち取れた。勝ち星は打線との絡みもあって、気にすることじゃない。(200投球回を超え)ローテーションを守って、うまく調整できている」

7回以上無失点投球は今季4度目



これで成績は31試合12勝6敗、防御率2.87、WHIP1.03、QS率67.7%としている。

9/6レイズ戦もQSに一歩届かない5回2/3を投げて自責点3だったことを考えれば、6試合連続で試合を作ることができていると言えそうだ。

投球回は沢村賞を受賞した2008年の201回2/3を越えて、自己最多の203イニング。日本時間9/15の朝5時現在ではアロイヤルズのジェームス・シールズの207回2/3に続きアリーグ2位の投球回を記録している。最終的にどのくらいまでイニング数を伸ばすか?不明なものの、これは本当に特筆すべきことで、怪我体質だった日本時代の岩隈を考えると、全く考えられないことであり、この人の環境適応能力の高さに改めて驚かされている。

獲得アウト21個中、グラウンドアウトが実に12個を独占。内野ライナーアウト2個、奪三振1個を合わせると、内野でアウトを奪ったのは71%に当たる15個という多さである。外野奥深くへ飛ばされたのは3回2死走者なしから2番・セカンド、カーペーンターの当たり、ウォーニングゾーン付近に着弾するツーベースのみと、リスクを最小限に抑える上々の結果となった。

カウント構築にも成功。序盤、逆球が目立ったように感じたものの、初体験もマウンドとしてはアジャストも問題なかったように感じている。ズニーノとの呼吸も少なくとも前回よりは息が合っているように思われ、全体のストライク率も66.0%と合格点。与えた四球2個はいずれも3-2からのもので、3-1、3-0からのものはなし。2球目で2-0にしてしまうボールカウントは6回ホリデイ(遊ゴ)の1度だけ。球目以降に決着がついた打者(10人)を分母にした3球目2ストライク率では80.0%の高さを誇った。

この日は速球、中でもシンカーを主体にした打たせて取る配球だった。この日奪った空振り9個のうちファストボールで8個を記録。4シーム、シンカーともに前回レイズ戦の平均球速を上まわる値を計測しており、カージナルス打線には厄介な球として機能したようだ。

下記に打者1巡目と2巡目以降の球種割合円グラフを作成してみた。ご覧のとおり、打者1巡目は速球が74.3%を独占。2巡目以降はその割合が66.1%まで下がり、変化球では緩急をつけるためカーブを投げ始めていることが確認できる。

一方、スプリッターは少々懸念された。空振りはゼロ。12球のうち低めに決まらず、落ち切らない球がコースの中段以高に入ってしまったのが7球。ここまで中段以高に記録されたスプリッターの被打率は30打数9安打の.300と分が悪い結果が出ていた。そのため、ヒヤヒヤさせられたものの、岩隈とは初対戦ということもあったのだろう、カージナルス打線は低めに決まらないスプリッターにも対応できず、岩隈は凡打を築くことができた。

好守備にも助けられた。岩隈降板後の8回に拙い守備をみせたミラーも、2回2死走者なし、7番打者が放った三遊間深い当たりには見事なダイビングキャッチ。捕球後の動作も素晴らしく1塁アウトにしてみせた。4回先頭打者、3番・ホリデイの打球はセンター右の右中間を襲う快飛球となったが、新人アルモンテが球際ぎりぎりのランニングキャッチ。長打コースを防ぐ守備をみせた。

岩隈の7回以上無失点投球は、5/31ツインズ戦、6/5ホワイトソックス戦、9/1アストロズ戦に続く今季4度目となったが、やはり、楽だなあと感じさせるのは、投手がバッターボックスに立つ点だ。

この試合ではウェインライトの打席が2度まわってきたが、確実にアウトを2個取ることができる点は、プロ生活の全てをDH制の野球で過ごしてきた岩隈にとって、これほど楽な安全地帯はないといった感かもしれない。

これで防御率も日本時間9/15早朝現在2.87となり、ダルビッシュの2.79に次ぐアリーグ4位。WHIP1.03はタイガースのシャーザーに次ぐリーグ2位となっている。

残り登板がどのくらいになるのか?分からないものの、このままの状態をキープしてメジャー2年目を終えてもらいたい。


■球種割合〔打者1巡目〕
岩隈久志9月13日カージナルス戦球種割合打者1巡目

■球種割合〔打者2巡目以降〕
岩隈久志9月13日カージナルス戦球種割合打者2巡目以降


■配球図
20130915DATA5.jpg


■9/13カージナルス戦の94球詳細
コースNo.は下記図のとおり。球速はマイル表示

20130915DATA2.jpg
20130915DATA3.jpg
20130915DATA4.jpg


Amazon、楽天イーグルスオフィシャルショップなど楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベー ションになります





◎◎◎関連記事◎◎◎
【書評】 岩隈久志 著『感情をコントロールする技術~未来を切り拓く50の視点』(ワニブックス)
マリナーズ岩隈7回無失点投球も報われず。味方打線が新人左腕に完封勝利を献上──2013年9/1SEA0-2HOU
マリナーズ岩隈久志、13球粘られるなど四苦八苦の本拠地レイズ戦──2013年9/6SEA6-4TB

《当ブログのコメントルール》御感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球や楽天と関係のないもの、名無しや通りすがりなどハンドルネームがいい加減と私が判断したものは、内容に関わらず、御遠慮申し上げております。頂いても削除の対象となります。

《Twitterやっています》
アカウントは@eagleshibakawaです。ブログ更新のお知らせ、プロ野球、スポーツの話題、時々実況しながら記録などをつぶやきます。

《facebookページを作りました》当ブログのページをfacebookに作成しました。ブログ更新情報やブログに載せない、Twitterでつぶやかない軽い話題などもアップ中。現在いいね!250人突破。
http://www.facebook.com/eagleshibakawa

ブログパーツ
レンタルCGI







関連記事
スポンサーサイト



このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

No title

どうもこんばんわ、ざくろです。
今回も詳細なデータ等お疲れ様です。

これは恐らく誰しもそうだと思うんですが、どれだけ良かった事や悪かった事も、
時間が経てば多少記憶が薄れて印象も若干弱くなってくるのと同様、直近で経験した
良かった事や悪かった事は、何よりもインパクトが凄いので過去の記憶と比較しても、
必要以上に強烈に感じてしまうものですが、この試合、もうなんというか…(苦笑)
勿論日本時代も含めて岩隈が勝ち投手の権利を持って降板、点差に関わらず残念ながら
エラーやリリーフが打たれて勝ちが消滅、という事はこれまでにもありましたし、
当然今後も岩隈が引退するまでに何度も見る事にはなると思うんですが、個人的には、
この試合の勝ちの消え方はワースト1位に輝くぐらい見ていてエグイ試合でした…。
まぁ、衝撃という点で言えば、マリナーズのファンからすれば↓の試合のほうが
遥かに衝撃だったと思うので、まだ岩隈はマシなほうかもしれませんが…(苦笑)
http://live.baseball.yahoo.co.jp/mlb/game/table/?id=2013080209

気を取り直して良かった点で言えば、やはりまずは岩隈自身も目標に掲げていた
年間の投球回数の200回、コレを達成出来た事は本当に良かったですよね。
ダルビッシュと黒田の現時点での投球回を考えると、今年は岩隈も含めて三人が
200回に到達する、という事になりそうですが、まだメジャーでの200回は
野茂、松坂、黒田、この三人しか達成していなかったそうなので、岩隈が四人目になり、
少なくともダルビッシュよりも先に達成出来た、というのが嬉しかったです。
しかも、どうやら200回を投げて防御率2点台でシーズンを終えた日本人、
というのは過去に居ないそうなので、今年はダルビッシュも達成しそうですが、
なんとか岩隈もこの日本人史上初の記録を達成してもらいたい限りです。

試合のほうは、この日は久しぶりに速球系に、非常に力があったように感じましたよね。
逆にスプリッターが今イチではあったものの、この日解説に来られていた前田さんは、
やはりまずはストレートが非常に良いとコメントをされていました。
ただ、そのストレートが良すぎて、その事で腕が振れすぎている、だからフォークの
変化が普段と違って苦労しているのでは、とコメントされていました。
決め球としてのスプリッターが機能していない事もあり、決め球に速球を使うも
ファウルで粘られて多少球数が、という展開にはなっていたものの、逆に言えば、
速球に威力があったからこそ、ここまで抑えれた事を考えると改めて能力が高いなと。

一方楽しみにしていた打撃は、まぁ、やっぱりダメでしたね(笑)
確かに岩隈が犠打を成功させていれば2点目が入ったかもしれないので、
そういう意味では勿体無かったですけど、岩隈自身3年ぶりの打撃で、日本時代も
パリーグなのでそもそも打撃をする事がなく、更に相手はナリーグを代表する
レベルの好投手、そんな投手から普段打撃をしていなうえに3年ぶりの打席で
犠打をしっかり決めろ、というのも、よくよく考えたらさすがに難しいでしょうか。

ちなみにそんなウェインライトなんですが、前田さんと同じく解説に来られていた
AKI猪瀬さんが紹介されてたんですけども、どうやらウェインライトは学生時代
打撃の評価も高かったらしく、外野手としてドラフト1位指名しようか、
という話も当時あったそうです。
実際打席でのウェインライトは非常に気合の入った鋭い顔をしていたので、
プロの球を打てるかどうかは別にして、今でも打撃は好きなんだろうなーと。

3回、カーペンターにツーベースを打たれてジェイを打席に迎え、
非常に粘られたものの何とかアウトに仕留めましたが、この際、8球目を
カットされた時にフランクリンが岩隈の元へ行き声をかけていたのが印象的でした。
残念ながらこの日は8回に致命的なエラーを犯してしまったものの、
最近はミラーとフランクリン、二人が結構岩隈に対して自発的に声を
かけているケースをよく見かけるので、二人共守備は成長してほしいものの、
こういう声かけを中心としたコミュニケーションは取れているようなので、
この点に関しては良かったなと思いました。
岩隈は降板後にもベンチでもミラーと笑顔で会話をしていたりと、ミラーも
フランクリン同様2回にフリーズの放ったレフト前へ抜けようかという打球を
アウトにしてくれただけに、二人共8回のエラーさえなければ…(苦笑)

5回、デスカルソの打球を処理したフランクリンも見事でしたよね。
残念ながら併殺こそ取れなかったものの、その直後にデスカルソの盗塁を
ズニーノが刺してくれたのも良かったです。
特にズニーノはこの日唯一の得点となるソロホームランも放ったりと、
正に岩隈の女房役としては完璧な仕事を見せてくれていたなと。
一方の相手捕手モリーナも、これはもうやはり素晴らしい肩でしたよね。
しかも肩だけでなく、捕球後に投げるまでの動作がまた非常に早く。

ところで8回は単純な運も無かったと考えるべきでしょうか。
今回はナリーグの球場だったわけなのでDHが使えずモラレスを一塁で起用。
スモークだったらミラーからのワンバン送球を捕球出来た…かどうかは
勿論分かりませんが、単純な守備力という点で言えば普段一塁を守っている
スモークのほうがモラレスよりは慣れているでしょうから、アリーグの球場で
スモークが普段通り守ってくれていたら…というかまぁ、そもそも
セカンドフライの落球が…お茶を飲みながら絶叫してしまいました…(笑)

試合自体で言えば、ウェインライトとの投手戦は非常に見応えがあり、
カージナルス側の守備ではセカンドのカーペンターが何度も素晴らしい守備を
披露して、マリナーズ側も残念ながら8回はエラーが出たものの、
少なくとも岩隈が投げている間はミラーもフランクリンも好守備を見せて、
投手戦を更に盛り上げてくれていたので、二人が投げていた間に関しては、
ホント手に汗握る投手戦という感じで非常に楽しめましたよね。

他にJスポーツで紹介されていたネタとしては、ライアンのトレード。
個人的にもヤンキースへ放出される事になった、と知った時は絶句どころか、
非常にショックだったんですが、これはやはり選手もそうだったようで、
ミラーが相当なショックを受けていたと紹介されていました。
ウェッジ監督のコメントも紹介されていて、やはりミラーとフランクリンの
台頭もあって「出るポジションは無くなってしまってはいたが、
クラブハウスでもイイ影響を与えてくれていた」とコメントしたそうです。
ライアンの守備に関しては素晴らしいという言葉だけでなく、
冗談抜きで岩隈の防御率を…それこそ0.3ぐらいは良くしてくれていたと
思うので、そういう意味でも非常に残念です。
個人的にはヘルナンデスとイチロー以外で最初に名前を覚えたマリナーズの
選手、という事もあって余計残念です…(笑)

他には、シーガーが三塁手としては100試合連続出場を果たしたらしく、
マリナーズの球団記録を更新中だと紹介されていました。
元々メジャーの場合は日本と違って休養日で完全にお休みだったり、
疲労を軽減する為にDHでスタメン起用、という事もあると思うので、
そう考えると、NPB目線で言えば「え、たかが100試合で記録?」
と思ってしまいがちなものの、メジャーの基準で言えば確かに記録でしょうか。
シーガーは打撃面では非常に期待出来るものの、今季はオールスターの
前辺りから急に守備が怪しくなりはじめたので、来年は何とか守備力の向上を。

後は、岩隈の出来高に関する内容が紹介されていました。
去年の一年契約の時は記事にも出ていましたが、今回の契約では出来高に
関する記述を見た記憶が無かったので少し新鮮な感じがしました。
先発として28試合、30試合、オールスター出場、サイヤング賞受賞、
ワールドシリーズMVP受賞、これらで出来高契約が発生するそうです。
試合数に関してはローテーションをしっかり守れば十分クリア出来る
項目ですが、オールスターの出場をクリア出来たのは喜ばしいですよね。
さすがにサイヤング賞は難しいと思いますが、ワールドシリーズMVP、
これはもう岩隈一人でどうにかなる問題ではないというか(笑)

さて、イニング制限も気になりますが、普通に投げてもあと2試合ですか。
勿論勝ち星を増やしてほしい気持ちもありますけど、この試合の
勝ちの消え方を見てしまった以上、もう負けがつかなければいいや、
と思ってしまうようになりました…(笑)
なんとか防御率2点台で終わりたいところですが、次はタイガース戦、
これまた何とも防御率の悪化を心配しなければいけないというか…。
ヘルナンデスが背中の張り?で登板を回避しているようなので、
岩隈の次回登板日も現時点ではまだ確定していないようですが、
順当に行けば、再びバーランダーとの投げ合いでしょうか。

そういえば、ご覧になられたかもしれませんが、2010年に1年だけ
楽天の監督をされていたブラウン元監督のサポートもあったみたいですね。
2010年の岩隈と言えば非常に安定していたのに恐ろしい無援護に襲われて、
見ているほうとしては何とも胃が痛かったですが、ブラウン元監督との
繋がりが今になって役に立っているというのは、ありがたいですし、
なんとも感慨深いなーと。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/15/kiji/K20130915006617050.html

予想通りの投手戦

今回は援護のないのは予想して、期待せずにみてました。が、思いがけない一発で勝ちの権利が。一瞬期待しましたが、、

>もしそこに、ちゃぶ台があればひっくり返したい。そんな憤懣やる方ないストレスの溜まる試合展開になってしまった。

まさにそんな感じの試合でしたね。いや、1点リードしたときから、このまま1-0で降りてもSTL相手には逃げ切れないだろうとは思ってました。思っていましたが、その消され方が最悪。

>この日のファーブッシュは好投していた。

あの1点はノーヒットでしたからね。

>岩隈が勝利投手の権利を持ったまま降板、その後に権利が消えてしまった試合は、7/31レッドソックス戦、9/6レイズ戦に続く、今季3度目の悪夢になっていた。

7/4 TEX戦もそうですね。(勝ちを消されてさらに負けまでつけられる)

>もしブレンダン・ライアンが在籍していたなら、8回裏、守備固めで起用されていただろうか?

それは疑問符。この日も、1塁を守っていたモラレスを引っ込めて守備を固めることもできたのにしませんでしたから。

94球で交代となりましたが、投球内容はよくなっていたので、8回行ってくれないかな、そうすればファーカー直結でかつ可能性は高そうという思いもありました。8回全部は無理でも、1死、2死だけでもとれれば、勝ちに近づくだろうとも思ったり。
ただ、たぶん勝ちをあげてればテレビニュースのハイライトとして使われただろう最後の三振を見て、もうここで終わりだと決めているのかなとも思ったり。
結局すばらしい登板なのに勝ちがつかなかったかあと思っていると、「勝ち星は打線との絡みもあって、気にすることじゃない。」というコメント。
やきもきしているのは周りだけで、本人は勝ち星にはこだわっていない様子。そういえば日本時代も、そういうクールなところはありましたね。
本人の本当の心中はわかりませんが、そのほうが1年間をまっとうするのには良いのかもしれません。


さて、初のDHなし。もちろん打撃にはなんの期待もしてませんでしたが、

>岩隈がバントを決めていれば、2点目の可能性は高かったかもしれない。

そうそう。これがあったから、援護のないのは打線のせいばかりとも言ってられないですね。打線の一員だったんですからね。

>やはり、楽だなあと感じさせるのは、投手がバッターボックスに立つ点だ。

ほんとにそう。速球だけで打ち取っていたし、完全にオアシス状態でしたね。それだけに8回めざしてほしかった。


>ご覧のとおり、打者1巡目は速球が74.3%を独占。2巡目以降はその割合が66.1%まで下がり、変化球では緩急をつけるためカーブを投げ始めていることが確認できる。

4回に入って、お、パターンを変えてきたなと思いました。初球カーブから入って、打者はさらにてこずったでしょう(このパターンは最近よく見るような感じですが)。

Re: No title


ざくろさん、コメントありがとうございます。
当方、只今、多忙のため、なかなか返信できずに遅れてしまい、すみません。

それにしても、まあ、びっくり.....9回裏に6失点でサヨナラ負けですか。エースが7回1失点の投球で、味方に満塁弾が出たのに、6点差をひっくり返されての敗戦ですか.... いやはや、これは正直ちゃぶ台をひっくり返した後、叩き壊して燃やしたいくらいの衝撃ですね。確かにこれと比べれば、岩隈のはまだマシでしょうね(苦笑)

>ただ、そのストレートが良すぎて、その事で腕が振れすぎている、だからフォークの
>変化が普段と違って苦労しているのでは、とコメントされていました。

へええ、参考になる解説だなと思って拝見しました。実は先日、楽天戦で則本について解説・山村宏樹氏が同様の趣旨のコメントをしていたのを思い出しています。則本については、チェンジアップを投げた後、速球を投げる時にフォームが緩んでしまう弊害を指摘されていました。岩隈の場合は速球の後のスプリットですが、恐らく同様のメカニズムで発生しているんでしょうね。素人目からみれば、速球が走っているのだから、変化球もより活きてくるのでは?と思いがちですが、なるほど、こういった影響もあるんですね。

>最近はミラーとフランクリン、二人が結構岩隈に対して自発的に声を
>かけているケースをよく見かけるので、二人共守備は成長してほしいものの、
>こういう声かけを中心としたコミュニケーションは取れているようなので、
>この点に関しては良かったなと思いました。

降板後の岩隈のコメントがけっこうさばさばしていて切り替えができているようだったので、安心しました。恐らく、御指摘のとおり、両人と上手いこと意思疎通がはかれているからこそ、なのでしょうね。ただ、心配なのは、ミラー。どうやらハムストリングスを痛めてしまったようで・・・

>残念ながら併殺こそ取れなかったものの、その直後にデスカルソの盗塁を
>ズニーノが刺してくれたのも良かったです。

これはお見事でしたね。調べてみると、盗塁阻止率は23%のようですから、完全アウトのタイミングで刺すことができたのは、お見事でした。恐らく、この回、盗塁の可能性があることをズニーノも頭に入ってしっかり準備できていたからこその好プレーだったような気がします。投手が打席に立つイニングでしたから、元々、相手ベンチは得点を計算していないイニングでしょうし、無理矢理にでも二塁を奪いにいくのでは?という意味で。

>一方の相手捕手モリーナも、これはもうやはり素晴らしい肩でしたよね。
>しかも肩だけでなく、捕球後に投げるまでの動作がまた非常に早く。

この兄弟は恐るべし・・・ですね。今季の盗塁阻止率も47%だそうです。

>今回はナリーグの球場だったわけなのでDHが使えずモラレスを一塁で起用。
>スモークだったらミラーからのワンバン送球を捕球出来た…かどうかは
>勿論分かりませんが、

そうだと思います。それにしても素朴な疑問なのですが、後出しジャンケンの意見になっちゃいますが、なぜ8回にモラレスを代えてスモークを守備固めで起用しなかったのでしょうかね。1点リードはリードではないというチーム事情が大きいのでしょうか。そう言えば、7回、4番・ベルトレンの1塁線強襲モラレスのグラブを弾いた二塁打も、モラレス以外の一塁手なら処理することができていたやもしれずというシーンでしたし。

>ライアンの守備に関しては素晴らしいという言葉だけでなく、
>冗談抜きで岩隈の防御率を…それこそ0.3ぐらいは良くしてくれていたと

激しく同感です。特に昨年、岩隈は恩恵を受けました。今年もし二遊間があの2人だったら、防御率のタイトル争いを繰り広げているやもしれません。寂しいトレードになってしまいましたが、ピンストライプを着てすぐに一発を放ったとのことで、このことにも驚いています。

>他には、シーガーが三塁手としては100試合連続出場を果たしたらしく、
>マリナーズの球団記録を更新中だと紹介されていました。

へええ!そうなんですね。この記録、ざくろさんも書いているように、例えば、99試合サード連続試合出場を続けていた三塁手が、疲労という理由で100試合目にスタメンDHで出場した場合、この記録は途絶えてしまいますよね。恐らくそういった事情もあって、達成は難しかったのかなあと想像しています。

>シーガーは打撃面では非常に期待出来るものの、今季はオールスターの
>前辺りから急に守備が怪しくなりはじめたので、来年は何とか守備力の向上を。

オールスター明けは打率/出塁率/長打率は.226/.311/.363と打撃もさっぱりで、こちらも残念なかたちになっています。前半戦は3割近く打っていただけに、シーガーの失速はチームにとって誤算だったのかもしれません。

>さて、イニング制限も気になりますが、普通に投げてもあと2試合ですか。

報道によるとウェッジ監督は残り2試合登板させる方針らしいですね。

>順当に行けば、再びバーランダーとの投げ合いでしょうか。

そうなりました。明日の試合評ですが、時間がとれそうもありません。そのため、楽天戦がない明後日の観戦&更新になりそうです。

そうそう、素敵なエピソードご紹介いただき、ありがとうございました。ウェッジ監督とブラウン監督が知り合いだったとは、驚かされました。

Re: 予想通りの投手戦

k0418さん、コメント有難うございます。

> その消され方が最悪。

打たれるならまだしも、味方の相次ぐエラー2つによる失点でしたから、本当にガックリで見ていられませんでした・・・

> 7/4 TEX戦もそうですね。(勝ちを消されてさらに負けまでつけられる)

御指摘、ありがとうございます。本文、修正させていただきます。

> >もしブレンダン・ライアンが在籍していたなら、8回裏、守備固めで起用されていただろうか?
>
> それは疑問符。この日も、1塁を守っていたモラレスを引っ込めて守備を固めることもできたのにしませんでしたから。

素朴な疑問なのですが、なぜモラレスを引っ込めなかったのでしょうかね。7回、4番打者に打たれた二塁打も、モラレス以外の一塁手なら処理して「一ゴ」になっていた可能性もあるだけに、疑問符です。モラレスといえば、バーランダーとの相性が良さそうらしいので、明日は打撃に期待したいところです。

> ただ、たぶん勝ちをあげてればテレビニュースのハイライトとして使われただろう最後の三振を見て、もうここで終わりだと決めているのかなとも思ったり。

この試合最速94マイルの4シーム、素晴らしい球でした。

> 結局すばらしい登板なのに勝ちがつかなかったかあと思っていると、「勝ち星は打線との絡みもあって、気にすることじゃない。」というコメント。
> やきもきしているのは周りだけで、本人は勝ち星にはこだわっていない様子。そういえば日本時代も、そういうクールなところはありましたね。
> 本人の本当の心中はわかりませんが、そのほうが1年間をまっとうするのには良いのかもしれません。

楽天時代も、完封完投することよりも1年通してローテを守り切ることを重視していたクマですしね。そのことで日曜朝、張本勲氏で喝を貰ったこともありましたっけ。

> ほんとにそう。速球だけで打ち取っていたし、完全にオアシス状態でしたね。それだけに8回めざしてほしかった。

80球前半で7回を終えることができていたらもう1イニングいったのかもしれません。1イニング当たりの球数は13.43、これだけ見れば文句のつけようがない省エネ投球でしたが、8回いくには、2回や4回ジェイに9球粘られてしまったのが、響いてしまったかたちでしょうか。今季8回まで投げた4試合の球数をみると、89球(1イニング当たり11.13)、96球(同12.00)、99球(同12.38)、90球(同11.25)となっており、マリナーズ首脳陣の一貫した(言い方を変えれば、頑なな)起用がうかがえます。これからもマリナーズ首脳陣がこれまでと同様の起用法をするなら、今後も8回まで投げるには、かなりハイレベルの省エネ投球が要求されるのかも?!と考えています。
非公開コメント

プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
100位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
21位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}