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〔試合評〕腰痛明けの田中将大を酷使させる、星野監督・佐藤コーチの理解しがたい意味不明な9回続投劇──2012年6月6日(水)〇楽天イーグルス8-3阪神タイガース

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○楽天イーグルス8-3阪神タイガース


■ハイライト映像


先攻・阪神のスタメン・・・1番・平野(ニ)、2番・柴田(中)、3番・鳥谷(遊)、4番・金本(指)、5番・マートン(左)、6番・新井貴(三)、7番・ブラゼル(一)、8番・今成(捕)、9番・浅井(右)、先発・安藤(右投)。

後攻・楽天のスタメン・・・1番・聖澤(中)、2番・銀次(ニ)、3番・フェルナンデス(一)、4番・ガルシア(指)、5番・中村(左)、6番・高須(三)、7番・枡田(遊)、8番・伊志嶺(捕)、9番・鉄平(右)、先発・田中(右投)


初回、エースが僅か3球で実にあっさりと阪神に先制されてしまった時は、どうなることか?・・・と思った(平野の中安、柴田が一犠、鳥谷の中前先制打)。しかし、3回裏、1死から中村、高須、枡田の連打で作った満塁の好機で、鉄平の左中間を悠々破るフェンス到達の2点タイムリー三塁打が飛び出すなど、この回打線が3点を奪って田中に援護点をプレゼントする。打線はその後も、1点差に追い上げられた中で飛び出したフェルナンデスの今季2号2ランなど小刻みに追加点を奪い、終わってみればスコア8-3の快勝。田中は本拠地Kスタで今季初の完投勝利となった。

フェルナンデスは5打数4安打3打点1ニ塁打1本塁打、9番・右翼で先発起用された鉄平は2打数2安打3打点1三塁打2四球の活躍ぶり。高須、枡田はマルチ安打を記録し、ここ数試合特に元気がなかった聖澤は13打席ぶりに快音を響かせるなど、14安打を放ち、今季13度目の二桁安打となった。

これでチーム成績は50試合25勝23敗2分の3位は変わらず。1位・ロッテとのゲーム差は3.0、2位・日本ハムとは6.5、4位・ソフトバンンクは8連敗で4.0、最下位・西武とは4.5、なお、各種成績は下記の推移になっている。


◎交流戦成績・・・15試合8勝7敗で6位 (パリーグ4位) 7位/パ5位に西武が肉薄。
⇒Kスタ7試合3勝4敗、Kスタ以外8試合5勝3敗

◎6月月間成績・・・3試合2勝1敗
◎Kスタ成績・・・22試合10勝11敗1分

◎先制された試合の成績・・・24試合7勝16敗1分
◎ナイター成績・・・29試合16勝12敗1分
◎水曜日成績・・・9試合7勝2敗



20120606DATA9.jpg
HANREI.jpg

■楽天・田中将大 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Sh=シュート、Fo=フォーク、Cur=カーブ、Ch=チェンジアップ
vs右打者30球=St10、Sl6、Sh7、Fo1、Cur5、Ch1
vs左打者102球=St44、Sl21、Sh6、Fo14、Cur12、Ch5
20120606DATA11.jpg

なぜ9回も続投させたのか?

9回、打者37人に132球(1人当たり3.57、1イニング当たり14.67)、被安打8、奪三振7、与四球1、失点3、自責点2。

序盤、狙った所へ投げ切れずに制球に苦しむ場面が目立った。捕手・伊志嶺のミットはアウトコースを要求するも中に入ってきたり、外角低めに構えたミットの上、外角高めに浮いて入るなど、微妙なコントロールにいまひとつなのかな?と思わせる内容だったが、序盤に打線が試合をひっくり返し、援護点を貰った中で投げることができた点が、田中を精神的に楽にさせていたはずだ。

ところで、なぜ首脳陣は9回も続投させたのか?

試合前、腰痛からの病み上がりのため無駄なボール球を極力使わず、省エネ投法で臨む方針でいるとの報道がなされた。しかし、終わってみれば、132球の球数今季最多。思い描いていた青写真とはかけはなれた球数過多の現実が待っていた。

9回、10球田中に投げさせたブラゼルや、14球粘って最後は右翼線へ痛烈なニ塁打をお見舞いした今成の奮闘は、特筆すべきものがある。8回を投げ終えて101球だった球数が、9回この両者の想定外の粘りなどで一気に増え、132球となった。想定外であるから、もしすんなり終えていれば115~116球ぐらいの完投勝利になったはずだ。しかし、9回アタマの時点で味方は大量6点リードしていた。完全に腰痛が癒えて1軍復帰してきたわけではない田中のこと、チームのことを考えるなら、9回は武藤を始め他投手に投げさせるべきだったはずだ。

当ブログでも何度か取り上げているが、球数130球以上投げた試合とその次登板、その投手成績には大きな隔たりがある。今季(田中を除いて)1試合130球以上投げた投手はのべ21人いたが、130球以上投げた試合の防御率が1.14に対し、次の試合は3.32である。この3.32という数字は統一球の下では凡庸以下だ。6/6終了時セパ12球団の先発投手平均防御率は2.76だからだ。被安打率は6.69から8.12へ、被本塁打率は0.26から0.47へ、それぞれ悪化させている。


この132球が田中のパフォーマンスに悪影響を与えなければいいが・・・腰痛を再び悪化させることにならなければいいが・・・と心配している。【終】



■楽天・田中将大 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20120606DATA10.jpg


■阪神・安藤優也 球種別投球詳細
vs右打者30球=St9、Sl6、Sh8、Fo4、Cur3
vs左打者59球=St25、Sl5、Sh7、Fo13、Cur2、Ch7
20120606DATA13.jpg


■阪神・安藤優也 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20120606DATA12.jpg



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勝つには勝ったが

昨日の田中の続投は私も疑問に思いました。点差も開いたし、8回頭から替えてもいいくらいに思ってみていました。今後に悪い影響が出なければいいですね。



Re: 勝つには勝ったが


へてきちさん

コメントありがとうございます。通常よりも多くの球数を投げ、完投や完封する。これは野球の醍醐味ですし、今季は特に球数に留意している私ですが、それでも、求めている「華」の1つです。ただ、この試合でしなくてもよかったのでは?という思いでした。

病み明けで体調が万全という訳ではない。
時期もまだ前半戦。1つ1つの勝敗の意味が大きくなっていく、のるか?そるか?のシーズン終盤の順位攻防戦ではなく、無理をさせる状況ではない。
というのが主な理由です。ほんと、何事もなければ良いのですが、杞憂に終わってほしいですよね。
(去年、岩隈が無理をして交流戦初戦の巨人戦に登板し、結局、その後、長期離脱という事例もありましたから・・・)

> 昨日の田中の続投は私も疑問に思いました。点差も開いたし、8回頭から替えてもいいくらいに思ってみていました。今後に悪い影響が出なければいいですね。

昨日は

完投させる必要はありませんでしたよね。
前日にリリーフ失敗した青山を使うのかと思ってました。

可能性としてですが、登板感覚を多めに空けて巨人戦にぶつけるというプランは考えられませんかね?

プロの意地?

いつも楽しく拝見させていただいております。管理人さんの分析能力は只々驚くばかりです。体調が思わしくないとのことですが、無理せず時には休んで末長く続けて下さい。

ところで、今回のマー君の完投なんですが私も疑問を持ちました。病み上がりなわけだし、勝ちはほぼ決まってたわけでしたから、リリーフ陣にまかせたほうが今後のマー君の体調のためにも少しでも休ませてあげた方が得策ではないかと思いました。
体調も万全ではないのは素人目にも9回に30球以上も阪神打線に投げさせられたことでわかりました。
ただ、マー君にも意地があってこの試合は絶対完投したい気持ちがあったのではないでしょうか?エースの意地。ケガをしてしまった自分への不甲斐なさ。前回、好投したとはいえ杉内にノーヒットノーランをされた悔しさ。複雑な心境が完投への意地となって表れたのではないでしょうか?
星野監督もそういうプライドをかけて戦う姿勢の選手を好むと思うので、その監督とマー君の気持ちが9回のマウンドにあがらせたのではないかと邪推しています。
「将大もプロ根性で完投しようとしてるんだ!お前らも必死こいてプレーしてこい!」みたいな発破をチームにかけたのかもしれません。
無謀な采配だったと思います。精神論だけではペナントレースは勝ち抜いていけないと思います。しかし、このマー君の完投にはなにかプロ野球選手の意地を見せてくれた試合だったと思います。
長文失礼しました。

Re: 昨日は


だほんさん

コメント、有難うございます。

> 完投させる必要はありませんでしたよね。
> 前日にリリーフ失敗した青山を使うのかと思ってました。

私も、青山か?武藤か?この二人かな?と思っていました。実況・解説陣(松岡俊道─杉山賢人)も青山説を唱えていました。なにごともなければよいのですが。

> 可能性としてですが、登板感覚を多めに空けて巨人戦にぶつけるというプランは考えられませんかね?

とすると、、、日曜日はサンデー釜田ですから、5/16の土曜日ですね。田中vs(おそらく)沢村の投げ合い、見てみたいですね~!

Re: プロの意地?

のりまきさん

こんにちは。当ブログの御訪問、ありがとうございます^^ 

のりまきさんのコメント、言い得て妙だなと深くうなずきながら拝見しました。

仰るとおり、「田中の譲れない誇り」という部分が9回も投げさせたのかもしれませんね。9回だけは緩いカーブを極力使わずに、速球で押しまくるピッチングをみせましたから(今成にはこの試合最速151キロを2球計測)。試合前は省エネと自ら口にしていたわけですし、無理しないほうがいいとは頭ではわかっていても、闘争本能というかエースのプライドというか、田中の内から湧き上がってくるそういう部分で、9回も投げるということになったのかもしれません。

同様の事例で思い当たるのが、昨年の交流戦初戦の5/17巨人戦にマウンドにあがった岩隈です。その前5/10日本ハム戦(vsダル)であとアウト1個で完投というところで右肩違和感が発生、急遽、美馬が緊急登板しました。ローテを1試合飛ばすという報道が大方を占める中、岩隈は大丈夫ということで5/17に登板しましたが、結局、長期離脱ということになりました。

あのときは、首脳陣は飛ばす方向で考えていたけれども、岩隈本人に、この試合での田中の誇りと似たような(3.11ということもありましたし)強い気持ちがあったとのことでした。エースと呼ばれる彼ら本人が「大丈夫です」「行きます」「問題ありません」と言われれば、監督としてはその強い気持ちをさえぎることは、なかなか難しいのかもしれません。自分が指揮官の立場で、マー君やクマに面向かってそう言われたら「ここは大事をとって・・・」と彼らを押しとどめるのは、無理かもしれません。うーむ、難しい、ですね...

とにかく、今となっては、マー君に何事もないことを願うばかりです。

コメント、ありがとうございました^^

> ただ、マー君にも意地があってこの試合は絶対完投したい気持ちがあったのではないでしょうか?エースの意地。ケガをしてしまった自分への不甲斐なさ。前回、好投したとはいえ杉内にノーヒットノーランをされた悔しさ。複雑な心境が完投への意地となって表れたのではないでしょうか?
> 星野監督もそういうプライドをかけて戦う姿勢の選手を好むと思うので、その監督とマー君の気持ちが9回のマウンドにあがらせたのではないかと邪推しています。
> 「将大もプロ根性で完投しようとしてるんだ!お前らも必死こいてプレーしてこい!」みたいな発破をチームにかけたのかもしれません。
> 無謀な采配だったと思います。精神論だけではペナントレースは勝ち抜いていけないと思います。しかし、このマー君の完投にはなにかプロ野球選手の意地を見せてくれた試合だったと思います。
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