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〔記録で診る岩隈メジャー挑戦録〕岩隈、有終の美。2年目の可能性広がる9勝目──10/2LAA戦

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○シアトルマリナーズ6-1ロサンゼルスエンジェルス




岩隈、メジャー1年目・有終の美

今季、楽天から2人目のメジャー挑戦に挑んだ岩隈が、10/2(日本時間10/3の11:10)、最終登板の先発に臨んだ。

相手は同地区のエンジェルス(LAA)。ここまで対LAA戦は4試合3勝負けなし、防御率1.54、WHIP0.90を記録している。この試合もその好相性どおりのピッチングをみせ、6回105球を投げ無失点。味方打線もしっかり岩隈を援護。“メジャー1年目・有終の美”となる9勝目となった。

三者凡退で終えた4回以外の5イニングはいずれも得点圏に走者を背負うピッチング。要所を締めた。指揮官の言葉を借りれば「走者を置いた時のピッチングとゲームを落ち着かせる」素晴らしい投球術で、この日も8度あった得点圏打席で8打数ノーヒット、4奪三振、3ゴロアウト、1外野ライナーアウトと、クマらしさが存分に出た芸術的な投球ができたと言えそうだ。

これで先発時の得点圏被打率は.145(83-12)となった。

なお、残念ながらこの試合、中継観戦できず、ハイライト映像を確認しただけだが、エンジェルス打線はクマに全くタイミングが合っていなかったのでは?と思うのだ。

圧巻は3番・プホルスへの3三振劇だろう。

1打席目は1回1死1塁でやってきた。0-2からの3球目、外のスライダーにまるでバットが当たるそぶりもみせない実にあっさりした空振りを奪い、三振!

2度目の対決は、先頭トラウトに捕前安打(???)、ヘッドスライディングのニ盗され、さらにワイルドピッチで三進された3回、1死3塁での局面。追いこんでからの低めのスプリッター2球ファウルで粘られたものの、最後はインハイに抜けた速球も球威で振らせたのか、プホルスのバットが空を切る。

圧巻だったのは3点リードの援護があったものの、2死3,1塁のピンチを迎えていた5回での第3打席だった。この打席も3球で1-2とプホルスを早々に追い込むことに成功。しかし、そこから3度ファウルで粘られる。最後は低めに誘う決め球スプリッターがワンバウンドで決まり、空振り三振。ベンチに引きさがっていくとき、プホルスが「やれやれ・・・」といった表情で首を何度か小刻みに振っていた様子が、なんとも印象的だった。

報道によると、なんだかんだいっても30本塁打104打点の数字を残しているプホルスからの1試合3三振劇は、史上2人目の快挙だという。

印象的といえば、1回2死2,1塁、5番・カヤスボを見逃し三振に討ち取ったシーンも記憶に残る一幕と言えそうだ。2球目をジェイソがパスボール。走者それぞれ進塁して3,2塁となった場面である。3-2からの7球目、スライダーがアウトコース低め際どい所に入っていく。ボールと判断したカヤスポ、1塁へ歩くためバットをくるり回転して、まさに放り投げようとしたすんでのところ、球審がストライクコールを告げていた。

打線は1回裏にいきなり先取点。3番・シーガーのバットが火を噴いた。アウトローに投げ切れなかった外角高めの球を完璧に振り抜いた痛烈ショットは、右翼席一直線へ吸い込まれていく20号ソロ。岩隈に1点のプレゼントとなった。

追加点は4回裏。直前の表、嫌な雰囲気で三進されたピンチで3番・プホルスを空振り三振、4番・モラレスには151キロから119キロ。緩急でタイミングをはずすイージーなセカンドゴロ、岩隈が正念場をゼロに抑えた直後の攻撃回だった。1死後、相手エラーの綻びを足がかりに、スモーク、ソーンダースにツーベースが飛び出し、2点を追加。(SEA3-0LAA)

さらなる追加点は6回裏に入る。直前の守り、岩隈が2死3,1塁のピンチで下位打線をしっかりゴロアウトに抑えて切り抜けると、その裏の攻撃回、女房役ジェイソの適時打、さらにその後、ソーンダースも2本目のツーベースで続き、リードを5点に広げていく。(SEA5-0LAA)

1イニング当たり17.50、6回で105球と球数過多ペースだった岩隈は、6回で御役目終了。7回からブルペン陣にバトンタッチ。7、8回をキャップス、9回はウィリヘルムセンとつないで、マリナーズが6-1の快勝。岩隈9勝目の好ゲームとなった。

■登板日別 先発投手成績


球団記録を塗り替えたクマの1年目

岩隈のメジャー1年目の最終的な防御率は3.16。3.90のダルビッシュ、3.34の黒田博樹より良い数字で、これはこれで物凄く立派なことだと思うのだが、さらに凄いのは、7月以降ローテ入りしてからの先発防御率である。その数字は2.65。

報道によれば、マリナーズの新人先発投手があげた最高防御率だという。今まではあのキング、フェリックス・ヘルナンデスが2.67で保持していた記録だったというから、今さらながら、結果的に海の向こうでもなんなく修正、力を発揮したクマのポテンシャルの高さに、目を見張る思いがしてならない。

2年目へ向けて、可能性広がる9勝

岩隈の1年目はオフにしっかり振り返っていきたいところだが、現時点での所感を綴るとすれば、9勝という数字は、2年目に向けて可能性が広がる、夢を描くことができる素晴らしい数字のように思えてくる。

もちろん、できれば二桁達成してほしかったという思いは強い。しかし、試合後、記者団に語った岩隈本人の弁「中継ぎを経験して米国の野球を体で覚えたのが、先発でも生きた。いい一年を過ごせた」や下記引用の日刊スポーツの記事などを合わせて考えると、前半戦での救援経験は、7月以降、一気に成績を爆発させるための充電期間だったとも言えるし、今後どのような進路をとるにせよ「視野が広がった」「引き出しが増えた」という意味では決してムダではなかった、と思えてくる。

なによりクマ本人がプラスで捉えている点に、ファンの1人としては、安堵感を覚えるのだ。

---引用開始---
岩隈9勝「米国野球体で覚えた、生きた」
(日刊スポーツ 2012年10月4日9時7分)
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20121004-1027345.html
(前略) 今季は中継ぎでスタートし、4月はわずかに2試合の登板だけ。本職の先発に回るまで約3カ月を要した。その理由についてグリフィン・ヘッドトレーナーは「右肩周辺の筋肉が(他のメジャー選手に比べて)弱く、先発での中4日では難しいと判断した」と明かす。キャンプから、右肩の回旋筋などの筋力を強化するための特別プログラムを提供。練習の前後に毎日取り組むよう指導した。「6月には直球の球速が80マイル後半から90マイル前半へとアップ。その時に肩の痛みもなかったので(先発)ゴーサインを出した」。この日、3回1死三塁でプホルスから94マイル(約151キロ)の直球で空振りを奪うなど、日本時代の力強さを取り戻した。(後略)
---引用終了---


後半戦防御率五傑にランクイン

オールスター後の後半戦、90イニング以上投げた投手メジャー全体53人の中での防御率五傑を確認してみよう(10/4現在)、

1位:クリス・メドレン(ATL) 0.94
2位:クレイトン・カーショウ(LAD) 2.10
3位:デビッド・プライス(TB) 2.27
4位:クリフ・リー(PHI) 2.45
5位:岩隈久志 (SEA) 2.50

5番目に岩隈の名前が上がってくるのだ。


■球種別 投球詳細
vs右打者61球=4Seam16、Curveball1、Sinker15、Slider19、Splitter10
vs左打者44球=4Seam6、Curveball4、Sinker7、Slider6、Splitter21
20121004DATA3.jpg

6回、打者26人に105球(1イニング当たり17.50、1人当たり4.04)、
被安打6(全て単打。うち内野安打2)、
奪三振7(空振り5、見逃し2、4Seam1、Slider4、Splitter2)
与四球1(3-2から)
失点0
自責点0
対戦被打率.240(25-6)

全体のストライク率68.6%(105球中72球)
初球ストライク率65.4%(26人中17人)
3球目で2ストライク率78.3%(23人中18人)

全18打球のうちゴロ12(66.7%)

ハイライト映像しか確認できていないので、なんとも言えないのだが、ヒット6本打たれたとはいえそのうち2本は内野安打、6本中4本がゴロヒット。いわゆるクリーンヒットはライナー性の5回ロマインの左安、同ケンドリックの中安の2本と言えそうで、打球の66.7%をゴロにしている点からも、目指すべきピッチングができていたのでは?と言えそうだ。

一方、エンジェルス打線は前述したように、タイミングを合わせることがなかなかできなかったのでは?と思う。というのも、記録をつけている段階で気付いたのは、エンジェルスのバッターを僅か2球で0-2と追い込むケースが多かったこと、この点だ。26人の打者と対峙し僅か2球で追いこんでみせたのは30.8%に当たる8人。実にあっさり、というイメージを抱く。調べたわけではないが、この割合、他の登板と比べても多い印象を受けるのだ。


■配球図
20121004DATA2.jpg


■10/2LAA戦 105球の詳細
20121004DATA5.jpg
20121004DATA6.jpg
20121004DATA7.jpg


◎◎◎関連記事◎◎◎
〔記録で診る岩隈メジャー挑戦録〕エンジェルスキラーになりつつある岩隈、6回2失点で8勝目──9/27LAA戦
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〔記録/前評〕岩隈久志vsダルビッシュ有。念願のメジャー初対決は日本時間9/15(土)9時から!(NPB時代の対戦成績を掲載)

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テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

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No title

 お久しぶりです、以前岩隈の記事にコメントしていたkです。リアルの忙しさもあってご無沙汰していましたが、岩隈の登板はチェックしておりました。

 さて、まず初めてshibakawaさんのブログにコメントした時に、「岩隈レベルのコントロールではメジャーでは武器にならない」と書きましたが、あれは全くの大間違いだったことを認めなくてはいけませんね。自分の見る目の無さを反省しております。むしろダルや松坂が一年目でかなりやられていることを見ると、レベルの上がる世界ではコントロール、というよりコマンドが肝要になってくると感じました。もちろん150キロの球速があることは大前提ですが、岩隈や黒田はメジャーでも武器になる素晴らしいコマンドを備えているということですね。コントロールではなくコマンドを数値化できる指標があると記録を眺めるのがもっと面白くなりそうなんですが・・・

 shibakawaさんの引用された記事からは岩隈が前向きなのもそうですが、右肩の筋肉の強化に成功したという事に1ファンとして安堵感を感じました。このあたりの脆弱さが岩隈の弱点でしたし、それを克服するための手段がアメリカにはあった、というのはものすごく大きな事でしょう。記事には「日本時代の力強さを取り戻した」とありますが、中4日を問題無くこなすようになったという点では「日本時代から進化を遂げた」といっても大げさではないくらいのレベルアップだと思います。まあ1年ローテを守ったわけではないので、年間のスタミナについてはまだ安心はできませんが、来季に向けて非常に明るい内容を見せてくれた後半戦だったと思います。

 オフの評価(他球団からのものも含めて)がとても楽しみです。長文失礼しました。

No title

どうもこんばんは、今回も詳細なデータ等お疲れ様です。

この最終戦、個人的には、やはりまずは何よりも先発防御率2点台で終われますように、
と祈りながらの観戦だったんですが、結果的には無失点という最高の結果だったものの、
スタメンを見ると、失礼とは思いながらもライアンではなく川崎。
そして先発としては初めてジェイソと組む、この二点が何よりも心配で、更にほぼ毎回
ランナーを背負う展開だった事もありドキドキでした。
もう勝てなくてもいいから失点だけはしないでくれ、と(笑)

さて、それでこの試合なんですが、内容よりもまずはジェイソとのバッテリー。
shibakawaさんが以前書かれていたエントリによると、リリーフの際に組んだ捕手、
ジェイソだけが極端にスプリッターが少なく、スライダーが多い、というデータが
出ていましたが、流石に先発ともなると普通にスプリッターも使用していたので
安心したというか、この辺りは岩隈自身がリリーフの時と違い、配球を色々考えたり、
エンジェルスに関しては試合数も多いので相手打者の特徴を踏まえてそれぞれの球種を、
といったところもあるでしょうか。
ただ、唯一ジェイソの不安だった点としてはキャッチングでした。
ランナーの有無を問わず…逆球の場合は意図したコースへ投げれなかった岩隈にも
責任はあるものの、逆球、或いは手を伸ばさないといけないコースへ投げてしまった、
そういうケースだと、この日のジェイソは結構後ろに逸らしたり、体ごと動いて
止めに行ったりしていたので、少しキャッチングの面で見ていて不安でした。
この日の岩隈は、完璧な制球というわけではなく、ミットの少し左右にいく、
というボールが多かったので、ジェイソとしても少なからず大変だったとは思いますが。

それで、まずは1回。
プホルスの空振り三振は少し意外な感じでした、というよりも、非常に曲がりの小さい
スライダーだったので、正直なところ、最初に見た時はチェンジアップか?と。
続くモラレスのサード内野安打はボテボテのゴロだったので送球が間に合わず、でした。

2回は特に感想も無いんですが、ボアジャスへの四球。
何故かこの回は2死を取ってから妙に制球で苦しんでいました。
特に焦る場面でも無かったと思うんですが、妙にシュート回転してしまっていたなと。

3回、先頭トラウトのキャッチャー前の内野安打なんですが、トラウトが打った直後、
カメラが真上からの映像に切り替わったので何とも言えないものの、岩隈とジェイソの
声の連携が上手くいかなかった、或いはジェイソが転がった打球の行方を見失った、
このどちらかによって引き起こされた内野安打かな、という印象でした。
特にイイコースへ転がったというわけではなく、ジェイソから見れば少し三塁側に
転がったな、という程度のゴロで、しかもすぐ目の前で打球が止まったのに、
岩隈が急いでマウンドを降りて走ってきて、途中で慌ててジェイソがボールを掴み
一塁へ送球、という形だったので、連携が上手くいかなかったのか、
ジェイソがボールを見失ったのか、このどちらかではないかなと思います。

出塁したトラウトに関しては、この時点で48盗塁で、この日からエンジェルスは
残り2試合なものの消化試合、50盗塁までは走るだろうなと思っていました(笑)
続くケンドリックの打席でワイルドピッチをしてしまったものの、これは…ミットと
違うコースへ投げてしまったので岩隈も悪いんですが、これは止めてほしかったです。
ワンバンしたわけではなく外角低めの地面スレスレのコース、という4シームを
投げてしまったものの、これを止めれずにそのままミットの下を抜けた、というのは
ちょっと厳しいかなと思いました、勿論投げそこなった岩隈も良くはないんですが。
とはいえ、結果的にケンドリックもプホルスも空振り三振、無死3塁を抑えた、
というのは凄い事だなと思いました、流石に観客も拍手で出迎えていました。
プホルスを空振り三振に仕留めた4シームは外角低めの要求が、結果的に釣り球のような
ボールへとなってしまったのを空振りさせましたが、プホルスは本当に岩隈に
合っていないようで、全くタイミングが合っていない感じでした。

4回、実はこの回の3人目の打者コンガーの当たりにはヒヤリとさせられました。
というか実際問題、セーフコでなければ確実にスタンドインしていました…(笑)
広いセーフコフィールドの、センターのフェンスギリギリ手前での捕球だったので、
仮にこの日試合を行なっていたのがエンジェルスのホーム球場だったらスタンドに
運ばれていただろうな、と思わされる飛距離でした。
ところでこのハンク・コンガーという選手。
この日解説に来られていたMLBアナリストのAKI猪瀬さんがコメントされていたんですが、
韓国系アメリカ人としては初めてドラフト1位指名を受けた選手だそうです。
2006年のドラフト指名で、今年はまだこの日が6試合目の出場だったそうなので、
中々苦労しているようですが。

5回、この回は9番打者ロマインに上手く流し打ちされたのが印象的でした。
どうも外角低めを流し打ち、というと岩隈にとっては相性の悪いマーフィーや
ウェルズを思い出してしまうので、見ている分には少し嫌な感じでしたが…(笑)
その後迎えたプホルスの打席、3打席連続で3塁にランナーが居る状況、
それを毎打席違う球種で空振り三振、というのも凄いですけど、この打席、
結果的に空振り三振を奪えたものの、見ている限り岩隈には全くタイミングの
合っていないプホルスが、集中力を切らさずにファウルで何度も粘る、
というのは流石だなと思わされました。
特に、トラウトにせよプホルスにせよ、いくら岩隈が抑えていると言っても、
3回4回と対戦を重ねていくと、その日の球のキレだったりも十分相手の頭に
入っていると思うので、今度ばかりは抑えるのも難しいかな、
と思っていただけに、この場面での空振り三振は見事でした。

6回、この試合最大のピンチだと感じました、防御率的に(笑)
カヤスポの打球をスモークがエラーしてしまいましたが、これはバウンドを
合わせそこねた感じでした、普通のゴロだったんですが、ミットの…どこに
当ててしまったのかは分かりませんが、妙に高く跳ね上がったので、
恐らくバウンドを合わせるのに失敗してしまったんだろうなと。
そしてランナーを二人置いた状態で迎えたコンガーの打席。
前述のように、前の打席でスタンドインするかというレベルの当たりを
見せられていただけに何とも緊張したんですが、今度はファーストゴロに
打ち取り、アクリーがセカンドへ送球、ショートからカバーに入った川崎が
一塁へ送球して併殺…といくはずが、一塁へは岩隈がベースカバーに
入ったんですが、川崎の送球が少し外野側に流れてしまい、身長190を
超える岩隈ですらグラブの先で捕球しそこねる、という結果になり、
「あぁ…ライアンなら…」と思ってしまう展開がありました(笑)
続くボアジャスを投ゴロに仕留めて事無きを得ましたが、再三に渡るピンチを
抑えた事と、球数的に交代だろうという事もファンの方は分かっていたからか、
ベンチへと戻る岩隈をファンの方がスタンディングオベーションで
出迎えていました。

ファンとしては前半戦のリリーフは色んな意味でやきもきさせられましたが、
shibakawaさんが引用されている記事のように、前半登板機会の少なかった
時期や、リリーフでの経験を良い意味で岩隈が受け止めている、
というのは、ファンとしてもやはり嬉しい限りですよね。
実際どうなっていたかは分かりませんが、岩隈の場合は去年怪我をして、
明らかに球速が落ちていた事を考えると、前半戦で投げなかったのは
肩の傷を癒す時間にもなったと思うので、やはり決して悪くはなかったですし。

後半戦しか先発をしていないとはいえ、その期間の内容や防御率は
非常に素晴らしいだけに、当然エンジェルスを始めとした他球団は相当
岩隈を研究してくるでしょうし、単純に一年を通して先発で離脱せずに
投げきれるかどうか、というのは来年やってみなければ分かりませんが、
今季最終戦を良い形で締めくくれてホントに良かったなと思いました。

あとこの試合で良かった…というよりも助かった点としては、
前日にアスレチックスが勝利した事でエンジェルスのワイルドカード進出の
望みが絶たれ、この日から事実上消化試合に突入した、という点が、
少なからず岩隈には良い方へと影響したでしょうか。
苦手のウェルズがスタメンに居ない事実を確認した時、ウィーバーとの
投げ合いでウェルズが欠場していた時同様、ウェルズが居ないのであれば
無失点でいけるはず、と確信しました(笑)
他にも、これはそこまで凄い記録というわけではないものの、リリーフも
含めると、この試合を終えて101奪三振、100三振を達成出来た、
というのも良かったです、試合後に気付いた程度の記録なんですが(笑)

今回も非常に長々と申し訳ありませんでした。
一方で本日行われた楽天の試合はなんとも残念な事になってしまいました…。
こちらのページを見て気分を変えてもらえればと思います。
岩隈がエンジェルスに相性が良いのは紛れも無い事実ですが、
まさかここまでとは思いませんでした。
http://espn.go.com/mlb/stats/pitching/_/split/3/league/al/order/false/minip/20

No title

お久しぶりにお邪魔します
シーズン通して岩隈投手の試合の記録を残して頂きありがとうございました
去年まではイーグルス公式を見れば、どんな試合だったか思い出せたのですが、今年はここだけが頼りの状態でした(英語の記録が読めればいいんですが・・
大変な作業と思いますが、これからも記録して頂けたら有難いです
宜しくお願い致しますm(__)m

日刊スポーツの引用記事も読みましたが、もしこれが成功して選手寿命(?)が少しでも長くなれば、こんなに嬉しい事はありません(メジャーで無理してケガをするという事ばかり心配していたので、こんな発想になってしまいますが(^^;
メジャーに行く価値はこういう所にもあるのかなと思いました

Re: No title

kさん

こちらこそお久しぶりです。コメント頂き、有難うございました。また、返信が遅くなってしまいました。申し訳ございません。例年この季節の多忙に加え、楽天8連戦を追いかけるだけで、いっぱいいっぱいでした。。。ようやく一息。

>  さて、まず初めてshibakawaさんのブログにコメントした時に、「岩隈レベルのコントロールではメジャーでは武器にならない」と書きましたが、あれは全くの大間違いだったことを認めなくてはいけませんね。

その件、私も、全く同様です(苦笑)。極端な話、あの頃の私は、何をどこに投げても打たれてしまうのでは?という脅迫観念に、少なからずも取りつかれていました。まさかこういったかたちで1年目を終えることができるとは、あの時点では、ほとんど見通せなかったのが本音ですね。

>レベルの上がる世界ではコントロール、というよりコマンドが肝要になってくると感じました。もちろん150キロの球速があることは大前提ですが、岩隈や黒田はメジャーでも武器になる素晴らしいコマンドを備えているということですね。コントロールではなくコマンドを数値化できる指標があると記録を眺めるのがもっと面白くなりそうなんですが・・・

kさんの仰るとおり、向こうで成功するにはストライクゾーンの中にストライクを投げることができる制球力はあって当たり前ということなのでしょうね。その上で、自分が投げたいと思っているゾーンやコースに投げ切ることができるか?のコマンドがカギになるという点では、私もkさんと同様の思いで今季観戦していました。

その件ではNPBとMLBの捕手の構えに「もどかしさ」を感じているところです。

NPBでは捕手は要求するコースやゾーンにミットを「しっかり」構えてくれます。ですから、捕手のミットの位置と実際に投げ込まれた位置を比較検討すれば、コマンドの有無が検証できるのでは?と思い、今季の途中から楽天戦ではできるだけメモをつけて記録を取っています。(もちろん、捕手の要求イコール投手の投げたい位置とは100%言えず、故意に逆球を投げるケースもあるでしょうけど)

MLBでは捕手はNPBほどしっかりミットを構えず、その点「あいまい」なケースが多いと思います。そこが、もどかしい。例えば、高めの釣り球ですと。NPBでは捕手は中腰の体勢を取って、一目でそれと分かるミットの構えをしますよね。しかし、MLBでは捕手がそのような体勢で高めの球を要求することは、ほとんどないのでは?と思うのです。そのため、高めの球が高めを狙って故意に投げ込まれた球なのか?それとも制球できずに高めに浮いてしまった球なのか?が、捕手の構えからでは、はっきり見分けがつかないのが難点なところです。

御存じかもしれませんが、MLBではpitch f/xという測定システムがありますよね。公式のテキスト速報には掲載がないのですが、リアルタイム速報だと初速と終速も表示されるようになっていたり、リリースポイントや球の軌道が確認できたりして興味深いところです。コマンドの件も向こうのスポーツデータ会社が指標を作ったという話は、うろ覚えで聞いたことがありますので、このオフに色々そっち方面の知識を広げていければと思っているところです。(英語が・・・今となっては人並みより下の読解力しかないのがネックですが・・・)

横道に逸れました。

>  shibakawaさんの引用された記事からは岩隈が前向きなのもそうですが、右肩の筋肉の強化に成功したという事に1ファンとして安堵感を感じました。このあたりの脆弱さが岩隈の弱点でしたし、それを克服するための手段がアメリカにはあった、というのはものすごく大きな事でしょう。

このエピソードは興味深かったですよね。全く同感の思いです。6月に入り救援でも結果を出し続けた背景には、苦しかった時期に、このような有意のメニューをこなしていたとは今回初耳でした。徐々に速球の球速・球威が戻ってきたのも、このトレーニングのおかげなのでしょうね。

7月以降の好投の要因の1つに、過ごしやすいシアトルの環境もあるのかな?とも思いました。本人いわく仙台とよく似た街ということですが、真夏の気温に限っていえば、雲泥の差。セーフコでは気温20度をきる環境での登板(19度、16度、15度・・・)の気温のときの登板が複数ありました。

>記事には「日本時代の力強さを取り戻した」とありますが、中4日を問題無くこなすようになったという点では「日本時代から進化を遂げた」といっても大げさではないくらいのレベルアップだと思います。

なるほど。言い得て妙だと思いました。うん、確かに大いに納得できます。向こうで色々な経験や見聞を積んだからこその、中4日好投なんです。新たな引き出しを増やしたからこその好投だったということなんですよね。

コメント、ありがとうございました。

Re: No title

ざくろさん

丁寧なコメント、有難うございました。なかなか返信ができず、申し訳ございません。多忙に加え、楽天の8連戦ラストスパートを追いかけるのに手いっぱいで、余裕が持てずにおりました。ようやく、落ち着けているところです。

今回、私は中継観戦できなかったので、頂いたコメントは大変助かっております。今シーズンは、今回のような詳細を教えて頂いたり、朗報をお知らせしていただいたり、ざくろさんにはお世話になりました。勉強になること、多かったです。 m(_ _)m

> この最終戦、個人的には、やはりまずは何よりも先発防御率2点台で終われますように、
> と祈りながらの観戦だったんですが、結果的には無失点という最高の結果だったものの、
> スタメンを見ると、失礼とは思いながらもライアンではなく川崎。
> そして先発としては初めてジェイソと組む、この二点が何よりも心配で、更にほぼ毎回
> ランナーを背負う展開だった事もありドキドキでした。
> もう勝てなくてもいいから失点だけはしないでくれ、と(笑)

(笑x3) 私もです。試合前、Twitter等でマリナーズのスタメンを確認するとき、まっさきに目がいくのが女房役。その後、ニ遊間の顔ぶれでした。(しばらくしてからレフトにロビンソンがいるか?も確認事項の1つになりました)ジェイソとの組み合わせということで、どうなるかな?という思いは同様でした。ムネリンも・・・(笑)

> さて、それでこの試合なんですが、内容よりもまずはジェイソとのバッテリー。
> shibakawaさんが以前書かれていたエントリによると、リリーフの際に組んだ捕手、
> ジェイソだけが極端にスプリッターが少なく、スライダーが多い、というデータが
> 出ていましたが、流石に先発ともなると普通にスプリッターも使用していたので
> 安心したというか、この辺りは岩隈自身がリリーフの時と違い、配球を色々考えたり、
> エンジェルスに関しては試合数も多いので相手打者の特徴を踏まえてそれぞれの球種を、
> といったところもあるでしょうか。

救援で組んだ時は、スライダーと共にカーブも多投していましたが、今回は特定の球種に割合が極端に偏ることなく、まんべんなく投げていたのでは?と思います。仰るとおり、対戦データや経験の蓄積、ジェイソを始めとする捕手陣・同僚とのコミュニケーションも、前半戦時と比べたら、ストレスも少なくおこなうことができているのかな?と思っています。

> ただ、唯一ジェイソの不安だった点としてはキャッチングでした。
> ランナーの有無を問わず…逆球の場合は意図したコースへ投げれなかった岩隈にも
> 責任はあるものの、逆球、或いは手を伸ばさないといけないコースへ投げてしまった、
> そういうケースだと、この日のジェイソは結構後ろに逸らしたり、体ごと動いて
> 止めに行ったりしていたので、少しキャッチングの面で見ていて不安でした。
> この日の岩隈は、完璧な制球というわけではなく、ミットの少し左右にいく、
> というボールが多かったので、ジェイソとしても少なからず大変だったとは思いますが。

1回カヤスポの2球目、外角高めの球をパスボールしましたよね。あれ、リアルタイム速報では、完全にあらぬ方向にすっぽ抜けたというトンデモ球ではなく、よくあるボール球の1つという表示になっていたので、疑問になっていたのですが、ざくろさんのコメントで、どうやらジェイソの捕球能力に問題ありという状況だったということで、岩隈の完全暴投ということではなく、ホッとしています。

余談ですが、打力を除外して、捕手だけの能力ということでいえば、マリナーズの捕手陣、誰が一番良いのでしょうかね? トータルでいえば、経験があるオリボということなんでしょうか?

> それで、まずは1回。
> プホルスの空振り三振は少し意外な感じでした、というよりも、非常に曲がりの小さい
> スライダーだったので、正直なところ、最初に見た時はチェンジアップか?と。

ハイライト映像で確認してみましたが、仰る通り、球の軌道はチェンジアップによく似ていますよね。それでプホルスがタイミング合わなかったのかな? その直前の2球目も同様のコースに同じ球種(スライダー)ということですが、結果球のほうが2球目より真中寄りに入ってきているようにみえました。意表を突かれたのか、プホルスのスイングは実に中途半端な空振りでしたね。

> 2回は特に感想も無いんですが、ボアジャスへの四球。
> 何故かこの回は2死を取ってから妙に制球で苦しんでいました。
> 特に焦る場面でも無かったと思うんですが、妙にシュート回転してしまっていたなと。

ボアジャズに対してもせっかく1-2と早々に追い込んでいたのに、そこから3球連続ボールとは少しもったいなかったかなと思いますね。その直後、ワンバウンドの投球時にニ盗を決められ、ロマインに対してもフルカウントにしてしまうものの、ここをライナー気味の野手正面の左飛に討ち取って踏ん張ってみせたのが大きかったかなと思います。

> 3回、先頭トラウトのキャッチャー前の内野安打なんですが、トラウトが打った直後、
> カメラが真上からの映像に切り替わったので何とも言えないものの、岩隈とジェイソの
> 声の連携が上手くいかなかった、或いはジェイソが転がった打球の行方を見失った、
> このどちらかによって引き起こされた内野安打かな、という印象でした。
> 特にイイコースへ転がったというわけではなく、ジェイソから見れば少し三塁側に
> 転がったな、という程度のゴロで、しかもすぐ目の前で打球が止まったのに、
> 岩隈が急いでマウンドを降りて走ってきて、途中で慌ててジェイソがボールを掴み
> 一塁へ送球、という形だったので、連携が上手くいかなかったのか、
> ジェイソがボールを見失ったのか、このどちらかではないかなと思います。

一番気になっていたトラウトの捕安。なるほど、なるほど、完全に討ち取ったゴロでしたか。

> 出塁したトラウトに関しては、この時点で48盗塁で、この日からエンジェルスは
> 残り2試合なものの消化試合、50盗塁までは走るだろうなと思っていました(笑)

結果的にこの盗塁が最後で49盗塁でメジャー全体で最多盗塁に輝いていますよね。それにしても、盗塁死が僅か5個で成功率90.7%とは恐れ入りました。

> 続くケンドリックの打席でワイルドピッチをしてしまったものの、これは…ミットと
> 違うコースへ投げてしまったので岩隈も悪いんですが、これは止めてほしかったです。
> ワンバンしたわけではなく外角低めの地面スレスレのコース、という4シームを
> 投げてしまったものの、これを止めれずにそのままミットの下を抜けた、というのは
> ちょっと厳しいかなと思いました、勿論投げそこなった岩隈も良くはないんですが。
> とはいえ、結果的にケンドリックもプホルスも空振り三振、無死3塁を抑えた、
> というのは凄い事だなと思いました、流石に観客も拍手で出迎えていました。
> プホルスを空振り三振に仕留めた4シームは外角低めの要求が、結果的に釣り球のような
> ボールへとなってしまったのを空振りさせましたが、プホルスは本当に岩隈に
> 合っていないようで、全くタイミングが合っていない感じでした。

嫌なバッターを嫌なかたちで出塁され、ジェイソの肩の弱さを見透かされたかのようにニ盗され、ワイルドピッチで三進と、岩隈にとって1つも良い要素がない状況だったにも関わらず、ゼロで切り抜けたのは、仰るとおり、圧巻ですよね。3番プホルス、4番モラレスを討ち取ったとはいえ、ファウルで粘られているだけに、観戦していて最も緊迫したシーンだったのでは?と想像しています。観たかったなぁ(笑)それにしても、ざくろさんのコメントを拝見していると、ジェイソのミスが多く、岩隈との息も合っていなかったように見受けられますが、味方からも吹いてくる向かい風を跳ねのけての9勝目は、タフな白星と言えそうです。

> 4回、実はこの回の3人目の打者コンガーの当たりにはヒヤリとさせられました。
> というか実際問題、セーフコでなければ確実にスタンドインしていました…(笑)
> 広いセーフコフィールドの、センターのフェンスギリギリ手前での捕球だったので、
> 仮にこの日試合を行なっていたのがエンジェルスのホーム球場だったらスタンドに
> 運ばれていただろうな、と思わされる飛距離でした。

おおっ・・・(冷や汗) 危ないところでした。速報ではど真ん中の表示になっていました。こういう話を聞くと、メジャーで唯一海面より下にあって打球が飛ばないというセーフコの環境が、岩隈にとって最も合っているのでは?と思えてきます。

> ところでこのハンク・コンガーという選手。
> この日解説に来られていたMLBアナリストのAKI猪瀬さんがコメントされていたんですが、
> 韓国系アメリカ人としては初めてドラフト1位指名を受けた選手だそうです。
> 2006年のドラフト指名で、今年はまだこの日が6試合目の出場だったそうなので、
> 中々苦労しているようですが。

wikipediaをみたら、ハンクはハンク・アーロンから頂いたのだとか。2010年9/11マリナーズ戦に松井秀喜の代打でメジャー初出場しているらしいです。

> 5回、この回は9番打者ロマインに上手く流し打ちされたのが印象的でした。
> どうも外角低めを流し打ち、というと岩隈にとっては相性の悪いマーフィーや
> ウェルズを思い出してしまうので、見ている分には少し嫌な感じでしたが…(笑)

確かに(笑)。来季へ向けてその名前、記憶にしっかりと刻んでおきたいと思います。そういえば2回の第一打席も、低めの変化球を打ってレフトへのライナー性の飛球でしたよね。

> その後迎えたプホルスの打席、3打席連続で3塁にランナーが居る状況、
> それを毎打席違う球種で空振り三振、というのも凄いですけど、この打席、
> 結果的に空振り三振を奪えたものの、見ている限り岩隈には全くタイミングの
> 合っていないプホルスが、集中力を切らさずにファウルで何度も粘る、
> というのは流石だなと思わされました。

プホルスもスプリッターが来ると分かっていると思うのですが、それでもバットが空を切った。記録と結果球のみの映像だけでも、きっと高いレベルでの対決だったんだろうと十分に感じさせてくれますから。プホルスのアタマにヒサシ・イワクマの名前はこれでしっかり嫌というほど刻みこまれたことでしょうね(笑)

> 6回、この試合最大のピンチだと感じました、防御率的に(笑)
> カヤスポの打球をスモークがエラーしてしまいましたが、これはバウンドを
> 合わせそこねた感じでした、普通のゴロだったんですが、ミットの…どこに
> 当ててしまったのかは分かりませんが、妙に高く跳ね上がったので、
> 恐らくバウンドを合わせるのに失敗してしまったんだろうなと。
> そしてランナーを二人置いた状態で迎えたコンガーの打席。
> 前述のように、前の打席でスタンドインするかというレベルの当たりを
> 見せられていただけに何とも緊張したんですが、今度はファーストゴロに
> 打ち取り、アクリーがセカンドへ送球、ショートからカバーに入った川崎が
> 一塁へ送球して併殺…といくはずが、一塁へは岩隈がベースカバーに
> 入ったんですが、川崎の送球が少し外野側に流れてしまい、身長190を
> 超える岩隈ですらグラブの先で捕球しそこねる、という結果になり、
> 「あぁ…ライアンなら…」と思ってしまう展開がありました(笑)

あらららら・・・・・・そうだったんですか・・・(失笑)
観戦していたら、ざくろさんが感じたように、私もやきもきむっきー、非常にもどかしさを感じたでしょうね。

> 続くボアジャスを投ゴロに仕留めて事無きを得ましたが、再三に渡るピンチを
> 抑えた事と、球数的に交代だろうという事もファンの方は分かっていたからか、
> ベンチへと戻る岩隈をファンの方がスタンディングオベーションで
> 出迎えていました。

イニングにして5回、打席数にして8打席の得点圏ピンチ。よくゼロに防いだと思いますよ。前半戦、岩隈を先発に!と訴えていた現地ファンも、ここまで活躍するとは思っていなかったのでは?と思います。その光景、目に浮かんでくるようであります。

> ファンとしては前半戦のリリーフは色んな意味でやきもきさせられましたが、
> shibakawaさんが引用されている記事のように、前半登板機会の少なかった
> 時期や、リリーフでの経験を良い意味で岩隈が受け止めている、
> というのは、ファンとしてもやはり嬉しい限りですよね。
> 実際どうなっていたかは分かりませんが、岩隈の場合は去年怪我をして、
> 明らかに球速が落ちていた事を考えると、前半戦で投げなかったのは
> 肩の傷を癒す時間にもなったと思うので、やはり決して悪くはなかったですし。

ほんとそうですね。終わりよければ・・・という結果になって、ファンの1人として、ホッとしています。前半戦の苦しい季節は、今から考えれば、岩隈が次なるステップを踏み出すための「必要な時間」だったと言えそうですよね。右肩の回旋筋などの筋力を強化するための特別プログラムを受けていたとは、今回初めて知りました。

> 後半戦しか先発をしていないとはいえ、その期間の内容や防御率は
> 非常に素晴らしいだけに、当然エンジェルスを始めとした他球団は相当
> 岩隈を研究してくるでしょうし、単純に一年を通して先発で離脱せずに
> 投げきれるかどうか、というのは来年やってみなければ分かりませんが、
> 今季最終戦を良い形で締めくくれてホントに良かったなと思いました。

開幕前、オープン戦でのかんばしくない知らせや、東京ドームでの炎上のときなどは、私の中で、全く活躍できずに終わってしまうのでは?という危惧が少なからずありましたから、それを考えると、天と地の差だと思います。条件がそろえば、日本時代と同様、素晴らしいパフォーマンスを出すことは証明されました。後は1年間トータルでどうか?という次なる段階に進むわけで、来季、早くも楽しみであります。

> あとこの試合で良かった…というよりも助かった点としては、
> 前日にアスレチックスが勝利した事でエンジェルスのワイルドカード進出の
> 望みが絶たれ、この日から事実上消化試合に突入した、という点が、
> 少なからず岩隈には良い方へと影響したでしょうか。
> 苦手のウェルズがスタメンに居ない事実を確認した時、ウィーバーとの
> 投げ合いでウェルズが欠場していた時同様、ウェルズが居ないのであれば
> 無失点でいけるはず、と確信しました(笑)

なるほどね。なんだか淡泊、あっさりしているなあと私が感じたのは、御指摘のモチベーションの喪失が大きく影響していたと言えそうですね。

> 他にも、これはそこまで凄い記録というわけではないものの、リリーフも
> 含めると、この試合を終えて101奪三振、100三振を達成出来た、
> というのも良かったです、試合後に気付いた程度の記録なんですが(笑)

さすが、ざくろさん。そうだったんですか!!!・・・私は完全にスルーしとりました。。。(すみません・・・) 

立派な数だと思いンス。125.1回を投げて101奪三振。奪三振率7.25(先発奪三振率は7.39)。この数字、マリナーズのローテーションピッチャーの中では──もちろんキングは別格ですが──バルガス、ミルウッド、ビーバン、ノエシ、ラミレスと比べて、かなり良い数字です。

やっぱり、決め球持っていることって、大きいですね。昨年の故障明けフォークがすっぽ抜けたり、甘く入ったりして痛打を浴びていたので、海を渡ってからのスプリッターの出来が非常に気になっていました。このような結果になり、安堵しています。

> 今回も非常に長々と申し訳ありませんでした。
> 一方で本日行われた楽天の試合はなんとも残念な事になってしまいました…。
> こちらのページを見て気分を変えてもらえればと思います。
> 岩隈がエンジェルスに相性が良いのは紛れも無い事実ですが、
> まさかここまでとは思いませんでした。
> http://espn.go.com/mlb/stats/pitching/_/split/3/league/al/order/false/minip/20

(驚x5)これは、びっくり。てっぺんだったとは。とびきりの情報、ありがとうございました(^^)/

Re: No title




nico&nicoさん

ようこそ。コメント有難うございます^^
返信、遅れてしまい、すみません。日々の多忙に加え、楽天の8連戦ラストスパート。ようやく一息できました。

> シーズン通して岩隈投手の試合の記録を残して頂きありがとうございました
> 去年まではイーグルス公式を見れば、どんな試合だったか思い出せたのですが、今年はここだけが頼りの状態でした(英語の記録が読めればいいんですが・・
> 大変な作業と思いますが、これからも記録して頂けたら有難いです
> 宜しくお願い致しますm(__)m

そう言っていただけて、大変光栄です。来季は果たしてどこまで観戦できるのか?映像を観れるのか?不透明ですが、記録だけはしっかりつけていく予定です。私も今となっては人並みより下の英語力なので・・・オフにもっと英語が読めるようにしておければと思うのですが。

> 日刊スポーツの引用記事も読みましたが、もしこれが成功して選手寿命(?)が少しでも長くなれば、こんなに嬉しい事はありません(メジャーで無理してケガをするという事ばかり心配していたので、こんな発想になってしまいますが(^^;
> メジャーに行く価値はこういう所にもあるのかなと思いました

仰るとおりですよね。人一倍、からだのケアには気をつけている岩隈ですから、メジャーのそういった先進的なトレーニング方法など、新しいこと貪欲に吸収している姿が浮かんでくるようであります。中6日が通常のこっちだと、中5日や中4日はありえない!酷使だ!という印象にどうしてもなりがちですが、きちんとした入念なケアとしっかりした球数制限があれば、故障持ちの岩隈でも中4日でも問題ないということを、証明してくれるのでは?という期待感も出てきました。

コメント、ありがとうございました。
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shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

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