楽天聖澤vsオリ金子。白熱する「信州人対決」。聖澤、対戦打率.184も僅か1度のチャンスをモノにした二盗劇!!
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昨年末12/28に地元長野でおこなわれた、楽天聖澤選手とオリ金子投手、ゲストの巨人澤村投手を交えての「信州人プロ野球選手チャリティートークショー2013」。
そこで、聖澤選手vs金子投手の「信州人対決」についてのやりとりがありました。
──リードがね。3m・・・もっとある?90cmぐらい?
聖澤「3m90が基本です」
──3m90! 金子さん、3m90リードされるってどうですか?
金子「僕の場合右ピッチャーなので見えていないんであまり気にならないんですけど、でもリードが大きいのはわかっていますし、それで牽制してもアウトにならないんでね、これがまたやっかいで(笑)」
──(笑)同じ信州人なのにって思ったりする?
金子「だから塁に出ないように一生懸命抑えようとする」
このくだりを会場で聞いていた時、聖澤選手が金子投手から盗塁を決めたのは通算150個の中で僅か1個(2011年7/5の右安出塁での二盗)で、盗塁を仕掛けた回数である盗塁企図も1回ということは、ここまで調べてきた中で把握していました。
「金子投手はまだ1回しか走らせていないんだよ~」と心の中でつぶやきながら、トークショーを楽しんでいました。
しかし、聖澤選手が金子投手相手に出塁した数が「たったの1回だった」ということはありえないわけで、実際に盗塁可能な状況はどのくらいあったのだろう?と思いながら、聞いていました。分母がいくつでの盗塁1回なのか?ということを確認しておかねば!!と思い、今回確認してみようというわけです。
そこで、長野県内の両選手ファンのために、この「信州人対決」をしっかりと確認してみたいと思います。
この対決が実現したのは聖澤選手がレギュラーを取った2010年からのこと。同年3/20の楽天vsオリックスの開幕戦、1番・中堅で先発起用された聖澤選手は先頭打者として、金子の初球速球をセンター前に弾き返す「中安」で始まっています。
同年暮れのトークショーでは開幕戦センター前クリーンヒットを両者このように振り返っていました。
金子「(初球を打たれて)正直焦りました。開幕戦なので初球から振ってくるだろうとも思っていた。全力で投げて完璧に打たれた」
聖澤「イメージどおりのセンター返しだった。前日から初球を打つと決めていた。今季は150本ヒットを打ったけれども、その150本もこの1本から始まった。初めの1本が大きかった」
結局、この年は対戦打率.273、22打数6安打、7三振、1四球、1二塁打。
チームは相変わらず金子投手を打ち崩すことができない状況下でしたが、聖澤選手は.273というまずまずの数字を残すことに成功。注目に値する成績となりましたが、対戦は翌2011年から一気に金子投手有利へと傾いていくのです。
2011年は初対決となった7/5の第1打席で聖澤選手が右前に安打を放つものの、結局終わってみればヒットはこの1本だけ。13打数1安打、5三振の対戦打率.077と完璧に金子投手に抑えられてしまいました。
同年暮れのトークショーで聖澤選手はこのように振り返っていました。
聖澤「金子投手に完璧におさえられてしまいました。技術不足でしたね。チームも負け続けているので、かなり対策をとっているんですけど、うまくいかないですねえ」
そして、2012年。右肘の故障で開幕を出遅れた金子投手の2012年初登板は奇しくも4/6の楽天戦でした。痛みが残る中、万全な状態ではないものの好投を演じ、聖澤選手も左飛、遊ゴ、三振、三犠と快音なく抑えられてしまいます。
2012年シーズンを終え、ここまでの通算対戦成績は.184、38打数7安打、13三振、1四球、1犠打、1二塁打。軍配は完全に金子投手に上がっていると言えそうです。
しかし、聖澤選手は7安打に1四球、数字上でざっくり確認するなら合計8度、塁に出塁しているのです。
8度出塁した中での盗塁1回ということになるのでしょうか?
そこで細かく出塁状況を調査してみました。
下記表をご覧ください。
■楽天聖澤諒vsオリ金子千尋 通算対戦成績
※2012年シーズン終了時データ



調べてみると、聖澤選手が実際に出塁した回数は、7/20に相手のエラーによる捕ゴ失があったため、9度を数えました。そのうち1度は2010年8/17の右中間二塁打のため、対象外とさせていただきます。盗塁は圧倒的に二盗が多く、三盗はなかなか困難だからです。
この8度の出塁、全てで二盗企図が可能だったのでしょうか?
1塁に出塁したとはいえ、幾つかの状況で二盗がしたくでもできない場面があります。
例えば、前の塁(ここでは2塁)に走者がいるケース。走者1塁でヒットを放って1塁出塁するものの2,1塁というような状況が該当します。これでは二盗はしたくでもできませんよね。
他には、次打者がバント作戦や初球打ちで結果が出てしまったとき。これも盗塁できない状況と言えます。バント作戦はチーム作戦のため、基本、走者の単独スチールは許されません。次打者初球打ちの場合も、1塁の聖澤は有無を言わさず2塁へ進塁することになりますから、二盗できない状況といえます。
このようにして表の上から、出塁の細部を確認していきたいと思います。
まずは、2010年開幕戦3/20の初回先頭打者で放った中安、これは次打者の2番・渡辺直人が初球ピッチャー前へ送りバントを決めたため、二盗をうかがっていく余地が全くありませんでした。よって、これは二盗不可能な塁出塁になります。
次、2010年4/9の右安。これは無死1塁でヒットを放ったもので、1塁出塁直後の塁状況は無死2,1塁でした。塁が埋まっており、二走の三盗やダブルスチールのベンチサインがない限り、聖澤選手が2塁を狙うことは物理的に不可能でした。次打者内野ゴロの際、聖澤選手は2塁封殺を受けています。そのため、これも二盗不可能な1塁出塁です。
2010年4/30の2回、4回にそれぞれ放った左安も、二盗不可能な1塁出塁でした。出塁直後の塁状況がいずれも2死2,1塁、両方とも次打者が凡退して3アウトになっています。
2010年7/20の捕ゴ失で出塁したケース。これも二盗不可能でした。相手エラーで打者走者の聖澤選手は一気に1塁を蹴って2塁を陥れていたからです。
このように見ていくと、実際に二盗可能だった1塁出塁状況は、下記の3回だけでした。
◎2010年4/9の四球
◎2010年7/20の中安
◎2011年7/5の右安・・・二盗
この中で、盗塁が記録されているのは、2011年7/5の1回です。2死走者なしで右前安打出塁し、すかさず二盗成功。直後、次打者テレーロの適時打で先制のホームを踏んでいます。
残り2つは、本当に盗塁できる状況だったのでしょうか?
実はもっと細かく見ていくと、できないシチュエーションだったのです!!
というのは、2010年は指揮官がブラウン監督で、前半戦は特に盗塁はベンチサインでおこわれていました。
4/9の四球は6回2死3塁からのフォアボールでした。直後の状況は2死3,1塁、2塁は空いていましたが、グリーンライトを付与されていない聖澤選手が監督の命にそむいて、単独スチールを試みるのは無理でした。しかも、序盤楽天は大量失点を喫し、この時のスコアは3-8の5点を追う展開です。この点差でリスクのある盗塁作戦は、指揮官が盗塁好きの日本人であっても、なかなか採用しづらい状況でした。
7/20は1回に1番聖澤選手が中安で出塁に成功、無死1塁のチャンスを作ります。しかし、2番渡辺直人にバントのサインを出し、渡辺はバント三振に倒れてしまいます。その後、1死1塁、3番鉄平に、ブラウン監督はボールカウント2-1からエンドランを出し、これが成功! 鉄平は右前に弾き返していき、聖澤選手は1塁から一気に3塁を陥れました。このとき、指揮官の頭の中にはバントとエンドランがあり、盗塁でチャンスを掴んでいこうという考えは全くなかったといえます。
ということで、細かく見ていくと、聖澤選手が金子投手から「実際に二盗できる状況」は僅か1回しかなく、その1回でしっかり二盗を企図し、二盗を決めてみせたと言えるのです。
「打」ではここまで.184という対戦成績で金子投手に軍配が上がっていますが、「走」ではたった1度のチャンスをモノにした聖澤選手に軍配が上がっている、と言えるのです。
聖澤選手サイドから言えば、2011年7/5の三振から始まった16打席連続ヒットなしをなんとかしていきたいところではありますね。
実際に二盗可能な1塁出塁状況を作ることができれば、グリーンライトを星野監督から付与されている聖澤選手です、高い確率で2塁を狙ってくれることと思うのです。
はてさて、今シーズンの信州人対決はどのような結末になるでしょうか?見守っていきたいと思います。
【終】
◎◎◎関連記事◎◎◎
・新年の御挨拶、2013年の決意(2013.1.1)
・【速報】楽天聖澤xオリ金子x巨人澤村「信州人プロ野球選手チャリティトークショー2013」に行ってきました!!(2012.12.28)
・〔総括〕犬鷲通信簿2012──聖澤諒。87点。念願の盗塁王、1億円プレーヤー内定の好活躍!!(2012.10.18)
・〔記録〕楽天イーグルス 聖澤諒 聖沢諒 選手 通算盗塁履歴 (2012年シーズン終了時データ)(2012.10.14)
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このくだりを会場で聞いていた時、聖澤選手が金子投手から盗塁を決めたのは通算150個の中で僅か1個(2011年7/5の右安出塁での二盗)で、盗塁を仕掛けた回数である盗塁企図も1回ということは、ここまで調べてきた中で把握していました。
「金子投手はまだ1回しか走らせていないんだよ~」と心の中でつぶやきながら、トークショーを楽しんでいました。
しかし、聖澤選手が金子投手相手に出塁した数が「たったの1回だった」ということはありえないわけで、実際に盗塁可能な状況はどのくらいあったのだろう?と思いながら、聞いていました。分母がいくつでの盗塁1回なのか?ということを確認しておかねば!!と思い、今回確認してみようというわけです。
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この対決が実現したのは聖澤選手がレギュラーを取った2010年からのこと。同年3/20の楽天vsオリックスの開幕戦、1番・中堅で先発起用された聖澤選手は先頭打者として、金子の初球速球をセンター前に弾き返す「中安」で始まっています。
同年暮れのトークショーでは開幕戦センター前クリーンヒットを両者このように振り返っていました。
金子「(初球を打たれて)正直焦りました。開幕戦なので初球から振ってくるだろうとも思っていた。全力で投げて完璧に打たれた」
聖澤「イメージどおりのセンター返しだった。前日から初球を打つと決めていた。今季は150本ヒットを打ったけれども、その150本もこの1本から始まった。初めの1本が大きかった」
結局、この年は対戦打率.273、22打数6安打、7三振、1四球、1二塁打。
チームは相変わらず金子投手を打ち崩すことができない状況下でしたが、聖澤選手は.273というまずまずの数字を残すことに成功。注目に値する成績となりましたが、対戦は翌2011年から一気に金子投手有利へと傾いていくのです。
2011年は初対決となった7/5の第1打席で聖澤選手が右前に安打を放つものの、結局終わってみればヒットはこの1本だけ。13打数1安打、5三振の対戦打率.077と完璧に金子投手に抑えられてしまいました。
同年暮れのトークショーで聖澤選手はこのように振り返っていました。
聖澤「金子投手に完璧におさえられてしまいました。技術不足でしたね。チームも負け続けているので、かなり対策をとっているんですけど、うまくいかないですねえ」
そして、2012年。右肘の故障で開幕を出遅れた金子投手の2012年初登板は奇しくも4/6の楽天戦でした。痛みが残る中、万全な状態ではないものの好投を演じ、聖澤選手も左飛、遊ゴ、三振、三犠と快音なく抑えられてしまいます。
2012年シーズンを終え、ここまでの通算対戦成績は.184、38打数7安打、13三振、1四球、1犠打、1二塁打。軍配は完全に金子投手に上がっていると言えそうです。
しかし、聖澤選手は7安打に1四球、数字上でざっくり確認するなら合計8度、塁に出塁しているのです。
8度出塁した中での盗塁1回ということになるのでしょうか?
そこで細かく出塁状況を調査してみました。
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■楽天聖澤諒vsオリ金子千尋 通算対戦成績
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調べてみると、聖澤選手が実際に出塁した回数は、7/20に相手のエラーによる捕ゴ失があったため、9度を数えました。そのうち1度は2010年8/17の右中間二塁打のため、対象外とさせていただきます。盗塁は圧倒的に二盗が多く、三盗はなかなか困難だからです。
この8度の出塁、全てで二盗企図が可能だったのでしょうか?
1塁に出塁したとはいえ、幾つかの状況で二盗がしたくでもできない場面があります。
例えば、前の塁(ここでは2塁)に走者がいるケース。走者1塁でヒットを放って1塁出塁するものの2,1塁というような状況が該当します。これでは二盗はしたくでもできませんよね。
他には、次打者がバント作戦や初球打ちで結果が出てしまったとき。これも盗塁できない状況と言えます。バント作戦はチーム作戦のため、基本、走者の単独スチールは許されません。次打者初球打ちの場合も、1塁の聖澤は有無を言わさず2塁へ進塁することになりますから、二盗できない状況といえます。
このようにして表の上から、出塁の細部を確認していきたいと思います。
まずは、2010年開幕戦3/20の初回先頭打者で放った中安、これは次打者の2番・渡辺直人が初球ピッチャー前へ送りバントを決めたため、二盗をうかがっていく余地が全くありませんでした。よって、これは二盗不可能な塁出塁になります。
次、2010年4/9の右安。これは無死1塁でヒットを放ったもので、1塁出塁直後の塁状況は無死2,1塁でした。塁が埋まっており、二走の三盗やダブルスチールのベンチサインがない限り、聖澤選手が2塁を狙うことは物理的に不可能でした。次打者内野ゴロの際、聖澤選手は2塁封殺を受けています。そのため、これも二盗不可能な1塁出塁です。
2010年4/30の2回、4回にそれぞれ放った左安も、二盗不可能な1塁出塁でした。出塁直後の塁状況がいずれも2死2,1塁、両方とも次打者が凡退して3アウトになっています。
2010年7/20の捕ゴ失で出塁したケース。これも二盗不可能でした。相手エラーで打者走者の聖澤選手は一気に1塁を蹴って2塁を陥れていたからです。
このように見ていくと、実際に二盗可能だった1塁出塁状況は、下記の3回だけでした。
◎2010年4/9の四球
◎2010年7/20の中安
◎2011年7/5の右安・・・二盗
この中で、盗塁が記録されているのは、2011年7/5の1回です。2死走者なしで右前安打出塁し、すかさず二盗成功。直後、次打者テレーロの適時打で先制のホームを踏んでいます。
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4/9の四球は6回2死3塁からのフォアボールでした。直後の状況は2死3,1塁、2塁は空いていましたが、グリーンライトを付与されていない聖澤選手が監督の命にそむいて、単独スチールを試みるのは無理でした。しかも、序盤楽天は大量失点を喫し、この時のスコアは3-8の5点を追う展開です。この点差でリスクのある盗塁作戦は、指揮官が盗塁好きの日本人であっても、なかなか採用しづらい状況でした。
7/20は1回に1番聖澤選手が中安で出塁に成功、無死1塁のチャンスを作ります。しかし、2番渡辺直人にバントのサインを出し、渡辺はバント三振に倒れてしまいます。その後、1死1塁、3番鉄平に、ブラウン監督はボールカウント2-1からエンドランを出し、これが成功! 鉄平は右前に弾き返していき、聖澤選手は1塁から一気に3塁を陥れました。このとき、指揮官の頭の中にはバントとエンドランがあり、盗塁でチャンスを掴んでいこうという考えは全くなかったといえます。
ということで、細かく見ていくと、聖澤選手が金子投手から「実際に二盗できる状況」は僅か1回しかなく、その1回でしっかり二盗を企図し、二盗を決めてみせたと言えるのです。
「打」ではここまで.184という対戦成績で金子投手に軍配が上がっていますが、「走」ではたった1度のチャンスをモノにした聖澤選手に軍配が上がっている、と言えるのです。
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