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【2013年楽天開幕戦・予習データ】ヒートマップから、左打者によるソフトバンク攝津正攻略法を探る!!

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門松
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3/29(金)、敵地での福岡ソフトバンクとの1戦が、楽天イーグルスの開幕戦になります。

ホークスの開幕投手は恐らく攝津正でしょうね。そこで、攝津との2012年対戦データを振り返ってみる作業をおこなっています。

前回は打者別の対戦成績や球種打率などを確認してみました。

今回は左打者のヒートマップです。

各々の状況下でどのゾーン、コースに何球投げ込まれているか?を確認する配球図になります。
球数の多寡を網掛けの濃淡で表してみました。





意外と多い左打者への初球シンカー

左打者の初球、合計92球です。54.3%が外角に配されています。特にストライクゾーンの外角中段や外角低めに10球以上を記録しました。とはいえ、インサイドも22.8%に当たる21球投げ込まれています。中でも内角低めに15球、膝元の厳しい所を攻め、打者を誘い出そうという意図によるものでしょう。

球種割合はストレート35、シンカー28、カーブ27、スライダー2。初球を打っていって結果が出たのは14打席、11打数1安打、3犠打、1二塁打でした。前回エントリでも触れましたが、攝津は左打者に初球からシンカーを投げてくる割合が多いのです。右打者には初球14.5%しか使用されないシンカーが、左打者には30.4%も投げてきます。この割合の多さが、楽天の左打者が狙いを絞りきれない原因のような気がします。

初球92球に対し、左打者がバットを振っていったのは30球(犠打含む)。そのうち、空振りが8球、ファウルでストライクカウントを稼がれてしまったのが8球、半分以上でストライク先行0-1カウントに移行しています。バットに球が当たり結果が出たのは、前述のとおり、11打数1安打、3犠打、1二塁打でした。


20121231DATA2.jpg


0-0からの初球を除く、1-0、2-0、3-0、0ストライク時のボール先行カウントからのピッチング、全49球です。

77.6%が真中から外角に記録されています。打者の身体に近い内角を制球良く攻めていくのは外れてしまうことも考えられます。また、制球が甘くなると長打のリスクも高まります。そのため、確実にストライクを取っていくため、外角中心になるのでしょう。

ストライクを取りたい。バッテリーの意思は球種割合でも顕著でした。左打者全体のストレート割合は45.5%でしたが、ボール先行カウントの当状況では実に約20%上昇、65.3%になっているのです。真中から外角に投げ込まれた全38球のうちストレートの割合は63.2%に当たる24球でした。

この状況では、左打者は外角ストレート待ちで変化球対応していくべきでしょう。


20121231DATA3.jpg


1ストライク(0-1、1-1、2-1、3-1)時の合計104球ヒートマップです。

ストライクゾーン外角中段からボールゾーン外角低めにかけて多くの球が集まっています。

球種割合はストレート49、シンカー32、カーブ16、スライダー7でした。


20121231DATA4.jpg


0-2、1-2、2-2、3-2の2ストライク合計のヒートマップ、全110球です。

楽天の左打者は追い込まれてしまうと攝津から.082の率しか残せませんでした。(49打数4安打、26三振、2四球、1内野安打)。2ストライク以降は完全に攝津の独擅場なのです。

球種割合、シンカーの割合が最も高まるのが2ストライク時です。0ストライク時26.2%、1ストライク時30.1%のシンカーが追い込んだ状況では43.6%に急増。伝家の宝刀が楽天打線をキリキリマイさせている様子がありありと浮かんできそうです。

ヒートマップを確認すると、アウトコース低めに最も多く球が集中しているものの、内角にも29.1%に当たる32球が投げ込まれており、追い込まれると左打者はコースを絞りづらくなる状況にあるのが確認できました。

内角にも意識を払いながら、同時に、外角低めストライクゾーンから沈むように逃げていく誘いのシンカーへの対応もしていかなければならない。これは大変やっかいなことだなと、外から見ても容易に想像がつくのです。

一般に、優れた投手と対峙する時には、追い込まれる前に勝負せよ!はセオリーの1つですが、攝津に対しても同様のことが言えそうなのです。




インサイドの初球がボール。直後の2球目、続けて内角はゼロ

初球内角から入り、はずれてボール。1-0からの第2球、合計14球のヒートマップです。

14球全てが真中からがアウトコースへ。特に外角中段から外角低めにかけて配球されています。初球インサイドでボールになった場合、1-0からの2球目は内角に1球も来ていません。1球目は2球目以降アウトコースに配球するための“見せ球”の要素が強いのかもしれません。

14球のゆくえを確認してみましょう。4球が見逃しストライクで1-2、4球がストライク寄与ファウルになり1-2、3球ではずれて2-0、3球で打席結果が出て「一ゴ失」「左飛」「左飛」、いずれも芯で捉えた当たりではありませんでした。

このカウントになったとき、左打者は完全に外角1本を狙って待つべきでしょうね。


20121231DATA6.jpg


初球、内角以外で入ると
1-0からの2球目は両サイドに散らされてしまう


初球はずれてボールになり1-0からの2球目でも、初球が真中・外角の場合は上記図のようなヒートマップになります。

初球内角で入ったときの2球目は徹底した真中・外角配球でした。しかし、初球が真中・外角で入り1-0からの2球目は両サイドほぼ均等に投げ込まれています。たとえ1-0のボール先行・打者有利カウントになっても、攝津の手元には「いまだ複数の選択肢がある」と言えそうです。

球種では内角9球のうち6球がストレート、外角は15球中ストレート7、シンカー5、カーブ3でした。


20121231DATA7.jpg


2-0からの第3球です。合計10球ありました。内角に投じられたのは僅か1球、8/1聖澤に右安を打たれた球でした。この例は1球、2球共にストレートが外角低めでボールになっており、外・外・内という配球でした。

合計10球のうち8球がストレート、2球がシンカー。変化球がはずれたり見られたりで3-0になるのを嫌うからでしょう、ストレートがメインの配球になっています。確実にストライクを取って2-1に軌道修正を測りたいバッテリーの意図が垣間見ることができるのです。そのため、際どいコースへの投球もそれほどは多くないと見込めます。

10球のゆくえはどうなったか? 2-1になったのが8回、ボールになって3-0が1回、打席結果が出たのが2回(右安、左飛)でした。打者視点に立てば2-0からの第3球は真中から外角にかけてストレート待ちでアプローチするのがベターと思われます。


20121231DATA8.jpg


外角で初球ストライク。直後の2球目も外角多し

初球アウトコースでストライクを取り、0-1からの2球目(22球)がどこに投げ込まれたか?です。

22球中72.7%に当たる16球が再びアウトコースに投げ込まれています。22球の内訳はストレート11、スライダー2、シンカー6、カーブ3。中でもシンカーはアウトコース低めを中心に投げられています。

22球のその後を追ってみました。ファウルや空振りを誘って0-2と追い込むことに成功したのが8回、ストライクゾーンを外れてボールになり1-1の並行カウントになったのが11回(完全にはずれたというよりはクサイ所、際どい所が外れたケースが大半)、打席結果が出たのが3回(三邪飛、右本、遊飛)でした。

初球外角で0-1になった直後の第2球は、打者は外角に目つけをしてコースを絞っていくべきと考えます。



20121231DATA9.jpg


打者と投手の立場関係が五分五分といえるカウント1-1。1-1からの第3球、合計40球のヒートマップです。

実際、楽天の左打者もこのカウント時、攝津から7打数3安打2二塁打と好結果を残しました。

真中から外角低めにかけて25球、62.5%が投げ込まれています。
球種内訳はストレート16、シンカー14、カーブ8、スライダー2。


20121231DATA10.jpg


接戦時、走者1塁の状況では徹底した外角配球に

試合展開が1点差内(1点リード、0-0または同点、1点ビハインド)で走者1塁のとき。全41球のゆくえです。

82.9%に当たる34球がアウトコースでした。

これはひっぱられて長打になるリスクを第一に防ぎたい、ひっぱられて右前安打だと3,1塁になるケースも高くなるのでそれを阻止したいという意図です。

球種割合も極端な傾向になりました。左打者トータルでの球種割合はストレート45.5%、シンカー32.8%でしたが、この条件下の場合、ストレート46.3%、シンカー48.8%となっており、シンカーの割合が急増、カーブは僅か2球、スライダーは1球も使用されていません。

1点差内で走者の出塁に成功伊した場合、楽天の打者はコースは外角にはり、球種はストレート1本に狙って、逆らわない打撃をしていくべきでしょう。


20121231DATA11.jpg


試合展開が2点~4点ビハインド、走者1塁または2塁、塁上の走者が1名のときです。

上では接戦時を確認しましたが、こちらは点差が離れているとき。
ビハインドしかないのは、昨年楽天は攝津から大量リードを奪ったケースが1度もないからです(泣)。

上記接戦時と比べてみると一目瞭然ですね。

接戦時では82.9%の球が長打防止のためアウトコースに配球されていましたが、点差があると内角にも29.0%の割合で投げ込まれているのです。内角に投げ込まれた9球のうち6球がストレート。この状況のとき、左打者は内角ストレートも意識した上で、外角球にも対応しなければならず、立場は苦しいと言えそうです。


~~~


ノムさんが指揮官の座を退いて今年ではや4シーズン目。「考える野球」の経験値が年々目減りしていっているのでは?というイメージを受けますが、皆さんの印象はどうでしょう?

このエントリでみてきたように、カウントによっては投球の傾向が極端に表れる場面も多く、ノムさんが口酸っぱくしてナインに説いたカウントや状況に応じたバッティングの大切さを、今改めて確認させられるところなのです。

開幕戦、楽天はWBCの疲れが残る中とはいえ、何かアクシデントが無い限りは2年連続でエースの田中でしょう。昨年はエースに白星をつけさせることができなかったので、今年こそは開幕白星をエースにプレゼントしてほしいと思います。打線の奮起に期待しています。

次回は右打者ヒートマップを確認したいと思います。

【終】

◎◎◎関連記事◎◎◎
【2013年楽天開幕戦】 楽天キラー・攝津正にリベンジするには?! その攻略法を2012年対戦データから探る!!
〔記録〕攝津投手の生命線・シンカー vs 楽天打線。福岡ソフトバンクホークス・攝津正投手vs楽天イーグルス 2011年 打者別 対戦成績

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