【戦評】 風速20m。両軍ナインを翻弄した「春の嵐」~2017年3月1日●楽天イーグルス2-8ロッテ
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前日、楽天ナインを打ちつけた「冷たい雨」はすっかり上がり、今日は一転の晴天へ。
ところが、かわって選手を大いに悩ませたのは、目下、日本列島に襲来中の「春の嵐」だった。
ゴーゥゥゥゥゥッ!
ビュウウウー!
中継映像越しでも不気味な風の音が轟いた本戦。
本塁付近には砂塵が舞い、球審がタイムを取る場面もたびたび。
3回裏終了時のスコアボードには風速12mが表示され、その上のフラッグはライトからレフトへ威勢よくひっきりなしにたなびいていた。
日刊スポーツの報道によれば、20mの風が吹いた場面もあったという。
こうなると、選手たちはフライ処理に四苦八苦になる。
1回表・ロッテの攻撃から波乱の幕開けになった。
1回1死1塁、岸が4番・井上に打たせた当たりは通常なら平凡な二飛コース。
ところが、風に流されたポップフライを銀次が取り切れず、付近に着弾。
銀次は慌ててひろいなおし、すぐさま2塁送球で1塁走者を封殺する「珍しい二ゴ」になった。
2回にはセンターの田中が帽子を飛ばされた。
中飛を無難処理したとき、強風に帽子が吹き飛ばされ、バックアップに入ったライトのペゲーロがひろいにいって田中に手渡しする光景があったのだ。
3回2死1塁、今度は島内だ。
5番・鈴木が打った左飛が風に流されてファウルゾーンへ。
レフト島内も懸命なランニングキャッチで追いついたかに見えたのだが、捕球体勢に入ったグラブの先で弾いてしまい、取り切れずに終わるシーンも発生した。(エラーはつかず)
◎今年も“東北”に恋したい! 2018年、あなたの野球観、変わります
きわめつけは6回2死1塁だった。
マスクをかぶった足立がホームプレート前方で尻もち転倒したのだ
5番・中村の捕飛を風に流されながらも必死にキャッチしたすえのことだった。
風に翻弄されたのは、楽天選手ばかりではない。
マリンの風に慣れているはずのロッテ勢も、苦労していた。
1回無死1塁、2番・ペゲーロの左中二は左中間後方を襲っていた。
レフトで出場していたドラ4・菅野が背走して追いついたかに見えたが、これも風に流されての着弾。
ペギーにとっては僥倖のツーベースになった。
2回には三好が打ち上げた三邪飛コースをサード鈴木が取れずというラッキーな場面も飛び出していた。
両軍こんな始末だったから、試合中に審判団と両軍が競技したのだろう。
練習試合にもかかわらず、悪天候のなか、選手に無理させて怪我でもしたら・・・という思いもあったはずだ。
本戦は強風のため、6回終了コールドゲームになっている。
(下記につづく)
両軍のスタメン
楽天=1番・島内(左)、2番・ペゲーロ(右)、3番・銀次(二)、4番・ウィーラー(三)、5番・アマダー(指)、6番・今江(一)、7番・三好(遊)、8番・足立(捕)、9番・田中(中)、先発・岸(右投)
ロッテ=1番・荻野(中)、2番・藤岡(遊)、3番・中村(二)、4番・井上(一)、5番・鈴木(三)、6番・ペゲーロ(指)、7番・菅野(左)、8番・柿沼(捕)、9番・加藤(右)、先発・西野(右投)
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試合結果は2-8、楽天の大敗になった。
これで27日オリックス戦から3連敗。
対外戦成績も4勝5敗1分と黒星先行になり、NPB他球団との対決は2勝5敗に変わっている。
味方打線が5安打(1ホーマー)1四球に終わるなか、楽天投手陣は8安打3四球を計上、エラー3個(全て適時失策)も重なっての大量8失点。
対外戦10試合中5失点以上は、遂に8試合を数える事態になっている。
本戦先発は今シーズン初の実戦登板になった岸。
結果は、3回、打者15人、49球、被安打5、奪三振1、与四球1、4失点だった。
「らしからぬ結果」だが、NPB通算111勝と実績十分の岸のこと。
修正能力にも長けている右腕のため、全く心配はない。
4失点したのには理由があった。
試合後のコメントをみると、、、
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(東海在住40代男性さん)
「勝ってもおごらず、負けてもくじけず!と思えることが、購読の利点です。試合評を拝読すると、ひとつひとつのプレーに込められた“意図”を感じることができます。また、2軍戦や育成試合のデータは、若鷲好きの私をワクワクさせてくださいます」
(東北在住40代女性さん)
「スポーツ新聞には少ない、データに基づいたゲーム評が読めて、プロ野球全体に目を配りながらイーグルス視点で分析しているので、ファンとして存分に楽しめます」
(中国在住30代男性さん)
「膨大なデータから一筋の解を見つけ出す『ストーリー作成能力』や、真のバント成功率などの実態をより反映した『指標作成能力』は、本業の学会発表や論文執筆の際に大変参考にさせて頂いております」
(関東在住20代男性さん)
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両軍ナインを悩ませた「春の嵐」
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両軍のスタメン
楽天=1番・島内(左)、2番・ペゲーロ(右)、3番・銀次(二)、4番・ウィーラー(三)、5番・アマダー(指)、6番・今江(一)、7番・三好(遊)、8番・足立(捕)、9番・田中(中)、先発・岸(右投)
ロッテ=1番・荻野(中)、2番・藤岡(遊)、3番・中村(二)、4番・井上(一)、5番・鈴木(三)、6番・ペゲーロ(指)、7番・菅野(左)、8番・柿沼(捕)、9番・加藤(右)、先発・西野(右投)
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岸、今季初の実戦登板
試合結果は2-8、楽天の大敗になった。
これで27日オリックス戦から3連敗。
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味方打線が5安打(1ホーマー)1四球に終わるなか、楽天投手陣は8安打3四球を計上、エラー3個(全て適時失策)も重なっての大量8失点。
対外戦10試合中5失点以上は、遂に8試合を数える事態になっている。
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結果は、3回、打者15人、49球、被安打5、奪三振1、与四球1、4失点だった。
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「膨大なデータから一筋の解を見つけ出す『ストーリー作成能力』や、真のバント成功率などの実態をより反映した『指標作成能力』は、本業の学会発表や論文執筆の際に大変参考にさせて頂いております」
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