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【試合評】 2013年6月25日(火) ○楽天イーグルス11-0西武。相性の悪さを乗り越え、田中将大23イニング連続無失点、開幕10連勝。22安打の球団新記録樹立

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内容は、時間的制約上、ブログでは書けなかった話題や、パリーグ全体を見渡した上でのイーグルスの戦況分析など。何度かブログ上で試みてきた選手の採点企画も、ここで復活させるかもしれません(←負担大のため熟慮中)

書く人が変わるわけではありませんし、増えるわけでもありません。基本的にはブログのスタイルになります。有料ですが、クオリティが数段アップするわけではありません。あらかじめ御了承ください。

1試合22安打は球団新記録。ビジター6連戦の初戦を爆勝奪取

東北楽天は今週、ビジター6連戦の日程だ。まずは埼玉で4位・西武と激突。移動日なしで週末金曜日から京セラドームに乗りこみオリックスと刃を交える予定である。

その初戦の西武戦、エース田中将大が登板。5勝13敗、防御率4.21、WHIP1.35というここまでの西武戦の分の悪さを乗り越え、7回無失点で開幕負けなし10連勝。打っては今季両リーグ最多の1試合22安打で球団新記録を樹立。11得点の猛爆に、投手陣も8回以降の星野、小山が共に1イニングをゼロで抑え、投打ガッチリ噛み合っての今季5度目零封勝利を飾っている。

これでチーム成績は63試合35勝28敗の貯金今季最多タイの7。ソフトバンクが敗れたため2位浮上。ゲーム差は1位・ロッテと1.0、3位・ソフトバンクと0.5、4位・西武と2.5、5位・オリックスと4.0、6位・日本ハムと5.0となっている。各種戦績の推移は下記のとおり。

◎直近10試合=5勝5敗
◎6月月間成績=15試合8勝7敗
◎西武戦=7試合3勝4敗
◎カードの初戦=27試合19勝8敗
◎リーグ戦=39試合20勝19敗
◎交流戦明=4試合2勝2敗

両軍のスターティングラインアップ

松井は2試合連続で休養となっている。腰に持病を抱える松井をゆっくり休ませることができたのも、良かった。

楽天=1番・聖澤(中)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・マギー(三)、6番・島内(左)、7番・鉄平(右)、8番・嶋(捕)、9番・岩崎(遊)、先発・田中(右投)

西武=1番・秋山(中)、2番・鬼崎(二)、3番・栗山(左)、4番・浅村(一)、5番・ヘルマン(三)、6番・大崎(右)、7番・カーター(指)、8番・炭谷(捕)、9番・永江(遊)、先発・牧田(右投)


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主導権をつかんだマギーの槍働き

しかし、田中は4回まで相性の悪さを感じさせるピンチの連続だった。防戦に追われたエースを救ったのは、5番に座るマギーだった。先手を取る一撃に、打線に火をつけて相手先発・牧田をマウンドから引きずりおろしてみせる槍働きは、おみごと。

イヌワシ打線は制球に苦労していた“侍サブマリン”を前に1回から攻め立てる。毎回スコアリングポジションに走者を送り込む攻撃を見せるものの3回まで得点入らずという状況で迎えた4回表の攻撃だった。

先頭打者としてバッターボックスに向かったマギーは、打席に入る前、いつものようにヘルメットをかぶりなおすと、その3球目だった。牧田の逆球、甘く入った低め速球をすくいあげの一撃。本人いわく詰まったと語る飛球は、それでもセンター・秋山が早々に流して追うだけの130m弾。左中間席にライナーで突き刺さる先制15号ソロとなる。その後、再度好機を作ると岩崎の内野ゴロの間に1点を対回、この回2点を先制した。(楽2-0西)

すると、翌5回、6本の長短打を集める打者10人の猛攻で一挙6得点。藤田、銀次の2、3番コンビが牧田からこの試合3度目の連打でチャンスを構築すると、AJ凡退後の1死2,1塁、マギーが左翼線へ痛烈に弾き返していくタイムリーツーベース。これが牧田から放ったチーム10本目の安打となり、2塁から藤田が悠々3点目のホームを踏むと、渡辺監督は牧田はここで諦め、二番手に小石を送り出してきた。

終わってみれば、マウンド上から牧田を引きずり下ろしたマギーの一撃が、その後の新記録樹立への門扉を大きく開けていくカギとなった。

三者連続の二塁打攻撃

1死3,2塁で火消しに出てきた小石から、島内が四球で歩いて満塁。鉄平は空振り三振に倒れたものの、2死から嶋、岩崎、聖澤による5点を奪う3者連続二塁打攻勢も鮮やかとなった。

嶋の狙い澄ましたような一撃は左中間を完全に割る走者一掃打。岩崎の当たりも左翼線を襲いワンバウンドでフェンスに到達(岩崎はその後、球団記録を塗り替える21本目の内野安打も記録)。前の打席で自打球で左足を痛めながらも聖澤はセンター左を超えていくナイスショットを放つ。昨年は変則左腕の前に5打数ノーヒットと快音を響かすことができなかった背番号23なだけに、この一撃は溜飲を下げる1本にもなった。(ちなみに藤田にも二塁打が飛び出していれば、パリーグタイ記録となっていた)

今季4度目の先発全員安打

その後もイヌワシ打線の猛攻は止まるところを知らない。6回にもヒット2本を集め2死2,1塁のチャンスを作ると、バッターボックスは鉄平。ここまで鉄平を除くスタメン8人が既に安打を放っている状況で、選手会長が置いてけぼりをくらうわけにはいかなかった。当たりは決して良くはなかった。中前にふらふらっと上がった飛球は果敢にダイビングキャッチを試みるセンター・秋山の手前に落ちる意地のタイムリー打。鉄平は8回には今度は完璧に捉えた快打で左中間を割る今季初のスリーベースも記録している。

銀次、1試合5安打目がチーム22本目の安打に

きわめつけは銀次だろう。この試合、2番・藤田との連打で何度もチャンスを構築してきた“みちのくの若きバットマン”は7回には増田からタイムリー。アウトハイの球を上手くヘッドを残しながら左前へ流し打ってみせると、9回には左腕・川崎から三遊間を破る左前へのシングルヒットを記録。この1本が1試合22安打の球団新記録の一撃になると同時に、自身は球団タイ記録に並ぶ1試合5安打の槍働きとなった。

■楽天イーグルス選手の1試合5安打記録
※2013年6/25終了時


■楽天 田中将大 球種別 投球詳細
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田中将大、23イニング連続無失点中

7回、打者24人、93球(1回当たり13.29、1人当たり3.88)、被安打3、被本塁打0、奪三振3、与死球1、失点0、自責点0。

開幕10連勝はもちろん球団記録だが、NPB記録はどうなのだろう?と思い、調べてみた。1985年日本ハムの間柴茂有と2005年のソフトバンク・斉藤和巳が記録した15連勝が最多とのことで、上には上がいるものである。

田中はこれで6/9巨人戦の1回を起点に23イニング連続無失点としているが、自己最多は昨年8/26日本ハム戦の1回から9/9西武戦の6回までゼロを並べた26イニング連続無失点がある。次回登板はその記録を上まわるか?に注目が集まりそうだ。

負けなし10連勝は、援護点に恵まれている部分も多い。今季楽天の1試合平均得点は4.33だが、田中が投げたときの平均得点は5.92にまで跳ね上がるのだ(この試合を抜きにしても5.50)。投打がガッチリ噛み合う理想的な関係で白星を重ねていると言えそうだ。

それにしても、立ち上がり1回こそ三者凡退に退けたものの、2回から4回まではピンチの連続で、どうなることか?!と思われた。

2回は先頭・浅村に右翼線を破られる二塁打。その後の死球もあって無死3塁~1死3,1塁の危機だった。打席はカーター。昨年、田中から7打数3安打、2本の二塁打を記録している相手だったが、ショートほぼ正面6-4-3の併殺打で難を切り抜けている。

3回は永江にプロ初長打となる好走塁の三塁打を許したが、その後の秋山、鬼崎を退けた。(鬼崎のセーフティスクイズは失敗)

4回は1死後、再び浅村に安打出塁を許すと、その後2死2塁の得点圏を迎え、大崎に低めスプリットを上手くバットで合わせられるピッチャー返しの当たりを打たれたものの、ポジショニングの良い藤田がなんなくさばいてセカンドゴロ。

ピンチを抱えながらも失点を許さない点は、いつものスタイルどおり。被打率.225の田中は、これで得点圏被打率を.179としている。

(一方、西武サイドから言えば、再三チャンスを作ったかのように見えるものの、結局、田中の前に得点圏で打者を送りこんだのは僅か4打席だった。分母が少なすぎたとも言えそうだ)

下記のとおり、大量援護直後の5回以降、配球を変えていることが確認できる。決め球スプリットを減らし、普段あまり投げないカーブやチェンジアップといった球種を投げるようになっている。この試合、全体的に速球が多かったのは、田中にとって投げづらいという西武ドームのマウンド対策だろう。制球に注意すべく、変化球より速球主体の組み立てを選択したのかもしれない。

■1回~4回の球種割合


■5回~7回の球種割合
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■西武 牧田和久 球種別 投球詳細
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イヌワシ打線、牧田の逆球を悉く捉えた

4回1/3、打者23人、80球(1回当たり18.46、1人当たり3.48)、被安打10、被本塁打1、奪三振2、与四球1、失点5、自責点5。

コントロールに定評のある“侍サブマリン”は、この試合、その持ち味を発揮することができずに終わった。

イヌワシ打線が打った10本の安打のうち、捉えた当たりは実に9本だった。

捕手・炭谷の構えたミットにいかなかった球は21球。全80球の26.3%を記録、その21球のうち10球を楽天打者が打ちにいき、7球をヒットにしていた。このことだけ取っても、牧田がいかにコントロールに苦労していたか?が伺えるはずだ。

牧田の信条は高めの見せ球を使いながらも球を低めに集める点である。しかし、低めでも真中近辺に入ってしまえば痛打をくらうということなのだ(低めゾーンの結果は9打数6安打)。西武側からいえば、交流戦明け、相手打線との相性を重視して先発ローテを再編してきているだけに、この大敗はショック大きいだろう。【終】

■西武 牧田和久の楽天戦通算投手成績
※2013年6/25終了時
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◎◎◎関連記事◎◎◎
前回の西武3連戦試合評
【試合評】 2013年4月27日(土) ○楽天イーグルス9-2西武ライオンズ。GW初日にふさわしい豪快な試合運びで球団通算500勝
【試合評】 2013年4月28日(日) ●楽天イーグルス1-15西武ライオンズ。ねこ、ふんずけちゃったら、ひっかいた・・・
【試合評】 2013年4月29日(月・祝) ●楽天イーグルス4-8西武ライオンズ。打たれるべくして打たれた菊池保則と、逃すべくして白星を逃した十亀剣

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