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【試合評】 2013年4月8日(月) ●楽天イーグルス2-11千葉ロッテ。今季2度目の投壊とEウィングのナイトメア...

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ロッテ3連戦の最終戦。先に2勝を収め、既に勝ち越しを決めている中でおこなわれた昨日の振り替え試合となった。

両軍のスターティングラインアップは下記のとおり。


楽天=1番・聖澤(中)、2番・藤田(二)、3番・小斉(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・牧田(右)、6番・マギー(三)、7番・松井(遊)、8番・嶋(捕)、9番・鉄平(左)、先発・菊池(右投)

ロッテ=1番・根元(遊)、2番・角中(左)、3番・井口(二)、4番・ホワイトセル(指)、5番・福浦(一)、6番・清田(右)、7番・鈴木(三)、8番・川本(捕)、9番・岡田(中)、先発・西野(右投)



ロッテの先発・西野は雨天ノーゲームとなった昨日も2回27球を投げていたが、スライド登板。試合前に雨天中止が決まり、予定されていた先発がスライドするケースはよくある起用法だが、試合途中にノーゲームとなり、それなりの球数を投げた先発が次戦にスライドする事例は珍しい。しかし、結果から言えば、伊東采配がズバリ的中することになる。

一方の楽天は菊池。2軍から誰か上げるでは?という憶測もあった。現在関東遠征中の2軍から昨日永井とラズナーが新幹線で帰仙したという情報もあったものの(追記:永井は4/7日本ハム2軍戦に先発しており、永井の線は元々なかった)、首脳陣の判断は高い期待を寄せている菊池ということになった。加藤じろうアナによると、2軍も関東で遠征が続いており、いきなり昨日の今日で呼び寄せて投げさせるのは困難と判断したという。菊池に決めたのは昨日の試合中断時に監督と佐藤コーチが話し合って決めたということだった。

この判断は妥当だったかと思う。菊池も昨日言われて今日投げるのは難しい仕事になったかと思うが、そのような立場で1軍にいることは理解していたであろうし、ここはなんとか結果を出して欲しいところだったが、精彩を欠く内容になった。


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今季2度めの投壊...

試合は12安打11失点。ホワイトセルの3打席連続本塁打や角中のグランドスラムなど4本の一発攻勢をかけたロッテ打線の前に、楽天投手陣が今季2度目の投壊を引き起こした。

打線はプロ初先発となった西野の前に8回まで散発の5安打に抑えられスコアボードにゼロを刻む。ようやく9回に焼け石に水の2点を奪うのが精いっぱいという状況で、4/4オリックス戦に続く二桁大量失点の大敗となった。前日西武が敗れたことで2年ぶりの首位にたった楽天は僅か1日にして2位転落となっている。

2点を追う5回、角中に四球を出した菊池が井口を討ち取って2死2塁、前の打席にホームランを放ったホワイトセルを迎えた所で楽天ベンチは継投に入っていく。出てきた左腕投手はハウザーではなく星野だった。

ここまで4試合で合計33球を投げストライクは16球。率にして5割を切る48.5%。制球難に苦しむ不調の左腕には、ベテランとは言え、荷が重すぎたのか。直後、3-1からホワイトセルに2打席連続となるホームランを浴びてしまう。この場面を勝負の分かれ目に上げていた星野監督だが、やはりここはハウザーを出すべきだったと思う。(楽0-4ロ)

一方、こんな見方もできる。

左腕戦力不足の現在、経験値だけで言えば星野は球界屈指を誇る。広尾晃氏の著書『プロ野球なんでもランキング』の137頁、NPB通算中継ぎランキングでは歴代7位タイに入るベテラン左腕である。先日ハウザーがピンチを切り抜けたように、彼にも立ち直って欲しいという思いで登板させたはずだ。

このような起用法ができるのも、このカードの勝ち越しを既に決めているからこそであり、幾ばくか有利にある現在の状況が、例えば3番スタメンで小斉を使ってみたり・・・という若手や不調のベテランに機会を与える采配につながっているのだと思う。

この試合、もちろん勝利を狙いにはいくものの、144試合を見据えたときに有意義な敗戦なら、それもかまわない。ある程度の敗戦は想定内だったはずだ。しかし、その想定を超えてしまう、負けっぷりになってしまった。

ホワイトセルとの対決、確かに状況は2死2塁で1塁は空いていた。3-0となった時点で歩かせても良いという判断をバッテリーが共有する必要はあった。次の左打者・福浦を討ち取れば問題ない場面ではあった。

ただ、今季初登板時に左の長谷川に敗戦につながる四球を出すというかたちで、つまづいてスタートを切った星野である。崖っぷちのベテランには、左打者2人で1人を討ち取ろうという余裕はなかった。出てきていきなり四球は、翌6回にマウンド上で自らに腹を立てていた様子でも明らかなように、過去の自分が現在の自分を許さなかったと見ることもできそうだ。

ホワイトセルに2ランをくらっても、それでも4点差なのだ。現在の打線なら反撃可能なのでは?という期待を抱いたファンはまだ多く存在したはずだ。(実際には統一球下の4点ビハインドをひっくり返すのは相当困難になるわけなのだが)

試合が決定的に壊れてしまったのは翌6回のことになる。

2ランを被弾した後、なんとか後続を討ち取りベンチに引き上げた星野は、ショックを隠せない表情だった。ベンチで両手に顔をうずめてうずくまる衝撃的なシーンを、中継のカメラが射抜いていた。漫画で言えば、星野の背景には縦の効果線を見つけることができたはずだ。

そんな状況にもかかわらず、翌6回も続投させた。これがいけなかった。6回途中、足に違和感を発生させながらも嶋が異変に気付くまで投げ続けて3四死球。塁上を満塁御礼にし、慌てて出てきた三番手・加藤大が根元にタイムリー、角中にEウィングに飛び込むグランドスラムを被弾し、これで万事休す・・・という試合だった。 (楽0-9ロ)

救援陣の再編判断は?

この日も精彩を欠いた星野は6回に足をどこか痛めたことで、ますます使いにくくなった。これで左の中継ぎはハウザー1枚ということになり、防御率7.15になってしまった救援陣の再編は必至だ。さて、現場はどのような判断を下すのだろう? キャンプ中に故障で出遅れていた金刃を前倒しで上げるのか?(3/23ヤクルト戦で4回2失点、4/6日本ハム戦で2回無失点) それとも、辛島離脱で急遽先発調整に当たらせている片山を再び呼び戻すのか? チーム事情に振りまわされている片山には気の毒な面もあるが、それもやむを得ないのかもしれない。

Eウィングのホームラン履歴

01・・・4/5ロッテ戦、5回2死3,2塁、嶋の左本。3ラン。(中郷から)
02・・・4/8ロッテ戦、5回2死2塁、ホワイトセルの右本。2ラン。(星野から)
03・・・4/8ロッテ戦、6回1死満塁、角中の右本。満塁本塁打。(加藤大から)


■菊池保則 球種別 投球詳細
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菊池のストレートだけでは抑えることができない

4回2/3、打者21人、92球(1回当たり19.72、1人当たり4.38)、被安打5、被本塁打1、奪三振2、与四球4、失点3、自責点3。

急遽、先発のマウンドにあがったという点や、9m前後の強風という悪環境でのピッチングという点を考慮しても、厳しい結果になった。

昨日のブルペンではストレートは走っていたとのことで、試合後指揮官も「いい球は投げていたよ。まあまあだね」というコメントを残したものの、まっすぐだけでは抑えられないということを改めて痛感する試練のマウンドになったようだ。

羽村亜美さんが興味深いリポートを届けてくれた。

「スライダー、まっすぐだけでは抑えられないと毎年常に言われているんだと。今の課題はツーシームだと言っていましたね。ただそのツーシーム、まだちょっと自信が無くて、それを投げるならまっすぐを投げたほうがいいと思うときもあるそうなんですね。だからそれが早くつかめるようになりたいと言っていました」

佐藤コーチに田中以上との評価を受けているストレートも、例えば10球投げたうちの数球が田中以上ということで、精度にばらつきがある。田中以上のストレートを継続的に投げることができないと、やはり、ストレート一本槍では厳しい。

この日スタメン出場した小斉と菊池って、よくタイプが似ていると思う。一芸に秀でている潜在能力の高さは認められるものの、その一芸も発展途上。殻を打ち破れない状況が続いている。


■西野勇士 球種別 投球詳細
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西野の制球力とフォークに苦しんだイヌワシ打線

7回、打者27人、86球、被安打5、奪三振5、与四球2、失点0。

楽天打線は投げ込まれた20球のフォークのうち実に12球、苦しむかたちとなっている。

この試合の前、そういえば昨年の楽天2軍は西野にどういう結果を出していたのか?と思って、取り続けていた昨年の記録を調べていた。西野は昨年2軍の楽天戦で2試合登板(6/5、8/9)。のべ30人の楽天打者と対峙し、28打数4安打の対戦打率.143。楽天打者は抑え込まれてしまう結果になっていた。

楽天戦でのプロ初先発・初完封勝利

このままいけば、西野は楽天打線相手に「プロ初先発・初完封勝利」の記録を打ち立てることもできたはずだが、ロッテも試しておきたい投手を投げさせたいというチーム事情もあったのだろう。7回で御役御免になった。

ちなみに、楽天戦でのプロ初先発・初完封勝利というと、当ブログ調査の限りでは下記の2例がある。

◎2005年4/24楽天対ロッテ戦、現在阪神の久保康友。プロ初登板は同年4/2のソフトバンク戦
◎2008年3/23楽天対ソフトバンク戦、ソフトバンクの大場翔太。8安打無四球。プロ初登板でもあった。

楽天投手陣の記録はない。



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