〔惜別〕楽天戦力外2012─下柳剛。夢、成らず・・・ パリーグ最年長投手、楽天を退団
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8月19日。真夏の太陽が照りつける南三陸。
まっさらなグラウンドに登板したのは、下柳剛だった。
復興元年とは名ばかりの2012年。満足な再建も進まない被災地で、2軍のイーグルスはファイターズを迎え討っていた。
集まった2,525人の聴衆のお目当ては、下に落ちてきていた斎藤佑樹だったのかもしれない。しかし、試合終了後には、44歳3カ月のパリーグ最年長投手に変わっていたはずだ。
結果は、6回、打者24人に79球を投げて、被安打9、被本塁打1、奪三振0、与四死球0、失点3、自責点3。投打噛み合い、勝利投手となっている。
今、改めてボックススコアを眺めてみると、まさにベテランならではのピッチングだ。再三ピンチを招くものの、要所はしっかり締めた。老練な投球術で、試合を作っていた。
例えば、2回。先頭の鵜久森に右前に運ばれノーアウト1塁とされるものの、後続をサード併殺。ピンチの芽をもぎとった。3回は2本の安打を浴びるものの、加藤を遊飛に仕留めている。思惑通りのポップフライだったのでは?と思う。5回も2本のシングルヒットを打たれはしたが、ショート併殺打で難を切り抜けた。
失った3点は、スコア6-0の6点リードで迎えた6回、鵜久森に浴びた3ランだった。恐らく失投を運ばれたのではないか。しかし、その後、崩れることなく、流れをしっかり引き戻した点は、さすがだなぁと唸らされる。ホームランの後、ニ者をゴロアウト(三ゴ、一ゴ)で討ち取って3アウト。みごと6回まで投げ抜いた。
この時の模様を綴った下柳のブログ、胸つまされるものがあるので、引用したい。
昨日、南三陸町で投げました。
仙台から車で行ったのですが、1年以上経っても復興が進まず町が破壊されたままでした。
とてもつらい気持ちのまま球場に向かいました。
途中に仮設住宅もあり、町民の人達はそんな状況の中でも力強く、仮設に店を出したり、仮設の商店街を作ってました。
それを見て被災者の方を励ますどころか、自分が力をもらいました。
(後略)
下柳は「励ますどころか、自分が力をもらいました」と綴ったが、南三陸の野球好きも、下柳のピッチングから何かしら「感じるもの」を得たはずだ。今、ボックススコアを改めて確認しながら、そんなことに思いを馳せている。
昨オフ、阪神を戦力外になった下柳は、楽天の春季キャンプでテストを受けていた。星野監督、佐藤コーチは下柳が優勝に貢献した阪神時代の恩師だった。晴れて採用となりクリムゾンレッドに袖を通したあの当時、そのような過去の背景から、一部のファンから穿った見方をされた。
オープン戦、自身のナイスピッチングでそんな雑音をシャットアウトする。
合計3試合、11イニングを投げ、失点はホワイトセルに打たれたソロ弾による1点のみ。獲得アウト合計33個のうち半数を超える18個が併殺含むゴロアウトだった。防御率0.82、WHIP0.73、被打率.143の結果を残し、自らの力で開幕先発ローテの椅子を勝ち取った。
春先は調整の事情から、打者不利・投手有利と言われる。しかし、そういったことがあるにせよ、この結果は素晴らしいの一言に尽きると思う。自ら結果を出して、自らチャンスを掴んだ。この点は、強調しておきたいところだ。
■オープン戦 登板日別 投手成績
※3/3、3/21は先発。3/10は二番手。

パリーグ最年長先発投手勝利記録の更新、成らず
オープン戦ではファンを唸らせる好投をみせた下柳だったが、ペナントレースに入ると、巡り合わせの悪さ、打線の援護に恵まれず・・・といった事情もあり、4戦3敗。
4/26、美馬と入れ替わりで2軍落ち。以降、若手が先発ローテで結果を出したこと等もあり、1軍での登板機会に恵まれず、9/17利府のヤクルト戦で2イニング投げたのが、楽天での最後のマウンド姿となってしまった。
1軍での成績は、防御率5.29、WHIP1.65、被打率.375。数字だけみれば、見るも無残、と言えるかもしれない、しかし、前述のとおり「不運」にも足をひっぱられた。
初登板は開幕カードとなった4/1Kスタでのロッテ戦。チームは2連敗で迎えた3戦目だった。結果は4回2/3で3失点。しかし、3失点目は拙守に泣くかたちとなった。
初回に1点の先制を許した下柳は、3回、1死3,1塁から井口に適時打を浴び、さらに1点を失う。なおも1死3,1塁で4番・ホワイトセル。外の変化球をひっかけさせ、4-6-3の併殺コースのセカンドゴロを打たせることに成功した。ゲッツーで3アウト攻守交代となるはずだった。ところが、遊撃・枡田の1塁送球が逸れてしまい、1塁フェルナンデスの足が離れてしまい、セーフ。この間、三走に本塁を踏まれてしまったのだ。
確かに、この日の下柳は球が高めに浮きがちだった。コースも甘く、本人も「嶋がちゃんと意図を持ったリードをしてくれたが、自分のミスで打たれた」とコメント。しかし、試合後、指揮官の「3失点している中でも(本来であれば)ダブルプレーを取れていた後での失点ですからね。そこそこかなという感じす」のコメントのとおり、私もまずまずかなという印象でいた。また、相手先発・新人左腕の藤岡の前に、打線が沈黙。5回まで援護できなかったのも痛かった。
2戦目は4/8敵地でのオリックス戦。6回を投げ6安打2失点。「試合をつくってくれたし、持ち味は出してくれたと思う」。佐藤コーチもベテランに労いの言葉をかけるクオリティスタートでゲームメイクしたが、問題は打線だった。相手先発・木佐貫の前に散発4安打。僅か95球の完封勝利を許してしまい、またしても援護に泣いている。
3度目のマウンドは4/15日本ハム戦。球が高かった。原因は札幌ドームの堅いマウンド。アジャストできずに4回1/3で3失点。4/25Kスタでのオリックス戦では1回を三者凡退に抑えたものの、2回にヒット4本を集められ2失点。3回アタマからマウンドを加藤に譲り、これが1軍楽天での最後の姿となった。
相手先発が藤岡、木佐貫、吉川、中山。楽天にとっては嫌な面々だ。苦手とした左腕も多い。好投手とぶつかるケースが多かったのだ。打線の援護に恵まれなかったのも痛かった。せめて3登板の中で白星があったら、その後も変わっていたかもしれない。
佐藤コーチが現役時代42歳10カ月(97年8/3)で達成したパリーグ最年長先発投手勝利記録。記録好きとしては、その更新に夢見ていたわけだが、残念、叶わなかった。
下記に1軍、2軍での登板日別の成績を掲載する。
■1軍 登板日別 投手成績

■2軍 登板日別 投手成績
※全て先発

10/2、楽天の今オフ第1弾の戦力外通告がおこなわれた。下柳含む5投手が構想外となった。それに先立つ9月下旬、既に下柳退団記事が報道に載っていた。
スポニチの10/2記事によると「今後は国内だけでなく米国、南米などでの現役続行を模索する予定。オフの12球団合同トライアウトの受験も視野に入れているが、移籍先が見つからなければ引退を決断する可能性もある」という。
報道によると、あくまでも現役続行にこだわるという。
「自分の可能性を信じる」
私が44歳のジャーニーマンに教えられた最大のものは、このことのように感じる。自分で自分の可能性を信じ抜く。10代や20代の頃ならまだしも、20代後半から齢30を越えてくると、なかなかこれができないのが実際だ。程よいところで見切りをつけるほうが楽であるし、そのほうが大人の対応のようにもみえてくる。下柳の姿を見ながら感じた耳の痛い教訓だったが、ハッとさせられた。
最後に。1500万円で獲得した下柳は、果たして、楽天に「何か」を残したのだろうか?
私は「Yes」だと強く信じている。
ここに1本の記事がある。
◎「引退表明か現役続行か。40代選手、初秋の現在地。~プロ野球・ベテランの存在価値~」(Number Web)
http://number.bunshun.jp/articles/-/280099
記事の一部を引用する。
下柳は'03、'05年の阪神優勝の立役者で、今年テスト入団で楽天に来た。獲得した理由について、星野仙一監督は「若手の手本になるから」と語った。美馬学、辛島航は下柳の後ろ姿を見て成長した。
私も美馬、辛島の成長の背景には、下柳効果があったのでは?と信じているのだ。
最後の最後に・・・なにとぞブログ村への投票、よろしくお願いします。m(_ _)m【終】
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・〔惜別〕楽天戦力外2012──草野大輔。夢を諦めない。天才バットマンが挑戦した三十路からのプロ野球人生
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・〔惜別〕楽天戦力外2012──岩村明憲。それでも私が岩村に淡い期待を寄せてしまうその理由
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結果は、6回、打者24人に79球を投げて、被安打9、被本塁打1、奪三振0、与四死球0、失点3、自責点3。投打噛み合い、勝利投手となっている。
今、改めてボックススコアを眺めてみると、まさにベテランならではのピッチングだ。再三ピンチを招くものの、要所はしっかり締めた。老練な投球術で、試合を作っていた。
例えば、2回。先頭の鵜久森に右前に運ばれノーアウト1塁とされるものの、後続をサード併殺。ピンチの芽をもぎとった。3回は2本の安打を浴びるものの、加藤を遊飛に仕留めている。思惑通りのポップフライだったのでは?と思う。5回も2本のシングルヒットを打たれはしたが、ショート併殺打で難を切り抜けた。
失った3点は、スコア6-0の6点リードで迎えた6回、鵜久森に浴びた3ランだった。恐らく失投を運ばれたのではないか。しかし、その後、崩れることなく、流れをしっかり引き戻した点は、さすがだなぁと唸らされる。ホームランの後、ニ者をゴロアウト(三ゴ、一ゴ)で討ち取って3アウト。みごと6回まで投げ抜いた。
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それを見て被災者の方を励ますどころか、自分が力をもらいました。
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下柳は「励ますどころか、自分が力をもらいました」と綴ったが、南三陸の野球好きも、下柳のピッチングから何かしら「感じるもの」を得たはずだ。今、ボックススコアを改めて確認しながら、そんなことに思いを馳せている。
昨オフ、阪神を戦力外になった下柳は、楽天の春季キャンプでテストを受けていた。星野監督、佐藤コーチは下柳が優勝に貢献した阪神時代の恩師だった。晴れて採用となりクリムゾンレッドに袖を通したあの当時、そのような過去の背景から、一部のファンから穿った見方をされた。
オープン戦、自身のナイスピッチングでそんな雑音をシャットアウトする。
合計3試合、11イニングを投げ、失点はホワイトセルに打たれたソロ弾による1点のみ。獲得アウト合計33個のうち半数を超える18個が併殺含むゴロアウトだった。防御率0.82、WHIP0.73、被打率.143の結果を残し、自らの力で開幕先発ローテの椅子を勝ち取った。
春先は調整の事情から、打者不利・投手有利と言われる。しかし、そういったことがあるにせよ、この結果は素晴らしいの一言に尽きると思う。自ら結果を出して、自らチャンスを掴んだ。この点は、強調しておきたいところだ。
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パリーグ最年長先発投手勝利記録の更新、成らず
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4/26、美馬と入れ替わりで2軍落ち。以降、若手が先発ローテで結果を出したこと等もあり、1軍での登板機会に恵まれず、9/17利府のヤクルト戦で2イニング投げたのが、楽天での最後のマウンド姿となってしまった。
1軍での成績は、防御率5.29、WHIP1.65、被打率.375。数字だけみれば、見るも無残、と言えるかもしれない、しかし、前述のとおり「不運」にも足をひっぱられた。
初登板は開幕カードとなった4/1Kスタでのロッテ戦。チームは2連敗で迎えた3戦目だった。結果は4回2/3で3失点。しかし、3失点目は拙守に泣くかたちとなった。
初回に1点の先制を許した下柳は、3回、1死3,1塁から井口に適時打を浴び、さらに1点を失う。なおも1死3,1塁で4番・ホワイトセル。外の変化球をひっかけさせ、4-6-3の併殺コースのセカンドゴロを打たせることに成功した。ゲッツーで3アウト攻守交代となるはずだった。ところが、遊撃・枡田の1塁送球が逸れてしまい、1塁フェルナンデスの足が離れてしまい、セーフ。この間、三走に本塁を踏まれてしまったのだ。
確かに、この日の下柳は球が高めに浮きがちだった。コースも甘く、本人も「嶋がちゃんと意図を持ったリードをしてくれたが、自分のミスで打たれた」とコメント。しかし、試合後、指揮官の「3失点している中でも(本来であれば)ダブルプレーを取れていた後での失点ですからね。そこそこかなという感じす」のコメントのとおり、私もまずまずかなという印象でいた。また、相手先発・新人左腕の藤岡の前に、打線が沈黙。5回まで援護できなかったのも痛かった。
2戦目は4/8敵地でのオリックス戦。6回を投げ6安打2失点。「試合をつくってくれたし、持ち味は出してくれたと思う」。佐藤コーチもベテランに労いの言葉をかけるクオリティスタートでゲームメイクしたが、問題は打線だった。相手先発・木佐貫の前に散発4安打。僅か95球の完封勝利を許してしまい、またしても援護に泣いている。
3度目のマウンドは4/15日本ハム戦。球が高かった。原因は札幌ドームの堅いマウンド。アジャストできずに4回1/3で3失点。4/25Kスタでのオリックス戦では1回を三者凡退に抑えたものの、2回にヒット4本を集められ2失点。3回アタマからマウンドを加藤に譲り、これが1軍楽天での最後の姿となった。
相手先発が藤岡、木佐貫、吉川、中山。楽天にとっては嫌な面々だ。苦手とした左腕も多い。好投手とぶつかるケースが多かったのだ。打線の援護に恵まれなかったのも痛かった。せめて3登板の中で白星があったら、その後も変わっていたかもしれない。
佐藤コーチが現役時代42歳10カ月(97年8/3)で達成したパリーグ最年長先発投手勝利記録。記録好きとしては、その更新に夢見ていたわけだが、残念、叶わなかった。
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私が44歳のジャーニーマンに教えられた最大のものは、このことのように感じる。自分で自分の可能性を信じ抜く。10代や20代の頃ならまだしも、20代後半から齢30を越えてくると、なかなかこれができないのが実際だ。程よいところで見切りをつけるほうが楽であるし、そのほうが大人の対応のようにもみえてくる。下柳の姿を見ながら感じた耳の痛い教訓だったが、ハッとさせられた。
最後に。1500万円で獲得した下柳は、果たして、楽天に「何か」を残したのだろうか?
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テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ