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【試合評】 2013年7月9日(火) ○楽天イーグルス5-0日本ハム 田中将大の完封シャットアウトで、2位との差2.5へ。内村賢介、驚異の粘り

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田中将大、試合を支配

七夕前夜に単独1位に立った東北楽天は、オールスター前の前半戦、9連戦で駆け抜ける日程が予定されている。

まずは日本ハムとの3連戦。週末金土日にはKスタでライオンズを迎え討ち、当日移動で関西に乗りこんでオリックスとの3ゲームシリーズが予定されている。ここをできれば5勝4敗以上の勝ち越しでフィニッシュしたい楽天なのだ。

その9連戦の初戦は年1回の楽天グループデーだった。舞台を東京ドームに移した9回戦に集まった観客は43,683人。この数字は楽天主催試合での最多観客動員数を記録したという。試合前にはアイドルグループの乃木坂46の新曲ライヴなどが行われ、始球式はメンバーの白石麻衣さんが赤面の2バウンドピッチを披露、華やかな雰囲気の中スタートした試合は、その舞台に相応しい侍戦士がゲームを支配した。

大勢のファンが詰めかけた東京ドームのマウンドで、みんなの期待に応える好投を演じたのは、エースの田中将大。開幕11連勝、31イニング連続無失点、2つの継続中の記録とともに登板した背番号18は、上々のピッチングをみせた。ゲームセットまでマウンドを他者に譲らず、116球で今季2度目の完封勝利。ファイターズ打線に対し完全上から目線で圧倒し、投打も噛み合い、2011年9/10を起点に始まったファイターズ戦の連勝記録を9に伸ばしている。

立ち上がりからお見事、貫禄の投球だった。

1回、1番・陽を無駄球なしの3球三振で手玉に取った。直近2カード.458と当たっていた1番・陽も、これまでの通算対戦成績(52打数4安打24三振の.077)を踏まえた結果になる。初球、2球とアウトコースいっぱいに決まった後、ラスト3球は低めスプリット。陽のバットがあっさり回って空振り三振。2番・大引も落として三振。アブレイユに対しては幾つか高めの甘い球はあったとはいえ、ショート正面のゴロに討ち取った。

最大のピンチが3回に訪れていた。難所が2度あった。

先頭・大谷に追い込んでからインコースを狙ったカットボールがデッドボール。無死1塁で鶴岡の打席だった。初球バントがファウル、0-1からの2球目だった。直前に嶋がバスターもあるかもしれないよと守備陣に指示を出し直した直後のできごとになる。ファイターズは楽天側が警戒していたとおりのバスターエンドラン。鶴岡がアウトコースの球に空振りすると、スタートを切っていた大谷を嶋が好送球で刺し、2死走者なし。相手の作戦を封じ、まずは1度目の難関を潜り抜ける。

その後、2死走者なし、中島卓の1塁線沿い完全ボテボテのバウンドゴロが内野安打となった。処理した田中が1塁へグラブトスした送球が高く浮いてのセーフが、この試合初めて許したヒットに。2死1塁で打順は1番・陽。その初球、中島卓に間一髪の二盗を許し、この試合初めての得点圏。2-1からの4球目、嶋がアウトロー変化球を取れず捕逸、走者は3進。

ここで私が思い出していたのは、藤川球児とダルビッシュ有の連続イニング無失点記録が途絶えた瞬間のことだった。藤川は2006年に47回2/3を、ダルビッシュは2011年に46回2/3をゼロに抑えていたのだが、自らのワイルドピッチで零封投球に終止符を打っていたのだった。ここ最近の嶋はワンバウンド投球を止め切れず、投手に暴投が記録される場面や、前述のとおり捕逸にしてしまうケースが大変多いのだ。打席上の陽に対し、田中は追い込んでいた。ワンバウンドの低め変化球の可能性が高まっていた状況だった。心配される場面だったもののホッ、杞憂に終わる。フルカウントからのの投球はアウトコース低めのスライダー。陽を泳がせてショートへのイージーゴロに討ち取っている。

味方が武田勝から序盤3回までに4得点。4点の援護点を貰った4回以降、「事件」なし。

4、5、7、8回と走者の出塁を許したものの、大事なし。2度目の先頭打者出塁となった8回は併殺打でピンチの芽を摘み取るなど、突け入る隙を全く与えない。

相手先発は武田勝だった。イーグルス戦初登板となった鷲殺しも、今季は精彩を欠いていた。試合前時点で防御率は4.99。5勝4敗。ここへきて調子をあげてきた日本ハムが開幕から苦しんだ1つの要因は、ベテラン左腕の不調が大きく影響していた。今から思えば、飛ぶように改ざんされた統一球の煽りをモロにくらってしまっているのが、武田勝と言えそうなのだ。

楽天打線はそんな武田勝を初回から捉えてみせた。1、2番が倒れて2死からの先制劇だった

3番・銀次が詰まり気味ながらも左前へ運んで出塁に成功すると、ジョーンズは武田勝のクサい投球を見切ってフルカウントから1塁へお散歩。2死2,1塁でバッターボックスはマギー。7月に入って打率.211と足踏み状態だったマギーが追いこまれながらも、高めに浮いた球をミスショットせず、仕留めるお仕事。弾き返した痛烈な当たりはレフト左を襲ってフェンスまで到達する二塁打となり、銀次をホームに呼びこんでみせた。ストライクゾーンの高低で揺さぶりをかけられていた中での失投を逃さなかった。低めに2球誘われた後だっただけに、目付が低めにいってもおかしくないところを、しっかり対応してみせた。(楽1-0日)

1点を先取した楽天は2回以降、ホームラン攻勢で点差を広げていく。

2回、前の試合、球団通算3本目のランニングホームランを放っていた島内が、ここでは真中へ入った甘いチェンジアップを捉えて右中間席へのソロショット(楽2-0日)。続く3回には併殺崩れで1塁へ生き残ったAJが意表をつくヘッスラ二盗を決めた直後、マギーのバットから。低めに誘うチェンジアップが失投で高めに入った所をバット一閃。飛球は左翼席スタンド上段、一番搾りの看板直撃弾となる17号2ラン。(楽4-0日)。

5回には二番手・河野から代打・枡田に押し出し四球でさらに1点を追加した楽天は、この試合5得点。

試合はそのまま5-0、楽天の関係者も沢山足を運んだ東京ドームで今季9度目の零封勝利を飾っている。

ちなみに、零封勝利の数、9は、パリーグ最多数である。

■パリーグ チーム別 零封勝利数 (2013年7/9終了時)
ロッテ=5試合
西武=9試合
ソフトバンク=6試合
日本ハム=3試合
オリックス=5試合

これでチーム成績は74試合43勝敗31敗戦の貯金12。順位は1位。ゲーム差は2位・ロッテが引き分けたため2.5に、3位・西武は破れて4.0に広がった。4位・ソフトバンクとは5.5、5位・日本ハムとは6.0、6位・オリックスとは8.0としている。なお、各種戦績は下記のとおり。

◎直近10試合=8勝2敗
◎7月月間成績=6試合5勝1敗
◎リーグ戦=50試合28勝22敗
◎交流戦明け=15試合10勝5敗

◎日本ハム戦=9試合5勝4敗
◎カードの初戦=31試合21勝10敗
◎相手先発左投手=28試合17勝11敗

両軍のスターティングラインアップ

日本ハム=1番・陽(中)、2番・大引(遊)、3番・アブレイユ(左)、4番・中田(左)、5番・稲葉(一)、6番・小谷野(三)、7番・大谷(右)、8番・鶴岡(捕)、9番・中島卓(二)、先発・武田勝(左投)

楽天=1番・聖澤(中)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・マギー(三)、6番・中島(左)、7番・松井(遊)、8番・嶋(捕)、9番・島内(右)、先発・田中(右投)


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■楽天 田中将大 球種別 投球詳細
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岩隈久志と並ぶ開幕12連勝

9回、打者31人、116球(1回当たり12.89、1人当たり3.74)、被安打4、被本塁打0、奪三振7、与四死球(四1死1)、失点0、自責点0。

《初球31球》
右打者21球=ストレート12、ツーシーム3、スライダー5、スプリット1
左打者10球=ストレート7、ツーシーム1、スライダー

《2ストライク以降40球》
右打者28球=ストレート8、ツーシーム2、スライダー8、スプリット10
左打者12球=ストレート6、カットボール1、スプリット4、カーブ1

ホームランが出やすい東京ドームでの投球だったが、変化球を低めに集めて全く危なげなし。これで田中は開幕12連勝としている。これは2004年、近鉄時代の岩隈の記録と並ぶこととなった。

■開幕11連勝以上の記録


防御率0点台はいつやってくる?!

連続イニング無失点の記録は40へ。次戦は2011年にダルビッシュが記録した46回2/3超えの期待が高まる。ちなみにパリーグ記録は南海・杉浦忠の54回2/3。NPB記録は金田正一の64回1/3。

これで防御率も1.24へと改善された。このような神がかりの快投劇が続いてくると、気は逸ってしまい、夢の防御率0点台はいつ到来するのか?!ということになってくる。

調べてみると、防御率が0点台に突入するには、これから先29イニングを無自責点に抑える必要がある。29イニング自責なしで145回16自責点で0.99となり、金田のNPB記録を破るような快挙になれば、必然的に0点台の防御率もついてくると言えそうだ。でも、まだこの話題を出すのは早い?!(笑)

■40イニング連続無失点期間内の得点圏での対戦結果
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もう1度6/9巨人戦の1回から始まった40イニング連続無失点の得点圏での対決を眺めてみよう。この間、スコアリングポジションでバッターボックスに敵打者を迎えたのは26打席。うち、外野に打球を飛ばされたのは僅かに3本しかない。1本がヒットでこれは7/2ロッテ戦の根元の左安。当たりが野手正面を突き、二走は3塁ストップとなった。残り2本はいずれも外野フライアウトなのだ。

今の田中将大の凄さが改めて確認できる記録となってる。

これで田中の完封勝利はプロ18度目。その一覧を下記表にまとめてみました。

■田中将大 完封勝利 通算記録


■日本ハム 武田勝 球種別 投球詳細
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4回2/3、打者21人、86球(1回当たり18.43、1人当たり4.10)、被安打6、被本塁打2、奪三振1、与四球1、失点5、自責点5。

楽天のさらなる追加点劇を阻止した大谷翔平のレーザービーム

残り時間が少なくなってきた。ノートPCの前から離脱するまでの猶予はあと少しである。

そのため、ここからはざっくりと。

この試合、楽天打線は武田勝から20打数6安打.300の対戦打率を記録したが、結果を問わず良い当たりだったか?どうか?で見れば19打球中9打球の.474ときわめて高いアベレージを残していた。良い当たりが陽、大谷などの好守備に阻まれるケースも多かった。

武田勝降板後の中盤以降も、大谷の好守に楽天打線のさらなる追加点劇は阻止されてしまった。

既に5点をリードした6回1死1塁、聖澤の当たりは1,2塁間をしぶとく破っていく右前安打。この打球にチャージをかけた大谷から、3塁へドンピシャのレーザービームが繰り出される。一気に3塁を狙った一走・島内はあえなく憤死。

8回は先頭・松井が右翼へ放ったフェンス直撃弾だ。フェンス際で懸命のジャンピングキャッチを試みた大谷も及ばず。しかし、ここからのクッション処理が見事だった。全く隙のない動作で処理したボールを一気に2塁へストライク返球。1塁を蹴って2塁を当然狙った松井も、大谷の強肩の餌食になってしまった。敵軍ながら惚れ惚れする新人ルーキーのファインプレー。日本ハム外野陣のポテンシャルの高さを、改めてみせつけられた一夜となっている。

中島俊哉、左投手18打席ノーヒット

打線は引き続き好調と言えそうだが、その中で唯一の心配材料が、左キラー、中島俊哉の快音なしである。この試合2本の中飛はいずれも捉えた当たり。1本目は陽の後方を襲ったものの背走ジャンピングキャッチされ、2本目は前方着弾コースを今度はスライディングでグラブに収められてしまった。そういう意味ではヒット性の当たりは放っていたものの、6/9巨人戦で内海からホームランを放って以来、実に18打席(16打数)ヒットが無い。左キラーなのに左投手に対して、内容はともかく結果が出ていないのは、苦しい立場になってしまう。一刻も早く背番号8のバットに快音が戻ることを願って止まない。

内村賢介、完投勝利の野村祐輔を苦しめる!!

最後に、他球団ながら元・犬鷲戦士の活躍を1例紹介したい。

横浜でおこなわれたDeNA対広島戦だ。試合は2-4で広島が、先発・野村祐輔の完投勝利で勝利を収めている。

この試合、2番・セカンドでスタメン出場した内村賢介は、野村の前に、二ゴ、一ゴ、右飛、左飛。4の0で終わり、打率を.217としている。これだけみると、良いところがなかったのか・・・ということになるのだが、さにあらず。9回の第4打席が凄かった。結局は左飛に倒れたものの、野村に15球も投げさせているのだ。4球目で2-2と追い込まれた後、10回連続のファウルで粘ってみせた。もちろん、今シーズン、内村が1打席に相手投手に投げさせた最大球数となった。(これまでは5/5中日戦の3回、山本昌に11球投げさせての四球だった)

内村は全4打席で合計25球投げさせ、130球で完投勝利した野村は内村1人に全体の19.2%の球数を費やすハメになった。このことはヒットなしで終わったものの、十分に最低ヒット1本以上の価値はあると思う。この人らしい粘りの打席アプローチができたと言えそうだ。【終】

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