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〔試合評〕美馬好投も・・・日本球界復帰後初勝利の井川の前に見せ場なく、敗戦──2012年7月11日(水)●楽天イーグルス1-3オリックス

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アンケート募集!(7/31まで)
「星野楽天2012年。CS出場へ後半戦カギを握る打者、投手は?」

怪我人続出のシーズンとなりましたが、若手の台頭などもあり、7/6現在、35勝33敗3分で3位と望みを持つことができる好位置につけるイーグルス。後半戦を制して2009年以来3年ぶりのプレーオフ進出を強く願っています。そのためには、後半戦、象徴的な好活躍をみせる、キーマンというべき投手、打者の出現は、不可欠だと思います。そこで、あなたが考える「後半戦カギを握る投手、打者」を教えて下さい。

打者:現在80票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55936_0.html
投手:現在66票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55937_0.html


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●楽天イーグルス1-3オリックスバファローズ


■ハイライト映像


先攻・オリックスのスタメン・・・1番・スケールズ(右)、2番・野中(左)、3番・バルディリス(三)、4番・李大浩(指)、5番・T-岡田(一)、6番・大引(遊)、7番・川端(中)、8番・縞田(ニ)、9番・齋藤(捕)、先発・井川(左投)。

後攻・楽天のスタメン・・・1番・聖澤(中)、2番・銀次(ニ)、3番・松井稼(遊)、4番・フェルナンデス(指)、5番・枡田(一)、6番・中島(左)、7番・高須(三)、8番・牧田(右)、9番・岡島(捕)、先発・美馬(右投)


18万アクセス達成!

まず、試合とは関係ないのだが、昨日昼、当ブログのユニークアクセス数がアクセスカウンター集計で180,000人を達成しました。FC2ブログに移転してきたのが2010年7月20日。ちょうどまる2年になるタイミングです。1年9万人。1日約246人の御訪問を頂いた計算になります。閲覧いただいている皆さん、有難うございます。


見せ場なく、僅か3安打

ヒット量産体制に入っていた犬鷲戦士のバットから、突如、快音が消えた。楽天の二桁安打は交流戦明けのリーグ戦16試合で10試合、7月に入って8試合のうち実に6試合数えたが、この試合、8回を投げ抜いた相手先発・井川の前に僅か3安打で終わってしまう。

1回1死で銀次が体勢泳ぎながらも低め変化球を右手1本で拾った中安、5回2死から甘い球を完璧に捉えた高須の右中間ニ塁打、8回2死で聖澤が左翼線に流し打って快速で3塁を陥れた三塁打、この3本だけだった。

楽天の先発は美馬。今季Kスタでの初白星をかけて目覚ましい好投だった。オリックス打線にヒットを許さず6回まで7奪三振のノーヒットノーランペース。立ち上がりの初回、先頭打者スケールズへの初球はいきなり148キロを計測した。速球で押して追いこみスケールズを見逃し三振に取った球も149キロ速球だった。2回以降は速球を見せ球としながら持ち味のカーブを始めとする多彩な変化球を織り交ぜていく、先発・美馬本来のピッチングで、オリックス打線を手玉にとってみせた。

しかし、相手のミスで楽天が1点先制した直後の7回表、2本のニ塁打含む4本の安打を集められ、2点を失ってしまう。

8球粘られた先頭・野中。バットをへし折る討ち取った当たりにみえたが、打球が詰まったことが美馬にとって災いになった。緩いゴロがショート前方へ。松井稼も懸命な処理。素手でつかんだ打球を間髪いれず1塁へ送球するものの、野中の俊足が一足先に1塁を駆け抜ける。

続くバルディリスにも球数がかさみ、2-2からの8球目、持ち味のカーブを右中間に完璧に弾き返されフェンス到達のニ塁打。これが同点打となった(楽1-1オ)。なお、無死2塁。李大浩はフェンスぎりぎりで背走好捕した枡田の好プレーもあり、一邪飛に討ち取った。しかし、枡田の捕球体勢が難しくなった所をバルディリスが逃さず、3塁へ積極走塁のタッチアップ。1死3塁、T-岡田には2-1からのバッティングカウントで甘く入ったスライダーをライト右へ運ばれ、3塁からバルディリスに悠々生還され、これで逆転。(楽1-2オ)。

楽天は9回にも1点を失った。バルディリスの右前へのフライヒットを牧田が後逸。これが三塁打となり、その後、李大浩に犠牲フライを浴びて、楽1-3オ。9回裏は平野が出てきて、楽天打線を3人でシャットアウト。

楽天は好投する美馬を援護できず、序盤制球に苦しんだ井川に、尻上がりのピッチングを許し、日本球界復帰初勝利の白星を献上する結果となった。

楽天打線が1試合3安打以内に抑えこまれたのは、今季4試合目となった。

E0-4Fの4/29日本ハム戦(先発・武田勝)での2安打、E0-3Dの5/24中日戦(先発・雄太)の3安打、E0-2Gの5/30巨人戦(相手先発・杉内)の0安打、そして、この試合である。杉内のノーヒットノーランとなった試合を除く3試合は全てKスタ。4試合いずれも相手先発が左投手の試合となっている。

これでチーム成績は75試合37勝35敗3分の貯金2。順位は3位。ゲーム差は1位・ロッテと5.0、2位・日本ハムと1.0、4位・西武と2.5、5位・ソフトバンクと3.0、6位・オリックスと6.0となっている。なお、各種成績は下記のように推移している。


◎オリックス戦・・・11試合7勝3敗1分
◎交流戦明けリーグ戦・・・16試合10勝5敗1分
◎7月月間成績・・・8試合4勝4敗
◎直近10試合成績・・・・10試合6勝4敗

◎Kスタ成績・・・34試合16勝16敗2分
◎ナイトゲーム成績・・・48試合24勝23敗1分
◎相手先発左投手試合・・・33試合12勝20敗1分
◎先制した試合・・・39試合27勝11敗1分


20120711DATA2.jpg
HANREI.jpg

痛っ! 2回に発生した2個の盗塁死

井川に8回僅か3安打に抑えこまれた楽天打線だったが、チャンスがなかったわけではない。2回はT-岡田のファンブルで枡田が出塁、ストレートの四球で中島が出塁に成功していた。

先頭打者の枡田はエラー出塁後、中島の打席時、1-0からの2球目でスタートを切る。しかし、相手バッテリーに完全に読まれており、高めにウエストされ、齊藤の2塁送球も良く、完全アウトのニ盗死となった(恐らく単独スチールだろう)。一転1死走者なしなったものの中島も四球で出塁した。その後2死1塁、牧田を打席に迎えたところで、その初球前に、井川の1塁牽制球に誘いだされるかたちとなり、1,2塁間挟まれ、最後は2塁でタッチアウトとなった(記録上は盗塁死)。相手からもらった出塁を走塁ミスで2個ともアウトに変換してしまった、この2回の拙攻は、いただけなかった。


快速一直線! 数少ない見せ場を作った背番号23

終わってみれば見せ場の少ない11回戦になってしまったが、そんな中でも、聖澤が持ち味の韋駄天で見せ場を演出してみせてくれた。

スコア0-0で迎えた6回裏である。1死で打席がまわってきた聖澤がストレートの四球で1塁に歩くと、続く銀次の打席時、井川の1塁牽制がファウルゾーンにボールが抜ける悪送球。この間隙を逃さす、聖澤は2塁ばかりか一気に3塁を陥れる。この積極走塁が活きた。この後銀次三振で2死3塁、松井稼の打席時に井川がワイルドピッチ。3進していた聖澤は悠々、先制点となるホームを踏んでいる(楽1-0オ)。

さらに見せたのが、逆転を許し1点を追う展開となった8回裏である。2死走者なしで迎えた4打席目では2-1から高めの甘い速球を左翼線へ流し打ち。レフト・野中が懸命なダイビングキャッチを試みるも及ばず、着弾した打球はそのままフェンスまで到達。この間隙を逃さず、聖澤は再び快速一直線、外野から3塁へ返球がくるものの、一足先に3塁ベースに滑り込み、足で三塁打をもぎとってみせた(今季2本目の三塁打)。


牧田の後逸プレーは、こういうこともあるさ、と捉えたい

1点ビハインドで迎えた9回表、先頭打者バルディリスの右前フライ安打。これを牧田が果敢に突っ込んでいくものの捕りきれず、直前に着弾した打球が後ろに抜けていき、相手に三塁打を許してしまう拙守となった。1点を追う終盤の9回である。無死1塁を1死走者無しにするためリスクをかけてトライすることよりも、ここはシングルヒットに止めておきたい場面ではあった。やってしまった瞬間、たまに出る牧田の凡ミス再びか?!と思ったものの、一呼吸置いて考えてみると、良くも悪くも、これが牧田の特徴なのだ。あのような場面でここまで牧田の好守備がチームを救ってきたの事実。今では、こういうこともあるさ、と考えるようにしている。


Kスタ打率がかんばしくない牧田

それよりも、この試合、右翼に牧田を起用したことが、記録好きとしては、どうにも気になって仕方がない。試合前データで牧田のKスタ打率、左投手打率、Kスタでの左投手打率は下記のようになっていた。


◎Kスタ打率.140 (86打数12安打、1本塁打、10三振)
◎左投手打率.192 (73打数14安打、3本塁打、11三振)
◎Kスタでの左投手打率.136 (44打数6安打、1本塁打、6三振)


それよりも、左投手打率.318(44打数14安打)、Kスタ打率.345(58打数20安打)を残していた鉄平を先発起用するべきだったのでは?、どうしてもこっちのほうに関心がいってしまう。


■楽天・美馬学 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Sh=シュート、Fo=フォーク、Cur=カーブ
vs右打者71球=St24、Sl22、Sh5、Fo2、Cur18
vs左打者40球=St20、Sl4、Sh5、Fo9、Cur2
20120711DATA4.jpg

美馬、好投報われず・・・

7回、打者26人に111球(1人当たり4.27、1イニング当たり15.86)、被安打4、奪三振7、与四死球0、失点2、自責点2。

クオリティスタートを記録した。6回までヒットを許さないノーヒットノーランの快投を見せた。確かに味方が1点先制した直後に2失点で試合をひっくり返された拙さはあったものの、それでもトータルでは申し分のない、チームに勝利のチャンスを与えてくれるナイスピッチングだった。この試合も打線の援護に恵まれなかったということになりそうだ。

この日は前述したように序盤から速球が走っていた。1回は速球でぐいぐい押して2三振の三者凡退という立ち上がり。2回以降は緩急をつけるカーブを始め、スライダーやフォークなど複数の変化球を織り交ぜていくピッチングとなった。


■美馬 イニング別 球種割合
※速球はストレートとシュートの合計値
1回・・・16球、速球14、カーブ0
2回・・・11球、速球4、カーブ3
3回・・・12球、速球7、カーブ4
4回・・・14球、速球5、カーブ3
5回・・・11球、速球5、カーブ0
6回・・・11球、速球4、カーブ1
7回・・・36球、速球15、カーブ9


この試合は制球も安定していた。初球ストライク率こそ57.7%(26人中15人)だったものの、3球目での2ストライク率は77.3%(22人中17人。ここではカウント1ストライクから打席結果が出た3打席も含む)と極めて高い率を記録、投手有利のカウント状況を構築することができていた。(下記表参照)


■美馬 3球目での2ストライク履歴



■楽天・美馬学 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20120711DATA3.jpg


■オリックス・井川慶 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Cur=カーブ、Ch=チェンジアップ
vs右打者41球=St26、Sl6、Cur3、Ch6
vs左打者63球=St31、Sl17、Cur3、Ch12
20120711DATA6.jpg

井川も抜群の好投ではなかったと思うのだが・・・

8回、打者29人に104球(1人当たり3.59、1イニング当たり13.00)、被安打3、奪三振3、与四球3、失点1、自責点0

初球ストライク率62.1%(29人中18人)、3球目での2ストライク率45.0%(20人中9人)

バットが振れている楽天打線なら、いずれ打ち崩すことができるのでは?と思ったのだが、結果として24個のアウトのうち、ゴロアウトが9個、奪三振が3個、内野フライアウトが4個と、井川に思惑どおりのピッチングを許してしまったといえそうだ。


■オリックス・井川慶 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20120711DATA5.jpg


◎◎◎関連記事◎◎◎
前回のオリックス3連戦
〔試合評〕指揮官1,000勝に花を添える聖澤の好活躍、データでみる戸村健次の成長点──2012年5月11日(金)○楽天イーグルス3-2オリックス
〔試合評〕塩見に無理をさせるな!──2012年5月12日(土)○楽天イーグルス2-1オリックス
〔試合評〕星野楽天、貯金をもって交流戦へ。青山の初体験、不幸中の幸い──2012年5月13日(日)○楽天イーグルス4-1オリックス


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