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〔記録〕シアトルマリナーズ 岩隈久志 5/16 クリーブランドインディアンズ戦に登板、4回1失点。その全65球の詳細。

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シアトルマリナーズは5/16(日本時間5/17午前中)、敵地プログレッシブ・フィールドにてクリーブランドインディアンズとの1戦を戦った。インディアンズは現在20勝16敗でアリーグ中地区の首位を走る。一方、マリナーズは16勝22敗で西地区の最下位に沈む状況だ。4月、本拠地セーフコフィールドにて迎え討った3連戦は1勝2敗で負け越している。

マリナーズの先発はエースのフェリックス・ヘルナンデス。ここまで8試合に投げ、3勝2敗、防御率2.29。

ヘルナンデスが投げる試合だ。まさか岩隈の出番はないだろうと踏んでいた。ところが、どっこい、1回、無死満塁のピンチなどで4点を失うなど、3回2/3で8失点の大誤算。

スコアSEA3-8CLEで5点ビハインドの5回裏アタマから、岩隈が三番手としてメジャー4度目のマウンドに登った。


◎ハイライト映像はこちら
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00994/v00037/v0000000000000001644/


■岩隈久志 登板日別 投手成績



結果は、5回から8回まで4イニングを投げ、打者18人と対峙し65球(1人当たり3.61、1イニング当たり16.25)、被安打3(1ニ、1本含む)、被本塁打1(4番ハフナーの右本)、奪三振4、与四球3、1失点、1自責点、被打率.200、被OPS.800、という内容だった。

報道によると、3四球を与えたことに対し「力みすぎた」と語り、4回1失点の内容に「試合を重ねるたびにバッターに対する感覚が身についてきている」と手応えを口にしたという岩隈。

獲得アウト12個のうち、内野ゴロアウトが6、奪三振が4(球種は全てSplitter、空振り3、見逃し1)という、クマの持ち味が発揮された「らしい」ピッチングだったと言えそうだ。討ち取った当たりは7回ハフナーのサード右へのサードゴロぐらいが強い当たりで、後は打者に思うようなスイングをさせていない。三振もストライクからボールへ絶妙な落差で落ちていた。報道によれば「ブルペンを休ませることができた。最後までいい球を投げていた」とウェッジ監督もその仕事を評価する投球だったという。


■岩隈久志 球種別投球詳細
※Splitterはフォーク、Sinkerはシュートと脳内変換して下さい。
vs右打者16球=4Seam6、Slider6、Splitter4
vs左打者49球=4Seam23、Curve4、Sinker3、Slider5、Splitter14
20120517DATA3.jpg


しかしだ。やはり気になってしまうのは、4登板全てで失点を重ねてしまっている点だ。4登板中3登板でホームランを被弾している点もまずい。今、欲しいのは、とにかくスコアボードにゼロを、マウンドに登って降りるまでゼロを入れていくことである。

前述のウェッジ監督のコメント、岩隈の活躍を願うファンは額面どおりに受け取ってはいけない。このコメントにはおそらくこんな枕詞がついている。「敗戦処理のロングリリーフ役としては」。

先発が崩れた時のモップアップマンとしは十分の働きだったかもしれないが、あくまでも先発ローテ入りを目指してアピールを続けていく立ち場としては、この試合のパフォーマンスは、すっきり評価できる投球ではなかったかもしれない。環境等に慣れさせるため「しばらくは」救援でいってもらう、岩隈の起用法についてそのように判断したウェッジ監督のそれが、このままだと、そのまま固定化されてしまう危険性をはらんでいる。


■岩隈久志 配球図
※各コースの上段は速球(4Seam)、下段が変化球(4Seam以外)
20120517DATA2.jpg


左打ちの4番・ハフナーに打たれた球は、初球、146キロの速球だった。内角を攻める球だった。捕手モンテロの構えたミットそのままに入っていく4シームだった。しかし、これを完璧に運ばれてしまう。アッパースイングで運ばれた飛球は高い放物線を描き、イチローの頭上を越えて右翼席に着弾する今季5号ソロとなった。

(この一発をみるに、岩隈がこうも簡単に打たれてしまっている一因は、東京ドームでの巨人との親善試合で桑田真澄氏が指摘したように、捕手のリードの問題も、あるかもしれない。4番打者相手に内角から入るなら、もっと厳しい所を突くべきかもしれない)

これで、被本塁打率は2.25。9イニング当たり2.25本を被弾する計算になる。

1イニング当たり何人の走者の出塁を許したか?を診るWHIPでは1.25も、1イニング当たりどのくらいの塁打+四死球を許したか?を診るWTBIPでは2.17。毎回平均して2.17塁まで走者の進塁を許している、言いかえれば、毎回得点圏に走者を背負う、走者2.17塁からのピッチング、ということになる。

本塁打や長打を浴びるものの、一方、奪三振やゴロアウトは非常に多い。振れ幅があまりにも大きい両極端の内容を、なんとかして修正していってほしいと思う。この試合も追い込んでしまえば、完全に岩隈に軍配があがっていた(8打数0安打4三振1四球、4内野ゴロアウト)。打たれた安打3本は追い込む前の“まっすぐ系”を打たれたかたちとなった。幸いにも、原因不明ということではなく、課題ははっきりしている。とにかく次はゼロピッチングだ。クマが先発を目指すなら、とにかくゼロが欲しい。


■MLB4登板目、岩隈久志 全65球の詳細
コース番号はこちらを参照

20120517DATA4.jpg
20120517DATA5.jpg


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No title

こんばんは、今回も詳細なスコアお疲れ様です。

前回の試合と違って今日の試合は映像を見れなかったので、ハイライトでの印象なんですが、
岩隈のコメントにもあるように、確かに力みが感じられたかなと思いました。
やはり今日はヘルナンデスの先発試合、まさか自分が投げる展開にはならないだろう、
という気持ちがあったのかもしれませんが、今日はやや高めのコースの球が多かったかな、という気が。

課題はやはりホームランですよね、投球回数自体がまだそう多くは無いので何とも言えないですが、
タイムリー以上にホームランを打たれている、というのが気になります。
ランナーを出しても粘れるというのは岩隈らしいと思うんですが、これだけホームランが多いと、
やはり首脳陣としては不安が残りますよね。
満塁弾を浴びた試合以外は全て1失点で切り抜けているとはいえ、どうしてもホームランというのはイメージが悪いですし。

出番がいつあるか分からない立ち位置だけに何かと大変だとは思いますが、ファンとしては何とか頑張ってほしいです。
今日は3四球こそ出してしまったものの、試合の映像を見てると毎回丁寧に投げているのは分かるので、
仮に失点する事になったとしても丁寧に投げ続けてもらいたいです。

Re: No title

ざくろさん

コメント、有難うございます。

> 課題はやはりホームランですよね、投球回数自体がまだそう多くは無いので何とも言えないですが、
> タイムリー以上にホームランを打たれている、というのが気になります。
> ランナーを出しても粘れるというのは岩隈らしいと思うんですが、これだけホームランが多いと、
> やはり首脳陣としては不安が残りますよね。
> 満塁弾を浴びた試合以外は全て1失点で切り抜けているとはいえ、どうしてもホームランというのはイメージが悪いですし。

そうですね。確認してみると、タイムリーヒットはここまで僅か1本です(満塁弾を入れると2本)。5/7DET戦で4回2死3,1塁で8番ボーシュに打たれた中前安打のみです。

同じ「12イニングで被本塁打3」でも、これがもし最初の登板で一気に三発くらって2登板目以降は被本塁打0というペースでの12回・被本塁打3だったとしたら、首脳陣の印象はまた違ったものになってくるはずだと思うのです。しかし、ほぼ均等のペースでドカンドカンドカンとされてしまっているところが、アピールしていきたい状況なのに、少し気になる点ですよね。

この3本のホームラン、少し調べてみました。「3番・4番・5番の主軸」に「いずれも初球」の「4シーム」を打たれているんです。そのうち2本はストライクゾーンの球です(満塁弾のエンカーナシオンは見逃せばボールだった・・・)

岩隈はここまで50人の打者と対峙、そのうち初球打ちに遭ったのは6打席でした。6打数3安打3本塁打です。この6打席は4シームとシンカー(=シュート)を打たれています。「まっすぐ系」といえるかもしれません。

50人の打者の初球の球種をみてみると、スプリッター(=フォーク)を1球も使っていません。昨年楽天で投げてた時は対戦打者471人のうち初球フォークは11.7%に当たる55人に対して使用していました。最も警戒しなければならない主軸や、初球からガンガン振ってくるタイプの打者への初球の入り方が、1つのポイントのような気がします。これは捕手モンテロやオリボのリードの問題もあると思っています。

> 出番がいつあるか分からない立ち位置だけに何かと大変だとは思いますが、ファンとしては何とか頑張ってほしいです。
> 今日は3四球こそ出してしまったものの、試合の映像を見てると毎回丁寧に投げているのは分かるので、
> 仮に失点する事になったとしても丁寧に投げ続けてもらいたいです。

そうですね。球を低め低めに集めていこうという意識はNPBの比ではなく、非常に強く思っているところが伝わってきますよね。

本人は「試合を重ねるたびにバッターに対する感覚が身についてきている」と手応えを口にしていましたが、このように収穫や好材料をしっかり評価することができる姿勢でいる点にも、ホッとしています。

(楽天の某投手のように)3流や経験に乏しい投手だと、口から出てくるのは反省の弁ばかりで、次へつなげる好材料を過剰に過小評価する傾向がありますから。
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