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【2012年パリーグ】被二三塁打から診る球団別の外野守備力──堅牢なハム、改善傾向の西武、坂口離脱で崩れたオリ外野陣

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1月4日のエントリでチーム別・球場別のエンタイトルツーベースをまとめてみた。そのときに調べたデータをもとに、今回は2012年パリーグの被二塁打、被三塁打の数を確認しておきたい。

実はこの調査は2009年から追いかけている1つのテーマ・視点だ。(最下記の関連記事参照)

被二三塁打をもとに、各チーム外野陣の「ざっくりとした」守備力が浮かび上がってくるのでは?という意図のもと、実施している。

何度も書いているように、打たれた安打がシングルヒットなら走者2塁でも二走がホームへ帰るケースは想像以上に高くない。二走の本塁生還率はだいたい60%前後に落ち着くはずだ。逆に言えば得点圏でも40%は3塁ストップするのだ。

しかし、それが二三塁打の場合、失点リスクは俄然高まってしまう。走者なしでも相手側にとってチャンスメイクの一撃となり、味方は一気にピンチに陥ってしまう。

守備力の高い外野陣を抱えるチームなら、三塁打コースの当たりを二塁打に、二塁打コースの打球を単打止まりにする外野の好プレーで、ピンチの芽は確実に減っていくはずだ。

中でも、外野陣は三塁打防止に努めなければならない。二塁打と三塁打を比べたとき、二塁打はどちらかと言えば投手責任の割合が多く、外野手が介在できる割合は少ないように感じる。

しかし、三塁打は外野手の守備力次第で確実に減らしていくことが可能な長打だ。

例えば4/4の楽天対ソフトバンク戦、4回無死2塁で嶋がペニーから放った右翼へのスリーベースは、相手のライトが打球処理に手間取ったこともあり嶋が三塁を陥れたもの。5/20甲子園での楽天対阪神戦、4回1死走者なしで枡田が久保から打ったスリーベースは、突っ込んだレフト・金本が球を後ろに逸らしたことで生まれた三塁打になる。

このように外野守備力の優劣が大きく表に出るのが被三塁打と言える。極端なことをいえば、被三塁打は「外野陣による被本塁打」と言ってよいかもしれない。

・・・というのが、私の立ち位置である。

さて、2012年パリーグチーム別の被二三塁打をみてみよう。


■2012年 パリーグ チーム別 被二三塁打
20130107DATA2.jpg


被二三塁打最少は日本ハム、最多はロッテに

2012年、被二塁打、被三塁打、合計、その全てで最少を記録したのは、パリーグの覇者に輝いた日本ハムだった。

被二塁打は163から152に、被三塁打は23から14に削減、特に被三塁打は2010年レベルまで減らすことに成功した。この調査を始めた2009年以降、例年ファイターズは被二三塁打が少ない優秀なチームなのだが、トータルで最少を記録したのは2010年以来2年ぶりとなっている。

2位はソフトバンク。2011年は被二塁打で2位、被三塁打、合計で僅かにファイターズを抑えリーグ最少を記録したホークスは、2012年はファイターズが大きく減らしたことと、自身が僅かに増やしてしまったことなどによって2位になっている。

個人的な印象で言えば、被二三塁打が少ない両チーム、日本ハムはどちらかといえば外野陣の貢献による賜物、ソフトバンクは長打性の当たりを打たせない優れた投手陣の力量によるところが大、というイメージを抱いている。

(1つ例をあげるとすると、56登板47.2イニングを投げて防御率0.94だった岡島秀樹。被長打は楽天の松井稼頭央に打たれた9/24サヨナラ2ランの1本だけだった)

5位、6位に目を転じよう。5位はオリックス。被二塁打こそ3位だったものの、オリックスの被三塁打はぶっちぎりのリーグ最多31本だった。オリックス外野陣は2009年の23本を起点に、19、18と順調に三塁打削減に努力してきたが、ここへきて一気にリバウンド、31本まで増えてしまった。2011年まで4年連続ゴールデングラブ受賞の坂口が故障で長期離脱したことが大きな原因だろう。

最下位はロッテとなった。2009年、2010年は2年連続で最下位だったマリーンズは、2011年岡田の躍進、新人・伊志嶺の活躍などもあり4位に浮上。このまま被二三塁打を減らしていくのか?と思われたものの、2012年再びワーストとなった。だが、細かくみていくと、被三塁打は前年3本減となっており、増えたのは被二塁打のほう。前年27本増となっている。

これはロッテの外野陣というより、フライを打たれる傾向が強いロッテの投手陣に問題ありと言えるだろう。外野陣がいくら頑張っても、投手陣がバカスカと外野にフライを打たれてしまっては、底の抜けたバケツのようで、元も子もない気がする。

参考までに2009年~2011年の数値も掲載する。


■2009~2011年パリーグ チーム別 被二三塁打


被二三塁打前年比減は日本ハム、西武の2球団のみ

被二三塁打の合計数の年度別推移をグラフにまとめてみたのが下記になる。

2010年から2011年、全球団がその本数を削減することに成功している。これはひとえに統一球の影響が大きい。飛ばないボールで本塁打同様、二塁打が大きく減ったのが強く影響している。

2011年から2012年、ソフトバンク、楽天、オリックス、ロッテの4球団がリバウンド、前年より増やしてしまっている。前年からさらに減らすことができているのはトップをゆく日本ハムと西武の2球団だけ。特に日本ハムは2009年から右肩下がりなのだ。高いレベルにも関わらず、順調に数を減らしており、近年のファイターズの強みの1つがここにもあると言えそうだ。三塁打コースを二塁打処理に、二塁打コースを単打処理するファイターズ外野陣の凄さが浮かび上がってくるようである。





被二三塁打が多い傾向にあった西武。2009年の279本を起点に、268、246、225と順調な削減となった。ライオンズ投手陣の防御率は前年の3.15から3.24へ微増してしまった。ロッテ投手陣同様、西武もフライアウトが多い投手陣となっている中、前年21本減となったのは、秋山翔吾、熊代聖人といった守備力に定評のある若手の台頭が徐々に実を結びつつあると推測できそうだ。

最後に、被三塁打の打球方向を調べてみた。


■2012年パリーグ 被三塁打 打球方向
20130107DATA3.jpg

右中間~右翼での割合が多い

打球方向は各球団オフィシャルサイトの試合速報ボックススコアを参照に集計した。

左翼はボックススコアで「左三」「左翼三」「左越三」と表記されるものを、左中間は「左中三」を、中堅は「中三」「中越三」、右中間は「右中三」を、右翼は「右翼三」「右越三」「右三」表記になったものをまとめた。

右中間での割合が一番高い。125本中36.8%に当たる46本が右中間で記録されている。右中間に右翼を合わせると58.4%まで上昇する。左中間も多いが割合にして右中間・右翼の半分23.2%なのだ。

三塁目指して走っていく打者走者からの距離が最も遠い「右中間~右翼」でやっぱり多くなっているのが確認できる。

この表をみて驚かされるのが、日本ハムの左翼~左中間での被三塁打が僅か2本しかないことだ。特に左翼は0。2012年ファイターズの左翼はその大半で中田翔が守った。中田は2年連続リーグ最多の補殺保持者である(19個)。強肩で送球の精度も素晴らしく、そういった中田の持ち味が相手チームへの抑止力として十分に機能しているのかもしれない。中田が守る左翼に三塁打コースの打球が飛んでも、レフトが中田であることを考慮して打者走者が無理をしないのでは?と思う。

前年13本増となりリーグワーストとなったオリックス。右中間~右翼で17本もの被三塁打を記録してしまっている。前述したように坂口の離脱が痛すぎた。新人・川端が頑張ったが、この数字を見る限りでは力及ばず・・・という印象を抱く。

【終】


◎◎◎関連記事◎◎◎
〔記録〕犬鷲外野守備陣の実力を測る!(その1)──2011年 パリーグ 球団別 被二塁打、被三塁打数(2012.1.8)
【記録】 2010年パリーグ 球団別 被ニ三塁打&鉄平右翼コンバートの果実(2010.10.18)
鉄平、右翼コンバート案の真相──楽天イーグルス2009年被三塁打明細表掲載(2010.3.1)

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