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苦手アスレチックス相手に7回3失点。速球にスピードが戻ったマリナーズ岩隈久志、粘投で今季12勝目──2013年8/21SEA5-3OAK

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当たりたくなかったアスレチックス戦で今季12勝目



昨年、長い低迷から突如マネーボール第2章が幕を開け、快進撃が続いているオークランドアスレチックス。今季もアリーグ西地区の首位をレンジャーズと激しく争い、ワイルドカード争いでも2位につけている。

そのアスレチックスを、岩隈は最も苦手としている。ここまで先発で4試合、救援で1試合、合計5試合に登板したが、勝敗は2勝3敗。対戦防御率も4.45といたってかんばしくない。6/16には5回4失点、6/21には3本の一発をくらい7回4失点。2試合連続で敗戦投手を喫していた。

できれば当たりたくないというのが私の本音だったものの、敵地3連戦の最終戦、久しぶりのデーゲームに岩隈が登板した。

その悪い予感が的中してしまったのか。立ち上がりは最悪のスタートだった。

1回裏、1番クリスプ。その初球だった。外を狙った約140キロ速球が甘く入ってしまったところをバット一閃。ポール際の右翼席へ運ばれる初回先頭打者本塁打を浴びた。クリスプに一発を打たれたのは6/21対戦時の「右本」に続く2本目、初回先頭打者被本塁打は4本目、初回先頭打者初球本塁打を浴びたのはメジャーで初のこととなった。(SEA0-1OAK)

■岩隈の初回先頭打者被本塁打履歴
2012年7/30TOR(ホーム)、デービス「左本」
2012年TEX(ビジター)、キンズラー「左中本」
2013年5/26TEX(ホーム)、プロファー「右本」
2013年8/22OAK(ビジター)、クリスプ「右本」

悪夢はなおも続いた。2番・ラウリーだ。0-2と追い込んでからの低め勝負。スプリッターの連投を1球見逃した後の2球目だった。岩隈としてはストライクゾーンからボールゾーンへ上手く落とした絶好球である。見逃せばボール球だっただろう難しい球を、ラウリーが落ち際を上手くすくいあげての長打コース。前回対戦時、岩隈のスプリッターをスタンドまで運んだラウリーの打球は、今度はライトを超えていく悠々の三塁打になる。

1番打者にホームランをかっ飛ばされ、1点を失い、2番打者にはスリーベース。無死3塁で中軸を迎えるという苦しいシーンである。さらに1失点は覚悟しなければならない場面だったものの、クリーンアップを凡退させていく。3番・ドーナルソンにはまっすぐ勝負。ラストはアウトコース低めのまっすぐを振らせての三振。4番・モスにはフルカウントまで粘られたものの最後は低めスプリッターで打たせたピッチャーゴロ。天敵5番・セスペデスには速球の力勝負で空振り三振を奪っていく。

すると、直後の2回表、味方の攻撃。6番・モースの当たりはセンター右へ叩き入れる同点弾。試合はすぐさま振り出しに戻っていく。(SEA1-OAK1)

2回裏、岩隈は2死から二塁打でピンチを抱えたものの、大事なし。1番から始まる3回はゴロ、フライ、ゴロで三者凡退。2イニングをゼロに抑え、これから中盤へ向かっていこうという矢先の4回だった。

1回の得点圏で凡退させた相手のクリーンアップが岩隈に襲いかかってきた。この回の先頭は4番・モス。変化球の連投となった1-1からの3球目。アウトコースのカーブをしっかりひきつけて逆方向への強打。打球は左中間席へと消えていく20号ソロショットになってしまう。(SEA1-2OAK)

さらに、5番・セスペデス。高めに不用意に浮いた初球を左中間へ弾き返されてのツーベース。6番・レディックには外を狙った初球のファストボールが内角へ抜けて入った逆球を、背走セカンド後方、前進ライト前方に着弾するテキサスヒットを浴びて、無死3,1塁。7番・カヤスポには高めの球をセンター後方へ運ばれ、これが犠牲フライに。岩隈はこの回、3本の長短打を集められ、2点を失った。(SEA1-3OAK)

1点を勝ち越されたマリナーズだったが、しかし、直後の5回表から反撃開始、6回には試合をひっくり返すことに成功する。5回はミラーのバットから一発が飛び出した(SEA2-3OAK)。6回は2死2,1塁のチャンスで、岩隈登板試合でショートのスタメン久々のライアン。相手投手の高め失投カーブを振り抜いた当たりは三塁線強襲。ドーナルソンがバックハンドで取りにいくものの、その先を抜けて外野奥深くまで達するツーベースになる。二走が悠々生還して同点、さらに一走アクリーも3塁を蹴っていく。レフトからの好返球との競争は最後はホームプレート上のクロスプレー。激しく相手捕手をぶつかり吹き飛ばしながらも、ホームをもぎ取り、マリナーズが勝ち越しに成功した。

岩隈は6回1死後、セスペデスに二塁打を打たれてスコアリングポジションに走者を背負ったものの、後続を落ち着いて凡退させていく。7回は2四球で1死3,1塁の危機だったが、こちらはライアンの好守備にも助けられながら、上位打線を凡退させ、今日は7回3失点の内容だった。

8回、味方が貴重な1点を追加すると、9回はファークワーが三者連続三振で締めて9個目のセーブ。岩隈は今季12勝目を手にしている。

両軍のスターティングラインアップ

マリナーズ=1番・ミラー(二)、2番・ソーンダース(中)、3番・シーガー(三)、4番・モラレス(指)、5番・スモーク(一)、6番・モース(右)、7番・アクリー(左)、8番・ライアン(遊)、9番・ブランコ(捕)、先発・岩隈(右投)

アスレチックス=1番・クリスプ(中)、2番・ロウリー(遊)、3番・ドーナルソン(三)、4番・モス(一)、5番・セスペデス(左)、6番・レディック(右)、7番・カヤスポ(指)、8番・ソガード(捕)、9番・ボグド(二)、先発・グリフィン(右投)


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◎8/19発行Vol.003:絶好調の枡田慎太郎、好活躍確信の中にも気になる懸念材料とは?
---------------------------------------------------------------

■岩隈久志 vsセスペデス 通算対戦成績
◎第2回WBC2009年・・・2打数1安打、1四球、1三塁打
◎2012年・・・4打数2安打1打点、1二塁打、1本塁打
◎2013年4/2・・・2打数1安打1打点、1三振、1本塁打
◎2013年5/10・・・3打数0安打、2三振
◎2013年6/16・・・3打数2安打1打点、1二塁打
◎2013年6/21・・・3打数1安打2打点、1三振、1本塁打
◎2013年8/21・・・3打数2安打、1三振、2二塁打
◎通算・・・20打数9安打5打点、5三振、1四球、4二塁打、1三塁打、3本塁打

セスペデスとの対戦は、空三振、中二、左翼二



本当に嫌な好敵手である。セスペデスとの1対1の対決では、今日も岩隈の負けとなってしまった。しかし、全体の流れで捉えた場合では岩隈に軍配が上がるかたちにもなった。まずは初回だ。2死3塁の場面。同じ打たれるにせよ、ここではしっかり追い込んで三振に切って取れたのが大きかった。無死3塁の状況だったから、1点失ってもおかしくないところを、セスペデスを三振に取ることで3塁走者にホームを踏ませなかったのは、後々、大きな意味を持つこととなった。

4回無死走者なし、6回1死走者なしでそれぞれツーベースを打たれている。特に6回の当たりはアウトコース低めの難しい球だったものの、左翼線へ弾き返される巧打を浴びており、嫌らしさを感じたものの、後続をしっかり凡退させ、セスペデスの槍働きを点に絡めることなく、孤立させた点が、勝因の1つになったのでは?と思う。

■試合別 投手成績
20130822DATA4.jpg

ストライク率が低くても、省エネ投球はできる



これで27試合12勝6敗、防御率2.98、WHIP1.01、QS率66.7%で推移している。

注目したいのはストライク率。この試合も62.5%だった。前半戦は70%越えの試合も大変多かった中、後半戦に入ると7/25MIN戦以降は60%前半で推移する試合が続いている。ストライク率が下がったことで7/25MIN戦、7/31BOS戦では1イニング当たりの球数がそれぞれ17.00、18.00と目安となるべき15球を越えていたものの、ここ4試合はストライク率が低くても15球以内に収まる内容。今日も13.71を記録した。ストライクゾーンに積極的にストライクを集めなくても、球数少なくイニングを消化することができる。岩隈は後半戦に入ってまた新たな手応えをつかんだのでは?と感じる数字になっている。

■岩隈久志 球種別 投球詳細
20130822DATA1.jpg

7回、打者30人、96球(1回当たり13.71、1人当たり3.20)、被安打7、被本塁打2、奪三振4、与四球2、失点3、自責点3。

《初球30球》
右打者7球=4Seam6、Slider1
左打者23球=4Seam8、Sinker3、Slider1、Splitter9、Curveball2

《2ストライク以降23球》
右打者6球=4Seam5、Slider1
左打者17球=4Seam10、Splitter7

速球に力強さが戻ってきた



前回レンジャーズ戦の試合評で、速球について、このように書いた。

前々回TOR戦では90マイル越えは31球だったのに対し、前回MIL戦では6球、今回は僅か3球。速球の対戦被打率も11打数4安打とかんばしくなかった。

この試合、90マイル越えは22球。4シームの対戦被打率はこの試合でも13打数4安打2二塁打1本塁打の.307とかんばしくはなかったものの、90マイル越えのファストボールという点で言えば、空振り三振4、内野ゴロアウト1、内野フライアウト1、外野フライアウト1、22球中奪った空振りは7球と、相手打者を圧倒した。コントロールという点でいえば、90マイル越えが低めに決まることはほとんどなく、高めが目立ったものの、いつも以上にスピードも出ていたこともあって、相手打者の空振りを面白いように誘うことができていた。

久しぶりにバッテリーを組んだブランコも、速球が効果的だと判断したのだろう。全球の62.5%を速球が占める配球となっている。また、1点リードの7回2死3,1塁、3番・ドーナルソン、速球で押して3-2からのラスト7球、1度首を振って選択したのはやはり速球で、ドーナルソンは高めに投げこまれた90マイル速球の下っ面にバットが入るかたちとなり、平凡なサードフライに倒れている。下記のコメントにもあるように、岩隈自身もスピードボールに手応えを感じていたのだろう。

岩隈の談話「(7回最後の打者ドナルドソンを)あのバッターに対しては、真っ直ぐのタイミングが合っているとは思えなかった。あそこは勝負どころで、打たれたら仕方ない、と割り切って思いっきり投げました。高めのボールを打たれたが、ここというところで低めに投げられた。後半にかけて腕を振れた。これで乗っていけるし、(今後も)粘り強く投げてチームに勝ちを付けたい」
一方、6/16、6/21の対戦時に、攻略されてしまったスプリッターは?というと、やはり、見破られている臭いがプンプンしてくる。前回レンジャーズ戦ではこの球で面白いように空振りを取ることができていたのが、今日は僅かに2個。初回ラウリーに低めの良い所に投じたスプリッターをスリーベースにされたり、低めに誘っても乗ってこずに見送られてボールになるケースが多かったりと、アスレチックス打線の辛抱強さを象徴するようなシーンが多かった。(特にスプリッターを初球で使用するケースも多かった)

粘り強いマネーボール打線が相手のこと。岩隈もスイスイというような投球にはならなかったものの、立ち上がりは最悪なスタートにはなったものの、そんな中で、しっかり7回を3失点、クオリティスタートの範囲内に収める仕事ができたのは、朗報だ。さらに今日も数少ない援護点にはなったが、12勝目にむすびつけることもできたわけで、防御率も2点台を維持することもできた。この点は次へつながっていくのでは?と思う。

■配球図
20130822DATA2.jpg


■8/21アスレチックス戦の96球詳細
コースNo.は下記図のとおり。球速はマイル表示

20130822DATA5.jpg
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テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

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No title

どうもこんばんわ、ざくろです。
今回も詳細なデータ等お疲れ様です。

前回のレンジャーズ戦同様、個人的には正直勝てるとは思っていませんでしたし、
むしろQSを達成出来れば十分だろう、と思っていただけに、残念ながら2本も
打たれてしまいましたし、7回3失点なのでそこまでむちゃくちゃ良い、という
結果ではないものの、イイ意味で十分普通の結果を出す事が出来て、
しかもアスレチックス相手に勝ち投手になれたので、少しは苦手意識も払拭出来た、
と考えると非常に良い結果になりましたよね、初球先頭打者弾は固まりましたが(笑)

shibakawaさんも書かれていますが、速球が久しぶりに走っていて力もあった、
というのが何よりも大きかったですよね。
ちょっと逆球や高めの球が多かったので見ていて心配ではあったものの、
ここ最近は少し速球に力強さが感じられなかっただけに、戻ってきて嬉しい限りです。
あとは、どうやらジェイソが負傷?したらしく居なかったのも大きいですよね。
代わりに出場していたボグトが、7回には上手く犠打こそ決められましたが、
ボグトには申し訳ないものの全く打たれる気配は無かったですし、
4回裏のようにピンチでボグトに回ってきたらむしろラッキー、という印象すら。
実際に打たれたかどうかは別にして、やはり岩隈としてもこれがジェイソだったら
何かと神経を使って球数も増えてしまったと思うので、ジェイソの不在は
かなり岩隈にとって有利に働いたのではないかなと。

初回、クリスプは抑えた時も嫌な打席が多かったので、単純な対戦成績だけでなく、
印象としてはあまり相手にしたくない打者というイメージが強いんですが、
先頭打者ホームラン、それも初球を打たれるとは思ってもいませんでした。
確かにコースとしてはもうほぼど真ん中の失投だったので、仕方ないんですが。
ただ、続くラウリーのスリーベース、確かにイイ当たりを打たれたのは事実ですが、
モースの足が遅くてアウトに出来なかった、という側面はあるかなと思いました。
この試合はモースが一発を打ってはくれたものの、仮にこれがチャベスだったら
恐らくライトライナー、もしイチローだったら「真正面の当たりだったのか」
と思えるぐらい難なくさばいてくれていたのでは、という気がしました。
しかし、ここからの無死3塁を抑えたのは凄かったですよね。
特にセスペデスを高めの速球で空振りさせたのは、これは岩隈の勝ちというか、
良い意味で相性が悪いからこそ出来た芸当のような気もします。
岩隈としても多少開き直っての投球という部分もあったのではないかなーと。

3回裏、先頭クリスプのショートゴロをライアンが処理。
岩隈の試合では久しぶりにライアンの守っている姿を見れたわけですが、
ほぼ真正面のショートゴロだったのでどういう事はないものの、軽く捕球して、
当然ですが迷わず、しかも補球した直後に一瞬の間も無く即座に一塁へ送球。
ホントただのショートゴロでしたけど、何故かこのプレイを見た時に、
「やっぱりライアンの守備は凄いな」と思ってにやけてしまいました(笑)

4回裏、先頭打者モスに左中間へソロホームランを叩きこまれましたが、
個人的にこれは驚きました、ボールゾーンではあったものの高さは真ん中。
コースとしては甘いので打たれても仕方ないとは思いますが、
完全にパワーで持っていかれたなーと。
打った瞬間は、てっきりレフト寄りのセンターフライ程度かとばかり。

6回裏、セスペデスに打たれたレフトへのツーベースはたまげました。
完全に外角低めのボールゾーンだったのに、それを振って、しかも思いっきり
引っ張ってのツーベース、相性がどうとかより、もう単純に凄いなと。
よく初回のピンチでこの打者を抑えれたなと(笑)

今日最大の注目ポイントはやはり7回裏でしょうか。
1死13塁でラウリーのショートゴロをライアンがホームへ送球タッチアウト。
これは見ていて最初頭が追いつきませんでした、結構強い当たりだったので、
タイムリーを打たれたと思ったもののライアンが膝をついて止めていて、
「あ、三塁ランナーは動けないから一塁でワンアウトか」と思っていたら
あの捕球体勢から恐ろしく丁寧に素早くホームへ送球。
ここで更に頭が追いつかず「え、三塁ランナー動いてないのでは」
と思ったのでショート内野安打かと思いきや結果的には三塁をアウトに。
この場面、何か色々凄すぎて見ていて全く頭が追いつきませんでした(笑)
映像を見直していないので何とも言えませんけど、前進守備だったので、
守備位置等の問題や、一走がクリスプで打者が左打ちのラウリー、
ひょっとしたら併殺崩れで1点を取られるのでは、という危険性を
考えたうえでのホーム送球だった、という感じでしょうか。
結果的には岩隈が後続を抑えてくれましたが、この場面はもう、
やっぱりライアンの守備は凄いなと思わされました、あの体勢で捕球して、
しかも丁寧に、更に素早く正確にホームへ送球する技術がとんでもないなと。
勿論この場面、打球が早かっただけにひょっとしたら簡単に併殺でチェンジ、
という結果になっていたかもしれませんが、やはり仮に今日のショートが
ミラーだったらどうなっていたか、と考えると、
打とうが打つまいがやっぱりライアンが一番だなと。

ところでそのライアンの守備なんですが、このコメントを書きつつ
色々と調べていたところ、どうやら試合後にコメントしていたようです。
「あの場面は本当ならダブルプレーを取らなければ駄目なんだろうけど、
クマがマウンドに居たのでまずランナーを返さない事を考えた、
クマなら次のアウトを取ってくれるから」とコメントしたそうです。

しかし今日は久々にライアンの凄さを実感させられましたよね。
7回の守備もそうですが、まさかの3打点で大活躍。
シーズンもそろそろ終盤に来ているので、現時点での岩隈の防御率を
考えると、なんとか2点台で終わらせる為にも、出来れば今後も
もう援護点が少なくなってもいいのでライアンをスタメンで…(笑)

他にJスポーツ関連のネタとしては、この試合は解説に蛭間さんが
来られていたんですが、岩隈とダルビッシュの三振の違いについて
コメントされていました。
ダルビッシュはスライダーでの空振りが多いのに対して、
岩隈はストレートでの空振りが多いのが特徴的、と。
確かに、いわゆる一般的なイメージで言えば岩隈はフォーク、
ダルビッシュはストレート、それぞれこの球種での空振り、
というイメージがあると思うんですが、実際には、岩隈は確かに
意外と速球での空振りや見逃しの三振が多いのが印象的ですよね。
この辺りは、岩隈の場合は相手打者が低めに目付けをしているから
高めの速球が来ると振り遅れる、という側面もあるとは思いますが。

何にせよ今日は勝てると思っていなかったので嬉しかったです。
残り試合数や、9月になるとマリナーズの場合は恐らく来季に向けて
3Aから上がってきた若手をスタメン起用してみる、という試合も
多くなると思うので難しいかもしれませんが、ここまできたら
なんとか15勝を達成してほしいなと思います。
こればかりは援護次第なので運も必要になるとは思いますが。
次回は日程を考えるとレンジャーズ戦で、どうやら再びホランドと
投げ合う可能性が高そうですが、今度こそ早めの援護を…(笑)

Re: No title


ざくろさん、おはようございます。
今回もコメントありがとうございます。

> shibakawaさんも書かれていますが、速球が久しぶりに走っていて力もあった、
> というのが何よりも大きかったですよね。
> ちょっと逆球や高めの球が多かったので見ていて心配ではあったものの、
> ここ最近は少し速球に力強さが感じられなかっただけに、戻ってきて嬉しい限りです。

そうですね。少し制球がバラつき、ハラハラさせられましたけど、初回のピンチであのセスペデスのバットを90マイルで2度空振りさせているのですから、スピンが良く効いた浮力のある4シームがいっていたのだなと思ってます。これは次戦レンジャーズ戦のことを考えても、朗報ですよね。

> あとは、どうやらジェイソが負傷?したらしく居なかったのも大きいですよね。
> 実際に打たれたかどうかは別にして、やはり岩隈としてもこれがジェイソだったら
> 何かと神経を使って球数も増えてしまったと思うので、ジェイソの不在は
> かなり岩隈にとって有利に働いたのではないかなと。

これはもう本当に仰るとおりだなと。どうやらファウルチップが直撃して脳しんとうを起こし、残りシーズンは絶望という話のようです。岩隈とジェイソは交流があったから、その意味では気の毒な故障劇になってしまいましたが、この試合に限っていえばジェイソ不在のおかげで防御率2点台を維持できたと言えるでしょうし。もしジェイソに粘られ、球数が多くなっていれば、6回3失点でシーズン防御率はちょうど3.00になる計算でしたから。

> ただ、続くラウリーのスリーベース、確かにイイ当たりを打たれたのは事実ですが、
> モースの足が遅くてアウトに出来なかった、という側面はあるかなと思いました。
> この試合はモースが一発を打ってはくれたものの、仮にこれがチャベスだったら
> 恐らくライトライナー、もしイチローだったら「真正面の当たりだったのか」
> と思えるぐらい難なくさばいてくれていたのでは、という気がしました。

ああ、なるほど。確かにライトフライで終わっていたかもしれませんね。モースが差し出したグラブの僅か先を超えていく飛球でしたし。そういうことを考えれば、昨年は被三塁打を1本も打たれなかったのは、イチローを始めとする外野陣に助けられていたということになりますよね。私は基本的には被三塁打は投手責任よりも外野手責任のほうが多い、外野手の失策と思っているので、そう考えると昨年は内野守備ばかりに目がいっていましたが、外野のバックアップも相当だったのだろうと思い返しています。

> しかし、ここからの無死3塁を抑えたのは凄かったですよね。
> 特にセスペデスを高めの速球で空振りさせたのは、これは岩隈の勝ちというか、
> 良い意味で相性が悪いからこそ出来た芸当のような気もします。
> 岩隈としても多少開き直っての投球という部分もあったのではないかなーと。

今、今季のセスペデスとの対戦履歴を調べてみたら、面白いことが分かりました。岩隈はセスペデスに90マイル越えの4シームを今季合計13球投じているんですが、1本もヒットを許していないのです。13球の内訳は、

空振り5球 (空振り三振3個含む)
ストライク寄与ファウル2球
見逃しボール6球

となっていました。これが90マイルを割り込んでしまうと、中飛、中二(ライナー)。バットに当てられフィールド内に打ち返されてしまっています。もしかすると、こういったここまでの対戦傾向も把握しての力勝負だったかもしれませんよね。

良く打たれている相手だし、パワーヒッターだから、当然4シームには強いだろうという固定観念にとらわれてはいけないのかもしれないと思いなおしているところです。

> 映像を見直していないので何とも言えませんけど、前進守備だったので、
> 守備位置等の問題や、一走がクリスプで打者が左打ちのラウリー、
> ひょっとしたら併殺崩れで1点を取られるのでは、という危険性を
> 考えたうえでのホーム送球だった、という感じでしょうか。

1点リードしている場面です。MLBなら1点は仕方がないという感じで、ゲッツー狙いにいくのが普通なのでしょうが、紹介頂いたライアンのコメントをみると、1点もやらないという明確な意図だったんでしょうね。

先日の8/22楽天対日本ハム戦、2回の楽天の攻撃、1死3,1塁で松井がファースト正面のゴロを打ったのです。3-6-3の併殺コースのところ、三走のアンドリュー・ジョーンズが本塁へ向かってスタートを切っていたのをみたファースト・稲葉がバックホーム送球。突入しかけていたジョーンズは稲葉が本塁送球するやいなや、踵をかえし3塁へヘッドスライディング帰塁。これはジョーンズの併殺阻止の偽装スタートだったわけで、この前例を、ライアンがバックホームしたとき、ちらりと頭によぎるかたちになったのですが、しっかり三走を三本間で挟死させることができ、さすがライアン、状況判断は間違っていないとホッとしています。

> しかし今日は久々にライアンの凄さを実感させられましたよね。
> 7回の守備もそうですが、まさかの3打点で大活躍。
> シーズンもそろそろ終盤に来ているので、現時点での岩隈の防御率を
> 考えると、なんとか2点台で終わらせる為にも、出来れば今後も
> もう援護点が少なくなってもいいのでライアンをスタメンで…(笑)

激しく同意したいと思います。このように明暗分かれた守備のアシスト(ライアンの好守とモースが僅かに追いつけず)を目撃すると、本当にそう思います。ミラー=ライアンの二遊間でいいと思います。

それに、外野にまわったアクリーですが、記録を調べたわけではないので単純な印象なのですが、アスレチックスのレディックのように、アゴに立派なひげをたくわえるようになってから、バットにも冴えが戻ってきているような気がするのですが、完全なイメージでしょうね(笑)

> 他にJスポーツ関連のネタとしては、この試合は解説に蛭間さんが
> 来られていたんですが、岩隈とダルビッシュの三振の違いについて
> コメントされていました。
> ダルビッシュはスライダーでの空振りが多いのに対して、
> 岩隈はストレートでの空振りが多いのが特徴的、と。
> 確かに、いわゆる一般的なイメージで言えば岩隈はフォーク、
> ダルビッシュはストレート、それぞれこの球種での空振り、
> というイメージがあると思うんですが、実際には、岩隈は確かに
> 意外と速球での空振りや見逃しの三振が多いのが印象的ですよね。
> この辺りは、岩隈の場合は相手打者が低めに目付けをしているから
> 高めの速球が来ると振り遅れる、という側面もあるとは思いますが。

興味深い指摘ですね。調べてみました。

ダルビッシュの奪三振は、多い順で
スライダー108個
4シーム55個
カーブ40個
となっています。

MLB GAMEDAYの集計結果では、150個の三振を獲得している岩隈は
4シーム64個
スプリッター52個
となっており、確かに4シームでの三振はダルビッシュより多くなっているんですよね。これは岩隈の速球が力強さを増したこともあるのでしょうが、やっぱり、ざくろさんも書いてますが、上手く使用することができているのが大きいのでしょうね。
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