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低めコントロールでゲームをもコントロール。トラウト&プホルスの強力3、4番コンビを封じ、岩隈8勝到達~2015年9月16日エンゼルス戦

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1勝1敗で迎えた本拠地エンゼルス3連戦。その第3戦である。

マリナーズは既に終戦モード。試合前、マクレンドン監督は番記者を相手に来季へ向けての若手起用やその構想の話に終始していたという。一方のアリーグ西地区3位のエンゼルスは、長らく1位を独走してきたアストロズの失速等により、ワイルドカードまでゲーム差3.5、ぎりぎり望みをつなぐ状況。

エンゼルスは岩隈のお得意様とはいえ、彼我の戦意、モチベーションの差は歴然と思われた。その中で、どう相手を御するのか?に注目していたが、いやはや、全くの杞憂だったようだ。

岩隈はセーフコフィールドのナイトゲームで6回を4安打1失点に抑える好投。全体の64%を低めに集めてみせ、奪三振9は今季最多を記録した。球数84と余力を残しながら、7回からマウンドをリリーフ陣に託す。ファークワー、Cスミス、ウィリヘルムセンが1イニングずつ零封リレーを完成させ、岩隈は今季8勝目を挙げている。

(下記へ続く)

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両軍のスタメン

エンゼルス=1番・マーフィー(左)、2番・カルホーン(右)、3番・トラウト(中)、4番・プホルス(指)、5番・クロン(一)、6番・アイバー(遊)、7番・フリース(三)、8番・ペレス(捕)、9番・ジャクソン(二)、先発・ウィーバー(右投)

マリナーズ=1番・中マルテ(遊)、2番・シーガー(三)、3番・クルーズ(指)、4番・カノ(二)、5番・スミス(右)、6番・トランボ(左)、7番・モンテロ(一)、8番・ミラー(中)、9番・スクレ(捕)、先発・岩隈(右投)

1回表、1番・好敵手のマーフィーを投ゴに退ける!!



立ち上がり、18球でゼロに抑えた。好敵手をあっさり退けたのが大きかった。

1番はマーフィーだった。レンジャーズ~インディアンスと渡り歩き、今季のフラッグシップディールで再びアリーグ西地区に戻ってきた左打者は、これまでシェアな打撃で岩隈から数多くのヒットを放っていた。その好敵手を僅か2球で退けた。アウトコースに逃げていくシンカー。バットの先に当たった打球は完全なるボテボテの投ゴだった。

その後、初安打を許す。2番・左打ちのカルホーン。追い込んでから決めにいったスプリッターがストライクゾーン内で甘く滞留したところをコンパクトに中前へ弾き返された。塁上に走者を置いた状態で、3番・トラウト、4番・プホルスの強力クリーンアップを迎えたが、つつがなく撃退することに成功している。

やはり、過去の対戦成績の成せる業なのか。トラウトにはボールが先行し2-0。やや肝を冷やしながら見ていたが、この後、2球続けての失投が、見逃しストライク、ファウルとなり、2-2。カウントを作ることに成功すると、ラスト5球目のスプリッターが鋭く落ち、トラウトを空三振に仕留めた。

4番・プホルスには落ちる球を2球使った。1度目は空振りを奪い、2度目は2-2からの投球。ストライクからボールゾーンへこれまた良く落ちたが、落ち際を片手1本で左翼後方ウォーニングゾーンまで飛ばされる飛球。しかし、打球に柵越えする勢いはなく、レフトのトラウトがグラブに収めて事なきを得ている。

2回は自らを波に乗せる三者凡退投球になった。

要した球数は僅かに8球。この回は相手が早打ちしてきたことも手伝って、大変小気味の良いピッチング。5番・クロン、6番・アイバー。いずれも結果球は真ん中に入るシンカーだ。一見、失投に見える投球である。特に岩隈は、左打者の真ん中低めをすくい上げで一閃くらうことがたびたびあるだけに、要注意の失投とも言えた。しかし、ここはいずれも二ゴ、中飛。詰まらせ、打ち上げさせ、打者に自身のバッティングを許さない。岩隈の球が良く動いている証拠なのだろう。7番・フリースには球を徹底して低めに集め、スプリッターでこの日2個目の三振を獲得している。

本戦初めてのピンチを抱えたのは3回のこと。拙守ともいえる連携ミスで三塁まで進出されたが、主導権を渡さず、相手を切り伏せた。

8番から始まる下位打線だったが、8番・右打ちペレスのひっぱりゴロ打球が三塁ベース真上を突破するツーベースとなり、無死2塁に。この後、バントで1死3塁となった。このバント、岩隈正面に転がった。3塁送球して完全タッチアウトのタイミングだったが、三塁手シーガーも前進してきており、ベースカバーがいない。止む無く1塁へ投げたが、嫌な形で1死3塁にしたというシーンだった。

ここで打順は1番に返り2順目に突入する。上位との対決になったが、ここもしっかり後続を打ち取っている。1番・マーフィーにはボール先行2-0後、アウトローに3球続けて集め、ひっかけさせてのイージーな二ゴに仕留めた。前進守備のカノの正面を突き、バックホーム。三走をホームで完全タッチアウトにし、2死1塁で1打席目にヒットを浴びていたカルホーンとの勝負。アウトコースの配球で追い込むと、ラストはこの日カルホーンに初めて使用した内角高めで三振を奪う。女房役スクレ自慢の高めリードが要所で見事に決まった。

味方拙攻で主導権を手放しかねない場面で圧巻の好投



3回裏、マリナーズの攻撃。ズッコケ珍場面が飛び出した。

目標を見失ったチームとはこういうものなのかというボーンヘッド。1死1塁で二盗を決めたマルテが捕手の2塁送球が外野に抜けている間に一気に3塁を陥れたシーン。実は2塁ベースに滑り込み、立ち上がって3塁に向かった時、2塁ベースを踏み忘れてまさかの憤死。普通なら0-0で来ていた試合の主導権が一気に相手に傾きかけてもおかしくないシーンになってしまった。

直後の4回表である。エンゼルスは3番・トラウトからの中軸攻撃。岩隈、直前の味方ボーンヘッドの嫌な流れ完全に断ち切る13球になった。

3番・トラウト空三振、4番・プホルス投ゴ、5番・クロン空三振。13球中8球を低めに集めて、トラウト、クロンは低めに良く変化したスプリッターで三振に取った。1打席目に速球&落ちる球のコンビネーションで三振させられていた3番・トラウトは2打席目、速球と落ちる球に意識があったはずだ。その中、本戦で初めて使用したスライダーが外角に決まり、ファーストストライクを見逃しで取る。2球目はその初球よりさらに外角いっぱいに厳しく決まる速球でストライクを取り、0-2と追い込むともうトラウトは岩隈の手のひらの上である。4番・プホルスの投ゴはアウトローの球をひっかけさせた完全なボテボテ。メジャー通算555号を決めた強打者には、屈辱的な打ち取られ方になったはずだ。

岩隈が味方の拙攻で広がりかねなかった拙い雰囲気を快投で払拭すると、直後の4回裏、味方打線がそれに応え、相手先発ベテラン右腕・ウィーバーから3点を先制する。

4回裏、ヒット2本で2死2,1塁、打席には7番・一塁でスタメン起用されていた出戻りのモンテロ。過去ウィーバーとの通算対戦成績は10打数5安打4本塁打。1打席目は一ゴ凡退していたが相性は良かった。そのモンテロがマクレンドン監督の期待に応え、相手の失投ブレーキングボールを左翼席へ叩き込む3ランショット。終わってみれば、これが本戦の決勝点になった。(SEA3-0LAA)

5回無死2塁で3者連続三振!!



3点の援護をもらった岩隈。直後5回表のピッチングが素晴らしかった。先頭打者フェンス直撃二塁打で無死2塁という局面で攻めの投球を貫くピッチング。7番、8番、9番(代打)の下位打線を3者連続三振。圧巻の内容だった。

12球中10球を低めにコントロールし、試合を制御した。9番は代打の左打ちジョイス。初球、2球、3球と低めに集めて2度ファウルを打たせて1-2と追い込むと、一転、ラストは高め釣り球で空三振。相手の意識の裏を突く見事な配球も光っている。

6回、好敵手の1番・マーフィーにボール先行3-1からの逆球をバックスクリーンに運ばれたが、ソロ弾なら(1試合3、4本とかは困るものの1本ぐらいなら)打たれても想定内。被弾後も、後続を凡退。この日3度目の対戦になったトラウトを二ゴ(センター返しの強い当たりだったが、2塁べーすすぐ右に守備位置を取っていたカノの正面を突く)、プホルスを見三振に退けている。(プホルスとの対戦は見どころの1つになった。低めスプリッターを狙っていた強打者。1回の1打席目は片手1本で左翼後方に運び、この打席でも大フライファウルをかっ飛ばしていた)

前回被弾したスライダーをほとんど使わず8勝目



これで岩隈の今季成績は防御率3.90、8勝4敗、QS率52.9%となった。

残り20試合も満たない中、岩隈に与えられる登板数はどのくらいだろうか? 2度与えられたら御の字かもしれない。もし2度マウンドに登ることがあったら、二桁勝利、防御率3.50、QS率60%、これを目指して欲しいと思う。(後者2つは2戦達成させても届かないとは思うものの、限りなくそこに近づけて欲しい。

前回9/11ロッキーズ戦ではスライダー失投を一閃されて3ランに泣いた岩隈だった。このことを踏まえたのだろうか、本戦の岩隈は80マイル前半のスライダーを(途中MLB Gamedayがフリーズして球種・球速集計されない球が12球あったが)僅か2球に留まった。あえてスライダーを投げずという選択も、好投の1要因になったと言えるかもしれない。【終】


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