【戦評】 「剣が峰」の大型連休、流れを手放した初回攻防劇~2018年4月28日●楽天イーグルス3-7西武
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◎コテコテの巨人ファンがナベツネ教を脱会し、東北楽天ゴールデンイーグルスに一目惚れしたその理由
今年のゴールデンウィークは、イーグルスにとって「最大試練」になりそうだ。
5/6まで続く大型連休期間。
8試合中6試合で最下位・楽天に立ちはだかるのが、首位・西武の「高き壁」だ。
例年西武戦に分が悪く、通算でも勝ち越したシーズンは1度のみ。
その上、今年は開幕から絶好調の獅子軍団である。
ウィーラーを筆頭に外国人打者3人そろって本調子ではないこの非常事態を受け、立花社長は急遽の海外出張。
ファンの間では新戦力獲得へ渡米したという見方が広まるなか、この大型連休で西武特急の勢いに飲み込まれるようだと、社長の手土産も全く意味のないものになってしまう。
そのためにもなんとかして食い下がりたかったが、その初戦、楽天はエースの粘投に打線が応えることができず、3-7で敗退。
前日まで1位だったチーム防御率も3位後退の3.73になった。
菊池雄星の楽天戦の連勝は「13」にまで伸び、則本は今季2敗目を喫した。
これでチーム成績は最下位、24試合6勝17敗1分の勝率.261、借金は今季最多11に膨らんだ。
ゲーム差は1位・西武と11.5、2位・日本ハムと8.0、3位・ソフトバンクと6.0、4位・ロッテと4.5、5位・オリックスと3.0になった。
両軍のスタメン
楽天=1番・茂木(遊)、2番・渡辺直(三)、3番・今江(一)、4番・ウィーラー(指)、5番・銀次(二)、6番・岡島(左)、7番・ペゲーロ(右)、8番・オコエ(中)、9番・嶋(捕)、先発・則本(右投)
西武=1番・秋山(中)、2番・源田(遊)、3番・浅村(二)、4番・山川(一)、5番・森(指)、6番・外崎(三)、7番・栗山(左)、8番・炭谷(捕)、9番・金子侑(右)、先発・菊池(左投)
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◎「観る野球から考える野球へ。選手がノートを持ってノムさんの講義を受けるみたいな感覚が常にあるメルマガです。こちらを読むようになってから、本棚に野球の関連本が増えました」(東海在住40代男性さん)
初回の攻防が明暗分けるかたちになった。
1回表、7戦ぶりに1番に戻ってきた茂木が面目躍如。
菊池雄星の初球速球を心地良く右前へクリーンヒットして出塁し、さっそくの無死1塁を作った場面だった。
続くのは2番・渡辺直だ。
4/13西武戦(●E5-7L)には同様場面でバスターエンドランからの左越え先制二塁打という大仕事を成し遂げたベテランだったが、この場面では痛恨のバント失敗で、主導権を手放してしまった。
今回はきっちりバントで送るという作戦。
そこで2-6-3と渡るまさかの捕バゴ併殺に倒れてしまったのだ。
茂木の幸先良い出塁を、初球バント失敗ゲッツーで一気におじゃんにし、3番・今江は菊池のバックフットスライダーの餌食になる空三振。
菊池の立ち上がりわずか6球で終えてしまう拙い1回の表になった。
その直後の1回裏、則本が1番・秋山から長短3連打を浴びて2点を失う。(E0-2L)
1回表の拙攻を見届けた則本は、自分がしっかり抑えなければという思いを強くしたはずだ。
その思いが強すぎて悪い方向に向かった。
力任せに抑えにいくと、制球効かなくなり、かえって痛打される。
則本には「あるあるの光景」が、ここでも繰り返されてしまったのだ。
それにしても、今季の楽天は「真のバント成功率」がとても低い。
渡辺直の失敗を受けて、これで55.6%に下がっている。(18企図、成功10、失敗8)
8度の失敗のうち3度が今回のようなバントゲッツーというのも痛い。
0-7と大差ついた8回表、楽天に今季初、通算6度目の競演が生まれた。
西武はこの回から4番手・小石。
菊池雄星の前に2打席連続三振に倒れていたペゲーロが、4/13西武戦以来、じつに34打席ぶりの4号ソロを小石から放った。
過去2年のペゲーロは〔20打席に1本〕の頻度でホームランを量産したことを考えると〔34打席ぶり〕というところからも不振の深刻さを確認できる。
そして、結果球はスライダー。
今季4本目にしてようやく大好物のブレーキングボールをホームランにすることができた。
ただ、この1本が復調のきっかけになるか?は、はなはだ疑わしい。
というのは、前回も書いたように、、、
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「スポーツ新聞には少ない、データに基づいたゲーム評が読めて、プロ野球全体に目を配りながらイーグルス視点で分析しているので、ファンとして存分に楽しめます」
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菊池雄星の楽天戦の連勝は「13」にまで伸び、則本は今季2敗目を喫した。
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ゲーム差は1位・西武と11.5、2位・日本ハムと8.0、3位・ソフトバンクと6.0、4位・ロッテと4.5、5位・オリックスと3.0になった。
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楽天=1番・茂木(遊)、2番・渡辺直(三)、3番・今江(一)、4番・ウィーラー(指)、5番・銀次(二)、6番・岡島(左)、7番・ペゲーロ(右)、8番・オコエ(中)、9番・嶋(捕)、先発・則本(右投)
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渡辺直の失敗を受けて、これで55.6%に下がっている。(18企図、成功10、失敗8)
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通算6度目の茂木、ペゲーロのアベック弾
0-7と大差ついた8回表、楽天に今季初、通算6度目の競演が生まれた。
西武はこの回から4番手・小石。
菊池雄星の前に2打席連続三振に倒れていたペゲーロが、4/13西武戦以来、じつに34打席ぶりの4号ソロを小石から放った。
過去2年のペゲーロは〔20打席に1本〕の頻度でホームランを量産したことを考えると〔34打席ぶり〕というところからも不振の深刻さを確認できる。
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