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〔記録で診る岩隈メジャー挑戦録〕三度目の正直。マリナーズ 岩隈久志、初のクオリティスタート!──2012年7/20TB戦

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アンケート募集!(7/31まで)
「星野楽天2012年。CS出場へ後半戦カギを握る打者、投手は?」

怪我人続出のシーズンとなりましたが、若手の台頭などもあり、7/6現在、35勝33敗3分で3位と望みを持つことができる好位置につけるイーグルス。後半戦を制して2009年以来3年ぶりのプレーオフ進出を強く願っています。そのためには、後半戦、象徴的な好活躍をみせる、キーマンというべき投手、打者の出現は、不可欠だと思います。そこで、あなたが考える「後半戦カギを握る投手、打者」を教えて下さい。

打者:現在125票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55936_0.html
投手:現在103票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55937_0.html


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■シカゴの代表曲「長い夜」



長い夜

になった。

(...と言っても終わったのは21時台)

現地時間7/20(金)16時10分プレイボールとなったシアトルマリナーズvsタンパベイレイズの1戦は、5時間を越える長丁場のゲームとなった。スコア3-3のまま延長戦に突入した両軍は14回までを戦った。

結果は14回裏レイズのサヨナラ勝利。レイズといえば松井秀喜だが、10回裏2死満塁で代打起用され、左飛。12回裏にまわってきた2打席目も得点圏だったが空振り三振。良いところなく、終わっている。

投手7人を注ぎ込んだマリナーズに残されたのは、ただただ、徒労感。この試合レイズ投手陣相手に僅か.104しか打てなかった打線は、チーム打率と選手各々の打率を下げるために戦ったようなゲームになってしまった。これが取り残されたチームと、ワイルドカード争いに望みをつないでいるチームとの差なのかもしれない。

見どころなく、収穫に乏しいマリナーズベンチだったが、この男だけは例外である。
この試合、最大の戦果をあげたのは、背番号18、岩隈久志である。


●シアトルマリナーズ3-4xタンパベイレイズ
※10回以降は割愛
20120721DATA6.jpg



初のクオリティスタート

前回7/15テキサスレンジャーズ戦から中4日となった。メジャー3試合目の先発は慣れ親しんだセーフコフィールドではなく、初めて足を踏み入れる敵地トロピカーナ・フィールドのマウンドとなった。

前回は先頭打者に出塁されることが目立ち、微妙な制球に悩まされることが多く苦しんだ岩隈。今日はどうなるかと固唾を飲んで戦況を見守っていたのだが、6回を乗りきり、ホッと一安心。

岩隈は今最も欲しかった「結果」を手中に収めることに成功した。

6回、打者24人に今季最多の93球(1イニング当たり15.50、1人当たり3.88)、被安打6(ニ塁打1含)、被本塁打1(アップトン)、奪三振7(空振り三振5、見逃し三振2)、与四球1(3-2から)、失点2、自責点2。対戦被打率.261。

先発三度目の正直で念願のクオリティスタートを記録。今後へ向けて来季を見据えて、この結果はなによりの朗報となった。

内容は、少なくとも先発3試合の中では一番安定していたといえそうだ。

奪三振とゴロでのアウト合計は12(併殺込み)。獲得アウト18個の約2/3を占める割合。ここまで2試合いずれも3個ずつ出していたフォボールも、今日は1個と抑えることに成功した。


■岩隈久志 登板日別 投手成績
20120721DATA3.jpg


1回表、味方打線が相手先発シールズの立ちあがりを攻め、電光石火の連打で1点を先制。

2番・イチローが右中間を割る悠々の一撃で三塁を陥れると、続く3番・ウェルズが右翼線に流し打ち。これが先制打となり、岩隈は1点をもらって1回裏のマウンドに向かった。

肝心要の1回裏だ。結局ゼロに抑えたものの、スムーズな立ち上がりとはいかなかった。

打者5人と対峙し27球を費やすことになったのだ。1番・アップトンには外中心の配球。苦しみながらも最後はアウトローいっぱいの速球で見逃し三振。だが、この後1死3,2塁のピンチを招いてしまう。2番・ペーニャには低めの投球が僅かにはずれて四球、3番・ゾブリストには中前へ弾き返され、得点圏への進出を早くも許すかたちとなったのだ。

しかし、ここからがお見事だった。

4番・ジョイズを速球とカーブの緩急で手玉にとり、最後は詰まらせレフトへの浅い飛球に討ち取る。続く5番・ケッピンジャーには2-0とボール先行になるも、そこから外でストライクを取ってカウントを立て直すことに成功。フルカウントから3塁側にひっかけ気味ファウルを打たせる内角球を2球みせた後、最後は外低めの150キロ近い速球。5番のバットが空を切って、空振り三振! 立ち上がりのヤマ場を切り抜けることに成功した。

以降、岩隈は、1点リードの緊迫した試合展開ながらも、5回まで落ち着いたピッチングをみせてくれた。

2回は先頭打者にサード方向にプッシュバント気味のバントヒットを決められ出塁を許すも(このとき中継映像の枠内にサードのシーガーがいなかった。どこへいったんだろう?)、後続を6-4-3の併殺網にかけるなど、しっかり討ち取っている。

打順が1まわりした3回から、岩隈のスプリッターが効果を発揮し始めた。

空振りを奪うことができるようになり、1個のゴロアウトと2個の奪三振で、三者凡退としている。4回も先頭打者がバントヒット攻勢で仕掛けてくるが、岩隈のスムーズなフィールディングで投バゴに。その後、安打出塁を許すが、後続を当てただけのセカンドポップフライ、低め変化球で上手く誘った空振り三振という具合に、ぴしゃり。

相手先発シールズも安定した制球で、マリナーズ打線を翻弄。2回3回4回と三者凡退で片付けられてしまい、追加点どころか走者の出塁もままならない。

そんな状況下で迎えた5回表・マリナーズの攻撃だった。2死から1番・アクリーが相手ショートの失策で出塁、その後、ニ盗を決め、バッターボックスは初回三塁打を放ち先制のホームを踏んでいるイチロー。そのバットにタイムリーの期待が高まった場面になったが、最後は3-2からアウトローの球に派手に泳がされ、ファウルチップの空振り三振。なかなか2点目が入らない。

5回裏を三者凡退で退けた岩隈は6回もマウンドに登る。メジャー初の6イニング目もゼロといきたかったが、そうはさせてもらえず。メジャーって厳しい... ここまで2打席三振に抑えてきた1番・アップトンのバットが火を噴いたのだった。高めの球を左翼席へ放りこまれ1-1の同点。(岩隈6試合連続被本塁打)

この一撃がレイズ反撃の狼煙になったのか、1死後、落ち切らないスプリッターを打たれ左中間二塁打でこの試合2度目の得点圏ピンチに。その後2死2塁から5番・ケッピンジャーの三遊間への当たりがしぶとく左前へ抜けていき、SEA1-2TBと逆転を許してしまう。

その後スコットを一ゴに討ち取り6回を終えた岩隈は93球。恐らく予めこの回までということだったはずだ。このままだと敗戦投手の権利を持ったまま降板となる。どうなるかな?と思っていた矢先だった。7回表、ペグエロに逆転2ランが飛び出し、試合は再びマリナーズ1点リードのSEA3-2TBに。

味方が勝ち越したため、一転、権利が勝利投手に変わった岩隈だったが、後を受けて7回表アタマから登板した二番手・デラバーが失点し、勝利投手の権利消滅。

その後は、かくかくしかじか以下省略、延長14回裏、レイズサヨナラ打でマリナーズ敗戦、という具合だった。


■岩隈久志 球種別投球詳細
20120721DATA2.jpg


できれば7回以降、救援陣に1点差を守りきってほしかったが、少々虫の良い話だったかもしれない。逆転を許した後にペグエロの2ランに救われた部分もあったのだから、この試合、勝敗つかずになったのは、許容すべき範囲だ。

ともあれ、ピンチを背負った6回を2失点止まりに踏ん張ってみせたのがカギだった。あの場面で粘りをみせたことが、クオリティスタートにつながった。


6回に打たれてしまったのはスタミナ切れ

その前5回から急激に制球が効かなくなっていた。ストライクゾーンの真中近辺に入る球が目立ち始め、8番・モリーナ、9番・ロドリゲスにその甘い球を打たれてしまった。

9番・ロドリゲスの当たりは打ち損じの平凡な左飛で助かったものの、8番・モリーナは会心の当たり。打たれた瞬間、嫌な予感に襲われた。が、ここは同僚の中堅・ウェルズの好守備に救われた。背走したウェルズがウォーニングゾーン内で追いつく好守備をみせてくれたのだ。

この5回の傾向が6回も続いてしまった。アップトンに打たれたのも高めの甘い球だった。ケッピンジャーに左前へ運ばれた一打も球が高かった。

今季最多の93球を投げたのだ。疲労は当然あったとみるべきだ。握力もなくなってきていたはずだ。だが、そんな中でもどうにか踏みとどまったことが、大きかった。


走っていた4シーム、効果を発揮したスプリッター

この試合の女房役はモンテロ。先発にまわってから初のコンビとなった。6回のピンチでは2度もマウンドに足を運び、岩隈を鼓舞した。

球種割合をみると、速球はシンカーを1球投げただけで、大半が4シームになっている。平均球速は145.8キロ。初先発7/2に計測した146.4キロには及ばないものの、球速以上に4シームが走っていたと言えそうだ。

打たれたヒット6本のうちホームラン含む4本は4シームで浴びるかたちになったとはいえ、1本はバントヒット。2本はスタミナが切れかかっていた6回に高めに浮いてしまったところを打たれたもの。つまり、5回まで4シームを外野まで運ばれるヒットにされたのは、僅か1本だけだったのだ。

4シームが通用していた。だからこそ、モンテロはこの球種を軸に据えたのではないか。2ストライクと追い込んでからも4シームを多く使っていた。(33球のうち15球)。

また、4シームでファウルを打たせることにも成功していた。(ストライク寄与7、2ストライク以降3)

10回記録した4シームのファウルの内容を下記に書きだしてみたが、打者が差し込まれたり、芯やタイミングをはずされたファウルが多かったのだ。


■4シームで記録したファウルの詳細
◎1回、ペーニャの2球目、打ち上げてバックネット方向ポップフライファウル
◎2回、モリーナの3球目、甘い球ではあったが振り遅れ気味、バックネット方向フライファウル
◎2回、モリーナの4球目、エンドラン、低め4シーム。真下に叩きつけて切れたバウンドファウル
◎3回、ロドリゲスの2球目、真中気味の甘い球。詰まってキャッチャー後ろポップフライファウル。モンテロ捕れず。
◎3回、ロドリゲスの3球目、ファウルチップ
◎3回、アップトンの3球目、ひっぱりにいくも3塁線切れていくゴロファウル。
◎3回、ペーニャの4球目、膝元の球をファウル。
◎4回、ケッピンジャーの4球目、ひっぱりにいくが3塁側への緩いバウンドゴロファウル。
◎5回、ジェニングスの1球目、差し込まれてバックネット方向フライファウル。
◎5回、ジョイスの4球目、1塁側ライナーファウル


あとは、やっぱり、岩隈の切り札、スプリッターが機能した。前回は22球投げて全く空振りを奪うことができなかったが、今回は19球中5球で記録。スプリッターを振らせての奪三振も3個記録した。


■岩隈久志 カウント別 被打率
※7/20TB戦終了時データ
20120721DATA7.jpg
上記表をみると、0-0、1-0、2-0、0-1の4つのカウント時に分が悪くなっているのが確認できる。


カウント構築もまずまず成功したと言えそうだ。(この試合込みで)通算初球ストライク率は61.9%(194人中120人)を記録する岩隈だが、この試合では66.7%(24人中16人)、3球目での2ストライク率も68.8%(16人中11人)と、投手有利のカウントを作ることに成功した。

結果をみると、2ストライクカウントの打者13人に対しては12打数0安打、7三振1四球、1併殺。追い込んだ打者はしっかりアウトにすることができていた。

(この試合込みで)被打率.400。25打数10安打、2ニ塁打、4本塁打。鬼門と言える初球も、4打数1安打(バントヒット)に抑えてみせた。


中4日の登板間隔

さて、今後も先発ローテに入り続けることができるとすると、新たな課題も浮かびあがってくる。中4日の登板間隔だ。

決して強靭な肉体を持っているわけではない岩隈に、どういう影響を及ぼすのか?という点にも注目していきたい。


■降板後の岩隈のコメント
「本来のピッチングができて良かった。ある程度、ゲームを作れましたから」。
「立ち上がりは大事だった。強気な攻めもできたので自分なりに組み立てることができた。ズルズルいかずしっかり切れたのが大きかった」
「投げ急がず、しっかり(軸足に)立つことを集中して、ワインドアップでリズムをつくっていけた。(体の)上と下が合う感じだった」
「低めにボールが集まっていた。これを続けてやっていきたい」
「前回に比べて数段良くなった。ストライク先行で低めに投げられました」
(アップトンに本塁打を浴びたことに対して)「もったいない。あの1球を待っていたというスイングをされてしまった」


■岩隈久志 配球図



■岩隈久志 メジャー初クオリティスタート 93球の詳細
20120721DATA4.jpg
20120721DATA5.jpg


◎◎◎関連記事◎◎◎
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テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

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No title

どうもこんばんは、今回も詳細なデータ等、お疲れ様です。

コメントの返信の件なんですが、わざわざ記事の冒頭で知らせて頂いて申し訳ないです!
ブログのメニュー左部分にある「最新コメント」のほうで、既に前回書いて下さっていた
コメントは読ませて頂いていました。
というよりも、自分が書かせて頂いたコメントの「ざくろ:ダルビッシュと岩隈が~」
の一つ上にshibakawaさんのコメントが表示されていたので、記事の中身も確認せずに
「あ、これがコメント返しで書いた下さったやつだな」と思いクリック、
普通にそのまま読ませて頂いていた、という感じでした(笑)
こちらがアクションを起こさなかったが為にお手間を取らせてしまい申し訳ないです。

さて、本題としては先発3試合目となった今日の試合。
勝てなかったのは勿論残念ではあるものの、今日は非常に良いピッチングでしたよね。
過去の先発2試合と違って結構イイ当たりのヒット、というのがそこそこありましたけど、
単純なピッチング内容としては、ホント今日は非常に良い内容でしたよね。
人それぞれ感想は違うと思いますが、個人的にはもぅむちゃくちゃ良かったなーと。

初回はやはり緊張があったのか多少もたついてしまったものの、過去2試合と違い
非常にコントロールが良くストライク先行、やはりモンテロとの相性が安定しているのか
多種多様な球種を用いて、内角もしっかり突いていましたし、スプリッターも
効果的に使用、良い意味で見ていて非常に安心感を感じました。
過去2試合のような「四球を出すかも、打たれるかも」という不安は、
個人的には今回そういう不安は見ていて無かったなー、と思いました。
何よりも念願のQSを達成した、というのが非常に嬉しかったです。
正直なところ、勝ち越された6回はそれだけを願って見ていました(笑)

ところで、2回先頭打者スコットの三塁線へのセーフティバント。
Jスポーツの中継だとカメラが引いた映像だったのでよく分かったんですが、
MLB特有の極端なスコットに対するシフト、という状況でした。
三塁手のシーガーなんですが、本来ショートが守っている位置よりも更にセカンドに
近い場所を守っていたので、余程ライト方向への打球を打つ、
という傾向が出ていたのではないかなと思います。
投手のファンの立場で見ている場合、あまりに極端なシフトは色々アレですが…(笑)

勝ち越し点を奪われる事になった6回裏、ケッピンジャーの打球。
これに関しては運も悪かったでしょうか。
シーガーが取れそうな感じもあったので、弾いてしまった事がまず残念ですし、
仮にシーガーがグラブに触れる事も出来なければ打球方向が変わらずカバーに
入っていたライアンが捕球出来たでしょうから…まぁ、とはいえこの辺りは
仕方ないでしょうか、打球自体が結構速かったので色々難しいかなという気も。

配球は、個人的にもshibakawaさん同様今日は良かったのではないかと
思うんですが、Jスポーツ解説の、去年まで中日でコーチをされていた森繁和さんは
また少し違った意見を持っておられました。
打者が3順目に入っているのに1順目2順目と似たような攻めをしすぎだという点、
球は走っているがストレートを続けすぎだという点、スプリッターは追い込む前に
もっと使ってもいいのではないかという点。
この辺りは岩隈もモンテロも当然まだまだ勉強中という側面はあるでしょうけど、
やっぱりこういう配球だったりの考えは聞いていて色々面白いなと思いました。
とはいえ、今日は確かに球が走っていましたし、4シームが前に飛ばない、
というケースが何度もあっただけに、そういう時は4シームをメインで使う、
これは決して悪い事ではないでしょうか、やはり良い球種は使うべきですし。

ともあれ、今回は初のQS達成という点も含め、非常に良いピッチング内容で、
単純に見ていて楽しかったです、これで勝てれば尚良かったんですが、
その辺りは次回に期待…したいところなんですが、次はヤンキースですか…(笑)
他に気になった点としては、前回の試合後に岩隈自身がコメントしていたように、
セットからワインドアップに戻したという点でしょうか。
正直なところ、慣れ親しんだワインドアップとはいえ、中4日という短い間隔で、
調整だったりバランスだったりの面でそう簡単に戻せるものなのか、
と心配していましたが、問題無く投げれていたようなので一安心でした。
最大の問題は中4日の登板間隔ですが…何とか頑張ってもらいたいです。

Re: No title

ざくろさん

> ブログのメニュー左部分にある「最新コメント」のほうで、既に前回書いて下さっていた
> コメントは読ませて頂いていました。

ああ~よかったです(ホッ)別のエントリに返信するなんて・・・全くどうかしていましたよ(汗)

> 勝てなかったのは勿論残念ではあるものの、今日は非常に良いピッチングでしたよね。
> 過去の先発2試合と違って結構イイ当たりのヒット、というのがそこそこありましたけど、
> 単純なピッチング内容としては、ホント今日は非常に良い内容でしたよね。
> 人それぞれ感想は違うと思いますが、個人的にはもぅむちゃくちゃ良かったなーと。

同感です。点差が点差だっただけに、観戦するこちら側はどうしても緊張を強いられましたが、マウンド上の岩隈は堅さや力みもなく、落ち着いてボールを操っているようにみえました。初回のピンチを乗り切った後は、高い運転技術を持ったベテラン運転手のタクシーに乗ったような「乗り心地の良さ」を、緊張しながらも感じていました。

> 非常にコントロールが良くストライク先行、やはりモンテロとの相性が安定しているのか
> 多種多様な球種を用いて、内角もしっかり突いていましたし、スプリッターも
> 効果的に使用、良い意味で見ていて非常に安心感を感じました。

そうですね、ざくろさんはかなり早い段階でそれを鋭く指摘していましたが、モンテロとのコンビは、御指摘のとおり、やはり、好相性にみえますよね。

> 何よりも念願のQSを達成した、というのが非常に嬉しかったです。
> 正直なところ、勝ち越された6回はそれだけを願って見ていました(笑)

全くです。とにかく3失点以内で!と祈る気持ちでおりました。スコットがファーストへひっかけ気味のイージーゴロを打った時は、心の中でよしっ!とクマの代わりにガッツポーズ。

それにしても、ケッピンジャーの当たりは不運でしたよね。シーガーのグラブに当たって打球方向が変わってしまったこと自体もそうですが、カウント3-0なら日本では1球見送ることが多いです。MLBでもこの試合前まで直前カウントが3-0だったケースは8打席ありましたが、打者がバットを振ってきたのは僅か1度だけ(ファウル)、4球が見逃しストライク、3球が敬遠球になっていました。90度内のフィールドに飛ばされたのが今回初なんです。

> ところで、2回先頭打者スコットの三塁線へのセーフティバント。
> Jスポーツの中継だとカメラが引いた映像だったのでよく分かったんですが、
> MLB特有の極端なスコットに対するシフト、という状況でした。
> 三塁手のシーガーなんですが、本来ショートが守っている位置よりも更にセカンドに
> 近い場所を守っていたので、余程ライト方向への打球を打つ、
> という傾向が出ていたのではないかなと思います。
> 投手のファンの立場で見ている場合、あまりに極端なシフトは色々アレですが…(笑)

情報ありがとうございます。そうでしたか~極端なシフトを敷いていたんだろうなとは予想しつつも、「本来ショートが守っている位置よりも更にセカンドに近い場所を守っていた」とは、いやはや、メジャーならではの光景で、驚いています。よっぽどのブルピッターなんでしょうね。映像、観たかったなあ~(GYAO!のMLB中継で観戦しました)

> 思うんですが、Jスポーツ解説の、去年まで中日でコーチをされていた森繁和さんは
> また少し違った意見を持っておられました。
> 打者が3順目に入っているのに1順目2順目と似たような攻めをしすぎだという点、
> 球は走っているがストレートを続けすぎだという点、スプリッターは追い込む前に
> もっと使ってもいいのではないかという点。
> この辺りは岩隈もモンテロも当然まだまだ勉強中という側面はあるでしょうけど、
> やっぱりこういう配球だったりの考えは聞いていて色々面白いなと思いました。
> とはいえ、今日は確かに球が走っていましたし、4シームが前に飛ばない、
> というケースが何度もあっただけに、そういう時は4シームをメインで使う、
> これは決して悪い事ではないでしょうか、やはり良い球種は使うべきですし

そこで調べてみました。森繁和氏の指摘どおり、1順目、2順目は速球をメインに据え、
いつも以上に多い割合になっていますよね。

私もざくろさん同様、状態が良かっただけに積極的に使っていくことは、問題ないかな?と思います。

■岩隈、1順目~3順目の球種割合
1順目:42球=速球割合57%、4Seam23、Sinker1、Curveball3、Slider10、Splitter5
2順目:29球=速球割合59%、4Seam17、Curveball2、Slider5、Splitter5
3順目:22球=速球割合41%、4Seam9、Curveball1、Slider3、Splitter5、

■岩隈、スプリッター19球、ストライクカウント別の球数
0ストライク時・・・4球 (いずれも1-0から)
1ストライク時・・・3球 (2-1から2球、0-1から1球)
2ストライク時・・・12球 (0-2から4球、1-2から2球、2-2から4球、3-2から2球)

スプリッターに関しては、森繁和氏の指摘のように「追い込む前にもっと使ってもいいのではないか」
と、私も前々から思っているところでした。この試合でも、やはり2ストライク時に多く投げていますよね。

今回、調べてみて気がついたのですが、追い込む前のスプリッターは少なかったといえるものの、
少ないながらも効果的に使用することができていたと言えそうなんです。

全体で8回あったボール先行カウント1-0から、半分の4回でスプリッターを選択しているんですよね。投手としては2-0にしたくないためストライクが欲しい場面。打者はそれを判っていて振っていこうと打ち気にはやる場面。その状況をうまく利用して、スプリッターでうまく誘って、4回中3回でストライクを取ることに成功しています(空振り2回、ファウル1回)。カウントの途中、ボール先行から並行カウントに持ち直すという点で言えば、収穫といっていいかもしれません。(その後、結局この3打席のうち2打席でヒットになってしまいましたが・・・)

同様に1ストライク時に投げた3球も、そのうち1球が落ち切らずに6回ゾブリストにニ塁打されましたが、残り2球はファウルを打たせることに成功、ストライクカウントを2ストライクにすることができていました。

森繁和氏もそのことを判っていて、もっと追い込む前に使用したらどうか?と指摘したのかもしれませんよね。

> ともあれ、今回は初のQS達成という点も含め、非常に良いピッチング内容で、
> 単純に見ていて楽しかったです、これで勝てれば尚良かったんですが、
> その辺りは次回に期待…したいところなんですが、次はヤンキースですか…(笑)

本拠地に戻ってヤンキースですか・・・(笑)

とっても厳しい試練になりそうですが、裏を返せば、絶好のチャンス。
ここでクオリティスタートの好投をみせれば、ダルがそうだったように、周囲の評価もまた大きく変わってくるでしょうし。ともあれ、次もこの試合のような好投を願っています。(できれば女房役はヤンキースに在籍していたモンテロがいい)

> 他に気になった点としては、前回の試合後に岩隈自身がコメントしていたように、
> セットからワインドアップに戻したという点でしょうか。
> 正直なところ、慣れ親しんだワインドアップとはいえ、中4日という短い間隔で、
> 調整だったりバランスだったりの面でそう簡単に戻せるものなのか、
> と心配していましたが、問題無く投げれていたようなので一安心でした。
> 最大の問題は中4日の登板間隔ですが…何とか頑張ってもらいたいです。

ワインドアップで制球が安定し、球速・球威も増したようにみえましたよね。コメントを見るかぎり、岩隈本人も手応えを感じていたようでしたし次回へ向けて明るい材料ですね。中4日は経験に乏しいので(NPB時代で記憶しているのはブラウン監督時代の2010年に確か1度あっただけだったかと)、懸念されるところですが、シアトルに帰ってのヤンキース3連戦ですから、まどか夫人の内助の功が受けられる点は有利かもしれません。

今回も頂いたコメント、楽しく拝見しました。ありがとうございました。
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