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ゲリラ豪雨のような悪夢の7回。マリナーズ岩隈久志、青木との対決を制すも6失点で今季6敗目──2013年8/10●SEA0-10MIL

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◎8/5発行Vol.001:相手打者との対戦結果から探る、田中将大その進化の理由
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両軍のスターティングラインアップ

ブルワーズ=1番・青木(右)、2番・セグラ(遊)、3番・ルクロイ(捕)、4番・ゴメス(中)、5番・ギンドル(左)、6番・デービス(指)、7番・フランシスコ(一)、8番・ベタンコート(三)、9番・ジェネット(二)、先発・ゴーゼラニー(右投)

マリナーズ=1番・ミラー(遊)、2番・フランクリン(二)、3番・シーガー(三)、4番・モラレス(指)、5番・モース(右)、6番・ソーンダース(中)、7番・スモーク(一)、8番・アクリー(左)、9番・キンテーロ(捕)、先発・岩隈(右投)





ケン・グリフィーJr.に勝利を届けたかったが・・・

試合前、マリナーズの球団殿堂入りを称えるケン・グリフィーJr.のセレモニーが行われた。イチローが憧れる、渡米前のマリナーズを支えたフランチャイズプレーヤーだ。2000年に他球団に移ったが晩年の2009年からの2シーズン古巣へ復帰、その野球人生をシアトルで終えていた。通算本塁打は630本、本塁打王4回など屈指の強打者である。

その華やかな式典に勝利の花を添えるべく、マウンドに向かったのが岩隈久志。対する相手は青木宣親も所属するミルウォーキーブルワーズである。岩隈のブルワーズ戦登板は初。インターリーグの3ゲームシリーズ2戦目に当たった。相手先発はゴーゼラニー。ここまで2勝4敗の防御率2.78の右腕だった。

試合は6回までスコア0-0の投手戦になる。岩隈とゴーゼラニー、両先発ともに6回まで相手打線を散発の3安打に抑える好投をみせた。均衡したスコアボードが激しく動いたのは7回表のこと。球数少なくイニングを消化してきた岩隈が、先頭打者にまさかの攻撃を受けたのを皮切りに、この回、3ランを含む6本の長短打を集中され、一気に6失点。セレモニー後、場内で観戦したケン・グリフィーJr.に勝利を届ける投球をしたかったであろう岩隈は、途中で無念の降板とあいなった。(SEA0-6MIL)

マリナーズ救援陣は最終9回にもブルワーズ打線の集中砲火を浴びて4失点。一方、打線は7回以降僅か1安打、合計4安打と振るわず、0-10でゲームセット。2試合連続の大量失点となってしまった。

ゴロアウトも多く、6回まで上々の投手戦

さて、もう少し詳しく試合をみていきたい。

立ち上がりの1回表、1番・青木とのメジャー初対決は岩隈が制した。1-0からの第2球、アウトハイに浮いた危険なスプリッターだったが、当たり損ねのセカンドゴロ。2番打者もゴロアウトに討ち取った2死後、ヒットを1本打たれたものの、後続の4番・ゴメスをライト左のイージーフライに討ち取り、ゼロスタートした。

2回は2死後フォアボールを与えたものの、3個のアウトを全て内野で取る上々の内容。すると、9番打者から始まった3回は僅か8球で三者凡退。青木を含む打者3人をいずれも詰まったゴロ、緩いゴロに討ち取った。岩隈は早くもこの時点で獲得アウト9個のうち、6個をゴロアウトで獲得していた。

4回、この試合初めてのイニング先頭打者の出塁を許した。3番ルクロイに高めに甘く入った速球をひっぱられ三遊間を突破されて無死1塁。バッターボックスに迎えたのは4番・ゴメス。初球から3球までアウトコース低めを突く丁寧な投球をみせたクマだったが、いずれもはずれてしまう。3-0からの第4球、インコースへ投げたシンカーを痛烈に三塁線へ弾き返されてしまう。しかし、このライナーをシーガーがダイビングキャッチ。すぐさま1塁へ転送、飛び出していた一走の帰塁を許さない好守備によるゲッツー劇で、難を切り抜けた。

2度目の三者凡退となった5回を乗り越えて6回、マリナーズ内野陣の好プレーが光るイニングになった。

先頭打者の9番ジェネットにサード前方へのセーフティバントを狙われたクマ。しかし、このゴロをシーガーがダッシュすると、素手で捕球して1塁へ送球、華麗なアウトを取ってみせる。1死後、青木の3打席目はこねるような打撃で岩隈の横を抜けセカンド前方に転がるボテボテゴロ。先ほどのシーガーの好守の再現をみているかのような前進フランクリンのベアハンドキャッチ即1塁ジャンピングスローが決まってアウト。2死後、二塁打を浴びたものの、後続もゴロに討ち取った。ここ最近、守備陣に足をひっぱられることの多かったクマだが、今日は助けられたかたちになった。

味方打線に目を転じてみよう。チーム初ヒットは2回裏1死後、モースがアウトローの投球に上手く合わせて出塁。1死1塁で打席にはソーンダース。徹底して外角低めに球を集められ、最後は空振り三振。スモークも高めのボール球に釣られてバットが空を切り三振。チャンスを広げることができない。

3回裏、先頭打者アクリーがチーム2本目の安打を放って出塁したい。痛烈なライナーを左前に飛ばしてみせ、勢いよく1塁に出ていくものの、後続があっさり凡退。アクリーは5回裏にも左中間へツーベースを打ってチャンスを作ったが、2死からの二塁打だったこともあり、得点が入らず、岩隈を援護できない。

驚かされた4番打者のバントヒット

そうこうするうちに、0-0の状況で迎えた7回表のことだった。遂にスコアボードの均衡が決壊してしまう。

その楔となったのが先頭打者の4番・ゴメスのまさかの打撃だった。岩隈が投じたその初球スライダーだった。恐らくマリナーズ守備陣誰もが予想していなかったことが発生する。ファースト方向へ向けてプッシュバント気味のセーフティバントを敢行したのだった。スモークが必死に処理、走ってくるゴメスに向かって体勢崩しながらも懸命にグラブを伸ばすものの、身をかわされてセーフ。

これには正直、驚いてしまった。4番打者のバントヒットなんて、初めて目撃したかもしれない。

確かにゴメスは昨年37盗塁、今年も30盗塁を決めている俊足の持ち主だ。それに昨年7月にはファウルを打った後ホームランと勘違いしてダイアモンドを一周したというエピソードも持つ、どうやら宇宙人的なプレーヤーらしい。また、この試合、ブルワーズ打線は幾度となくセーフティバントの構えをみせたり、実際にトライしてみたりといった光景があった。ということを合わせて考えれば、バントヒットもありえるのだろうが、なにせ4番打者である。クマもまさかやってくるとは思わなかったに違いなく、終わってみればこの1本が投手戦を決壊させていく「蟻の一穴」となったと言えそうだ。

続く打者、5番・ギンドルに2-0とボール先行させてしまったのも、結果的には拙かったかもしれない。意図ある投球で攻めた上での2-0だったから、仕方がない面はあるものの、これが2-0ではなく0-2だったら、その後に起きた三遊間深い所への内野安打は発生しただろうか? しかもこの内野安打で一走に一気に3塁へ進まれてしまった。スタートを切っていたのだろうか。

ともあれ場面は無死3,1塁。6番打者にはサードゴロ。シーガーがバックホームするも、三走ゴメスがタックルで本塁突入。もろにくらったキンテーロがもんどり打つ事態となり、当然ホームはセーフとなった。SEA0-1MIL。遂に均衡が破られてしまう。

なおも、無死3,1塁、7番打者へ投じた初球スプリッター。これが命取りになる。低めを狙って空振りを誘いたかった1球が真中高めへ抜けてしまう。14球投げたスプリッターのうち僅か2球だった失投の1球がここで出てしまった。これがセンターオーバーのツーベースに。岩隈はさらに1点を失った。(SEA0-2MIL)

この後、トンプソン監督代行(?ウィリスコーチ?映像の確認ができていない)がアンソニー鈴木氏を伴ってマウンドへ。球数も65球だったこと。無死3,2塁という難しい状況だったこともあるだろうか、続投という判断になる。

一息入れた所で落ち着くかな?落ち着いて欲しい!と必死に願った。しかし、いったん決壊した怒涛の奔流の勢いを止めることはできなかった。岩隈があっさり呑みこまれていった。

8番打者に左前へタイムリーを打たれると、トドメは9番打者の右翼3ランショットだ。6月にメジャー初昇格を果たした若武者にメジャー2本目のホームランを献上し、点差は広がって6点差へ。6失点はメジャーにきてから1イニングで失った最多失点となった。その後2個アウトを取ったものの、2死から安打を許してバッターボックスに打者一巡の4番ゴメスを迎えた所で、無念の御役御免となった。

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■試合別 投手成績


岩隈は今季6敗目(10勝)。防御率は2.96、WHIPは0.98へ推移、QS率は64.0%となっている。

本拠地セーフコフィールドでの投手成績は13試合5勝3敗、防御率2.88、WHIP0.81、QS率76.9%としている。

■球種別 投球詳細
20130811DATA2.jpg

6回2/3、打者30人、87球(1回当たり12.15、1人当たり2.90)、被安打9、被本塁打1、奪三振3、与四球1、現時点で失点6、自責点6。

《初球30球》
右打者17=4Seam8、Sinker1、Slider5、Splitter3
左打者13=4Seam3、Sinker4、Splitter3、Curveball3

《2ストライク以降11球》
右打者4球=4Seam2、Sinker1、Splitter1
左打者7球=4Seam3、Splitter1、Curveball3

被安打、失点、自責点ともに自己ワースト

6失点は7/9レッドソックス戦と並んで自己ワーストとなったが、そこまで悪かっただろうか?という思いが拭い得ないのだ。良くも悪くも今日のクマはここ最近のクマと同じようにみえた。

確かに1試合に打たれたヒット9本も自己ワーストとなった。しかし6回までは散発3安打無失点に抑えていたのだ。ゴロを打たせることもできていたい。7回に一転、一気に6本集められてしまった。どうしても7回がなければ・・・と悔しい気持ちになってしまう。

ただ、その中でも気になったのは、やっぱり、ボール先行だ。

後半戦に入って被弾ゼロで抑えることができていたのは、球を意図的に散らしていたとも言える。理想は球を散らしながらストライク先行の投球ができれば良いのだが、そのツケがここで爆発してしまったイメージも受けるのだ。今夜打たれた9本のヒットのうち実に8本が追い込まれる前のヒットとなっていた。できることならは早めの段階で追い込んでいきたいところなのだ。

下記のとおり、後半戦はいずれもストライク率を落としている。(当ブログ調べ)

《全体ストライク率》
前半戦69.1%
後半戦63.9%

《初球ストライク率》
前半戦65.3%
後半戦60.3%

《3球目2ストライク率》
※4球目以降決着の打者数が分母
前半戦70.9%
後半戦52.3%

球種で言えば速球のスピードが出ていなかった。4シームは前回登板時は144.4キロの平均球速を計時していたが、この試合では141.8キロ。約3キロ減となっていた。

特に右打者のインコースへ投じた速球で3本のヒットをいずれも左前へ運ばれていたのが印象的だった。捕手のミットはアウトコース低めを指し示していたので、インコースを攻めるべくして攻めた球ではなく、逆球だったと言えるかもしれない。ともあれ、あのコースは通常詰まったゴロ凡打になりそうな所をしっかり外野へ3本運ばれてしまったのだから、球威がなかったという判断もできそうだ。

それにしても、もったいない7回になってしまった。空模様に例えれば昨今多発するゲリラ豪雨のような試合展開になってしまった。

■配球図
20130811DATA3.jpg

■8/10ブルワーズ線の球詳細
コースNo.は下記図のとおり。球速はマイル表示

20130811DATA4.jpg
20130811DATA5.jpg


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テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

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No title

どうもこんばんわ、ざくろです。
今回も詳細なデータ等お疲れ様です。

まずこの試合、どんなチームでもそうですが、試合前に今回のような殿堂入りだったり、
そのチームに所属していた偉大な選手を称える記念セレモニーが行われると、
実際にどうなのかは分かりませんが、イメージで言うと、ホーム側のチームがこれ以上ない
ぐらい打たれての敗戦、或いは投手戦なもののホーム側は完封負けを喫する、
そういうイメージがあるだけに、正直今日は試合前から嫌な予感がしていたというか…(笑)

岩隈の内容自体は、個人的にはむしろイイ意味で普通だったんじゃないかなと思いました。
勿論逆球だったり失投だったり、ボールが先行しすぎたり、そういう事はあるものの、
前回登板と違って今日はしっかり右打者の外角低めに速球系を決めれていましたし、
内野ゴロも多かったので、イイ意味で岩隈の普通というか、らしい内容だったなと。
強いて気になる点を挙げれば、前回の試合もそうだったんですが、岩隈の投げている球、
それ自体は別に悪くないと思うんですが、今までと違って、正直この2試合は、
前回や今回のように、ピンチの場面で狙って三振を取れる気配が全くしないので、
この辺りが少し心配です、別に投げている球自体は悪くないと思うんですが…。

4回表、ゴメスの3-0からのサードライナー併殺、これはあまりにラッキーでしたよね。
少しこの回はストライクゾーンのギリギリへの制球で苦労していたうえに、
何より先頭打者の出塁を許してしまっていたので、最悪1点ぐらいは取られるかもな、
と思っていたところへ、3-0からのライナー併殺という結果。
これはカウントがカウントだっただけに、恐らく日本のプロ野球なら、仮に4番打者でも
投手が岩隈な事を考えると1球は見ろ、というサインが出ていた可能性もあると思うので、
良い意味でメジャーならではの結果オーライのラッキーな併殺というか。

6回表、先頭ジェネットのセーフティバント、これは見ていて「やられた」
と思ったんですが、どうやらシーガーが完全に読んでいたようで手堅く拾ってアウト。
続く青木のセカンドゴロもボテボテの当たりだったのにフランクリンが素晴らしい守備。
ここ最近、マリナーズの守備陣に少し綻びが目立っていた事を考えると、少なくとも
4回のライナー併殺だったりこの回の守備だったり、言葉は悪いですが、久しぶりに
守備のおかげで岩隈が結構助けられるシーンになりましたよね。

そして悪夢の7回ですが、まず先頭ゴメスのセーフティバント。
これには本当に驚かされましたよね、4番がやるか、という驚きもあれば、
前の回に先頭のジェネットが全く同じ事をしていただけに、単純な確率の問題で
言えば二番煎じというわけではないものの、まさか先頭打者が2イニング続けて
セーフティバントを狙ってくるとはさすがに予想もしていなかったというか。
更に、またゴメスの足の速さにも驚かされました。
ただ、このセーフティバントは意表をつく上手い攻撃だった、というだけでなく、
このセーフティバントを処理する際に岩隈がマウンドを当然駆け下りて、
この際、映像を見ていると腰に手をあてて…痛めたという程ではなかったのかも
しれませんが、明らかに腰、或いは背中にダメージを負ったようなので、
結果的にはコレが非常に痛かったですよね。
キンテーロはマウンドで岩隈と何かしら会話をしていましたが、トレーナーが
マウンドへ行く程ではなかったので大丈夫だったのかと思っていましたが、
試合後のコメントによると、どうやらやはりここで、負傷や故障レベルではないものの
腰をひねった事が原因で、この回の投球がやはり乱れてしまったようですし。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/11/kiji/K20130811006397640.html

ただ、それだけでなくこの回はとにかく運も無かったですよね。
続くギンドルのショートの深い位置への内野安打を、どう見ても間に合わないのに
ミラーが無理に一塁へ投げてしまったので、それを見てからゴメスがまさかの三進。
記録上は別に一塁へ悪送球をしたわけではないのでエラーは記録されませんでしたが、
この三進は、岩隈が腰にダメージを負っていた事を考えると痛かったなと。
ちなみにこの三塁への進塁なんですが、マウンドを上から見た全体の映像が
無いので絶対とは言えないんですが、ミラーが捕球した時点でゴメスは既に二塁に
到達していて、ミラーが投げた瞬間に三塁へ向かって走りだしていました。
恐らくマリナーズの内野陣は、シーガーは状況的にほぼミラーの側、二塁には
カバーに入ったフランクリン、一塁にはスモーク、暴投を考えて恐らく岩隈がカバー、
キンテーロは勿論ホームの守備、という配置だったと思うので、恐らく三塁には
誰も入っていなかったからこそ、シーガーとの競争になるもののゴメスは
ミラーが一塁へ送球した瞬間に迷わず三塁へ走ったのではないか、と思います。

更に続くデービスのサードゴロ、シーガーが捕球した時点で一走がどの程度まで
進んでいたのかがちょっと分からないので何とも言えませんが、サードゴロを
打たせたので「あぁ、1点取られたけどゲッツーで走者無し、それか1塁はアウトか」
と思っていたら、体勢的に難しかったでしょうにシーガーがまさかのホーム送球。
案の定送球が浮いてしまい走者の生還を許してしまうという…。
メジャーでの自責点の判断が違うのは承知していますが、このプレーは野選が
記録されたわけなので、併殺が無理だったとしても一走の二塁進塁、
或いは打者デービスが一塁でアウト、本来ならどちらかはアウトだったので、
せめて自責点になるランナーは一人分減るだろうと期待したんですが…(苦笑)

その後、ベタンコートに打たれたレフト前への詰まった当たりに関しては、
これはもう流れとしか言いようがない印象を受けました。
ちなみにこのベタンコートに打たれる直前にマウンドへ来ていたのは
ウィリス投手コーチでした、流れが良くなく打たれてもいたから言うわけでは
ないんですが、さすがにこの回の岩隈は表情が優れなかったな、と。
腰にダメージがあったので、それをこらえていた、というのも今にして
思えば少なからずあったのかもしれませんが。

良かった点で言えば、恐らく今日の7回に関しては腰をひねった事による
制球の乱れだと思うので、それまでは非常に安定した事を考えると、
この辺りは良い意味で十分安心出来るでしょうか。
特に今回のようなケースだと、明確に「○○のせいで良くなかっただけ」
という原因が分かっているわけなので、まだ心情的にはマシかなーと。

あとは、今回最も楽しみだった青木との対戦。
楽天時代の交流戦では、もうそれこそどうやって抑えるんだ、というぐらい
バンバン打たれてしまっていましたが、メジャーへ移籍しての初対決は、
逆に打たれる気がしないぐらい完璧に抑えれたなーと。
確かに最初の対戦は青木の打ち損じだったと思いますが、以降はホント、
3度目の対戦でセカンドゴロをフランクリンが上手く処理してくれたものの、
青木本人が試合後にコメントしていたように、完全にタイミングを
狂わせて青木の打撃をさせていなかったので、この辺りは本当に上手いなーと。

今日は何とも残念な結果にはなってしまいましたが、打たれた原因は
恐らく腰をひねった事による制球の乱れでしょうし、万全の状態でも、
ヘルナンデスですら6月終盤のエンゼルス戦で突如1イニング5失点、
というビッグイニングになってしまう事もあるわけですから、
残念ながら年に何度かある不運な試合だった、という側面もあるでしょうか。
或いは、個人的に以前から懸念していた5試合おきのジンクス。
今日は丁度25試合目だった、という事を試合後に思い出しました…(笑)

何にせよ、次回はレンジャーズ戦だと思いますが、気を取り直して
また好投をしてもらいたいです。
幸い打たれはしたもののまだ防御率は2点台を維持しているので、
このまま3点台に乗せる事無く何とか頑張ってもらいたい限りです。
今回も長くなってしまい非常に申し訳ないです。

Re: No title



ざくろさん、コメント有難うございます。
この試合、10時10分プレイボールだと聞いてMLBTVを開いたものの、待てども始まらず。10時10分からセレモニー開始ということだったんですね。途中からMLBTVでも式典の内容を中継していましたが、私自身も少々待ちくたびれてしまいました。どうやら報道によると30分予定時間をオーバーしたんですね。(もっとも式典は華やかで、こういうフランチャイズプレーヤーへのリスペクト精神はNLBに欠けるところだよなあと思ったり)

それはそうと、驚かされたのが、こちら御紹介いただいた件です。

> 試合後のコメントによると、どうやらやはりここで、負傷や故障レベルではないものの
> 腰をひねった事が原因で、この回の投球がやはり乱れてしまったようですし。
> http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/11/kiji/K20130811006397640.html

この報道を見る前にエントリーを書いたので、何があったのか?・・・という気持ちでいっぱいだったのですが、そうですか、そんなことがあったとは・・・腰をひねってしまったとは・・・ 例えば先日見せた満塁時での本塁グラブトス、あれなんか非常に間一髪のシーンで綺麗に決めた岩隈ですが、今回はさすがに4番打者が、それも回先頭打者が2イニング連続でバントヒットを狙おうとは、岩隈も準備ができておらず想定外だったのかもしれませんよね。準備できていれば腰をひねるようなこともなかった可能性もあったかもしれないと思うと、あの奇襲攻撃はマンマとやられてしまったな!と悔しいですが、ゴメスが1枚上をいったということなのでしょう。

前回「これが野球」とコメントした岩隈は今回「これも野球」と発言したとのことです。そういった試合でしたよね。

それにしても、首の張りと腰のひねりと大丈夫なんだろうか?と不安がアタマをもたげてきます。もっともこの時期、どこかしら身体に違和感や疲労を抱えたまま投げている投手が大半だと思われるので、岩隈も御多分にもれずですが、それにしても、気がかりではあります。

> 良かった点で言えば、恐らく今日の7回に関しては腰をひねった事による
> 制球の乱れだと思うので、それまでは非常に安定した事を考えると、
> この辺りは良い意味で十分安心出来るでしょうか。
> 特に今回のようなケースだと、明確に「○○のせいで良くなかっただけ」
> という原因が分かっているわけなので、まだ心情的にはマシかなーと。

一方、プラスの材料を探すとすると、ざくろさんのコメントどおりですよね。原因がハッキリしていると思われるため、(腰の状態が本当に問題なければ)次回以降に尾を引かないはずですしね。

> それ自体は別に悪くないと思うんですが、今までと違って、正直この2試合は、
> 前回や今回のように、ピンチの場面で狙って三振を取れる気配が全くしないので、
> この辺りが少し心配です、別に投げている球自体は悪くないと思うんですが…。

確かに三振が取れそうもないですよね。キンテーロがマスクをかぶってから、スプリッターの空振り率も下がっている点が影響していると言えそうです。(キンテーロのリードの問題というより、スプリッターの状態が下降気味に入ったのが、ちょうどそのタイミングに重なったように見えます)

◆得点圏での対戦打者の三振% (三振÷打席)
・前半戦=26.5% (83打者中22三振)
・後半戦=21.6% (37打者中8三振)

◆捕手別のスプリッター空振り率
キンテーロ以前=18.6% (393球のうち空振り73球)
キンテーロ=11.2 % (51球のうち空振り6球)

> 4回表、ゴメスの3-0からのサードライナー併殺、これはあまりにラッキーでしたよね。
> 少しこの回はストライクゾーンのギリギリへの制球で苦労していたうえに、
> 何より先頭打者の出塁を許してしまっていたので、最悪1点ぐらいは取られるかもな、
> と思っていたところへ、3-0からのライナー併殺という結果。
> これはカウントがカウントだっただけに、恐らく日本のプロ野球なら、仮に4番打者でも
> 投手が岩隈な事を考えると1球は見ろ、というサインが出ていた可能性もあると思うので、
> 良い意味でメジャーならではの結果オーライのラッキーな併殺というか。

そういえば、あの結果球も内角を突いた速球(Sinker)でしたよね。昨日はどうも右打者インコースの速球が効力を発揮していなかったのが気になりました。コース事態はインコースいっぱいを突いている良い球もあったのですが、簡単に打ち返されていました。打者にとって判断し易い球だったのかもしれませんよね。

それに、こちら↓のシーン、詳しく解説していただいて、ありがとうございます。試合後、記録をまとめている段階で、なぜ3塁に走者がいるのか?理解に苦しみました。マリナーズの内野陣の隙を突いた相手の好走塁、そういったことだったんですね。後でMLBTVで確認してみたいと思います。それにしても、やはり、こういった綻びやシーガーのバックホームなどは、昨年はあまりなかったのでは?と思うのですが、良いプレーもあったとはいえ、今季のマリナーズを象徴するような試合とも言えそうですね。

> ただ、それだけでなくこの回はとにかく運も無かったですよね。
> 続くギンドルのショートの深い位置への内野安打を、どう見ても間に合わないのに
> ミラーが無理に一塁へ投げてしまったので、それを見てからゴメスがまさかの三進。
> 記録上は別に一塁へ悪送球をしたわけではないのでエラーは記録されませんでしたが、
> この三進は、岩隈が腰にダメージを負っていた事を考えると痛かったなと。
> ちなみにこの三塁への進塁なんですが、マウンドを上から見た全体の映像が
> 無いので絶対とは言えないんですが、ミラーが捕球した時点でゴメスは既に二塁に
> 到達していて、ミラーが投げた瞬間に三塁へ向かって走りだしていました。
> 恐らくマリナーズの内野陣は、シーガーは状況的にほぼミラーの側、二塁には
> カバーに入ったフランクリン、一塁にはスモーク、暴投を考えて恐らく岩隈がカバー、
> キンテーロは勿論ホームの守備、という配置だったと思うので、恐らく三塁には
> 誰も入っていなかったからこそ、シーガーとの競争になるもののゴメスは
> ミラーが一塁へ送球した瞬間に迷わず三塁へ走ったのではないか、と思います。

No title

一時は完封もできるかなというところからあっというまの6失点。いやほんとに劇的すぎる展開でしたね。
ゲームを作れなかったのは残念なのですが、内野安打2つと野選ですから、この部分は運が悪かっただけと思って、実質QSだと割り切ってしまえばいいんではないでしょうか。ころがされればこういうことは起きてしまうものです。
球数少なく無失点で抑えていたとはいえ、投球で圧倒していたというわけではなく、相手が早うちしてきていただけでした。実際デービス以外空振りも取れていなかったし、ラッキーな併殺にも助けられていました。

それでもそういう場面を何回もしのいできたのがクマでしたが、この日は、ここぞというときにスプリットが決まらなかったのが痛かったですね。
フランシスコへの初球スプリットが抜けて打たれてしまい、続くベタンコートへの初球(ファウル)も同じように抜けて甘くなってしまったので、これでもうスプリットは使えないと思ったのでしょうか、他の球を選択し、タイムリーと致命的な3ラン。あのようなピンチで武器のスプリットが使えないのでは、相手の攻撃を食い止めるのは困難でしょう。

リベンジしたいところですが、これは交流戦で、MILとは当分当たらないでしょう。初顔合わせなだけに、スプリットが効果的に使えると思っていたんですが。

それにしてもやっぱり無援護。ここ2試合のランサポートが1点、0点。1点も取られてはいけない投球をするとなると、やはり苦しいですね。援護があったら、野選の場面も併殺狙いで2アウトだったでしょう。
次はTEX戦、ホランドと当たるのでしょうか。またエース級とのマッチアップで、援護があるか心配です。

Re: No title

k0418さん

コメントありがとうございます。

> 一時は完封もできるかなというところからあっというまの6失点。いやほんとに劇的すぎる展開でしたね。

まさに晴天の霹靂でした。

> ゲームを作れなかったのは残念なのですが、内野安打2つと野選ですから、この部分は運が悪かっただけと思って、実質QSだと割り切ってしまえばいいんではないでしょうか。ころがされればこういうことは起きてしまうものです。

そうですね。決してしっかり芯で捉えられた安打でピンチを広げたわけではないですし、ほんとに7回だけでしたから。シーズンも深まれば、こういったこともあるのだろうと踏まえた上で、こちら側も再度落ち着いて観戦する必要はありそうですよね。

> 球数少なく無失点で抑えていたとはいえ、投球で圧倒していたというわけではなく、相手が早うちしてきていただけでした。実際デービス以外空振りも取れていなかったし、ラッキーな併殺にも助けられていました。
> それでもそういう場面を何回もしのいできたのがクマでしたが、この日は、ここぞというときにスプリットが決まらなかったのが痛かったですね。

速球は球速が出ていなかったのが気がかりですし、スプリッターはここ最近いまひとつ精彩を欠く内容なのが、少し心配なところです。

> それにしてもやっぱり無援護。ここ2試合のランサポートが1点、0点。1点も取られてはいけない投球をするとなると、やはり苦しいですね。援護があったら、野選の場面も併殺狙いで2アウトだったでしょう。
> 次はTEX戦、ホランドと当たるのでしょうか。またエース級とのマッチアップで、援護があるか心配です。

。できれば、中4日でレイズ戦がよかったのですが。同じ敵地ですが、レイズ戦のほうが投手に優しい球場ですしね。



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