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〔試合評〕連想するのは大津いじめ事件。「いけるか?」と訊いて中4日でエースを登板させる、選手の体調管理に杜撰な星野楽天──2012年7月19日(水)●楽天イーグルス3-4x千葉ロッテ

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アンケート募集!(7/31まで)
「星野楽天2012年。CS出場へ後半戦カギを握る打者、投手は?」

怪我人続出のシーズンとなりましたが、若手の台頭などもあり、7/6現在、35勝33敗3分で3位と望みを持つことができる好位置につけるイーグルス。後半戦を制して2009年以来3年ぶりのプレーオフ進出を強く願っています。そのためには、後半戦、象徴的な好活躍をみせる、キーマンというべき投手、打者の出現は、不可欠だと思います。そこで、あなたが考える「後半戦カギを握る投手、打者」を教えて下さい。

打者:現在115票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55936_0.html
投手:現在96票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55937_0.html


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●楽天イーグルス3-4x千葉ロッテマリーンズ


■ハイライト映像




先攻・楽天のスタメン・・・1番・聖澤(中)、2番・藤田(遊)、3番・銀次(ニ)、4番・枡田(三)、5番・ハーパー(指)、6番・フェルナンデス(一)、7番・牧田(右)、8番・鉄平(左)、9番・岡島(捕)、先発・田中(右投)

後攻・ロッテのスタメン・・・1番・岡田(中)、2番・根元(遊)、3番・角中(右)、4番・サブロー(左)、5番・大松(一)、6番・今江(三)、7番・ホワイトセル(指)、8番・里崎(捕)、9番・鈴木(ニ)、先発・上野(右投)。


重くのしかかった3点差。終盤よく追いついた!

先発にあがったその人が誤算だった。田中将大、エースがマウンド上にいるはずなのだが、その四文字を見つけることが困難となる、まさかの2回の3失点劇。

今シーズン田中と相性の良いサブロー(試合前データ。対戦打率.400:10打数4安打1本塁打)、ホワイトセル(同.750:4打数3安打)、両者のニ塁打含む4安打を集められ、あれよあれよの間に一気に3点を失ってしまう。(楽0-3ロ)

田中が1イニング内で3点失ったのは、開幕戦の6回以来、今季2度目。序盤の早いイニングにこれだけの点をとられたのは今季初となった。

ロッテの先発は上野。丁寧な投球が光った。楽天の辛島を連想させるほどのマウンドさばき。楽天打線は上野の前に5回まで僅かヒット1本(1回銀次の右安)に抑えられ、得点圏に走者を送り込むことができない。

スコア楽0-3ロで迎えた7回表、楽天はこの試合初めてのイニング先頭打者の出塁に成功(枡田が3-2から四球出塁)、大松の2塁悪送球も重なって、無死3,1塁、絶好のチャンスを作る。

バッターボックスは6番に入ったフェルナンデス。得点圏打率3割5分台を誇るホセもここ最近は打撃不調で、得点圏での当たりも消えていた。しかし、ここは持ち味の勝負強さを発揮。上野の高め速球を叩いてショートオーバーの中前安打、楽天が1点を返す(楽1-3ロ)

この後なお無死2,1塁の好機だったが、牧田が送りバントをファーストへの小飛球にしてしまい、さらに飛び出していた2塁走者が戻れず、2塁送球アウト、併殺でチャンスがしぼんでしまう。


不可解な継投、拙守。ロッテのミスにつけこんでの同点劇

ここで1点止まりか・・・と落胆していたところ、チャンスは向こうから歩いてやってきた。

8回表である。ロッテはこの回アタマからなんと二番手・益田。傍目からみても登板過多、疲労で本来の力を発揮できていない益田を起用してくるとは、ロッテ側の継投策に疑問符がつく場面ではあったが、楽天にとってはこの西村采配が奏功した。

先頭・岡島のピッチャーゴロを益田が弾いてお手玉。焦って投げた1塁送球、今度はファースト・大松が捕球できずにセーフ。無死1塁で聖澤がフルカウントから三遊間真っ二つにする左前安打でつなぎ、チャンスを広げて無死2,1塁。

ロッテはたまらず三番手に中郷を送り込んでくるものの、その後、2死3,1塁から4番・枡田、ハーパーへの代打・横川に連続適時打が飛び出し、これで同点に。(楽3-3ロ)。続けとばかりに前の打席タイムリーを放ったフェルナンデスも続く。右中間を割る快飛球、逆転タイムリー!と思われたものの、センター・岡田のスーパーキャッチに阻まれてしまった。

6回(田中)7回(ハウザー)8回(小山)と三者凡退、ロッテ打線のバットを黙らせてきた楽天投手陣だったが、9回裏、先頭打者・ホワイトセル、小山の低めに誘う投球を辛抱強く我慢、小山は3-2から四球を出してしまう。その後、代わった片山が鈴木に安打を打たれ、1死3,1塁。ロッテは岡田の代打で清田。このコールを聞いた楽天ベンチは片山からラズナーにスイッチ。さらにロッテは代打の代打で福浦をバッターボックスに向かわせる。

両軍ベンチが激しく動いた直後、決着がついた。

ラズナーの初球、2球が完全にはずれて2-0、ボール先行カウントからの3球目だった。低めの甘い変化球を福浦が払うようなバッティング。右翼へ飛んだ飛球が、犠牲フライには微妙な距離だったものの、3塁走者・荻野貴が本塁に突っ込んでくる。ライト・牧田も懸命のバックホーム。ホームベース上で際どいクロスプレー! 球審の両手は真横に広げられセーフ判定!

楽天は前半の最終戦、サヨナラ負けで、このカード1勝2敗で終えている。

1点を返した7回なお無死2,1塁で牧田のバント小飛球併殺というミスもあった。あの場面でたたみかけていたら・・・と思わずにはいられないものの、ここは序盤失った重い3失点を終盤粘りと相手のミスに乗じて、どうにか追いつくことができた、この点こそ評価したいと思う。

これでチーム成績は81試合40勝38敗3分の貯金2。順位は3位。ゲーム差は1位・ロッテと3.5、2位・日本ハムと1.5、4位・ソフトバンク、5位・西武と1.5、6位・オリックスと7.5となっている。

オールスター前の前半戦、貯金を作ってAクラスで終えることができたのは球団初となった。

創設8年目の快挙をまずは喜びたいところだが、一方、4位・ソフトバンク、5位・西武もすぐ後ろに迫ってきており、後半戦、さらなる混戦が予想される。もっとも、この部分こそセリーグにはないパリーグならではの醍醐味。激戦を潜り抜けてこそのリーグ制覇こそ、価値がある。大歓迎だ。

なお、各種成績は下記のように推移している。


◎ロッテ戦・・・13試合5勝7敗1分 (QVC2勝5敗)
◎交流戦明けリーグ戦・・・22試合13勝8敗1分
◎7月月間成績・・・14試合7勝7敗
◎直近10試合成績・・・・10試合5勝5敗

◎ビジターゲーム成績・・・42試合21勝20敗1分
◎ナイトゲーム成績・・・52試合26勝25敗1分
◎先制された試合・・・38試合10勝26敗2分
◎1点差試合・・・32試合18勝14敗

20120718DATA2.jpg


■楽天・田中将大 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Sh=シュート、Fo=フォーク、Cur=カーブ、Ch=チェンジアップ
vs右打者37球=St11、Sl15、Sh5、Fo5、Cur1
vs左打者69球=St18、Sl13、Sh10、Fo15、Cur4、Ch9
20120718DATA4.jpg

プロ2度目の中4日登板の真相

6回、打者27人に106球(1人当たり3.93、1イニング当たり17.67)、被安打9(ニ塁打3本含む)、奪三振7、与四球1、失点3、自責点3。

試合前、エースの中4日登板は田中自ら志願したという記事が報道されていた。下記に引用する。


---引用開始---
「マー君、18日・ロッテ戦で志願の中4日先発…楽天」
(スポーツ報知 2012年7月17日06時00分)
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20120717-OHT1T00043.htm
 楽天・田中将大投手(23)が、プロ2度目となる中4日で18日のロッテ戦(QVC)に先発する予定であることが16日、分かった。右脇腹痛から13日の日本ハム戦(Kスタ)で復帰したばかりだが、志願の強行登板で前半戦を締めくくる。

 エースの責任感だ。田中は6日の西武戦(西武D)で、右脇腹の痛みを訴え、予告されていた先発を緊急回避。13日の日本ハム戦で8回を無失点に抑えて6勝目を挙げたが「チームに多大なる迷惑をかけた。ピッチャー陣をごちゃごちゃさせてしまった」と先発ローテを二転三転させてしまったことを深く反省。首脳陣とも話し合い、08年10月1日の日本ハム戦(Kスタ)以来の中4日に挑むことを決断した。

 「前半戦最後だしね。5回ぐらいまで投げてくれれば」と関係者。23日にはオールスター第3戦(盛岡)での登板が控えているが、気力で強行スケジュールを乗り越える。

 今年は春季キャンプ中の右ひじ痛に始まり、右背筋痛、腰痛と相次ぐ故障に悩まされてきたが、前半戦最終戦ですべての不安を一掃させる。
---引用終了---



大津いじめ事件を彷彿とさせる、首脳陣と田中のやりとり


これ、どうやら嘘っぱちだったようだ。

サンケイスポーツが7/18 21:32に配信した「楽天・マー君、中4日も…楽天サヨナラ負け」記事では「前回登板後に星野監督から前半戦最終戦登板への意思を確認され、「いけます!!」と即答して臨んだロッテ戦だった」とある。

また、下記の日刊ゲンダイの記事は、志願ではなかったことを明確に伝えている。

首脳陣から打診を受ければ「いけます!!」と答えるのが、投手心理だろう。ましてや責任感の強い田中なら、自分の状態がどうだろうと、そう答えるに決まっている。

今、世の中に衝撃を走らせている大津いじめ事件では、担任教師が加害少年がいる場で被害少年に「大丈夫か?」と訊いたという。こう訊かれれば、否が応でも被害少年は「大丈夫です」と答えざるをえない。

今回も、田中に「いけます!!」と即答させる環境で首脳陣の打診があったことは想像に難くない。腰痛で4月下旬から1カ月の戦線離脱、右脇腹違和感で先発緊急回避。約4~5試合チームに貢献できなかったという状況がある。それにこの3ゲームシリーズは首位・ロッテと2.5ゲーム差で迎えた前半の山場ともいえる最終3連戦だった。1、2戦目勝利を収めれていれば、3戦目田中がいくことで3連勝できる可能性も広がる試合だった。少なくとも首脳陣、もちろんファンの多くも、重要視していたカードのはずだ。

前回110球投げた疲労感、ばかりか腰痛復帰後多くの球数を投げてきた田中にとってコンディションは決して万全ではなかったはずだ。それでも、「いけます!!」と言わざるをえなかった、追い込まれた事情があったのではないだろうか。

前回の中4日は楽0-17日で大敗を喫した2008年10/1日本ハム戦(Kスタ)だった。2回1/3、打者19人に63球、被安打11、被本塁打1、奪三振2、与四死球1、失点7、自責点7で敗戦投手。失点・自責点ともに7は田中のプロ通算ワーストタイ記録である。

どう調整していいかわからないと漏らしていたという田中(今度機会があったらダル先輩に教えてもらって!)、この試合、速球、変化球ともにコントロールが甘かった。決め球の縦の変化球のキレもばらつきが大きく、落ち切らない球をヒットにされてしまった。特に2回は追い込む前の速球、ストライクを取りにきた変化球を打たれるかたちとなった。

この試合、まだ勝利で終えることができていれば、救われたかもしれない。しかし、結果、負けてしまうと、中4日で無理して田中を送り出す必要があったのか?どうか?という疑問が、どうしてもぬぐいきれなくなってしまう。

今季、フィジカル面で苦しんでいる田中に、ここで無理をさせる必要は本当にあったのか? 勝負どころとなる後半戦へ向けて、しっかり休養を与えるべきではなかったのか?ということになってしまう。

そういえば、今も続いているのか?は不明なものの、「疲労していても出場させるチームの方針」が少なくとも今季途中まではあったという。

選手のコンディション管理に杜撰と思われても仕方のない、気まずい敗戦となってしまった。


---引用開始---
「マー君、新聞記者にブチ切れ」
(日刊ゲンダイ 2012年7月18日)
http://gendai.net/articles/view/sports/137643「何でああいう紙面になるんですか!?」
 試合前の練習を終え、報道陣に囲まれた楽天の田中将大が自ら口火を切った。18日のロッテ戦にプロ2度目で今季初となる中4日で先発。この日のスポーツ紙には「志願の強行登板」との記事が載っていた。相次ぐ故障でチームに迷惑をかけているエースの意気込みを伝えるものだったが、田中はこれが気に入らなかった。
 冒頭の言葉に続けて、
「オレは志願なんてしてねーし! そんなこと言ってないし、するわけない。何であんな記事が出るんですか?」
 と、ケンカ腰。日刊ゲンダイ本紙記者を見て一瞬、我に返ったのか、「あっ、こういうこと言うとまた書かれる」と場の空気を和ませたものの、すぐに取り囲む報道陣に視線を移し、「なんか最近、雑な記事が多くないですか? 特に今年っ!」と眉間にしわを寄せながら、声のトーンを上げた。
 6月には、自身がファンだと公言するアイドルグループAKB48の総選挙に関連し、当日に登板予定だった田中が「テンポ良く試合時間を短縮すれば、(総選挙の)生中継を見られる」といった内容の記事が出た。これにも本人は、「どことは言いませんが、(中略)中継が見たいから早く終わらせるみたいな記事。一言もそういう話はしてないし、そんなふうに考えて野球をしてません!」と反論していただけに、積もり積もったものがあったのだろう。
 エースに求められるのは、1年間ローテを守ってトータルでチームに貢献すること。根性論や精神論はレベルが低く、そんなものでムリをした揚げ句に長期離脱となればそれこそチームのためにならない。名実ともに楽天の大黒柱になっている田中にとって、「志願の登板」などナンセンス以外の何物でもない。チーム事情と首脳陣からの要望が中4日登板の真相だ。
「やるからには、球宴前にいい形で終われるようしっかりやりたいと思います。中4日は2年目の10月以来だけど、そのときと比べたらしっかり調整もできると思う」
 と、最後には淡々と意気込みを語った田中。報道陣への対応にもいよいよ風格が出てきた。
---引用終了---



■楽天・田中将大 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球、速球=ストレート+シュート
20120718DATA3.jpg


■千葉ロッテ・上野大樹 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Fo=フォーク、Cur=カーブ
vs右打者18球=St9、Sl5、Fo3、Cur1
vs左打者58球=St26、Sl19、Fo11、Cur2
20120718DATA6.jpg


■千葉ロッテ・上野大樹 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20120718DATA5.jpg


◎◎◎関連記事◎◎◎
前回のロッテ2連戦
〔試合評〕開幕戦の借りを返せなかった楽天打線──2012年7月4日(水)●楽天イーグルス2-3千葉ロッテ
〔試合評〕2年3億円の男がいよいよ始動開始?!──2012年7月5日(木)●楽天イーグルス1-2千葉ロッテ


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