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【比較】 2012年パリーグ打撃成績。「年齢別」で31932打席を診断。年齢別平均OPSなど

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というわけで・・・

打席にして31932に及ぶ2012年パリーグ打撃成績を「年齢別」に割り振ってみました。

年齢は2012年の誕生日に迎えた歳で計算している。例えば、2012年の1/1に30歳になる選手も、12/31に30歳になる選手も、30歳としてカウントしている。

下記をどうぞ!


■2012年 パリーグ 年齢別 打撃成績表


ピークは29~30歳

表中の赤字は最大値を表している。

ざっと眺めてみるだけでも、ピークは「30歳」と判断できる。

打席、打数、得点、安打、打点、三振・・・など多くの項目で最大値を残している。.725を記録したOPSでも年齢別で最大値となった。出塁率6位となったが(1位は.349の39歳)長打率は.398を計測し、トップとなっている。

その1つ下「29歳」もOPS.707となっており、「30歳」にひけをとらない。

落ち込みが激しい32~33歳

疑問なのは、32歳、33歳のOPS、打率が、その前後の年齢と比べて極端に落ち込んでいることなのだ。
特に33歳のOPS.542は下から数えて3番目の低さなのだ。打席も213と大変少なくなっている。

誰が33歳か確認してみたら、日本ハムの飯山裕志、オリックスの辻俊哉、楽天の岩村明憲、河田寿司、稲田直人、ロッテの渡辺正人だった。(パリーグに33歳が極端に少ない年齢なのか?それとも前後の年齢と同じ程度の人数はいるけれど、打撃成績が記録されたのが、たまたまこの6人だけだったのか?は、精査してみないと、分からない。)

29~30歳にピークを迎えた後、32~33歳でカベにぶち当たるということなのかどうか?は、他のシーズンを調べたことがないので、分からない。ただ、2012年はこのような結果になっていた。

上記表の歳を6つの年齢帯にコンパクトにまとめてみたい。
すると、下記表になる。

20121209DATA6.jpg

35歳以上のベテランも頑張ってます! 20代を上まわるOPS

今回調べる前、私の予想は、35歳以上は打撃成績が他と比べて劣っている、低くなる傾向なのでは?というものだった。しかし、実際に調べてみて思うのは、少なくとも2012年はそのような傾向は全く認められない。

20代後半のOPSが.655、30代前半が.664に対し、30代後半はそれを上まわる.671をマーク。40代以上も.668を記録した。

なぜこのような結果が出たのか?

20代や30代前半の選手が「だらしがない」のか? いや、そんなことはないと思う。35歳以上もNPBでプレーしているプロ野球選手は、他の年代と比べても遜色ない立派な成績を残す「選ばれし存在」なのだ。打てる選手も打てない選手も玉石混交の20代と比べて、既にクビを切られるなど淘汰が進んだ30代後半は打てる選手の純度が高いのだと思う。(若手と比べて伸びしろに期待できないベテランはスランプに陥るとすぐに整理対象になりますしね)

次に、6つの年齢帯が、全打席にどのくらいの割合を占めているのか?を円グラフにしてみた。

20121209DATA7.jpg

統一球による投高打低で10代選手の活躍の場はさらに狭まることに

20代後半が最多、全31932打席の36.6%を占めた。
その次が30代前半。35歳以上の割合は全体の18.3%に止まった。

一昔前と比べて息の長いベテラン選手が第一線で活躍するケースが増えてきたプロ野球だが、当たり前なことではあるけれども、プロ野球の主役は20代後半、30代前半と言えるのかもしれない。

10代の割合は僅か0.3%。統一球になって投高打低の環境下になり、金属バットから木製バットへのアジャストも求められ、体力的にもプロとして戦うことができるスタミナを持ってない選手が多い高卒新人は、ルーキーイヤーからの好活躍が、より一層難しい」場面に追い込まれている、と言えそうだ。

誰が10代で打撃成績を記録したか?顔ぶれをみると、日本ハムの新人・近藤健介(30打席)、西武の新人・永江恭平(34打席)、オリックスの2年目・駿太(31打席)、楽天の新人・釜田(7打席)の4人だけである。逆に言えば、釜田は投手だけれども、他3人は球団の期待度が高い注目の野手と言える。

(実際、永江の好守備は楽天戦でまざまざと味わいました 笑)


次に、球団別でみていきたい。チーム全体の打席に占める35歳以上の割合とそのOPSをみていく。

ちなみに、35歳以上のリーグ平均OPSは.671、割合は18.3%となっている。

20121209F.jpg

日本ハム=35歳以上OPSはリーグ最高値の.702

パリーグの覇者・日本ハムは35歳以上の割合はリーグ平均を少し越えてしまう19.7%だったものの、OPSが凄まじい。.702はチーム全体OPSの.677を超えた。球団別でみても.702は最高値となった。日本ハムのベテランは元気だった。(打では稲葉、ニ岡、守では金子誠か。特に稲葉!)


20121209L.jpg

西武=35歳以上の割合リーグ最少の6.1%

2位・西武は35歳以上の割合が6.1%とリーグ最少となった。.682を記録したOPSは日本ハムに次ぐ2位。個人的には35歳以上のベテランに過度に頼りきった状況は「いびつ」と考えているので、6.1%を記録した西武は、私からすれば理想的に映る。OPSも高く、ベテランがチーム全体の足をひっぱることはなかったと言える。(これはひとえにシーズン途中で獲得した35歳・オーティズの打棒による所が大きい。オーティズが打って、広島から獲得した嶋の穴を埋めた)


20121209H.jpg

ソフトバンク=35歳以上OPSリーグ最低.632

ベテランが目立つチームといえば3位のソフトバンクの印象も大きいだろう。今季で引退した小久保を始め、松中もいる。大打者が多いだけにそのようなイメージになるのだろうが、35歳以上が占める割合は平均18.3%を下まわる14.6%と高くはなかった。しかし、35歳以上のOPS.632はリーグ最低。チーム全体のOPS.653も下まわった。前年の優勝に貢献した小久保、多村、松中がいまひとつ、カブレラも復活できずに終わったのが響くかたちとなった。(それにしても、小久保は良いタイミングでユニフォームを脱ぐ決断をしたと思う)


20121209E.jpg

今回の趣旨で最も酷いのが楽天

CSには一歩及ばなかったものの、来季へ向けて確かな手応えをつかんだ2年目の星野楽天。しかし、今回の趣旨で言えば、最も悪いのが楽天だ。

35歳以上の割合は平均を上まわる22.5%。他球団と比べてベテランに頼るチーム体質になっていたと言える。しかし、そのベテランが叩きだしたOPSは、チーム全体(.639)は越えたものの、リーグ平均より下の.661。僅差でオリックスに及ばずのリーグ5位なのだ。ベテランが力強くチームを牽引したとは言えない結果になった。特に痛かったのは、本塁打が僅か3本に終わったフェルナンデスと、高須のまさかの打撃不振だろう。


20121209M.jpg

ロッテ=ベテランに頼り過ぎのチーム体質。33.3%は最多

5位に終わったロッテもベテランが多いチームである。ボビーマジックで日本一に輝いた2005年のメンバーの多くが今なお第一線で頑張っている。35歳以上が占める割合はリーグで最多の33.3%と極端に多い。どんな面子がいるのだろうとみてみると、井口、サブロー、里崎、福浦、打席に入ったグライシンガー、渡辺俊介を入れると合計6人だ。

OPSは.678を記録した。リーグ平均が.671だから、ほぼ平均だ。しかし、チーム全体のOPSが.670であることを考えると、別にベテランでなくても良かったのかな?ベテランである必然性はなかったかな?という印象にもなる。

どういうことか?というと、下記のとおり、他球団の多くは、チーム全体OPSより35歳以上のOPSが高いのだ。加齢が進めば進むほど、年度別の成績の上下は激しくなるのだと思う。昨年と今年のソフトバンクのように良い時は力を発揮するものの、一気に精彩を欠いてしまうケースもある。ロッテも世代交代がプライオリティの高い課題と言えそうだ。

日本ハム=〔全体〕.677、〔35歳以上〕.702
ソフトバンク=〔全体〕.653、〔35歳以上〕.631
西武=〔全体〕.670、〔35歳以上〕
楽天=〔全体〕.639、〔35歳以上〕.661
ロッテ=〔全体〕.670、〔35歳以上〕.678
オリックス=〔全体〕.638、〔35歳以上〕.661


20121209Bs.jpg


開幕前は優勝候補に挙げられながらも最下位に終わったオリックス。35歳以上はスケールズ、北川、日高、鈴木が打撃成績を記録している。その占める割合は高くはなかった。これは今季引退した北川の不振も大きいのだろう。

【終】

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