〔記録〕楽天 西田哲朗 2012年 2軍打撃成績。左右投手別、月別、打球方向 (シーズン終了データ)
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シーズン終盤、次世代ニ遊間期待の若鷲が、羽ばたいた
西田哲朗。高卒3年目の21歳。
2009年ドラフト2位で入団。足、肩、守備力、打撃力、長打力。5ツールを兼ね備えた逸材として期待された若鷲が、3年目を迎えた2012年、下でその才能を大きくその開花させた。
9/7、枡田の故障離脱もあって1軍召集されると、以降シーズン終了まで20試合に出場(スタメンは4試合)、22打数3安打1打点の打率.136の成績を残している。
初安打・初打点。晴れ舞台となった9/14オリックス戦
初スタメンは、敵地での9/14オリックス戦(○E7-2Bs)だった。「2番・セカンド」で出場すると、プロ初安打・初打点(初打点は押し出しのデッドボールだった)を含む3打数2安打1打点の好活躍。試合後、ヒーローインタビューも受けている。
この試合、5ツールプレイヤーの片鱗をみせつける晴れ舞台となった。
プロ初安打は右前安打。逆らわずに上手く流した。2本目のヒットはチーム4得点目の足がかりを作るセンター返し。先制点につながる犠打もしっかり決め、凡打に倒れた右飛もフェンスギリギリまで飛ばす大飛球となった。トレードマークのオレンジバットで快音響かせるバッティングを披露してくれたのだ。
足でもみせた。松井の左安打で一塁から一気に三塁を陥れる好走塁。その後の犠飛で本塁生還を果たしている。
守備でも5つの打球処理を無難にこなし、走攻守で我々の胸を熱くさせてくれた。
その後は14打席ヒットが出ず、結局、10/3西武戦で涌井から打った右安打含めてヒット3本に終わったが、1軍のレベルを体感するにはうってつけの27打席になったのでは?と思う。
そんな背番号55番の2軍での成績を確認してみたい。
まずは、左右投手別、月別の打撃成績から。
■西田哲朗 2012年 2軍打撃成績 左右投手別 月別
※シーズン終了時記録

ファーム規定打席に到達
西田は今季2軍で92試合に出場。榎本、小斉ともに規定打席に到達。場数を多く与えられており、首脳陣の西田にかける期待値の高さを伺い知ることができる。
対戦投手の左右別でみると、右バッターとして打つことを期待されている左投手相手に良い数字を残した。打率が右.264に対して左は.340、OPSは右.723だったが左は.989の数字を残している。
月別でみると、7月までは233打数59安打の.253/.322/.391というあまり目立たない数字だったが、8月以降72打数29安打の.403/.442/.681と打棒爆発。ここで猛アピールに成功したことで、1軍合流となったわけだ。
守備では昨年に続いて主にショートで出場。遊撃でチーム最多の72試合を守った。
次に、主な打撃成績をイースタンリーグの平均値と比較。
■西田哲朗 2012年 2軍主な打撃成績 リーグ平均との比較

長打率はイースタン2位
打率、出塁率、長打率、OPSでリーグ平均値を上まわった。特に長打率、OPSでは平均を大きく超過。
規定打席到達者対象で、打率はイースタン8位。出塁率は7位。
特筆すべきは長打率である。1位の小斉に続いて2位に西田がランクインしたのだ。
選球眼を診るIsoD、BB/Kではリーグ平均を僅かながら下回るものの、純粋な長打力を診るIsoPでは上まわった。本塁打8本はチームで小斉と並ぶ最多で、IsoPでは.166の小斉を僅かに上まわった。
下記は年度別の2軍打撃成績。ご覧のとおり、打率、出塁率、長打率その全てで改善傾向になっているが、中でも目立つのが長打率の伸びである。
年度・・・試合、打率/出塁率/長打率
◎1年目・・・67試合 .190/.270/.263 (179打数34安打)
◎2年目・・・80試合 .220/.310/.316 (214打数47安打)
◎3年目・・・92試合 .289/.349/.459 (305打数88安打)
次は打球方向だ。
■西田哲朗 2012年 2軍打球方向
※犠打除く全250打球。カッコ内は本塁打含む安打数。

多くの打球を外野に飛ばす力は魅力的だ
どちらかと言うと、左翼~中堅方向への打球が多いようだ。安打、長打もこの方向で多くを記録した。
強調しておきたいのは、外野に打球を飛ばす割合が多いこと。
全250打球中、外野への当たりは五割を越えて57.2%を占める143打球。
昨日調べた榎本と比べると、顕著だ。
榎本葵・・・279打球のうち外野140打球(50.2%)
西田哲朗・・・250打球のうち外野143打球(57.2%)
一般にヒットは外野で多く発生する。その意味で外野に多く飛ばすことができる打力は、彼の大きな魅力の1つだ。
喫緊の課題、ニ遊間世代交代には、西田の成長が不可欠
チームはファームで西田に遊撃を多く経験させてきた。ファームでの遊撃出場は2年連続最多なのだ。次世代ショートストップの有力候補という位置づけなのだと思う。
そこには松井稼頭央というあまりにも高すぎる山がそびえ立つ。
しかし、松井も来季は38歳シーズン。何度も触れているように、38歳シーズンで遊撃100試合以上出場した例はNPB史上まだないのだ。松井をセカンドへコンバートさせるためにも、円滑な世代交代を進めていく上でも、西田の頑張り、突き上げは楽天にとって必要不可欠のファクターになってくる。
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西田哲朗。高卒3年目の21歳。
2009年ドラフト2位で入団。足、肩、守備力、打撃力、長打力。5ツールを兼ね備えた逸材として期待された若鷲が、3年目を迎えた2012年、下でその才能を大きくその開花させた。
9/7、枡田の故障離脱もあって1軍召集されると、以降シーズン終了まで20試合に出場(スタメンは4試合)、22打数3安打1打点の打率.136の成績を残している。
初安打・初打点。晴れ舞台となった9/14オリックス戦
初スタメンは、敵地での9/14オリックス戦(○E7-2Bs)だった。「2番・セカンド」で出場すると、プロ初安打・初打点(初打点は押し出しのデッドボールだった)を含む3打数2安打1打点の好活躍。試合後、ヒーローインタビューも受けている。
この試合、5ツールプレイヤーの片鱗をみせつける晴れ舞台となった。
プロ初安打は右前安打。逆らわずに上手く流した。2本目のヒットはチーム4得点目の足がかりを作るセンター返し。先制点につながる犠打もしっかり決め、凡打に倒れた右飛もフェンスギリギリまで飛ばす大飛球となった。トレードマークのオレンジバットで快音響かせるバッティングを披露してくれたのだ。
足でもみせた。松井の左安打で一塁から一気に三塁を陥れる好走塁。その後の犠飛で本塁生還を果たしている。
守備でも5つの打球処理を無難にこなし、走攻守で我々の胸を熱くさせてくれた。
その後は14打席ヒットが出ず、結局、10/3西武戦で涌井から打った右安打含めてヒット3本に終わったが、1軍のレベルを体感するにはうってつけの27打席になったのでは?と思う。
そんな背番号55番の2軍での成績を確認してみたい。
まずは、左右投手別、月別の打撃成績から。
■西田哲朗 2012年 2軍打撃成績 左右投手別 月別
※シーズン終了時記録

ファーム規定打席に到達
西田は今季2軍で92試合に出場。榎本、小斉ともに規定打席に到達。場数を多く与えられており、首脳陣の西田にかける期待値の高さを伺い知ることができる。
対戦投手の左右別でみると、右バッターとして打つことを期待されている左投手相手に良い数字を残した。打率が右.264に対して左は.340、OPSは右.723だったが左は.989の数字を残している。
月別でみると、7月までは233打数59安打の.253/.322/.391というあまり目立たない数字だったが、8月以降72打数29安打の.403/.442/.681と打棒爆発。ここで猛アピールに成功したことで、1軍合流となったわけだ。
守備では昨年に続いて主にショートで出場。遊撃でチーム最多の72試合を守った。
次に、主な打撃成績をイースタンリーグの平均値と比較。
■西田哲朗 2012年 2軍主な打撃成績 リーグ平均との比較

長打率はイースタン2位
打率、出塁率、長打率、OPSでリーグ平均値を上まわった。特に長打率、OPSでは平均を大きく超過。
規定打席到達者対象で、打率はイースタン8位。出塁率は7位。
特筆すべきは長打率である。1位の小斉に続いて2位に西田がランクインしたのだ。
選球眼を診るIsoD、BB/Kではリーグ平均を僅かながら下回るものの、純粋な長打力を診るIsoPでは上まわった。本塁打8本はチームで小斉と並ぶ最多で、IsoPでは.166の小斉を僅かに上まわった。
下記は年度別の2軍打撃成績。ご覧のとおり、打率、出塁率、長打率その全てで改善傾向になっているが、中でも目立つのが長打率の伸びである。
年度・・・試合、打率/出塁率/長打率
◎1年目・・・67試合 .190/.270/.263 (179打数34安打)
◎2年目・・・80試合 .220/.310/.316 (214打数47安打)
◎3年目・・・92試合 .289/.349/.459 (305打数88安打)
次は打球方向だ。
■西田哲朗 2012年 2軍打球方向
※犠打除く全250打球。カッコ内は本塁打含む安打数。

多くの打球を外野に飛ばす力は魅力的だ
どちらかと言うと、左翼~中堅方向への打球が多いようだ。安打、長打もこの方向で多くを記録した。
強調しておきたいのは、外野に打球を飛ばす割合が多いこと。
全250打球中、外野への当たりは五割を越えて57.2%を占める143打球。
昨日調べた榎本と比べると、顕著だ。
榎本葵・・・279打球のうち外野140打球(50.2%)
西田哲朗・・・250打球のうち外野143打球(57.2%)
一般にヒットは外野で多く発生する。その意味で外野に多く飛ばすことができる打力は、彼の大きな魅力の1つだ。
喫緊の課題、ニ遊間世代交代には、西田の成長が不可欠
チームはファームで西田に遊撃を多く経験させてきた。ファームでの遊撃出場は2年連続最多なのだ。次世代ショートストップの有力候補という位置づけなのだと思う。
そこには松井稼頭央というあまりにも高すぎる山がそびえ立つ。
しかし、松井も来季は38歳シーズン。何度も触れているように、38歳シーズンで遊撃100試合以上出場した例はNPB史上まだないのだ。松井をセカンドへコンバートさせるためにも、円滑な世代交代を進めていく上でも、西田の頑張り、突き上げは楽天にとって必要不可欠のファクターになってくる。
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読書感想文を書きました>『セイバーメトリクス・マガジン1』
“考える野球好き”は今オフ必読の1冊です。コチラで読書感想文を紹介しております
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