【戦評】 まさかの満塁被弾以上に光った、「正捕手英才教育」堀内謙伍の好活躍!~2018年9月25日●楽天イーグルス3-4西武
スポンサーリンク
◎コテコテの巨人ファンがナベツネ教を脱会し、東北楽天ゴールデンイーグルスに一目惚れしたその理由
2-0と2点リードした9回表、マウンド上は四番手・森原。
ハーマンが戦線離脱、松井が先発調整に入ったため、まわってきた『プロ初セーブの大役』だった。
しかし、事態は急変。
たちまちに風雲急を告げる展開になっていく。
不運の連続だった。
先頭の6番・中村の当たりは、ショート正面の平凡ゴロ。
なんなく1アウトかと思った打球が、まさかのイレギュラーをした。
直前で高く弾み、不意を突かれた遊撃・山崎は慌ててグラブを出すも弾かれしまい、内野安打で無死1塁。
続く7番・森は痛烈なピッチャー返し。
中前行きのヒットコースを森原が好反応でグラブに収めた。
そこまでは良かった。
ところが、2塁に入る山崎との呼吸が合わず、1-6-3がゲッツー崩れになり、1塁に走者を残してしまう。
この「併殺崩れ」が痛恨の逆転4点劇の発火点になった。
1-6-3の併殺崩れになったことで失点し破れたゲームといえば、7/1西武戦(●E7-8xL)を思い出す。
本戦と同じく2-0と2点リードした4回1死3,1塁だった。
森の当たりは平凡な投ゴ。
しかし、処理した美馬の2塁送球があまりにも低すぎた。
ベースカバーに入った遊撃・三好が無理な体勢で捕球したことで1塁転送が遅れ、ゲッツー崩れの間に三走が生還。
その後、長短連打を浴びて、この回3失点と逆転を許したあのシーンを想起させる場面になった。
話を戻して1死1塁だ。
この後、8番・岡田、9番・源田にしぶとくつながれた。
いずれも詰らせたが、中前へ。
源田の当たりはジャンプしたセカンド銀次のグラブ、そのわずか上空を超えたもの。
振ったサイコロの目がことごとく良い目になる現象は、楽天も優勝した2013年に体験した。
今の西武はまさにそういうゾーンに入った状況なのだ。
1死満塁になると、打席は1番・秋山へ。
「悲劇」は3球目に発生した。
森原の150キロストレート。
それを押し込まれ、打ち上がったフライは、いつもとは違うライトからレフトに吹く風にも乗る。
センター田中が必死に背走し、最後は左中間フェンスに身を乗り出しながらグラブを差し出したが、及ばず...
7回途中無失点に抑え、7/25日本ハム戦(○E8-1F)以来の白星が見えていた古川の勝利投手の権利を消す痛恨の被弾劇にもなった。
これで今シーズンの西武戦は6勝19敗で終了。
同一カードの19敗は球団ワースト記録になり、借金も今季ワーストの23へ。
2年連続のV逸の敗因は、最大の仮想敵を西武に設定しなかったことに尽きてしまう。
あと4試合を残した5位・ロッテとのゲーム差も4.5に広がり、自力での最下位脱出の可能性も消えてしまった。
(下記につづく)
両軍のスタメン
西武=1番・秋山(中)、2番・金子侑(右)、3番・浅村(二)、4番・山川(一)、5番・栗山(左)、6番・中村(三)、7番・森(指)、8番・炭谷(捕)、9番・源田(遊)、先発・榎田(左投)
楽天=1番・田中(中)、2番・山崎(遊)、3番・島内(左)、4番・ウィーラー(指)、5番・銀次(二)、6番・今江(一)、7番・内田(三)、8番・オコエ(右)、9番・堀内(捕)、先発・古川(右投)
ブログ村投票のお願い
皆さんの1票がブログ継続運営と
楽天プレーデータ集計の原動力になります

にほんブログ村


最後、まさかの結末を迎えた今季最後の西武戦。
とはいえ、「2018年ベストゲーム10選」に入ってきてもおかしくない『希望』を感じる好ゲームになったのも確かだ。
この試合、高卒4年目の堀内がプロ初のスタメン出場。
スポナビ速報さんに「正捕手英才教育」の二つ名をつけてもらった堀内は、試合後「詰めが甘かった...」と悔やむも、十分に印象に残る活躍を、そこここにみせてくれた。
マスクをかぶっては、先発・古川ら投手陣を好リードで盛り立て、8回まで無失点。
西武戦での最後の零封勝利は昨年4/18(○E2-0L)までさかのぼる。
以来、レギュラーシーズンではじつに48試合ぶりの快挙まであと一歩に迫る好リードだった。
先発・古川は前回9/14西武戦(●E5-10L)、プロ初のライオンズ戦に先発し、3本の一発を浴び、自己ワーストの3回7失点KOに遭っていた。
本人も「完全に力不足」と認め、平石代行も「西武打線にここまで打たれ、古川はどう感じるかだ」と評したあの屈辱から中10日、西武打線に狙い球を絞らせず、古川に自信を与えて乗せていくリードができたのが、一番良かった。
前日の藤平&山下バッテリーとの配球をデータで見比べてみると、堀内が立てたゲームプランの意図がくっきり見えてくる。
それは、、、
...続きは、メルマガ&note読者のあなたに読んでほしい!
今年も“東北”に恋したい!2018年、あなたの野球観、変わります。
新規読者さん、ただいま大募集中!
▼noteはこちらからどうぞ! とにかくスマホで閲覧できて、見やすい仕様が良い!という方にオススメ!
まぐまぐ《スポーツ・アウトドア》有料ランキングTOP10入り!
反響続出! 読者さんのリアルな感想!
2017年はnote、直接販売を含めて60名近くの読者さんと4年ぶりAクラスを見守りました。その読者さんからいただいた生の感想を、一部ご紹介したいます。
「観る野球から考える野球へ。選手がノートを持ってノムさんの講義を受けるみたいな感覚が常にあるメルマガです。データを駆使して結論をみちびくスタイルは他にもありますが、より具体的で分かりやすい。こちらを読むようになってから、本棚に野球本が増えました」
(東海在住40代男性さん)
「勝ってもおごらず、負けてもくじけず!と思えることが、購読の利点です。試合評を拝読すると、ひとつひとつのプレーに込められた“意図”を感じることができます。また、2軍戦や育成試合のデータは、若鷲好きの私をワクワクさせてくださいます」
(東北在住40代女性さん)
「スポーツ新聞には少ない、データに基づいたゲーム評が読めて、プロ野球全体に目を配りながらイーグルス視点で分析しているので、ファンとして存分に楽しめます」
(中国在住30代男性さん)
「膨大なデータから一筋の解を見つけ出す『ストーリー作成能力』や、真のバント成功率などの実態をより反映した『指標作成能力』は、本業の学会発表や論文執筆の際に大変参考にさせて頂いております」
(関東在住20代男性さん)
当てはまる方、ぜひお試しあれ!
さあ、あなたも、読者登録をしよう!
迷えるあなたに朗報! まぐまぐの初月無料サービスは、新規読者登録した当該月のコンテンツを全て無料試読いただけます。
まぐまぐからのご登録はコチラをクリック。
なお、メルマガは銀行振込でも対応しております。まずはメ-ルアドレスなどご連絡先を明記の上、本稿のコメント欄にて鍵付きメッセージでお問合せ下さい。
さらなる詳しい御案内はコチラ
以上、一連の詳しい御案内はコチラに書きました。


9回表、事態急変
◎コテコテの巨人ファンがナベツネ教を脱会し、東北楽天ゴールデンイーグルスに一目惚れしたその理由
2-0と2点リードした9回表、マウンド上は四番手・森原。
ハーマンが戦線離脱、松井が先発調整に入ったため、まわってきた『プロ初セーブの大役』だった。
しかし、事態は急変。
たちまちに風雲急を告げる展開になっていく。
不運の連続だった。
先頭の6番・中村の当たりは、ショート正面の平凡ゴロ。
なんなく1アウトかと思った打球が、まさかのイレギュラーをした。
直前で高く弾み、不意を突かれた遊撃・山崎は慌ててグラブを出すも弾かれしまい、内野安打で無死1塁。
続く7番・森は痛烈なピッチャー返し。
中前行きのヒットコースを森原が好反応でグラブに収めた。
そこまでは良かった。
ところが、2塁に入る山崎との呼吸が合わず、1-6-3がゲッツー崩れになり、1塁に走者を残してしまう。
この「併殺崩れ」が痛恨の逆転4点劇の発火点になった。
1-6-3の併殺崩れになったことで失点し破れたゲームといえば、7/1西武戦(●E7-8xL)を思い出す。
本戦と同じく2-0と2点リードした4回1死3,1塁だった。
森の当たりは平凡な投ゴ。
しかし、処理した美馬の2塁送球があまりにも低すぎた。
ベースカバーに入った遊撃・三好が無理な体勢で捕球したことで1塁転送が遅れ、ゲッツー崩れの間に三走が生還。
その後、長短連打を浴びて、この回3失点と逆転を許したあのシーンを想起させる場面になった。
話を戻して1死1塁だ。
この後、8番・岡田、9番・源田にしぶとくつながれた。
いずれも詰らせたが、中前へ。
源田の当たりはジャンプしたセカンド銀次のグラブ、そのわずか上空を超えたもの。
振ったサイコロの目がことごとく良い目になる現象は、楽天も優勝した2013年に体験した。
今の西武はまさにそういうゾーンに入った状況なのだ。
1死満塁になると、打席は1番・秋山へ。
「悲劇」は3球目に発生した。
森原の150キロストレート。
それを押し込まれ、打ち上がったフライは、いつもとは違うライトからレフトに吹く風にも乗る。
センター田中が必死に背走し、最後は左中間フェンスに身を乗り出しながらグラブを差し出したが、及ばず...
7回途中無失点に抑え、7/25日本ハム戦(○E8-1F)以来の白星が見えていた古川の勝利投手の権利を消す痛恨の被弾劇にもなった。
これで今シーズンの西武戦は6勝19敗で終了。
同一カードの19敗は球団ワースト記録になり、借金も今季ワーストの23へ。
2年連続のV逸の敗因は、最大の仮想敵を西武に設定しなかったことに尽きてしまう。
あと4試合を残した5位・ロッテとのゲーム差も4.5に広がり、自力での最下位脱出の可能性も消えてしまった。
(下記につづく)
両軍のスタメン
西武=1番・秋山(中)、2番・金子侑(右)、3番・浅村(二)、4番・山川(一)、5番・栗山(左)、6番・中村(三)、7番・森(指)、8番・炭谷(捕)、9番・源田(遊)、先発・榎田(左投)
楽天=1番・田中(中)、2番・山崎(遊)、3番・島内(左)、4番・ウィーラー(指)、5番・銀次(二)、6番・今江(一)、7番・内田(三)、8番・オコエ(右)、9番・堀内(捕)、先発・古川(右投)
ブログ村投票のお願い
皆さんの1票がブログ継続運営と
楽天プレーデータ集計の原動力になります

にほんブログ村


堀内謙伍、事実上のデビュー劇
最後、まさかの結末を迎えた今季最後の西武戦。
とはいえ、「2018年ベストゲーム10選」に入ってきてもおかしくない『希望』を感じる好ゲームになったのも確かだ。
この試合、高卒4年目の堀内がプロ初のスタメン出場。
スポナビ速報さんに「正捕手英才教育」の二つ名をつけてもらった堀内は、試合後「詰めが甘かった...」と悔やむも、十分に印象に残る活躍を、そこここにみせてくれた。
マスクをかぶっては、先発・古川ら投手陣を好リードで盛り立て、8回まで無失点。
西武戦での最後の零封勝利は昨年4/18(○E2-0L)までさかのぼる。
以来、レギュラーシーズンではじつに48試合ぶりの快挙まであと一歩に迫る好リードだった。
先発・古川は前回9/14西武戦(●E5-10L)、プロ初のライオンズ戦に先発し、3本の一発を浴び、自己ワーストの3回7失点KOに遭っていた。
本人も「完全に力不足」と認め、平石代行も「西武打線にここまで打たれ、古川はどう感じるかだ」と評したあの屈辱から中10日、西武打線に狙い球を絞らせず、古川に自信を与えて乗せていくリードができたのが、一番良かった。
前日の藤平&山下バッテリーとの配球をデータで見比べてみると、堀内が立てたゲームプランの意図がくっきり見えてくる。
それは、、、
...続きは、メルマガ&note読者のあなたに読んでほしい!
今年も“東北”に恋したい!2018年、あなたの野球観、変わります。
新規読者さん、ただいま大募集中!
▼noteはこちらからどうぞ! とにかくスマホで閲覧できて、見やすい仕様が良い!という方にオススメ!
まぐまぐ《スポーツ・アウトドア》有料ランキングTOP10入り!
反響続出! 読者さんのリアルな感想!
2017年はnote、直接販売を含めて60名近くの読者さんと4年ぶりAクラスを見守りました。その読者さんからいただいた生の感想を、一部ご紹介したいます。
「観る野球から考える野球へ。選手がノートを持ってノムさんの講義を受けるみたいな感覚が常にあるメルマガです。データを駆使して結論をみちびくスタイルは他にもありますが、より具体的で分かりやすい。こちらを読むようになってから、本棚に野球本が増えました」
(東海在住40代男性さん)
「勝ってもおごらず、負けてもくじけず!と思えることが、購読の利点です。試合評を拝読すると、ひとつひとつのプレーに込められた“意図”を感じることができます。また、2軍戦や育成試合のデータは、若鷲好きの私をワクワクさせてくださいます」
(東北在住40代女性さん)
「スポーツ新聞には少ない、データに基づいたゲーム評が読めて、プロ野球全体に目を配りながらイーグルス視点で分析しているので、ファンとして存分に楽しめます」
(中国在住30代男性さん)
「膨大なデータから一筋の解を見つけ出す『ストーリー作成能力』や、真のバント成功率などの実態をより反映した『指標作成能力』は、本業の学会発表や論文執筆の際に大変参考にさせて頂いております」
(関東在住20代男性さん)
当てはまる方、ぜひお試しあれ!
- 野球の奥深さ、楽しみ方を広げたいキミに
- 楽天選手の新たな特徴を新発見したいあなた
- 「ファン目線の喜怒哀楽」を体感したい鷲ファン
さあ、あなたも、読者登録をしよう!
迷えるあなたに朗報! まぐまぐの初月無料サービスは、新規読者登録した当該月のコンテンツを全て無料試読いただけます。
まぐまぐからのご登録はコチラをクリック。
なお、メルマガは銀行振込でも対応しております。まずはメ-ルアドレスなどご連絡先を明記の上、本稿のコメント欄にて鍵付きメッセージでお問合せ下さい。
さらなる詳しい御案内はコチラ
以上、一連の詳しい御案内はコチラに書きました。


スポンサーサイト
テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ