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クマったことになりましたな(`・ω・´)──2012年6/19ARI戦〔記録で診る岩隈メジャー挑戦録〕

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イチロー2,500安打達成のゲームに岩隈登板

岩隈が2回零封のメジャー初勝利の好投をみせ、チームの連敗を6で止めるのに大きく貢献した6/17SF戦の後、マリナーズは翌6/18SF戦も2-1で勝利し、そして6/19からは敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの3連戦を戦っている。

その2戦目はメモリアルなゲームになった。休養明けで“1番・右翼”の定位置でスタメン出場したイチローが初回、中前へ運ぶフライヒットでメジャー通算2,500安打を記録する偉業を達成。この記録は1901年以降では史上4番目のスピード達成となった。なお、この試合、イチローは自らの記録を自ら祝うかのように打棒好調。その後の打席でも安打を量産し5打数4安打2打点2得点の活躍。1試合4安打は東京で行われたアスレチックスとの開幕戦以来となった。

目の前で目撃した岩隈も感動した。「すごいとしか言いようがない。この目で2500本目を見ることができて僕も本当にうれしかった。このチームに来てよかった」というコメントを残している。

その岩隈だったが、大先輩のメモリアルな1日を危うくフイにしかねないピッチングをしてしまった。

SEA2-5ARI、3点を追いかける5回表、先頭のイチローの中前安打で口火を切ったマリナーズの攻撃は、その後、3番・シーガーの3ラン、さらにはあのライアンにも3ランが飛び出し、一気に6得点。勝ち越しに成功し、SEA8-5ARIと3点リードとした。

その直後、5回裏のアタマから二番手としてマウンドに上がったのが、ヒサシ・イワクマだった。

メジャー初勝利の前回登板でクローザー、セットアッパーに繋ぐ前の重要所での岩隈の起用に力強い可能性を見出したウェッジ監督が、リード下展開で勝ちパターンの1人目・岩隈を、自身を持ってマウンドに送り出した最初の登板となった。


■岩隈久志 登板日別 投手成績
20120620DATA2.jpg


クマったことになりましたな (`・ω・´) 

結果は、あにはからんや、まさかの2/3イニングで3失点...

2/3イニング、打者8人に28球、被安打5、被本塁打1、与四球1(敬遠)、3失点、3自責点という内容だった。

「球が若干高かった。(1死から本塁打を浴び)あれで勢いをつけてしまった。あそこでしっかり抑えておけばああいう展開にはならなかった。イチローさんの2500本もあったので負けるわけにはいかなかった。最後は(同僚に)助けられた」

試合後、記者陣にそう漏らしたという岩隈。岩隈のコメントどおり、真中気味に集まっていたきらいがある。先頭打者のクベルはレフトフライに討ち取ったが、この当たりも真中気味の球だった。対戦65打席ぶりに一発をくらったゴールドシュミットの右本も、4シームがシュート回転気味に真中に入ってきた球になった。

打たれたヒット5本のうち、バーラの投安は当たり損ねのボテボテバウンドゴロが1塁線沿いに転がった不運もあったものの、残り4本はバットのスウィートスポットで、打撃の基本=センターから逆方向にしっかり運ばれた当たりになった。

1イニングに5本のヒットを集められたのも、1イニングに3連打を浴びたのも、メジャーでは初となってしまった。

3失点してなおも2死3,1塁、打席に2番・ヒルを迎えてその2球目。インハイに大きくすっぽ抜けて後逸するワイルドピッチで走者の進塁を許し、2死3,2塁に。ヒルを敬遠にして塁を埋めた所で、降板。ケリーにマウンドを託し、ケリーが後続を空振り三振に仕留めて、さらなる失点・自責点は助かるかたちとなった。


■岩隈久志 球種別 投球詳細
20120620DATA3.jpg


ファンからしてみれば、悪夢のような結果、こういう日もあるさと忘れてしまいたいくらいなのだが、どうだろう?真中気味に球が集まりすぎていたきらいもあるし、球にキレがなかったのかな?という印象になってくる。そこをセンター中心にコンパクトに打ち返される打撃をされてしまった、ということになるのかもしれない。

岩隈本人が悔やむように本塁打を打たれた直後がカギだったかもしれない。モンテロの打席だ。初球、2球とファウルでカウントを稼いで追いこみ、1-2からの4球目だった。落ち切らない甘いスプリッターを中前へ弾き返されてしまうかたちになったのだが、2ストライクと追い込んでからヒットを打たれたのは5/7DET戦でペラルタに打たれて以来、3本目となったからだ。下記表のとおり、2ストライク以降の被打率は42打数3安打の.071。追い込んだら、岩隈の独擅場だっただけに、もったいなかったな、というイメージになってくる。

ともあれ、延長10回、マリナーズが3点を取って荒れた試合に勝利できたことが、岩隈の心をを救った。

この3失点劇で防御率は4.01から4.97に一気に悪化、被打率も.227から.263に悪化、WHIPも1.30から危険水域の1.50に悪化となったが、これで岩隈の.....と思って、現在、速報をチェックしたら、6/20ARI戦でクマが連投で登板している。この試合の結果は次回エントリに。

なお、この試合、四番手で登板したルーカス・ルートキー(リットキー)が遂に今季初の自責点を計上した。試合前の段階で25試合で16回2/3イニングを投げて、メジャー369人の投手の中で唯一自責点がない投手という珍しい記録の更新中だった。備忘録として記しておきたい。


■岩隈久志 ストライクカウント別 投手成績
※2012年6/19終了時



■岩隈久志 配球図
20120620DATA1.jpg


■岩隈久志 6/19ARI戦 28球の詳細
【訂正】ヒルの2球目、ワイルドピッチのため、走者がそれぞれ進塁してアウト・塁状況は2死3,2塁になります。
20120620DATA0.jpg


◎◎◎関連記事◎◎◎
〔記録で診る岩隈メジャー挑戦録〕2回零封。岩隈、チームを救うメジャー初勝利25球の好投──2012年6月16日SF戦
マリナーズ 岩隈、僅か2球交代劇の真相とは?──2012年6月14日SD戦〔記録で診る岩隈メジャー挑戦録〕
〔記録〕マリナーズ 岩隈久志 スカウティングレポート~~ダルビッシュとの比較。各種カウント構築、ストライク率、被打率、空振り率
〔雑感〕岩隈久志がマリナーズ先発ローテに割って入ることができるその可能性

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No title

どうもこんばんは、今回も詳細なデータ等お疲れ様です。
完全に私事ながら、ここ最近仕事が忙しくて時間に追われていたのに、スコア速報を
見てみると岩隈が打たれてた、というこの結果は追い打ちをかけるものでした(笑)

今までと違い、3点リードの場面で岩隈を投入、という初めての起用方法。
前回の同点での登板同様、やはり6月に入ってからの岩隈の好投が今回の起用を生んだ、
とも言うべき登板だったと思うんですが、残念ながら結果は打ち込まれてのKO。
満塁弾を浴びた試合や、初セーブの時の3回3失点と違い、いわゆる完全に打ち込まれた、
というのは今回の試合が初めてだったわけですけども、岩隈のコメントにもあるように、
確かにこの日は球が若干高かったというか、打たれたのはほとんどド真ん中で、
ホント岩隈にしては珍しく球を上手く制球出来ていませんでしたよね。
暴投もあれば、4ボール目の敬遠ですらあわや暴投という内容だったりと、
ここまで乱れていた岩隈は久しぶりだった気がします。
日本で投げていた頃も、悪い日は結構1イニングで集中的に打たれたりしていましたが、
やっぱり岩隈ぐらいの経験や実績があっても、こうも打たれると少なからず冷静さを
欠くというか、気持ちに余裕が無くなってしまう、といったところでしょうか。

この日は、残念ながら打たれて当然というコースと高さに投げてしまってましたが、
shibakawaさんも書かれているように運も無かったという感じですよね。
1塁線ボテボテのゴロだったり、7番ベルをセカンドゴロに打ち取り併殺でチェンジ、
のはずがショートのライアンが悪送球してしまい1死しか取れなかった、
というのが結果的に響いてしまったなーと。
どんな投手でもそうですけど、調子の悪い日に限って、えてして味方の守備も
微妙な結果を生んでしまい、負の連鎖のような形になってしまうなと。

首脳陣からすればこの日の岩隈の内容は、やはり芳しくはありませんよね。
ただ、ファン視点ではなく、単純に第三者の視点で考えた場合は、実際問題、
どんな好投手やリーグを代表するエースだろうと悪い時はありますし、
意外と今回の岩隈のように「○○で初勝利!」や完封をした直後に限って大炎上、
というのもよくある事なので、これはもう完全に気持ちを切り替える、
というのが一番でしょうか、ホントこんな日もあるさ、という事で。

とはいえ、やはりファンとしては、これまた胃の痛い試合でしたね…(笑)

Re: No title

ざくろさん

こんにちは。毎回コメントありがとうございます。

> 完全に私事ながら、ここ最近仕事が忙しくて時間に追われていたのに、スコア速報を
> 見てみると岩隈が打たれてた、というこの結果は追い打ちをかけるものでした(笑)

こういう試合、速報をみると、本当、ガックリきます。肩の力が抜けるってこういう時だよねという印象。観戦時に味わうそれも辛いですが、速報で確認することしかできない状況だと、信じられない文字列が並んでいると悪い妄想がどんどん膨らみ、もやもやさせられますよね...

> 日本で投げていた頃も、悪い日は結構1イニングで集中的に打たれたりしていましたが、
> やっぱり岩隈ぐらいの経験や実績があっても、こうも打たれると少なからず冷静さを
> 欠くというか、気持ちに余裕が無くなってしまう、といったところでしょうか。

調べてみましたが、少なくとも昨年1イニングで5本の安打を集められてしまったのはゼロでした。個人的には一昨年の4/3ソフトバンク戦で6回1/3で8失点した試合がけっこう印象に残っているのですが、あの時も1イニング3安打。あの東京ドームでの巨人との親善試合でも1イニング5安打はさすがになく、そう考えると、かなりの痛手だったでしょうね。

なかなか切り替えることが難しい大ダメージの中、連投マウンドにあがって、あのランニングホームランですからね。メンタル的な部分で、少し心配になってきます。

> 1塁線ボテボテのゴロだったり、7番ベルをセカンドゴロに打ち取り併殺でチェンジ、
> のはずがショートのライアンが悪送球してしまい1死しか取れなかった、

ライアンの送球が逸れたのは、痛かったですね~。かなり余裕のあるダブルプレーでしたから、ライアンがいつもどおりの名遊撃手だったら、なんなく併殺だったですしね.....まあ...いつも助けてもらっているから、あの場面は岩隈が抑えなければならなかったのかもしれませんが。
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