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〔記録〕2012年パリーグ全ての遊撃手レンジファクター。楽天・松井が越えた37歳の壁。いまだ埋めることができないロッテのアキレス腱

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2012年パリーグのレンジファクター調査。

主な中堅手全ての三塁手ときて、今回はショートストップのレンジファクターを見てみたい。

まずはチーム別。


■2012年 パリーグ チーム別 遊撃 レンジファクター
20121028DATA7.jpg

2年連続で日本ハムがトップ

今季のリーグ平均は4.63。5.04と唯一チームで5点台を記録した日本ハムの5.04をトップに、楽天4.73、オリックス4.67、西武4.63、ソフトバンク4.43、そして最下位はロッテの4.26だ。

ちなみに、昨年は日本ハム4.88、西武4.69、オリックス4.40(4.440・・・)、楽天4.40(4.438・・・)、ロッテ4.33、ソフトバンク4.23だった。リーグ平均は4.50。

日本ハムは2年連続でトップ。どうやら3年連続かもしれない。というのも、2010年、300イニング以上遊撃守備に就いたショートストップの中で唯一5点台を記録したのが日本ハムの金子誠(5.12)と飯山裕志(5.40)だったからだ。恐らくチームもトップの数字を出していたと推測できる。田中賢介怪我の影響で昨年からセカンドの守備力に陰りがみえるというファイターズだが、依然、内野守備の要、ショートでは高い守備力をキープしていることが伺えそうだ。(※ただし打撃で穴を空けてしまっているのは変わらず)


ロッテ、埋まらない西岡の穴・・・

下位を確認すると、2年連続で、ソフトバンンクとロッテの2球団が並んでいる。昨年の最下位はソフトバンクだが今年はロッテになった。しかし、事実上はロッテが2年連続ワーストと言えるだろう。というのは、少なくとも2年連続で、ソフトバンクはパリーグで最多奪三振を誇り(昨年1067、今年983)、一方、ロッテ投手陣の三振数は最少を記録(昨年832、今年762)しているからだ。

三振が多ければ打球が飛んでこないわけだから、三振が多い投手陣を擁するチームの野手ほどレンジファクターの評価では不利になってしまう。

例えば、今年。ソフトバンクとロッテの奪三振数には221の差が見られた。221アウト÷(1試合当たりのアウト数)27アウト=8.19。試合換算にして8.19試合ぶん開きがあったのだ。この8.19にリーグ平均遊撃RFの4.50を掛けると約37となる。RFは1試合(=9イニング)当たりのアウト奪取率と見ることができるから、もしソフトバンク投手陣がロッテと同様の奪三振能力だったとしたら、ホークスのショートストップは今よりも約37個のアウトを処理をしなければならないと言える。それを考慮に入れると、ソフトバンクのレンジファクターは4.43から4.69に上昇するのだ。

というわけで、今季はダントツでロッテがワーストなのだ。同じ考えをすると、昨年も実際はロッテが最下位と言える。『日本ハムに学ぶ勝てる組織づくりの教科書』によると、2010年ロッテはショート(西岡が守った)の守備だけでリーグ平均より13.1点プラスを作っていたという。西岡退団から2年経つものの、西岡の穴を埋めることはできておらず、依然としてショートの守備はロッテのアキレス腱になってしまっている、と言えそうだ。一方、ソフトバンクは少なくとも守備面では川崎の穴を感じさせない。


37歳の壁をクリアした楽天・松井稼頭央

さて、楽天である。平均を超えるリーグ2位。補殺の数は日本ハムに次ぐ多さをマークした。しかし、今季の楽天投手陣はゴロアウトタイプが増えたため、その影響とみることもできる。2年連続で遊撃守備ではまずまずだったと言えるかもしれない。

さて、今季が始まる前、このブログで何度も書いてきたことだが、松井の「37歳の壁」について注視してきた。今季開幕前の段階で、NPB史上、37歳シーズンで100試合以上遊撃守備についた選手は、ヤクルトの宮本慎也が37歳だった年、今季引退した石井琢朗が横浜時代で37歳だったシーズン、いずれも2007年になるのだけれど、この2例だけだった。フィジカル面で負担が大きいとされているショートストップで30代後半の選手がレギュラーをはるのは難しいとされてきた。

今シーズン松井は腰痛で出遅れ、右手首痛で抹消、原因不明のめまいで抹消と幾度かの危機があったものの、最終的には遊撃で102試合で出場、みごとその壁をクリアしたと言ってよい。レンジファクターも4.69をマーク。2年連続でリーグ平均付近を維持している。イメージとしては昨年よりも動きが軽やかになったようにみえ、随所に能力の高さをみせつける好守備でファンを湧かせた。(ちなみに今季、同じく37歳の壁をクリアしたのは、102試合に出た日本ハムの金子誠、140試合出場の中日・井端弘和がいる)

さて、いよいよ2013年、松井をどうするのか?という点である。このままもう1年ショートのレギュラーとして使っていくのか?あるいは他ポジションへコンバートさせていくのか? 球団の判断を興味深く見守りたい。38歳シーズンで遊撃100試合以上出場選手は、NPB史上、まだ存在しない。

松井が戦線離脱していた時期、22試合でショートを守った枡田慎太郎。RFでは3.88という低値となった。元々、守備に難があるとされてきた選手だったが、今季もショートを任すには危なっかしい拙守が見られた。一方、地元の星・2年目の阿部、移籍組の藤田はリーグ平均、チーム平均より高値をマーク。この二人の好守によって、守備面で枡田が堀った穴をせっせと埋めていたという見方もできるかもしれない。


■2012年 パリーグ チーム別 三塁+遊撃レンジファクター合計値
20121028DATA9.jpg


三塁RFと遊撃RFの合計値、三遊間RFを出してみた。

1位は7.47を記録した日本ハム、2位、3位、4位は僅差で楽天、ソフトバンク、西武と続く。最下位は6.76を記録したロッテだ。

前述で説明したようにソフトバンクは最多奪三振の投手陣を擁している。そのため、事実上では楽天を抜いて2位だろう。恐らく1位の日本ハムと良い勝負のように感じる。先日発売された『セイバーメトリクスマガジン1』では、少なくとも2年連続でソフトバンクの防御率がリーグトップなのは、守備陣の貢献度大とされている。この堅い三遊間があってこそ、なのかもしれない。


■2012年 パリーグ 主な遊撃手 レンジファクター
※300イニング以上
20121028DATA8.jpg


ヒット1本もぎとった金子誠のファインプレー

300イニング以上守備に就いたショートストップのレンジファクターをまとめてみた。トップは楽天・松井と同様37歳シーズンで100試合の壁を超えた日本ハムの金子誠。その値は5.10だ。昨年が.467だったから、持ち直したと言えるかもしれない。

金子誠のファインプレーといえば、思い出すのが、敵地での4/15の3回戦だ(●E3-4xF)。

スコアは1-3。イーグルスは相手先発・吉川光夫の前に抑えられ、2点を追う終盤8回の攻撃を迎えていた。ラストバッターの阿部から始まる打順。闘将が動き、左キラーの中島を代打で送り出す。

その初球だった。鶴岡がインローを要求したスライダーがインハイに甘く入っていく。この球を逃さずしっかり振り抜いた当たりは詰まることなく飛来。ショート後方、レフト前方を襲うフライヒットコースだった。

落ちてノーアウト1塁、反撃の足がかりを作るはずだった。

しかし、その飛球。背走で追った金子誠のファインプレーに阻まれ、中島はヒット1本損をするかたちになってしまう。最後の球際の難しいところを、ジャンピングキャッチ! 今なお処理した直後の金子誠のドヤ顔は、忘れられない。

最後に、選手別のレンジファクターを掲載して本稿を終わりにしたい。

※イニング集計は全て手作業で行っています。もし誤りを発見した方いましたら、是非ご一報いただけたら幸いです。

■2012年 日本ハム 選手別 遊撃レンジファクター
20121028DATA4.jpg


■2012年 西武 選手別 遊撃レンジファクター
20121028DATA6.jpg


■2012年 ソフトバンク 選手別 遊撃レンジファクター
20121028DATA5.jpg


■2012年 楽天 選手別 遊撃レンジファクター



■2012年 ロッテ 選手別 遊撃レンジファクター
20121028DATA3.jpg


■2012年 オリックス 選手別 遊撃レンジファクター
20121028DATA2.jpg


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読書感想文を書きました>『セイバーメトリクス・マガジン1』
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