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緊急登板の岩隈、3回2/3を1失点のゲームメイクも打線の援護に恵まれず、メジャー初黒星──2012年6/27OAK戦〔記録で診る岩隈メジャー挑戦録〕

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シアトルマリナーズは6/25(月)~7/4(水)の10日間、本拠地セーフコフィールドで10連戦を戦っている。

6/19、6/20のARI2戦で合計2イニングを投げ、被安打7、被本塁打2、失点4、自責点4と成績を大幅に悪化させてしまった岩隈にとって、本拠地で戦うこの10連戦が再度立て直していく良いきっかけになるかもしれないと考えていた。というのも、岩隈の投手成績は防御率5.06、WHIP1.50、被打率.270だったが、セーフコフィールド、それ以外で分けてみると、下記のようになっていたからだ。


◎セーフコフィールド・・・《防御率》2.13、《WHIP》1.03、《被打率》.190
◎それ以外の球場・・・《防御率》7.71、《WHIP》1.93《被打率》.328



今季、岩隈はまだ13登板、26回2/3しか投げておらず、分母が小さすぎるので一概に断定はできないのかもしれないが、それでも、両者の数字はそのどれもが雲泥の差なのだ。少なくとも、ここまでの岩隈はセーフコフィールドで投げ易さを感じていると言えそうだ。

オークランドアスレチックスとの3連戦、1、2戦目は出番のなかった岩隈だが、6/27(日本時間6/28早朝)に行われた3戦目で登板した。先発ミルウッドが3回2アウトを取ったところで、報道によると、右足の付け根に違和感を感じて降板。恐らく6/8ドジャース戦──投手6人による継投リレーでのノーヒットノーランとなった試合──時に痛めた右足内転筋を再びやってしまったのでは?と思う。


■岩隈久志 登板日別 投手成績
※網掛け行はセーフコフィールドでの試合



先発投手の突然の降板劇で指揮官が二番手として指名したのが、岩隈だった。おそらく現在のブルペン陣の顔ぶれをみて、アクシデントの中で登板し、長いイニングを投げてゲームメイクできるのは、(先発か救援かという差はあるにせよ)豊富な経験量を持っているベテランのイワクマしかいないという、岩隈を評価しての起用と思われる。

実際、岩隈は既に先発投手が故障で降板した後登板して好投、チームに勝利を呼び込むという実績も作っていた。(5/7DET戦。先発ビーバンが右肩に痛みを訴えて3回で降板。4回から3イニングを1失点でまとめ、その後、チームは逆転サヨナラ勝利を収めた)

※ちなみに、この中継、NHK BSで早朝にやっていたのだが、運悪く見逃してしまい、まだ観れていない。映像確認後、追記するかもしれません。

本人いわく「準備はゼロ」という状況下で登板し、マウンド上で突貫工事で肩を作ったという。スコアSEA1-1OAKでの3回2死走者なしから登板、1番のクリスプをファウルを打たせて追い込むと最後は中飛に討ち取り、この回を終わらせる。

4回、5回は先頭打者をフォアボールで歩かせてしまうものの、4回はゴロを打たせて、ブレンダン・ライアンが待ち構える6-4-3の併殺網にかけ難を切り抜けると、5回は四球後、後続を三者連続三振劇のピッチング。6回は2つのゴロアウトと1つの外野フライアウトで三者凡退に抑える内容。

足かけ5イニング目に入った7回、1死走者なしから4番・セスペデスに1-1からの131キロスライダーを完璧に打たれ、左中間スタンドまで運ばれてしまうホームラン。結局、これが決勝点となり、マリナーズが1-2で敗れたため、岩隈にメジャー初黒星がついてしまった。


■岩隈久志 球種別 投球詳細
vs右打者17球=4Seam5、Sinker2、Slider10
vs左打者32球=4Seam13、Curveball8、Sinker5、Slider2、Splitter4
20120628DATA6.jpg

3回2/3、打者13人に49球を投げ(1人当たり3.77、1イニング当たり13.37)、被安打1、被本塁打1(セスペデス)、奪三振3、与四球2、失点1、自責点1。

セスペデスに対し、初球から3球連続でスライダーを続けてしまったことを悔やむ岩隈。報道によると、捕手(ジェイソ)のサイン通りだったという。「自分でも(配球を)組み立てられるようにしていかないと。高めのボール球を挟んでおけば違っていたかも」「1球、真っすぐを見せておけば、結果は違ったと思う」と1点差でチームが敗戦してしまったことを反省した岩隈。

ここ最近、岩隈の口から出る配球や組み立て。その課題点を痛切に感じている中で、確かに悔やんでも悔やみきれない1球になった。3球目のスライダーは低めながらも真中に入っていくコース的にも甘いものになってしまった。


■岩隈久志 配球図
20120628DATA5.jpg


しかし、この1球だけだったのではないか。結局、岩隈が打たれたヒットはセスペデスのホームランだけだった。このスライダーは岩隈が右打者に投げたスライダーで初めての被安打になった。(この試合いれて右打者に55球のスライダーを投げて、9打数1安打1本塁打2三振1四球の被打率.111)

(ちなみにセスペデスとは2009年WBC第2ラウンドでのキューバ戦@ペトコパークで、対戦はないものの同じフィールドで国を背負って戦っている)。

反省の弁を述べた本人も一方では「低めを突けて、真っすぐの感じも良かった」とコメントしているように、エマージェンシーでおっつけ刀でマウンドに向かったという状況を考えれば、7回途中まで前任者が残していったSEA1-1OAKのスコアをそのまま維持、しっかりゲームメイクできたといえそうだ。指揮官も「素晴らしい投球をしてくれた。難しい状況での登板だった」と岩隈の好投を称えている。6月に入って登板間隔が中6日と最も長かったことも、コンディションを再度整えていくのに、有利に働いたかもしれない。

課題点がより一層浮かび上がったマウンドになったとも指摘できる一方、次へ向けてしっかり前を向くことができる投球内容になったのでは?という印象だ。

メジャー初黒星となりチームが負けてしまったのは、ひとえに打線の得点力に問題がある。アリーグ西地区でぶっちぎりの最下位を突き進んでいるマリナーズは、ホームで分が悪いのだ(これで13勝21敗)。1試合平均得点4.04の打線はホームだと3.00に落ち込んでしまう。全体のチーム打率は.236でメジャー30球団中26位なものの、ホームゲーム打率だと.202となりメジャー30球団中30位というありさまなのだ。

1球に泣くかたちとなったが、岩隈はしっかり仕事をこなしたのだ。


■岩隈久志 6/27OAK戦 49球の詳細
20120628DATA7.jpg
20120628DATA8.jpg


◎◎◎関連記事◎◎◎
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テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

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No title

どうもこんばんは、今回も詳細なデータ等、お疲れ様です。

当然いつかは負け投手になる日も来るわけですが、理由はどうあれ、
ミルウッドの降板による緊急登板だったとはいえ、以前までだとそもそも同点の状態で
こうも長くは投げさせてもらえなかったと思うので、やはり首脳陣の評価自体は確実に
上がってきている、という事をまずは喜びたいです。
ただ個人的には、仕事へ行く直前に負け投手の事実を知った衝撃が…(笑)

まずは本拠地セーフコフィールドと、他球場での成績比較。
セーフコフィールドは非常に広い投手有利の球場だそうなので、防御率が優れているのは
分かりますが、WHIPや被打率も極めて優れている、というのが良い感じですよね。
岩隈と言えば、去年は各種記事でも取り上げられていましたが、Kスタはどうも
相性が悪いのか、勝てないというだけでなく比較的内容の悪い試合も…、
という、なんとも残念な事に相性の悪い本拠地、という状況になっていただけに、
マリナーズ移籍後、今度こそはという感じで相性が良いようで一安心です。
まぁ、Kスタの相性がどうのとは言っても、ダルビッシュとの投げ合いは毎回
素晴らしい内容でしたし、相性以上に運が悪い、というだけだったのかもしれませんが。

それで、今日の内容、岩隈自身もコメントしているように、流石にブルペンでの練習もなく
急遽登板したという事もあってか、特に序盤は捕手ジェイソの構えたミットへまともに
投げ込めていなかったので非常に心配でしたが、結果的には…残念ながら打たれた
唯一の一発が原因で負け投手にはなってしまったものの、ホント結果的にはその1本だけ、
という結果になったので、内容的にはむしろ良かったと考えるべきでしょうか。
2四球は共に珍しくボールが外れてしまってましたが、緊急登板だった、という事を
抜きにしても上手く試合を作れていたのではないかなと思います。

個人的に驚いたのが速球の連投でした。
5回表、先頭打者スミスへ投じた5球目の4シーム、ここから4シームとシンカーの
違いこそあれど、実に9球連続で速球を続けた、というのが驚きでした。
捕手ジェイソがサインを出しているとはいえ、当然不満があれば岩隈も首を振るはず、
という事は、特にコレといって気にせず9球連続速球を投げたわけなので、
これは意外というか…子供みたいな感想ですが「うおぉ!」と(笑)
実際この9球の速球は球速も申し分なかったですし、非常に球自体も走っていたので、
だからこそジェイソも躊躇せず速球のサインを出したんでしょうし、
これだけ連続で投げていたからこそ、急に投げたスライダーで空振り三振、
という結果も生まれたと思うので、岩隈の速球が良かったからこその結果でしょうけど、
ここは上手くスライダーを使ったなという印象でした。

他に少し気になった点としては、フォーク…スプリッターをほとんど投げなかった、
コレが少し気になったという感じでしょうか。
緊急登板となった3回、続く4回の先頭打者、この場面以外で今日は投げていないので、
何故投げなかったのか、という点が少し気になりました。
特に深い理由があるわけでもなく、単純に緊急登板でマウンドへ上がり、
当然まだ肩も出来ておらず、いわゆる今すぐに使える球、というのを選んだ結果、
今日のスプリッターはあまり良いとは言えなかったので選択肢から除外した、
という、そういった単純な理由…でしょうか。
BS1で解説の、近鉄や日本ハムで監督をされていた梨田監督は、
また少し違ったコメントをしていたのが興味深かったです。

それと余談ながら、恐らく鼓舞するという意味だと思いますが、
セスペデスにホームランを打たれてしまった後、
ホームランを打たれて勝ち越し点を与えてしまっての降板、
この2点、実際良い場面や良い交代の仕方ではないのに、
本拠地セーフコフィールドのファンが岩隈を拍手で温かく迎えていた、
というのがやはり印象的でした。
以前にもこういった光景はありましたし、shibakawaさんも以前のコメントで
書かれていましたが、ホント、こういうメジャーのファンの素晴らしさというか、
こういった温かさは凄いですよね。
変な感想になりますが、朝からいいものが見れました(笑)

今日は梨田監督がBS1で解説をされていたので、岩隈をよく知っている人の解説、
という点でも色々と充実した時間を過ごせました。
これで初勝利の時同様、またしても勝ち越し点が入り岩隈2勝目!
とでもなれば、ファンとしてはもぅたまらない日になったんですが…(笑)
何はともあれ、そもそも以前までだと勝敗の付く場面で投げさせてもらえる
という事が無かったわけなので、負けがついてしまったのは残念なものの、
むしろ負けがつく場面で投げれた、という事のほうが大きいなと思います。
緊急登板という事も踏まえて、今日の登板も首脳陣には更なるアピールに
なったと思うので、次回以降も好投を続けてもらいたいです。

またしても長文になってしまい申し訳ありませんでした。

Re: No title

ざくろさん

コメント、ありがとうございます。

> 当然いつかは負け投手になる日も来るわけですが、理由はどうあれ、
> ミルウッドの降板による緊急登板だったとはいえ、以前までだとそもそも同点の状態で
> こうも長くは投げさせてもらえなかったと思うので、やはり首脳陣の評価自体は確実に
> 上がってきている、という事をまずは喜びたいです。
> ただ個人的には、仕事へ行く直前に負け投手の事実を知った衝撃が…(笑)

シアトルがあるワシントン州のニューストリビュート紙(タコマがメインオフィス)の記事を翻訳した下記エントリによると、指揮官もこの試合で試合に勝つチャンスをチームに与えたと評価しているようですね。数字的にみれば、3登板連続で被本塁打で自責点がついてしまっているので、立ち場が危うくなりかねないと一見思うものの、現場・現地の判断はよく途中から試合を作ったということで、現場のメディアは先発の機会を設けるべきだとのことで、ホッとしています。
http://news.livedoor.com/article/detail/6704810/

> まずは本拠地セーフコフィールドと、他球場での成績比較。
> セーフコフィールドは非常に広い投手有利の球場だそうなので、防御率が優れているのは
> 分かりますが、WHIPや被打率も極めて優れている、というのが良い感じですよね。
> 岩隈と言えば、去年は各種記事でも取り上げられていましたが、Kスタはどうも
> 相性が悪いのか、勝てないというだけでなく比較的内容の悪い試合も…、

岩隈とKスタの相性はずっとかんばしくなかったですよね。沢村賞をあげた2008年もシーズン防御率よりもKスタ防御率のほうが僅かではありましたが良くなかったのを憶えています。とはいえ、ざくろさんが言うように、ダルビッシュとの投げ合いは岩隈の並々ならぬ意志が伝わってくる集中力ある好投でしたよね。あの再現をメジャーの地で見てみたいというのが夢なんです^^

セーフコフィールドでの成績が良いのは、調べてみて気がついたのですが、まずは本拠地との相性が良いことに安堵感を憶えています。ただ、今季に限って(たことなのか?)打線がセーフコフィールドで湿っぱなしで先ほどサヨナラ勝利で終わったレッドソックスとの試合もヒット5本僅か1点でしたから、噛み合わせも悪かったかな?という印象。普通なら2勝目が転がり込んできてもおかしくなかっただけに、そういう意味では残念でした。

> それで、今日の内容、岩隈自身もコメントしているように、流石にブルペンでの練習もなく
> 急遽登板したという事もあってか、特に序盤は捕手ジェイソの構えたミットへまともに
> 投げ込めていなかったので非常に心配でしたが、結果的には…残念ながら打たれた
> 唯一の一発が原因で負け投手にはなってしまったものの、ホント結果的にはその1本だけ、
> という結果になったので、内容的にはむしろ良かったと考えるべきでしょうか。
> 2四球は共に珍しくボールが外れてしまってましたが、緊急登板だった、という事を
> 抜きにしても上手く試合を作れていたのではないかなと思います。
> 個人的に驚いたのが速球の連投でした。
> 5回表、先頭打者スミスへ投じた5球目の4シーム、ここから4シームとシンカーの
> 違いこそあれど、実に9球連続で速球を続けた、というのが驚きでした。
> 捕手ジェイソがサインを出しているとはいえ、当然不満があれば岩隈も首を振るはず、
> という事は、特にコレといって気にせず9球連続速球を投げたわけなので、
> これは意外というか…子供みたいな感想ですが「うおぉ!」と(笑)
> 実際この9球の速球は球速も申し分なかったですし、非常に球自体も走っていたので、
> だからこそジェイソも躊躇せず速球のサインを出したんでしょうし、
> これだけ連続で投げていたからこそ、急に投げたスライダーで空振り三振、
> という結果も生まれたと思うので、岩隈の速球が良かったからこその結果でしょうけど、
> ここは上手くスライダーを使ったなという印象でした

そうでしたか。この試合の映像は(被本塁打以外は)まだ確認できていないため、ざくろさんの詳細な描写、大いに助かっています。やはり、スクランブルだったのか?いつもの立ち上がりだったのか?序盤はばらついていたということなんですね。私が想像している以上に打たれてもおかしくない状況もありつつ、併殺打などでどうにかしのいだという印象なのでしょうね。ざくろさんがカギに挙げている速球系9球連続投球~三者連続三振劇あたりからエンジンが温まってきたということになのでしょうか。頂いたコメントのおかげで、この試合の評価が自分の中で正しい方向へ、少し下方修正となりました(笑)

モス、ヒックスに対してはスライダーと速球系のコンビネーションでファウルを打たせ三振にとっているからこそ、岩隈本人もここに手応えを感じていたからこそ(ここは収穫材料になったはず)、セスペデスに3球続けてスライダーを続けてしまったことを悔やみ、まっすぐを挟んでおけばよかったという反省の弁になったのかな?と思っています。

> 他に少し気になった点としては、フォーク…スプリッターをほとんど投げなかった、
> コレが少し気になったという感じでしょうか。
> 緊急登板となった3回、続く4回の先頭打者、この場面以外で今日は投げていないので、
> 何故投げなかったのか、という点が少し気になりました。
> 特に深い理由があるわけでもなく、単純に緊急登板でマウンドへ上がり、
> 当然まだ肩も出来ておらず、いわゆる今すぐに使える球、というのを選んだ結果、
> 今日のスプリッターはあまり良いとは言えなかったので選択肢から除外した、
> という、そういった単純な理由…でしょうか。

この試合の記録を集計している際、同様の疑問を抱きました。そのときは、ざくろさんと同様の立ち上がりに投げてみて空振りが取れずボールになることが多かったため、早々に封印したのかな?という印象を抱きました。で、ざくろさんから再度指摘を受けてみて、ここまでのピッチングを確認してみたのですが、ジョン・ジェイソとバッテリーを組んだのは2試合あって、この試合と6/5LAA戦(3回投げて無失点)です。6/5でも31球投げているんですが、スプリッターは僅か1球だけでした。序盤ボールになってどうやら使えないという判断があった一方、ジェイソの配球パターンもあるような印象を受けます。岩隈にとって最大の武器ともいえるスプリッターを封印してしまうのはもったいないと思う反面、逆に言えば打者を討ち取ることができるというのは1つの強みになるのかな?とも思ったりもしますが・・・

◎捕手別のスプリッター球種割合
オリボ・・・32% (153球49球)
モンテロ・・・21% (213球45球)
ジェイソ・・・6% (84球5球)

> 今日は梨田監督がBS1で解説をされていたので、岩隈をよく知っている人の解説、
> という点でも色々と充実した時間を過ごせました。

梨田氏は何を指摘していたのか?気になるところであります。どうやら聞くところによると、解説の中には肘の位置が低いことも出てきたようなのですが。(今、ベースボールマガジン社の『メジャーリーグ 大リーガーの投球テクニック』に掲載されている岩隈の日米の連続写真を目を凝らして見比べています)

> という事が無かったわけなので、負けがついてしまったのは残念なものの、
> むしろ負けがつく場面で投げれた、という事のほうが大きいなと思います。

おっしゃるとおりだと思います。黒星というと散々打ちこまれてしまったのかな?という印象を抱きかねませんが、そうではないですし、プラス材料があるマウンドだったと思うので、ぜひ次に向けて、前を向いて、活躍を期待したいところです。

No title

スプリッターが少ないのは、shibakawaさんが仰るように、確かにジェイソの
配球パターンによるところ、これが大きいでしょうか。
逆に言えば、一切使わないわけではなく、文字通りごくわずかではあるものの
少しだけスプリッターも使う、という配球をしているわけなので、ある意味では
相手ベンチも「いつスプリッターを使うか分からない」という判断になると思うので、
そういう意味では少なからず警戒させるという点では意味がある、とも取れますが…。
まぁ、そこまで深い意味はなく、単純にジェイソの配球パターンなだけでしょうか(笑)

ただ、確かにこの試合なんかはスプリッターをほぼ封印した状態でゲームを作ったので、
そういう意味では前向きに捉える事も出来ますよね。
日本だと「岩隈と言えばフォーク」という印象も強いと思うので、仮に一切投げずとも
相手打者は勝手に警戒するものの、当然メジャーではそんな先入観は一切無いので、
或いは最初からスプリッターは頭にない状態で打席に立っているかもしれない、
そんな状況下で、この試合のようにスプリッターを使わずとも抑える事が出来た、
という試合があると、武器になる球種を使わずとも何とか出来る、
という自信にもなると思うので、ジェイソとバッテリーを組む試合は収穫になった気も。

ところで、梨田監督が語っていた岩隈に関するコメントとして、
取り急ぎめぼしいものを箇条書きにしてみました。

・岩隈は肩や準備がすぐに出来るタイプではないと思う。
・球質的に軽いところがある。
・肩を痛めた事もあってかしなやかなフォームではなくなってる、球持ちが良くない。
・少し体が前に突っ込んできて、肘の位置が上がりきらずに投げてしまっている。
・日本と違ってマウンドの傾斜が急だから腕だけで投げてしまっている部分がある。
・傾斜がある分だけ体が前に放り出されてしまっている。
・常にセットで投げているのはバランスだと思う、ワインドアップだと力みが入って、
傾斜に対して反発心がある。セットのほうがスムーズにテイクバックが取れる気がする。
ただ肘の位置が低い、その分だけコントロールが日本の頃より悪くなっている。
・ボールの滑りという部分には慣れてきた気がする。
・ただ、その滑る分だけフォークの球数が少なくなったのかもしれない。
・6回から肘の位置も少し高くなってきた、イイ時に比べるとまだ低いが。

長くなってしまいましたが、要約するとこういったコメントをしていました。
フォークに関してはジェイソの配球パターンという可能性もあるので、
単純にこの試合であまり投げないのはそういう理由では?と推測してのコメント、
という感じだとは思いますが。
フォームだったりの技術的な部分も含め、単なるイメージだけでなく、
実際に近鉄時代に監督をしていて、日本ハム時代は相手チームの投手という立場での
視線ではあるものの、岩隈をよく知っている梨田監督だからこそ頷けるというか、
結構聞いていて面白いなと思わされました。

No title

どうもおはようございます、ここへのコメントでいいのか悩みましたが、
こちらをご覧ください、感無量です。

http://twitter.com/GregJohnsMLB/status/218858610002898944

Re: No title

ざくろさん

おおおっ!!ありがとうございます!!!
最上級の吉報となりましたね!

> どうもおはようございます、ここへのコメントでいいのか悩みましたが、
> こちらをご覧ください、感無量です。
>
> http://twitter.com/GregJohnsMLB/status/218858610002898944

Re: No title

ざくろさん

コメント、有難うございます。今朝は素敵な朗報、有難うございました。先発ミルウッドがローテを1週間飛ばすための代役とのことですが、それでも待ちに待った初先発、やっときたかという印象、大変楽しみですね~ (残念ながらNHK BS、同時刻は松坂投手先発試合を放送予定とのことで・・・orz

> ただ、確かにこの試合なんかはスプリッターをほぼ封印した状態でゲームを作ったので、
> そういう意味では前向きに捉える事も出来ますよね。
> 日本だと「岩隈と言えばフォーク」という印象も強いと思うので、仮に一切投げずとも
> 相手打者は勝手に警戒するものの、当然メジャーではそんな先入観は一切無いので、
> 或いは最初からスプリッターは頭にない状態で打席に立っているかもしれない、
> そんな状況下で、この試合のようにスプリッターを使わずとも抑える事が出来た、
> という試合があると、武器になる球種を使わずとも何とか出来る、
> という自信にもなると思うので、ジェイソとバッテリーを組む試合は収穫になった気も。

そうですよね。同じ事実でも、ものは考えようで、岩隈もそのようにプラスに捉えていてほしいところだと思っています。特にメジャーでは試練・困難の連続ですから。

梨田さんの解説、教えていただき、有難うございます。頷ける部分が多々ありますよね。やはり、肩がすぐに準備できるタイプではないという点はその通りだと思いますし、その意味ではブルペンで肩を作ってから、まっさらなマウンドに上がることができる7/2の先発には、期待したいところです。故障したことでフォームにしなやかさがなくなってきているという点も、なるほどなと感じさせるところです。肘の位置は確かに連続写真でみると日本のときより下がっている印象を受けました。ただ、一部報道によると、肘をあげすぎると球が抜けて飛んでいきそうな感覚になるとのこと。どうやら微調整を繰り返しているようですね。

ともあれ、7/2はここまでのメジャーでの1つの集大成をみせてほしいと思っています。もちろん、先発初勝利、メジャー2勝目となれば理想なんですが、まずは6回以上3自責点以内のクオリティスタートを目指して試合を作ってほしいところです。6回3失点の投球になったとしても、今日もレッドソックス相手にセーフコフィールドで1点も取れずに負けたマリナーズ。味方打線が得点をとれるか?は、また別の問題ではありますが(; ̄ー ̄A

ところで、今週発売された『週ベ』に岩隈のコラムが連載されていますが、初勝利について触れていて「この日は慣れ親しんだセーフコ・フィールドでの登板だったこともあり、ゲームにスムーズに入っていけて落ち着いて投球することができましたね」と綴っています。やはり本拠地球場でのピッチングに好感触を抱いているようです。

ともあれ、初先発の舞台が、ビジターではなくセーフコフィールドになったのは、打線だけが心配ですが、岩隈にとってプラス材料といえそうです。まどか夫人の生観戦も力になるでしょうし。


> ところで、梨田監督が語っていた岩隈に関するコメントとして、
> 取り急ぎめぼしいものを箇条書きにしてみました。
>
> ・岩隈は肩や準備がすぐに出来るタイプではないと思う。
> ・球質的に軽いところがある。
> ・肩を痛めた事もあってかしなやかなフォームではなくなってる、球持ちが良くない。
> ・少し体が前に突っ込んできて、肘の位置が上がりきらずに投げてしまっている。
> ・日本と違ってマウンドの傾斜が急だから腕だけで投げてしまっている部分がある。
> ・傾斜がある分だけ体が前に放り出されてしまっている。
> ・常にセットで投げているのはバランスだと思う、ワインドアップだと力みが入って、
> 傾斜に対して反発心がある。セットのほうがスムーズにテイクバックが取れる気がする。
> ただ肘の位置が低い、その分だけコントロールが日本の頃より悪くなっている。
> ・ボールの滑りという部分には慣れてきた気がする。
> ・ただ、その滑る分だけフォークの球数が少なくなったのかもしれない。
> ・6回から肘の位置も少し高くなってきた、イイ時に比べるとまだ低いが。
>
> 長くなってしまいましたが、要約するとこういったコメントをしていました。
> フォークに関してはジェイソの配球パターンという可能性もあるので、
> 単純にこの試合であまり投げないのはそういう理由では?と推測してのコメント、
> という感じだとは思いますが。
> フォームだったりの技術的な部分も含め、単なるイメージだけでなく、
> 実際に近鉄時代に監督をしていて、日本ハム時代は相手チームの投手という立場での
> 視線ではあるものの、岩隈をよく知っている梨田監督だからこそ頷けるというか、
> 結構聞いていて面白いなと思わされました。



Re: No title


ざくろさん

コメントありがとうございます。

> 今回は特にヘルナンデスが前日に投げていたので、球の質だったり、そういう違いで
> 当然打者からすれば岩隈のほうが与し易い投手に見えていたと思うので、
> そういった事もマイナスに働いてしまった、という可能性はあるでしょうか。

なるほど。するどい指摘ですね。ヘルナンデスと比べれば、確かに岩隈のほうが、レンジャーズ打線にとって御しやすい相手だったであろうことは、間違いなかったといえそうです。ざくろさん御指摘のように、球威も岩隈のほうが落ちるでしょうし。

> 微妙なコントロールというか、最後の部分が制御しきれてなかったなと思いました。

この辺りは、この試合に限らず、メジャーでの継続課題のように感じています。せっかくカウントを悪くしてもフルカウントに持ち直したり、早めに追い込んでも3-2からの最後の1球が微妙にはずれてしまったりと、もったいないと感じる場面が多いです。

もちろん、甘く入ってはいけないのですが、1、2回の先頭打者四球などは、コースも偏り過ぎていましたし、それが結果的に岩隈本人を苦しめてしまったというイメージ。必要以上にアウトコース低めを狙いすぎるのもどうか?と思って観戦していました。NPBと比べるとMLBのほうが審判によってストライクゾーンの大きさが変わってきますしね。

>それでもまだ低めにはしっかりと制球されていたので、そのおかげで4失点ですんだ、とも言えるでしょうか。

とも言えそうですよね。岩隈本人も低めへの手応えは数少ない収穫の1つとして口にしていましたよね。ただ、今季メジャーの試合を例年以上に多く見るにつけて、低めでも向こうの打者は飛ばしてくるよな、という印象を持っています。体格の違いでしょうか、これはイメージですがローボールヒッターが多い印象を受けますし、エンカーナシオンにくらった満塁弾のように、ツボに入ると軽々飛ばされてしまうのだな・・・と。う~~ん、メジャーって、厳しい世界ですね。

> 実際、昨日も別に制球が完全に乱れていたわけでもなく、またしても被本塁打を
> 喫しはしたものの、それ以外で完璧に打たれた当たり、というのはほとんど
> 無かったので、結果として出ている数字以上に、内容自体はそこまで悲観する程の
> ものではなかったのではないかなーと。

打たれた7本のヒットも、5本がゴロヒットで、ゴロを打たせたい岩隈にとっては、打球管理はまずまずできていたのかもしれませんよね。あの1塁線を破る二塁打も、走者1塁のはずなのに、1塁線が少し空きすぎているきらいがあり、スモークの反応もどうしても遅くみえてしまったのは、岩隈ファンならではの見方なのかもしれませんが(苦笑)

それだけに、そろそろ、切実に結果が欲しい時でもありますよね。さすがに7月末日までに出されることは99%ないと思うものの、1年契約ですし来年どうなるか?はわからない、来季を見据えるためにも、内容も必要ですが、結果を出していきたいところ、と考えています。

> http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/07/17/kiji/K20120717003692800.html
> ところで、こちらの記事はご覧になられたでしょうか?
> セットでの投球に関して「僕の中でタイミングが合わない。次はワインドアップに
> 戻すことも頭に入れる」という岩隈のコメントが掲載されています。
> 長年投げていた従来のワインドアップでの投球とはいえ、日本と違って中4日の登板、
> やはりタイミングが合わないので次は戻してみる、と言ってもそう簡単にバランスや
> 調整の面で可能なものなのかどうかは分かりませんが、次回の21日の登板、
> 或いはその次以降の登板で、投球モーションを変更するのかどうかにも注目したいです。

はい、上記記事はチェックしてます。試行錯誤が続いているようですね。
この報道をみて下記の記事「走者がいなくてもセットポジションで投げる際のデメリット」を思い出しました。
http://column.littlerockheart.com/201206261539.html

> http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/mlb/news/CK2012071702000127.html
> 更にもう一つの記事なんですが、こちらにウェッジ監督、並びに投手コーチの
> ウィリスコーチのコメントが掲載されていました。
> 少なくとも思っていたよりはイイ内容だった、という評価のようで一安心というか、
> 記事の最後にも書かれているように、次回のレイズ戦で好投してもらいたいです。

私も同様、5回4失点という内容で心配していましたが、首脳陣の評価は高かったようで、ホッとしています。一方、ウェッジ監督は下に落としたノエシに依然高い期待を抱いているようで、早晩彼が帰ってくると、先発ローテから岩隈がはじき出されてしまう可能性も、否定できず、どうなりますでしょうか。

今回、ざくろさんに頂いたコメントで、救われた部分がありました。そんなに悪くはなかったよと指摘していただいたことで、気持ちが落ち着くことができました。ありがとうございました。
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