FC2ブログ

【試合評】 南都・盛岡で獅子を撃破。あまりにも大きすぎる“3連勝”──2013年7月30日(火)○E9-4L

スポンサーリンク





Amazon、楽天イーグルスオフィシャルショップなど楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベー ションになります




BLOGTOPMAILMAGAZINE3.jpg
なぜ今メルマガなのか?どういう内容になるのか?(創刊号は田中将大の進化をデータから探ります)クレジット決済以外の購入方法など詳しいご案内はコチラに書きました。まぐまぐでの御登録は下記からどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0001609734.html
---------------------------------------------------------------





球宴明け、QS未達成試合で3連勝

私が先発投手を診る上で、最も重視している指標の1つに、クオリティスタート(QS)がある。6回以上自責点3以内の成績を記録した先発投手に記録される指標だ。著しい投高打低の過去2シーズン、その効果に疑問符がつけられることも多かった。しかし、ボールが飛ぶようになった今季、QSは再び重要度を増している。

楽天のチームQS率は59.1%。88試合中、52試合でQSを記録した。これは西武の60.7%に次ぐリーグ2位の好数字となっている。この52試合の成績は?というと、42勝10敗、勝率.808。極めて高い勝率を残しているのだ(調べていないけど、恐らくリーグ1の勝率だと思う)。先発投手がゲームメイクした多くの試合では、投打もかみ合っていたということが言えるのだ。

では、QSが記録できなかった36試合の成績は?というと、10勝26敗、勝率.278。一転、トホホな数字になっているが、先発が仕事できないのだから当然の結果なのだ。

しかし、オールスター明けの楽天は、一味も二味も違う。

燃ゆる風が吹き抜けた南都、岩手県営球場で逆転勝利を収めたイーグルスは、後半戦QS未達成試合で3連勝を飾っているのだ。QS未達成勝利の10勝のうち3勝を後半戦で獲得しているのだ。

◎7/24ソフトバンク戦(北九州) ○E9-4H (先発:川井3回2/3で3失点)
◎7/28ロッテ戦(Kスタ) ○E5-4M (先発:美馬3回4失点)
◎7/30西武戦(岩手) ○E9-4L (先発:則本5回4失点)

その意味で、岩手での勝利は本当に大きいものとなった。

5回4失点の則本、打線にプレゼントして貰った9勝目

楽天・則本vs西武は凱旋登板の菊池。若き好投手の投げ合いで始まった13回戦は、序盤3回までスコアボードにゼロを刻んだ。

先手を取ったのはライオンズ。4回表、2死走者なしから則本が被弾した。打ったのは秋山だ。4/12には中本、4/27は右中本。既に則本から2発を記録していた5番打者のバットが三度火を吹いた。則本のアウトハイ速球をジャストミート。飛球はそのまま左翼席へ吸い込まれていく。(楽0-1西)

西武・菊池雄星は本調子ではなかったようだ。楽天打線は毎回走者を出塁させ、攻略の糸口をうかがう。特に2回以降は3イニング連続で先頭打者の出塁に成功し、菊池を大いに苦しめた。特に2回は2四球1安打で1死満塁のチャンス。島内、聖澤が凡退に倒れたものの粘って、2回終了時に菊池の球数は早くも56球に達していた。

ここ最近のイーグルスは先手を取られた後からが、魅せ場である。この試合も、先制点を失った直後の4回裏、3度目の先頭打者出塁を足がかりに一挙4得点。いとも簡単に試合をひっくり返してみせた。

先頭マギーに対し菊池がこの日2個目のフォアボール。今季ここまで菊池がパリーグ打者にホームランを浴びたのは、中田翔とこのマギーだけであり、そのため投球が慎重になったのだろう。マギーも菊池の際どい誘い球をしっかり見定めてフルカウントから1塁へ歩くお手柄をみせる。その後、枡田がバント失敗で送ることができず、追い込まれながらもくらいて右前へつなぎの一打。

無死2,1塁で松井の当たりはボテボテのサード前方のゴロだった。2塁フォースアウトかと思われた。しかし、ヘルマンの2塁送球が高めにうわずって外野へ抜けていくタイムリーエラー。この間、マギーが3塁をまわって悠々生還し同点とする。

その後、嶋は倒れたものの、1死2,1塁でバッターボックスは島内。前の打席、満塁で見逃し三振に倒れていた島内のバットから3ランが飛び出した。

高めの速球にくらいついた一撃は、乾いた快音が心地よく響きわたる、打った瞬間の右翼弾。実況・矢野吉彦アナが泳ぎ気味だったと指摘したように、確かにそうみえるバッティングだった。しかし、こういった打ち方は島内の特徴である。思い返してみてほしい。昨年8/24日本ハム戦、吉川光夫の150キロ速球を打ち砕いたプロ1号も、このような打ち方をしていた。(楽4-1西)

味方打線が一気に逆転、3点のリードを貰った則本は、これでスイスイいけるか?と思いきや、直後の5回表につかまり3失点。再び試合を振り出しに戻してしまう。

先頭・金子に好走塁のツーベースを打たれると、炭谷は再三の誘い球に乗ってこずフォアボール。無死2,1塁で鬼崎はバスターエンドラン。叩きつけた高いバウンドゴロが前進守備を敷く楽天内野陣を抜けていき、右前へ。さらにその後、1死1塁、先ほど2塁悪送球をしたヘルマンに今季1号となる2ランショットを打たれてしまう。(楽4-4西)

試合はシーソーゲームの激しい点取り合戦の様相を呈してきた中、イーグルスの決勝点は思ってもみない相手バッテリーミスから誕生した。

5回裏のことだった。二番手・岡本洋から1安打1四球で作った2死2,1塁、松井のバットは2-2から低めスライダーに空を切らされた。誰もが三振と思ったのも束の間、ワンバウンドした球を炭谷が止めることができず後逸。振り逃げで1塁に走る松井を刺すべく、慌てて投じた1塁送球が今度は悪送球。この間に2塁からジョーンズがホームへ帰ることに成功した。(楽5-4西)

楽天は6回から継投。6回、7回、斎藤が走者を出しながらも2イニング零封の奮投。回またぎの7回、1死から守備ミスをした炭谷にあわやホームランという右翼フェンス直撃ツーベースを打たれピンチを招いたものの、2死2塁、ヘルマンを空振り三振に討ち取った。追い込んでから4度ファウルで粘られるなど9球を要したものの、ラストはアウトコースいっぱいいっぱいの速球を振らせることに成功、斎藤の気迫がリーグで最も嫌らしい外国人打者との18.44mの対決を制した。

その裏、楽天は獅子を大きく突き離す4得点。四死球で作った1死3,1塁で枡田の快打は左中間を割る2点二塁打に。続く松井は低めの球を簡単に料理し、打った瞬間の右翼席2ランショット。

8回は青山、9回は小山が締めて、楽天が岩手の地で9-4の大勝を飾っている。

これでチーム成績は88試合52勝36敗。貯金はさらに伸ばして16。ゲーム差は2位・西武と5.0、3位・ロッテも負けたため6.0、4位・ソフトバンクと8.0、5位・オリックスと8.5、6位・日本ハムと10.5となっている。

連勝街道を4としたイーグルスは、秋田で辛島が復帰先発。もし勝利するようなことがあればゲーム差は6.0に広がり、初優勝へ向けて安全圏内に突入することになる。

聖澤の夏バテが激しい・・・

時間がなくなってきてしまった。聖澤の不調が激しく、1番打者を変えるべき時がきている。解説席の松本匡史が指摘していたように島内を持ってきてもいいだろうし、再び松井に託してもいいかな?と感じている。インハイではなかったのに高めの速球に派手によけてみたり、ヘナヘナっとした空振りが目立ったり、聖澤の夏バテは深刻で、打順を9番に下げるべきだと感じている。ただ、現在、打線は好調で、指揮官にしてみれば、下手に動かしたくないというのが本心だろう。どうするのか?注目したい。

時間切れとなってしまった。できれば昨晩更新したかったが、当方の体力が尽きてしまい、寝落ち.....下記はデータのみ、掲載する。

直近10試合=7勝3敗
7月月間成績=20試合14勝6敗
リーグ戦=64試合37勝27敗
後半戦=6試合5勝1敗
西武戦=13試合6勝7敗
ホームゲーム=44試合27勝17敗
ナイトゲーム=58試合35勝23敗
カードの初戦=36試合25勝11敗
相手先発左投手=32試合19勝13敗
先制された試合=43試合19勝24敗 (5月以降17勝14敗)

両軍のスターティングラインアップ

西武=1番・ヘルマン(三)、2番・渡辺(二)、3番・栗山(左)、4番・浅村(一)、5番・秋山(中)、6番・スピリー(指)、7番・金子(右)、8番・炭谷(捕)、9番・鬼崎(遊)、先発・菊池(左投)

楽天=1番・聖澤(中)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・マギー(三)、6番・枡田(左)、7番・松井(遊)、8番・嶋(捕)、9番・島内(右)、先発・則本(右投)


ブログ村投票のお願い。
皆さんの1票が継続運営のエネルギーになります。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村


HANREI.jpg


■楽天 則本昴大 球種別 投球詳細
20130730DATA3.jpg

5回、打者21人、94球(1回当たり18.80、1人当たり4.48)、被安打4、被本塁打2、奪三振4、与四球3、失点4、自責点4。

《初球21球》
右打者12球=ストレート5、スライダー4、カーブ3
左打者9球=ストレート1、スライダー6、チェンジアップ1、カーブ1

《2ストライク以降28球》
右打者17球=ストレート9、スライダー7、カーブ1
左打者11球=ストレート7、ツーシーム1、スライダー2、チェンジアップ1


■西武 菊池雄星球種別 投球詳細
20130730DATA4.jpg

4回、打者20人、98球(1回当たり24.50、1人当たり4.90)、被安打5、被本塁打1、奪三振3、与四球3、失点4、自責点2。

菊池は球速が出ていなかった。本調子ではなかったということもあるだろうし、楽天がワインドアップでの投球を許さなかったのも影響している。

◎◎◎関連記事◎◎◎
《則本の前回登板試合》
【試合評】 2013年7月13日(土) ○楽天イーグルス3-1西武。勝利を運ぶ小山伸一郎、回またぎ4奪三振の力投
《菊池との前回対戦試合》
【試合評】 2013年7月12日(金) ●楽天イーグルス3-4西武ライオンズ 渡辺に拍手を送ったファンをチクリ。星野監督の苦言はもっともだ
《直近の試合評》
【試合評】 美味しい所を鷲づかみにする枡田慎太郎の槍働き──2013年7月28日(日) ○楽天イーグルス5-4ロッテ

《当ブログのコメントルール》御感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球や楽天と関係のないもの、名無しや通りすがりなどハンドルネームがいい加減と私が判断したものは、御遠慮申し上げております。頂いても削除の対象となります。

《Twitterやっています》
アカウントは@eagleshibakawaです。ブログ更新のお知らせ、プロ野球、スポーツの話題、時々実況しながら記録などをつぶやきます。

《facebookページを作りました》当ブログのページをfacebookに作成しました。ブログ更新情報やブログに載せない、Twitterでつぶやかない軽い話題などもアップ中。現在いいね!240人突破。
http://www.facebook.com/eagleshibakawa

ブログパーツ
レンタルCGI





関連記事
スポンサーサイト



このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
139位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
25位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}