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【記録】 ランディ・ルイーズ ゾーン別コース別打率 OPS ホットゾーン、苦手ゾーンはどこか?

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さてと、シーズン終了しましたので、これから球春到来まで、各選手のゾーン別コース別打率の検証を定期的に行っていきたいと思います。

初回は、8/3ブログ記事でも取り上げたランディ・ルイーズです。

2010年の主な打撃成績
試合数81 打席数312 打数282 安打75 二塁打18 三塁打0 本塁打12 塁打数127 得点35 打点38 得点圏打率.254 三振114 四球26 死球3 犠打0 犠飛1 盗塁0 併殺打6
OPS.784 (100打席以上の楽天選手対象で鉄平.855、牧田.818に次ぐチーム3位)
出塁率.333
長打率.450
打率.266
IsoD.067
RC275.19 (100打席以上の楽天選手対象で鉄平7.02、牧田5.67に次ぐチーム3位)
BABIP.401

昨年のリンデンと比較すると今一つな感がありますが(昨年のリンデンは284打数83安打22二塁打12本塁打37打点、打率.292、OPS.862)、それでも来日1年目にしては、まあまあ良くやったと言えます。

点数をつけるなら70点でしょうか。合格点ではないが次第点という印象です。

◎前後半戦別の打撃成績
前半戦(6/2~7/21)・・・120打数26安打 打率.217
後半戦(7/27~9/29)・・・162打数49安打 打率.302

◎無安打、2安打、猛打賞試合の回数
〔無安打〕
前半戦・・・18試合(6/2,4,7,9,10,13,19,20,22,26、7/1,11,13,14,16,18,20,21)
後半戦・・・10試合(7/27、8/12,14,15,22,24、9/5,21,27,29)
〔2安打〕
前半戦・・・6試合(6/1,24,25,30、7/6,10)
後半戦・・・8試合(7/28,30、8/18,20,27、9/4,22,23)
〔猛打賞〕
前半戦・・・1試合(6/23)
後半戦・・・3試合(7/31、8/28、9/20)

前半戦、日本野球に順応するのに時間がかかりましたが、オールスター明けの後半戦はきっちり結果を出してきていますね。9月に家族の事情で一時帰国をしましたが9/20に戦列復帰してからは29打数10安打の打率.345と打ちまくりました。

(帰国時にヤンキースのコーチに打撃映像を見てもらってアドバイスを貰ったというエピソードがベンチリポートで伝えられました)

もちろん、課題はいろいろあります。対左投手打率が.181(94打数17安打)とからっきしな点や拙守がその象徴ですが、それでも、来季に向けて期待ができる成績で終わったといえそうです。

(もっとも今季のリンデンみたいに来季からっきし、なんてケースは良くある話ですが、それはフタを開けてみないと誰も判らないことです)

さて、前置きはこれくらいにして、主題のゾーン別コース別打率に移りたいと思います。

本題に入る前に、下記のように配球図の各コースに便宜上番号を割り振って、この番号をもとに話をすすめていきたいと思いますので、よろしくお願いします。



ホットゾーンはストライクゾーンの真中・内角低めから外角~アウトローのコース。打率.436! 苦手ゾーンは高め~インハイ~内角、ボールゾーン低め。

■全体


8/3時点で調べたゾーン別コース別打率が下記URLです。別窓で開くので、並べてその変遷を見ていただければ判り易いかと思います。
http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-category-12.html

その変遷を概観すると、得意ゾーンが苦手になったり、あるいはその逆というような劇的変化はなく、得意・不得意はほぼそのままの推移であるのが確認できます。

より細かくみれば、一般に甘い球が入ってくる8番コース(ストライクゾーン真中高め)の打率が.273→.176とさらに下がり、一般に最も打ちにくいといわれる17番コース(ストライクゾーン外角低め)の打率が.286→.368と大幅上昇、この2点が最も目立つぐらいですね。

ボールゾーンに目を移してみると、ボールゾーン最下段(21~25番)、特に21番、22番は相変わらず苦手なコースで、ストライクゾーンからボールゾーンに変化する球に手を焼いている光景が浮かびあがってきます。

ただ、外角のボールゾーン、11番と16番は、前半戦は7打数1安打と手を出してしまい凡打を重ねたものの、終わってみれば17打数6安打の打率.353とボールゾーンでも安打にできています。ボール球でも変化が中途半端な球や微妙な球で捉えられると判断した球は安打にできていますね。

つまり、低めはあいかわらず苦労しているが、外角のコースはみきわめが改善されつつあるといえそうです。

ところで、よく得意なコースと苦手コースは隣り合わせにあると言いますが、ルイーズも同様で、ストライクゾーンの外角低め(17番)が得意なコースだから、このコースから21番、22番に落とされる球がくるとついつい手が出てしまう、といえそうです。

しかし、ここの見極めも前半戦と比較すれば徐々にですが改善されています。7月下旬に外角低めのみきわめに戸惑い、17番のコースで4回連続で見逃し三振に倒れる光景が目立ったのですが、8月に入ってからはそんなこともなくなりました。そのため17番のコースで打率を.286から.368に上げることができたのでしょうね。

◎ストライクゾーン内の打率
前回・・・.315(108打数34安打)
今回・・・.337(202打数68安打)

◎直球打率
前回・・・.259(54打数14安打)
今回・・・.261(111打数29安打)

◎変化球打率
前回・・・.244(86打数21安打)
今回・・・.269(171打数46安打)

ストライクゾーンの球をしっかり好結果へ。その確率が上昇しています。変化球の対応も改善傾向にあるといえそうです。

■OPSと本塁打
20100930DATA4.jpg

今回はコース別OPSも算出してみました。これをみると、青高赤低。ルイーズはどちらかといえば、ローボールヒッターともいえますね。

事実、ストライクゾーン上段(ボールゾーンも入れた6番~10番)の打率は.186(70打数13安打)なものの、中段(11番~15番)の打率は.402(82の33)、下段(16番~20番)は.373(75の28)となっています。

■直球
20100930DATA2.jpg

前述のとおり直球打率は前回.259から今回.261とほぼ変化なしです。

ただ、中をみると、ストライクゾーン高め(7番、8番、9番)がさらに打てなくなり(いずれも打率が1割台)、その分をストライクゾーンの中段~外角低め~下段でより一層稼いでいるのが確認できます。

■変化球
20100930DATA3.jpg

ルイーズの苦手ゾーンは高めのストライクゾーンですが、変化球のみでみると、高めのゾーンもそれなりに打っていますね。また13番の真中の変化球は9打数8安打とほとんど安打にしています。高めに浮いた変化球、ストライクゾーン内で中途半端な曲がりの変化球はルイーズにとって絶好球といえそうですね。

■ボールゾーン下段(21番~25番)での三振の球種
Sl=スライダー、Ch=チェンジアップ、Cur=カーブ、Fo=フォーク、Sin=シンカー、Pa=パーム
21番・・・17回:Sl9、Ch5、Cur1、Fo2
22番・・・13回:Sl1、Ch3、Cur1、Fo8、
23番・・・4回:Ch2、Fo1、Sin1
24番・・・8回:Sl1、Ch4、Fo3
25番・・・1回:Pa1
Sl・・・11
Ch・・・14
Cur・・・2
Fo・・・14
Sin・・・1
Pa・・・1

このゾーンの結果球は凡打が少なくそのほとんどが三振になっています。スライダー、チェンジアップ、フォーク、いずれも縦に変化、落ちる球種での三振が目立つ結果となっています。チェンジアップでの三振は左投手が多いのでしょうか。

三振でいえば、ストライクゾーン内角14番のコースで見逃し三振が目立ちます。(5回)


最後に、上記の記録、ほんの若干の誤差があるかもしれません。なんにせよマンパワーでデータを取っているもので(汗) Baseball Times Weeklyが来年選手名鑑を出すと思いますが、そこに恐らく掲載されるであろうゾーン別K打率とは若干違うかもしれませんが、御了承下さい。

来季への記録の取り方の課題。対左右投手別のゾーン打率や球種別(スライダーの打率等)の打率、得点圏でのゾーン別打率なども調べることができるよう、記録をつける段階で改善の余地がありますね。

なんだか尻きれトンボになりましたが、この記事はここまでで。

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ベースボールタイムズオンライン「アウトサイドレポート~スタンドとTVから見たプロ野球~」9/30更新しました。タイトルは「マーティー・ブラウン監督、お疲れ様でした」。内容は、本文でどうぞ。
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