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マリナーズ岩隈久志が投じた「最もタフな101球」。自責点5はメジャー自己最多──5/20●SEA8-10XCLE

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いやはや、もの凄い試合になった

敵地インディアンス4連戦の最終戦は、両軍合計23本の安打が激しく飛び交う、抜きつ抜かれつ、一進一退のシーソーゲーム。

先手はマリナーズが取った。

初回、3番、4番の長短打による連続適時打で2点を奪取。しかし2回裏、インディアンスの下位打線に2初のホームランが飛び出して4失点。2点を追うかたちになったマリナーズはすかさず直後の3回表、2点を取りかえし同点に追いついていた。(SEA4-4CLE)

その後、3回裏、4回表にも1点ずつを取りあった両軍はスコア5-5のまま7回裏へ突入。マリナーズは先発・岩隈が降板し、この回から二番手のメディーナ。しかし、先頭打者四球を皮切りに1点を失ってしまう。(SEA5-6CLE)

勝ち越されたマリナーズは三度食い下がる。

8回表、シーガーが右翼席へ同点となる6号ソロショットを放つと、9回表に代打チャベスのバットから今季1号ソロが誕生。土壇場で追いつき追い越せで1点勝ち越しに成功したマリナーズは、9回裏、抑えのウィルヘルムセンをマウンドに送る盤石の逃げ切り戦略を採っていた。(SEA7-6CLE)

ところがだ。ドラマはまだ続いていた。

1死後、相手打者が内野後方に打ち上げたポップフライを、味方内野手が打球を見失ってしまう。現地9:05分から始まったデーゲームだ。照りつける陽光が目に入ってしまった。(記録上は内野安打)

不運な出塁を足がかりに2死3,1塁の得点圏を作られてしまったが、後続打者はファーストへのゴロ。これでようやく3アウトでゲームセット!と思いきや、ベースカバーに入った投手のウィルヘルムセンが送球をまさかの落球... これがタイムリーエラー。試合は再び振り出しに戻ってしまう。(SEA8-8CLE)

7-7で突入した延長10回表、前の回にポップフライを見失い、ファーストゴロをベースカバーに入ったウィルヘルムセンに捕球しやすい送球ができなかった一塁手スモークが、奮起のソロショット。(SEA9-8CLE)

これで逃げ切れるでしょ?!と思ったのだったが、台本はまだ続いていた。

延長10回裏のこと。この回から登板した四番手ファーブッシュが先頭打者に安打出塁を許すと、味方の拙守も重なって、無死2,1塁、

バッターボックスは9番・ゴメス。2回に岩隈の逆球を左翼席に運んでいたブラジル人初のメジャーリーガーのバットが再び左翼席に向かって火を噴いた。高々とした放物線はそのまま高さ5.8mの巨大フェンスを越えていくサヨナラ3ラン...

前のカード、ヤンキースタジアムでピンストライプを撃破したマリナーズは、敵地でインディアンズ4連戦でまさかの同一カード4連敗。ヘルナンデスと岩隈のツートップ・メインエンジンを擁したものの、両者とも打ちこまれるかたちとなってしまった。

連敗阻止すべく、4戦目のマウンドに向かった岩隈に待っていた結末は、想定外の6回5失点。5自責点はメジャーで自己最多となってしまった。味方打線が点を取ってくれたおかげで、敗戦投手にはならなかったものの、本人としては悔しい登板になったはずだ。

観戦するこちら側としては、野球好きの立場から言えば、最後まで息をもつかせぬあらすじは見ごたえはあったし(とはいえ、日本時間深夜1時からの試合、私、ウィルヘルムセンが落球したところまで覚えているのですが、その後、寝落ちしてまい、後の記憶がありません...ガクッ!!)、岩隈ファンという立場から言えば、なんで?どうして?の「?」の連続となる、そんな試合になった。

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両軍のスターティングラインアップ

マリナーズ=1番・ソーンダース(中)、2番・ベイ(左)、3番・シーガー(三)、4番・モラレス(指)、5番・モース(右)、6番・スモーク(一)、7番・ショパック(捕)、8番・アンディーノ(二)、9番・ライアン(遊)、先発・岩隈(右投)

インディアンズ=1番・ボーン(中)、2番・キプニス(二)、3番・カブレラ(遊)、4番・スウィッシャー(一)、5番・サンタナ(指)、6番・レイノルズ(三)、7番・ブラントリー(左)、8番・レイバーン(右)、9番・ゴメス(捕)、先発・カズミアー(左投)


メジャー自己最多の5自責点

どうしてこうなったのか?

三者凡退で退けた立ち上がりの投球からは、その後に起こる予兆は、全く感じ取ることはできなかった。強いて無理やり挙げれば、インディアンス打線が静かすぎたということぐらいか。今思えば、嵐の前の静けさだったのかもしれない。しかし、これはあまりにも穿った見方と言える。

それほどまで立ち上がりは素晴らしかった。

約1か月ぶりの初回三者凡退劇

1回裏、上位3人に対し、いずれも速球から入り、しっかり2ストライクに追い込むと、ラストも速球で料理した。1、2番はいずれもセカンドへのイージーゴロ。3番は高低で屠った。低めスプリッターをみせ、打者に低めを意識させた直後、高め釣り球でバットを振らせての空振り三振。ここには一寸の隙も存在しない。そういう完璧な立ち上がりをみせていた。岩隈の初回三者凡退ピッチングは、4/18ブルージェイズ戦以来、実に久しぶりのできごとになっている。

先立つこと1回表、味方打線が幸先良く2点を先制したことも、立ち上がりの岩隈を楽にさせたかもしれない。3番・モラレス、4番・モースに長短打の連続適時打が飛び出していた。5月に入ってからの岩隈は、打線と理想の蜜月関係にあり、その流れを十分感じることができる2点先制劇だったのだ。

翌2回も上々のスタート。先頭の4番・スウィッシャーを僅か2球で追い込むと、1-2から緩い球をみせ、2-2からのラスト第5球はアウトコースいっぱいにズバッと決まる見逃し三振。スウィッシャーは全く反応できず、バッターボックスに立ちつくすだけ。

ここまでの時点で、快調に飛ばす岩隈の姿から、失点の二文字を想像することは難しい作業だったが、次の5番打者・サンタナに1塁線を破られる右翼線二塁打を浴びたところから、今から思えば、綻びが始まっていた。

2回、下位打線に痛恨の2発をくらう・・・

2-0からの3球目、捕手ショパックはインコースにミットを構えていた。そのミットどおりに投げ込んでいった90マイルの4シームを捉えられてしまう。恐らく内角球を狙っていたのではないだろうか?

この後2死2塁で、7番・ブラントリーに今季初のストレートのフォアボール。勝負を避けたような、全てアウトコース低めのクサい投球。前日ヘルナンデスから3ランを放つ槍働きを見せていたこの打者に、バッテリーが何か嫌らしさを感じたのかもしれないし、昨年12敬遠はリーグ6位の多さだというから元来勝負強い打者として名を馳せているのかもしれない。

2死2,1塁に代わって8番・右打ちのレイバーン。カウント1-2から低めの投球を完璧にすくいあげられ、左翼席へと消えていく3ラン。その後、9番・ゴメスには外を狙った投球が逆球となったところを被弾。インコースにシュート回転で入っていく球威のない91マイル4シームを左翼ポール際に運ばれてしまう。(SEA2-4CLE)

ここでコーチが岩隈の下へ向かう。イニング間にマウンドまでコーチがやってきたのは、恐らく今季初だったのではないだろうか。

2点リードが2点勝ち越されてしまう投球。そんな岩隈を救ったのが味方打線だった。

2番、3番で無死3,2塁のチャンスを作ると、4番・モラレスがセンターへ弾き返し、まずは1点。その後5番・モースの併殺打の間に三走がホームへ返って、再び同点。(SEA4-4CLE)

同点にして貰った直後の3回裏、しっかり抑えていきたい場面だったが、先頭打者に左中間深くまで運ばれる二塁打を浴びると、その後1死3,1塁から、前の打席に勝負を避けたような四球を与えた7番ブラントリーに適時打を浴び、再び勝ちこされてしまう。(SEA4-5CLE)。なおも1死2,1塁のピンチは5-4-3の併殺網で切り抜けた。

名手ライアンの美技に救われる

4回表、すぐさま味方打線が1点を取り、追いつくことに成功。

試合は2度目の振り出しに戻った4回裏、今度こそはしっかり要所を押さえる投球をしていきたいところだったが、前の打席ホームランの先頭ゴメスに安打出塁。

無死1塁、嫌な雰囲気になりかけたところを、2番打者には二遊間に痛烈に弾き返されてしまう。ショート右を襲った鋭い打球を、名手ライアンの好守が岩隈を救った。ダイビングキャッチで打球を阻んだライアンはすぐさま2塁へ華麗なグラブトス。ボールは1塁へ転送されて、6-4-3のゲッツー。

ライアンの窮地を救った美技がきっかけになったか、岩隈はその後立ち直りをみせ、5回、6回を三者凡退でお仕事終了。

101球の投球は、先発にまわってからの中でも、指折りのタフなピッチングとなった。


■2013年 試合別 投手成績
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■球種別 投球詳細


6回、打者27人、101球(1回当たり16.83、1人当たり3.74)、被安打7、被本塁打2、奪三振6、与四球3、失点5、自責点5。

初球の入り(27球)=4Seam13、Slider5、Splitter5、Curveball4
2ストライク以降(32球)=4Seam18、Sinker2、Slider3、Splitter8、Curveball1

4シームのPFX平均値=9.6

球の伸びを示すとされているPFXの値は10を切る数字になっていた。数字だけで判断すれば、球威が足りなかったのかな?ということになる。しかし、個人的には今日もそれなりに走っていたように感じるのだ。でなければ、高めの球で、その勢いで相手打者のバットを空振りさせることはできないはずだ。

ただ、制球が甘くなった所を運ばれたり、コースを狙われて痛打されてしまい、結局4シームは11打数3安打の被打率.273。打たれた3本は全て長打というかたちになってしまった。

3回の2発はいずれも追い込んでいただけにもったいない。1イニングでの複数被本塁打も、2打者連続被本塁打もメジャーでは初。

レイバーンには1-2から、ゴメスには0-2から被弾していた。レイバーンには0-2からの第3球がアウトコース低めいっぱいに決まったように見えたものの、球審の手は上がらない。際どいコースを取ってもらえなかったばかりに、1球挟んだ後の第5球、それより球1個分か2個分か、中に入れてきた外角低め寄りの球を、うまくすくいあげられてしまった。

いずれもボールカウントにまだ余裕がある状況だった。特にレイバーンの打席時は2,1塁の得点圏だった。もっと慎重を期してボールゾーンの変化球で誘いをかけるような投球が必要だったのかもしれない。

本人も試合後、このような談話を記者陣に残していた。

「やっぱり本塁打が痛かったなと思う。追い込んでからだったので、ボール球をしっかり投げなければいけない場面だった。打たれた球は甘かった。次回、また頑張りたい」

追い込んでからとにかくスプリッターを投げさせるモンテロと、追い込んでからもスプリッターばかりでなく他球種も積極的に使っていくショパック。そのリードの差異が、この場面「不慮の事故」として悪い方向に表れてしまった。そういう見方もできそうだ。(サイコロを振って出た出目が良い時ばかり続くわけではないので、こういうこともあるということなのだと割り切りたい)

4シームについて言えば、メジャー公式で4シームと表示される球でも、特に最近かなり動いている場面を目撃している。私がつけている記録は公式に準じているため、4シームとして扱っているが、備考欄にどういう軌道だったか?を簡単にメモするようにしている。

この試合で言えば、4回のキプニスの打席時、0-2からの3球目、4球目が該当する。いずれもアウトコース低めを狙った投球。目公式では4シーム判定も、縦に変化して落ちていく球だった。いわゆる日本で言う綺麗な真っすぐが力の無い投球となってお辞儀しただけだったのか?故意にツーシーム系の変化をかけて投げていたのか? ちょっと気になるシーンになった。

看板球のスプリッターの話をしておきたい。序盤2回までは上々に機能していた。キプニスに高めに浮いた球をしっかり芯で弾き返されはしたものの、空振りも多かったのだ。ところが、3回以降、なかなか決まらなくなってしまった。


■2回までの10球
空振り3個
ストライク寄与ファウル2個
2ストライク以降ファウル1個
ボールカウント2個
凡打1個 (追い込んでからセカンドゴロ)
安打1個 (中前ゴロ安打)

■3回以降の14球
空振り2個
見逃しストライク2個
ストライク寄与ファウル1個
ボールカウント8個
安打1個 (右前ゴロ安打/適時打)

このように、3回以降はボール球になってしまうケースが増えてしまった。相手打者が辛抱強く手を出さずに見送ったとも言える一方、ワンバウンドの投球になったのが確認できるだけでも3個を記録していた。

スプリッターがワンバウンドしているケースが多い日の岩隈は、制球がいまひとつなのかな?と判断できる。

そのことは、本人も新著『感情をコントロールする技術』で綴っている。137~138頁から一部を抜粋、引用してみたい。

フォークボールは、日本時代からの僕の「決め球」であり、僕の投手生命のカギと言ってもいい重要な球種です。フォークがなければ僕はきっとプロ野球で活躍することも、メジャーリーガーになることもできなかったでしょう。

ただ、このフォークにしても最初からメジャーで対応できたわけではありませんでした。

当初、僕は日本で投げていたのと同じように、ホームベースを狙い、そこでワンバウンドさせるようなイメージでフォークボールを投げていました。日本のキャッチャーはそれをしっかり捕球してくれたのですが、アメリカではなぜか後逸が多く、疑問に思っていました。

エースのヘルナンデスや勝ち頭のバーガスの落ちる球を見ると、決してワンバウンドはさせていません。キャッチャーの手前でワンバウンドするかしないかのギリギリのところに投げ、相手バッターから空振りを奪っていたのです。そのことに気づいて以降、試合でも「ワンバウンドするかしないか」のボールを投げると、バッターは手を出してくれますし、キャッチャーもしっかり捕球してくれるようになりました。


と綴っている。

さすがに少なからずの動揺もあっただろう。それも影響したのか、特に3回以降は、看板球が機能せずという状況が目立った。【終】


■スプリッター全24球の詳細



■配球図
20130521DATA3.jpg


■5/20インディアンス戦の101球詳細
コースNo.は下記図のとおり。球速はマイル表示

20130521DATA4.jpg
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No title

どうもこんばんわ、ざくろです。
今回も詳細なデータ等お疲れ様です。

21勝した2008年にも、当然ですが打たれてしまった試合もあれば、イニングこそ投げても
5失点してしまった、という試合もあったので、どれだけ調子の良いシーズンだろうと
年間を通して考えれば数試合は大量失点してしまう試合、というのもあるので、
そういう意味では「こんな試合もあるさ」と思えるんですが、今日に関しては、
感想や印象は人それぞれだと思いますが、2回裏に3ランを喫する事になった場面、
あの2球前に、ツーナッシングからの3球目がどう見てもストライクで見逃し三振、
岩隈もそう思ったのか一塁側へ軽くステップしてましたが、あの誤審のせいで…勿論、
その後打たれてしまった岩隈も良くないんですが、どう見てもあの誤審が原因で
大量失点してしまったようなものなので、深夜にも関わらず見てて絶叫を…(笑)
どうやら球審が先日黒田と一悶着あったあのラス・ディアスという球審だったそうです。
第三者の視点で好意的に考えれば、今日は岩隈カズミアー共に、平等にゾーンが恐ろしく
狭かったので片方にだけ不利なわけではなかったですが…あの審判め…(笑)

文句ばかり書いてもアレですが、この試合は本当にゾーンが安定していませんでしたよね。
一度「なんだこの審判は?」と思うと、どうしてもそういう目で見てしまうので、
こちらとしても少し偏った印象で見ていたのは事実ですが、岩隈に関して言えば前述の
3ランの場面以外にも、3回裏レイノルズへ投じた2球目のハーフスイングを取ってもらえず
珍しく岩隈が表情に変化を見せていたり、4回裏キプニスヘの初球外角ボールゾーンを
今度は何故かストライク判定、かと思えばフルカウントからの、高めではあったものの
しっかりストライクゾーンへ入れてきたボールをコールしてもらえなかったり。
カズミアーのほうも降板する事になった4回表などは顕著で、ショパックやアンディーノに
対する投球で何度かストライクだろうと思える球がボール判定されてしまったり。
前述のように、途中からはどうしても穿った見方をしてしまっていたので恐縮なんですが、
個人的には今日の試合、両チーム共に審判のせいで試合が壊れたような印象を受けたので、
見ていて何とも言えない気持ちでした。

しかしshibakawaさんも書かれていますが、初回の岩隈に関しては完璧でしたよね。
最後はショパックお得意の高め釣り球で空振り三振、もう完璧というか、
一発を打たれる可能性はあっても連打される事すらないだろう、と思える内容で、
余程の事が無い限り今日も7回2失点前後にまとめてくれるのでは、という。
ただ今にして思えば、初回は初回で異常に外角のゾーンが広かったので、
この時点で覚悟しておくべきだったのかもしれませんが…(笑)

4回裏、ボーンのライナー性のゴロをライアンが素晴らしい守備で止めて、更に
併殺まで完成させてくれたのは、これはもう本当に素晴らしかったですよね。
正にライアンをスタメン起用していて良かった、と思える完璧な守備でした。
打つほうでも、岩隈に勝敗がつくまでのイニングだけで言えば、確かライアンは今日が
岩隈の試合で初めてヒットを打てたと思うので、その点に関しても良かったです(笑)

3回以降、極端にスプリッターを見逃されるケースが多かったのは気になりましたよね。
個人的には、やはり2回に4失点してしまった事と、3回もランナーを出して苦労した、
この辺りの動揺はいかに岩隈といえどあったと思うので、そのせいで投げ急ぐというか、
従来よりもスプリッターが、落ちるのが早かったが為に見逃されたのかな、
と思っていたんですが、こちらの記事によると、緩急の問題もあったと考えるべきでしょうか。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2013052102000228.html

ところでカーブなんですが、今日の試合に関して言えば見ていて少し気になりました。
カーブを投げる時の岩隈は若干腕の振りが甘いかな、といつも思うんですが、
今日に関して言えば、理由は分かりませんが投げた後、妙に体が一塁方向へ
流れていたので、対処出来るかどうかは別にして、明らかにカーブを投げる、
という事が分かるぐらい投げ終わった後のフォームが崩れていたので、
これが少し気になりました、丁寧に投げようとした結果そうなっただけ、かもしれませんが…。

ショパックだからこそ今日は良くない結果に繋がってしまったかもしれないという点。
確かにモンテロだったらスプリッターの選択だったでしょうから、この結果には
ならなかったかもしれませんが、逆に言えば、4回以降立ち直れたのは、
モンテロではなくショパックだったからこそ立ち直れたのかな、という気もしました。
実際はどうだったか分かりませんし、3回にショパックがマウンドへ来た後、タイムリーを
打たれはしてしまったものの、ショパックがマウンドへ来て、会話をした際に岩隈も
笑顔を見せていましたし、緩急をつけるのもショパック主導での配球だったのかな、
という気がするので、この辺りは一長一短というか、当然の事ながら、長いシーズン
こういう試合もあるよな、という感じでしょうか。

何にせよ、球審のゾーンがどうとかではなく、打たれてしまったもののの、
それでも6回まで投げれた、というのは、これは純粋に凄い事ですよね。
去年のアスレチックス戦のように早期降板も覚悟してたんですが、そうはならず、
5失点こそしてしまったものの6回まで投げれた、というのは凄い事だなと思いました。

何ともタフな試合にはなってしまいましたが、打線が頑張ってくれたおかげで、
5失点したにも関わらず負けがつかなかった、という点に関しては素直に喜びたいです。
次回はレンジャーズのようなので、これまた手強い相手ですが、逆に次回は岩隈が
抑えて、少ない得点でも勝つ、という風になれば、恩返しというわけではないですが
ある意味理想的な感じでしょうか。
幸い相性の悪いキンスラーはDL入りで次回登板時には恐らく居ないと思うので、
この辺りをプラスの結果に変えていきたいですよね。

どうも今回は球審のゾーンに対してエキサイトしてしまい申し訳なかったです…(苦笑)

Re: No title

ざくろさん、コメントと素敵な別途情報、有難うございました(笑)

>どうやら球審が先日黒田と一悶着あったあのラス・ディアスという球審だったそうです。

「!!!」。マ、ジ、す、か・・・。この情報には驚かされましたよ! 今この瞬間にボブ・デービッドソンと並んで絶対に忘れない名前になりましたよ。

>2回裏に3ランを喫する事になった場面、 あの2球前に、ツーナッシングからの3球目がどう見てもストライクで見逃し三振、

ねえ。やっぱり、入っていますよねえ。確か黒田と揉めた一球も、あのあたりへの投球だったはずです。と(あのときは左打者のインローでしたが) ということを合わせて考えると、たまたま、ではなく、いつも、なのかもしれません。次、当たる時は要注意したほうがいいですよね。

あの球、外角低めの良い所に決まったのでは?と思ったのですが、手上がらず。もったいないなあ~と思いながら見ていたのですが、貴重な検証画像を今改めて振り返ってみると、完全に入っていた球だったとは。

私もMLB公式のGamedayを覗ける時には常時コースを確認しながら見ているのですが、Gamedayでも外角低めに入っていたのを覚えています。(コース・ゾーンは25分割でメモするようにしていて、例えば、真中高めと外角高めの中間ぐらいの微妙な球は、最終的には私の主観でどちらかに振り分けるようにしています)

手元のメモだと、Gamedayでは他にも何球か怪しい判定がありました。2回、5番・左打者サンタナの初球時、アウトコース低めの投球もストライクゾーンに入っていいました。3回、右打者レイノルズの初球、アウトコース低めにはずれたように見える投球(ショパックのミットよりアウトコースにはずれた)もストライクということです。5回以降、細かなメモをデータ消失してしまい、他にもあったかもしれませんが、怪しい判定は最低でも3球あったような気がします。(ブログに上げるときは、仕方がないから、ストライクなのにボール判定の球は、近めのボールゾーン扱いにし、メモにPitch f/xのコースを記載するようにしています)(また、この試合ではないですが、明らかな逆球投球でも実際はボール判定が、Gamedayではゾーンに入っていることもしばしばあります。中継映像から感じる印象と違うこともあり、驚きを覚えることもしばしば)

>カズミアーのほうも降板する事になった4回表などは顕著で、ショパックやアンディーノに
>対する投球で何度かストライクだろうと思える球がボール判定されてしまったり。

そうでしたか~ 相手投手の投球時にも、ちょくちょく、あったんですね。そういった意味でも岩隈も(相手も)タフな試合になったということになりますか。ざくろさんが仰るように初回味方が幸先よく2点を先取したときに、そういうこともあるかもしれないと予め想定するべきだったのかもしれない。もっとも、私は2点入ったとき、これで今日もイケるだろう!と、お祭り騒ぎです(苦笑)

>しかしshibakawaさんも書かれていますが、初回の岩隈に関しては完璧でしたよね。
>最後はショパックお得意の高め釣り球で空振り三振、もう完璧というか、
>一発を打たれる可能性はあっても連打される事すらないだろう、と思える内容で、
>余程の事が無い限り今日も7回2失点前後にまとめてくれるのでは、という。

それだけに、もしあの1球がなかったら・・・と想像を巡らしたくなってしまいますよね。いつか岩隈がメジャーでの現役を振り返ったとき、自叙伝のようなもので、この日のことやメジャーの審判ごとのストライクゾーンの特徴など告白してくれないかなあと思っています。

>4回裏、ボーンのライナー性のゴロをライアンが素晴らしい守備で止めて、更に
>併殺まで完成させてくれたのは、これはもう本当に素晴らしかったですよね。

なんだか久々にライアンの美技を拝めた気分でした。位置取りの上手さでヒットコースをアウトにした好守備は先日ありましたが、それ以外だと多分4/12レンジャーズ戦の6回にアンドゥルースが打った三遊間深いところへの当たりを大遠投で1塁アウトにした時以来かもしれません。今季はフライアウトが多い岩隈ですし、アンディーノが起用されることもあったので、本当にお久しぶりの感覚がありました。惚れ惚れしますよね。

>打つほうでも、岩隈に勝敗がつくまでのイニングだけで言えば、
>確かライアンは今日が岩隈の試合で初めてヒットを打てたと思うので、
>その点に関しても良かったです(笑)

おっと!ざくろさんならではの着眼点、そうだったんですか(笑) ようやく1本ということですね!

>と思っていたんですが、こちらの記事によると、緩急の問題もあったと考えるべきでしょうか。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2013052102000228.html

カーブは1、2回にも合わせて4球投げていることになっています(いずれも70マイル前半)。ワンバウンドするなど3球がボールになっており、1球が岩隈が処理をミスった2回ボーンのバントヒット狙いの結果球でした。4回以降投げたカーブはストライクカウントが稼げたり、空振りを奪えたりしていました。

ざくろさんが下記で指摘している↓↓

>今日に関して言えば、理由は分かりませんが投げた後、妙に体が一塁方向へ
>流れていたので、対処出来るかどうかは別にして、明らかにカーブを投げる、
>という事が分かるぐらい投げ終わった後のフォームが崩れていたので、
>これが少し気になりました

は、4回以降だったでしょうか? このこと自体は私は気がつかなかったので、なるほどと拝見しました。
岩隈のカーブは曲がりが小さいといいますか...好みの問題なのかもしれないですが、12時から6時の方向へ縦割れでキュッと落ちてくるようなものではないところが、個人的には少々残念な思いがします。(西武の十亀のカーブと似ている気がします)

>3回にショパックがマウンドへ来た後、タイムリーを 打たれはしてしまったものの、
>ショパックがマウンドへ来て、会話をした際に岩隈も 笑顔を見せていましたし、
>緩急をつけるのもショパック主導での配球だったのかな、 という気がするので、
>この辺りは一長一短というか、

そうそう、一長一短ですね。こういうこともあるさと。マウンドにショパックが駆け寄り、ポンと肩に手を置いて話していた光景が印象的でした。ああいう所も含めて、ざくろさんが日本人捕手らしいと前に書いていましたが、親しみのある所作をする捕手ですよね。

>去年のアスレチックス戦のように早期降板も覚悟してたんですが、そうはならず、
>5失点こそしてしまったものの6回まで投げれた、というのは凄い事だなと思いました。

ある方が言っていましたが、5点取られても6回101球なんですよね。打たれても球数がそれほど多くはならないという所が、特筆すべきことのように感じますよね。1イニング当たりは16.83球ですが、これはアストロズ戦の18.60より少なかったのも、驚かされます。

>幸い相性の悪いキンスラーはDL入りで次回登板時には恐らく居ないと思うので、

これは、素直に嬉しいです(笑)
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