FC2ブログ

【試合評】 遂に勝率3割台突入。5連敗も好材料と課題点が浮き彫りになった所沢最終戦~2015年9月27日●楽天イーグルス1-5西武

スポンサーリンク




《Twitterやっています》アカウントは@eagleshibakawaです。ブログ更新のお知らせ、プロ野球、スポーツの話題、時々実況しながら記録などをつぶやきます。フォロワー数1650人突破。

《facebookページを作りました》当ブログのページをfacebookに作成しました。ブログ更新情報やブログに載せない、Twitterでつぶやかない軽い話題などもアップ中。現在いいね!400人到達。
http://www.facebook.com/eagleshibakawa

小山投手の惜別記事を寄稿しました



下記ベースボールチャンネルにてどうぞ。

◎楽天球団創設時を知る唯一の投手。リリーフ専門、闘将が絶大な信頼を寄せた小山伸一郎 (ベースボールチャンネル)

勝率、遂に4割を割り込み、3割台へ突入



今シーズン、西武プリンスドームでの最終戦。
既に目標を失い、心ここにあらずの楽天ナインは、4位・ロッテと熾烈なCS争いを続けている獅子ナインにより、赤子の手をひねるがごとく、やすやすと5連敗を喫している。

0-0で迎えた3回表、イーグルスに絶好機が到来した。好投する十亀から先頭・藤田が粘ってフルカウントの末に四球出塁。続く西田のおっつけ打撃は、詰まり気味の右前安打となり、藤田が一気に3塁を陥れた。状況は一気に無死3,1塁。先制点のお膳立てが整った。

しかし、後続が凡退。1点すら入らない。

1番・岡島が追い込まれた末に一ゴ。三走・藤田が三本間で時間稼ぎのタッチアウトになった隙に、1塁走者・西田は3塁へ、打者走者・岡島も一気に2塁へ進む。1死3,2塁、一打出れば2点入ろうかというシーンになったが、本日1軍再登録された2番・福田が苦手の外のスライダーに3連続で空振りを喫し、空三振。頼みの3番・銀次は高めの釣り球に手を出しての遊飛に凡退してしまう。

直後の3回裏だった。2回まで零封できた先発・森が捕まった。

先頭・炭谷。2-1から内角を狙ったスライダーが高めに上ずったところを一閃された。飛球はビデオ判定まで持ち込まれた左翼ポールをギリギリ巻く4号ソロ。これに動揺したのか、1死後、1番・秋山の右越えフェンス直撃三塁打を浴びると、2番・渡辺にはセンター返しのタイムリー。インコースを突くはずだった142キロの速球が真ん中気味に甘く入った失投を、コンパクトな振りで快音響かせて打ち返されてしまった。(楽0-2西)

2点を追った5回は両軍1点ずつを取り合う。

5回表、楽天はこの日1軍再登録された7番・伊東がフルカウントからの甘い速球を捉えて、プロ初安打が右翼席に飛び込むプロ1号ホームラン。長身ルーキーの一発で1点を返した楽天。さあ反撃開始なるか?!と思いきや、8番・藤田、9番・西田、1番・岡島が十亀x炭谷の西武バッテリーに体よく弄ばれて後続凡退してしまった。

直後の5回裏、楽天は無死2塁のピンチから1点を失った。

森雄大が森友哉との森対決に屈した。甘く入ったスライダーを右翼線へ弾き返されてツーベース。炭谷にバントを決められ1死3塁、代打・山川穂高はファームでここ2年、森から12打数5安打、1三振、1四球、1二塁打、2本塁打と森キラーで知られていた。

相性の成せる業なのか。初球、低め変化球で空振りを奪った後の第2球だった。伊志嶺の構えは外角ボールでも良いというリードだったが、森の2球目が魅せられたように真ん中に入ってしまった。

そこを打ち返され、前進守備を敷いていたショート西田の右脇を破っていく中前タイムリー。(楽1-3西)

その後、森は1番・秋山に四球を与えて1死2,1塁のピンチが続いたが、2番・渡辺直、3番・浅村を2者連続三振に取る粘投。6回、7回と残り2イニングを三者凡退に抑えたが、覇気を失った味方打線が十亀を打ち崩せない。

8回、楽天は二番手・相沢が登板。引退試合の森本を三ゴに仕留めたが、1番・秋山の二塁打と死球で招いた無死2,1塁のピンチから、伊志嶺の1塁悪送球、4番・中村の犠飛で2点を失った。(楽1-5西)

結局、楽天は1-5で敗れて、今季6度目の5連敗。

チーム成績は6位、134試合52勝79敗3分。勝率は遂に3割台に突入して.397に。借金は今季最多の27。もしこのまま勝率3割台でシーズンを終えるようなことがあると、2005年の.281、2006年の.356に次ぐ球団史上ワースト3位になってしまう。

ゲーム差は1位・ソフトバンクと36.5。リーグ優勝を飾った首位のチームとこれだけ引き離されたのは、2005年の51.5ゲーム差に次ぐ2番目の乖離になっている。2位・日本ハムと23.5、3位・西武と14.0、4位・ロッテと12.5、5位・オリックスと3.0となった。

(下記へ続く)

ブログ村投票のお願い
最近ポイント激減でガックリです(泣)
皆さんの1票が継続運営のエネルギーになります

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

20150927DATA02.jpg
HANREI3.jpg

両軍のスタメン

楽天=1番・岡島(右)、2番・福田(中)、3番・銀次(一)、4番・ウィーラー(三)、5番・伊志嶺(捕)、6番・北川(左)、7番・伊東(指)、8番・藤田(二)、9番・西田(遊)、先発・森(左投)

西武=1番・秋山(中)、2番・渡辺直(三)、3番・浅村(二)、4番・中村(指)、5番・メヒア(一)、6番・栗山(左)、7番・森(右)、8番・炭谷(捕)、9番・金子侑(遊)、先発・十亀(右投)

今後の課題を良く表したチャンスでの福田空三振



この日、楽天は菊池、森山、聖澤を抹消し、森、伊東、福田を登録。登録したばかりの3人を即ゲームで使ってきた。

2番・中堅として43試合目のスタメン出場した福田は3打数0安打、1三振。2点を追う6回先頭の第3打席は捉えた当たりのライナーだったが、サード渡辺直人の正面に飛び、ジャンプ一番の好捕に遭う不運も。しかし、これで5/30巨人戦1回の見三振を起点に直近24打席ノーヒットが続いている。

3回1死3,2塁のチャンスでの第2打席はは、今後の課題を現す三振になった。初球が膝元にはずれた1-0後、3球連続でアウトコースのスライダーに空振りする三振を喫した。そのうち2球目は完全な外のボール球だったにも関わらず、淡泊な空振りだった。

実は福田。右投手が投げてくるアウトコース(※下記配球図のピンク網掛け)のスライダーやカッターなど曲がる球種に弱い。



本戦終了時、右投手の外角曲がる球種の成績は、30打数2安打(全て単打)、11三振、1四球の打率.067になっている。104球を投げ込まれて、47球でバットを振りにいっているが、その40%に当たる19球で空振りを喫している。バットに当たってインフィールドに打球が飛んだ場合は、ゴロではなく、打ち上げての内野フライ、外野フライが多くなっている模様だ。

この点は来季への課題とし、恐らく出場するであろう秋季教育リーグでも弱点克服に取り組んで欲しい。

伊東亮大、十亀撃ちのプロ1号。通算3打席目での初本塁打は球団史上最短のはず



ドラ7の伊東は6/23以来、実に3か月ぶりの1軍再登録になった。初出場は6/23郡山でのオリックス戦。代打で平野佳から空三振を喫したが、スタメンは初。7番・指名打者で使われた。

2回にまわってきた1打席目は十亀のシンカー3連投に誘惑させられ、ひっかけてのイージーな二ゴに倒れたが、実はこのとき、良い感じでバットが振れていたことが、2打席目、プロ通算3打席目での快挙につながった。

ボール先行3-0からの勝負だった。その後、4球目、5球目とアウトコースで立て続けにストレートで見逃しストライクを奪われてフルカウントに。結果球となった6球目も外角速球。西武バッテリーが伊東を見くびり、簡単に攻めすぎてきたところ、異議を唱える会心の一撃が飛び出し、打球は楽天応援弾が陣取る右翼席へ吸い込まれていった。

伊東亮大の談話「打ったのはストレートです。フルカウントだったので真っ直ぐ一本に絞ってました。 最初の打席がいい感じでバットが振れていたので思い切っていけましたね。 プロ初ヒットが初ホームランで自分でもびっくりしています。 ここからがスタートだと思うのでこの後もしっかり結果を残せるように頑張ります」

プロ初安打がプロ1号。これはフェルナンドに続く球団史上2人目である。しかし、プロ通算3打席目でプロ1号が出たケースは(今までそういう観点で記録集計してこなかったので手元にデータがないのだが)、恐らく球団史上最短1号だと思う。

気を良くしたのか、7回の第3打席では1-2と追い込まれていたが、上手くバットを合わせて、三遊間を射抜いて左前へ弾き返す流し打ちのシングルヒット!...になるはずだったが、途中出場していたショート永江のダイビングキャッチに遭い、ヒット1本を損するかたちになった。

松井裕と同じ桐光学園高を出た後、武蔵大、日本製紙石巻を経由してプロ入りした伊東は今年26歳。若くはない。年齢のことを考えれば、今季即1軍で活躍してもらわなければならなかったシーズンだったが、ここまで代打の1打席に留まった。2軍ではチームで5番目に多い268打席を与えられたが、スラッシュラインは冴えずに.237/.314/.342。伊東本人も忸怩のルーキーイヤーだったと思うが、最後に来季へつながる一閃が飛び出したのは、朗報だ。

20150927DATA03.jpg

森雄大7回3失点のQSピッチ。課題点の四球で崩れず!!



7回、打者27人、球数111、被安打5、被本塁打1、奪三振7、与四球2、失点3、自責点3。

今季1軍初登板となった5/13敵地オリックスでは3回8安打7失点。森の大火災となってしまったが、ファームで19試合に投げ、イースタン2位の防御率2.64を残してきた結果を、本戦では見せてくれたと言えそうだ。

この人の課題は明らかである。2軍での与四球率4.62が示すように、四球さえ出さなければ、ある程度のゲームメイクはできるのでは? 戦前にそのように予想していたが、そのとおりのかたちになった。

2四球はいずれも1番・秋山へのもの。リーグ2位の打率.351を記録する200安打達成打者だ。森が力んでコントロールをバラバラにしてしまうのも致し方ないと言えた。大事なのは、四球後に崩れなかったこと。本戦ではここを最も評価したい。

1回は1番・秋山にストレートの四球を与えて無死1塁。いきなり走者を出し、2番・渡辺直のバスターエンドランで1死2塁と得点圏にランナーを背負ったが、浅村、中村の中軸を打ち取った。浅村にはインコースのスライダーが効果を発揮。空三振に取った3つのストライクは全てスライダーで空振りさせた結果だった。中村にはインコースをストレートで果敢に攻めた。初球ストライクと、詰まらせて西田正面の遊ゴに仕留めた結果球、いずれも内角へ投げ切った結果だった。

もう1つは5回だ。代打・山川に適時打を浴び、秋山に四球を与えて、再びピンチの1死2,1塁。ここでは2番・渡辺直、3番・浅村を連続三振に取る見事なピッチングを披露した。

前の打席タイムリーを打ち返された2番・渡辺直には、初球、ファームで磨いてきたカーブで見逃しストライクを取ると、その後はチェンジアップとストレートの高低を活かした攻め。僅か2球で追い込むと、2-2からの第6球、アウトハイボールゾーンのストレートで空振りを奪った。選球眼に長ける渡辺直が明らかなボール球に手を出した珍しい場面。それだけ森の真っすぐが走っていた証拠と言える。

3番・浅村とはファウルで粘られ9球を要するフルカウント勝負になったが、ここでも浅村がタイミング合っていなかったスライダーを粘り強く投げ続けて空三振に取った。

浅村を空三振、三ゴ併、空三振と3タコにおいやった森。この日、森は浅村にスライダーを合計10球投げたが、その内訳は下記のとおり、完全に森に軍配が上がるかたちになった。

空振り6(三振2含む)
ファウル3 (ストライク寄与1、2ストライク以降2)
ボールカウント1

昨年、森は浅村にスライダーで投ゴに取っているので、ここまでの通算対戦成績で、森のスライダーは浅村殺しと言えそうだ。

奪った空振りは19球だった。

ストレートは6球。特に4番・中村から3つ、メヒアから1つ。強打者のバットを真っすぐでねじ伏せたのは、自信になりそうだ。スライダーでは11球。最も合っていなかったのは浅村だが、栗山、森、永江といった左打者からも記録している。その他、カーブ、チェンジアップでも空振りを奪った。

19球の空振りは、今季、楽天先発投手陣が記録した1試合での空振り数で、5/2西武戦の則本(7回12奪三振3失点)の29球、5/24西武戦(7回9奪三振無失点)の25球に次ぎ、9/14西武戦(7回11奪三振無失点)の19と並ぶ多さとなっている。偶然にも全て西武戦。振り回してくる強打者が多いからだろう。

残念ながら、今季初勝利を手にすることはできなかったが、クオリティスタートを記録できたのは今後につながりそうだ。

課題点を挙げるとすれば、解説・橋本武広氏も指摘していたように、捕手の配球・リードの意味・意図を考えた投球の実践だ。ボール球でも良いという要求のとき、ストライクゾーン真ん中に入るピッチングはダメということだ。長丁場の連戦、森の登板もあと1回は残されているはず。今回を踏まえたピッチングを期待したい。【終】


◎◎◎関連記事◎◎◎
ファン110人が参加した楽天イーグルス次期監督候補アンケート結果



有料メルマガ「shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン」。さらに深くイーグルスのこと知ってみませんか? 毎週月曜日 発行、月3~4回程度配信。月額514円。
登録初月の購読料は無料です。
クレジットカードお持ちでない(使いたくない)方の販売も対応しています。

購入方法(まぐまぐと直接販売)やメルマガ本文の一部内容など、詳しい御案内は「◎shibakawaの楽天イーグルス応援マガ ジン、読者募集のお知らせとバックナンバー一覧」をクリックして御参照下さい。皆様の読者登録をお待ちしておりま す。




Amazon、楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベーションになります




《当ブログのコメントルール》御感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球や楽天と関係のないもの、名無しや通りすがりなどハンドルネームがいい加減と私が判断したものは、内容に関わらず、御遠慮申し上げております。頂いても削除の対象となります。なお、管理人の都合により、返信が遅れる場合、またはできない場合がございます。

ブログパーツ
レンタルCGI






このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト



テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ

プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
08 | 2015/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
172位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
30位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}