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【試合評】 リーグ最強打線・リーグ最強投手陣は同時にリーグ最強守備陣だった~2015年8月23日●楽天イーグルス4-6ソフトバンク

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9回まさかの結末



楽天・川井、ソフトバンク・スタンリッジ、両先発がマウンドから早々に姿を消した15回戦。そのの結末は、終盤9回へもつれこんだ。

1回表、川井がヨーイドンの3失点。困った時のボブが困るかたちで幕開けしたが、楽天打線も反撃を開始する。制球定まらず不調のスタンリッジを攻め立てる。1回は4番・ウィーラーの左中間二塁打で1点を返すと、3回は1死満塁から銀次の中前適時打、後藤の中犠飛で2得点。3回までに合計3点を奪取し、試合を振り出しに戻した。イーグルスは2回から二番手・菊池。ホークスも4回から継投に入っていく。

次なる主導権は楽天が握った。5回、ペーニャ。ホークス三番手・巽の甘く入ったカーブを左翼席Eウィングへ。バットの先ながらも怪力で運んだ14号ソロで、イーグルスが1点の勝ち越しに成功する(楽5-4ソ)。

楽天は2回から投げた二番手・菊池が良く頑張った。要所を締める粘投で6回までの5イニングを零封。翌7回は二番手・青山が1イニング三者凡退に抑え、8回はクルーズへ。「勝利の方程式」で逃げ切り体勢へ。しかし、そのクルーズが中村に巧打の中前同点打を浴びてしまう。(楽5-5ソ)

その直後の8回裏、1死後、途中出場の聖澤が五十嵐から四球を選んで出塁。2死後、ヘッドスライディングで二盗を決めたが、西田が外角低めボール球の変化球に空三振。勝ち越しならず。

スコア5-5のまま、9回へ。楽天は五番手で松井裕樹が登板した。2番・川島を詰まらせて二飛、3番・柳田を外角いっぱい149キロ速球で見三振。圧巻の投球で2死まで漕ぎつけていた。

しかし、いきなりスイッチが切れたように、突如暗転した。

4番・内川の四球がいけなかった。怪我開けで本調子ではない右打者に、コントロール明らかに定まらないストレートのフォアボール。悲劇は直後の2死1塁で発生する。

打席は途中出場の福田秀平。まさかの一閃だった。

1軍通算496打席で本塁打は僅かに4年前の西武戦で放った1本だけ。まさに伏兵というべき左打者に、初球145キロのストレートを快音一閃された。確かに外角狙いがインコースに甘く抜けた逆球だった。しかし、右翼スタンド中段まで完璧に運ばれてしまう。打球を見送ったマウンド上の19歳左腕は、ただただ茫然。そんな一撃になった。(楽4-6ソ)

その裏、楽天もサファテから無死2,1塁のチャンスを作って粘りを見せる。

先頭・島内が活路を切り開いた。昨年、大谷翔平の150キロをスタンドまで運んだこともあり、スピードボールに強さを持つ北陸生まれの左打者がサファテの157キロを中前へ弾き返して安打出塁。続く松井稼がストレートの四球で歩き、無死2,1塁。

場内のボルテージも最高潮。大歓声に湧く押せ押せのチャンスだったが、ペーニャがサファテとの力勝負に敗れると、代打・藤田がショート・今宮の好守に阻止されての遊ゴ。ラストバッターは阿部。1点リードしていた8回から銀次の代わりに守備固めで途中出場していたが、2死3,1塁から撫で斬りにされ、最後はフォークに空三振。サファテに34イニング連続奪三振を献上し、ゲームセット。イーグルスは今季3度目の6連敗になっている。

試合後の大久保監督、「ブレずに前を向いてやっていく」といつものお決まりの台詞を口にしたが、3位とのゲーム差はさらに広がり、7.0になった。果たして上はあるのか?ないのか?・・・

チーム成績は5位、109試合45勝61敗3分の勝率.425、借金は今季最多の16へ。ゲーム差は1位・ソフトバンクと26.5、2位・日本ハムと17.5、3位・西武と7.0、4位・ロッテと6.5、6位・オリックスと1.0となった。

各種戦績は、後半戦9勝18敗、8月6勝12敗で8月の勝ち越しは消滅、ソフトバンク戦3勝11敗1分、コボスタ22勝25敗3分、先制された試合は13勝38敗2分、7回終了時リードしている試合33勝3敗となっている。

(下記へ続く)

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両軍のスタメン

ソフトバンク=1番・明石(二)、2番・川島(左)、3番・柳田(中)、4番・内川(指)、5番・李大浩(一)、6番・松田(三)、7番・中村(右)、8番・鶴岡(捕)、9番・高田(遊)、先発・スタンリッジ(右投)

楽天=1番・島内(中)、2番・松井稼(右)、3番・ペーニャ(一)、4番・ウィーラー(指)、5番・銀次(三)、6番・後藤(二)、7番・北川(左)、8番・嶋(捕)、9番・西田(遊)、先発・川井(左投)

今夜もミス続出の楽天



今夜もミスが相次いだ。

まずは1回表だ。4年目の若手と17年目のベテランが拙い守備で3失点に大きく絡んだ。

1番・明石の当たりは左前へ。詰まり気味のフライが襲った。通常なら左前着弾シングルヒットコースである。しかし、レフト北川が若気の至りチャージ。及ばずグラブで打球を弾き、後逸。通常なら無死1塁で済んだところ、若手のミスで一気に無死2塁のピンチを招いてしまった。挑戦する心持ちは立派だと思う反面、あの場面は状況を考えて無難に処理するべきだ。最強軍団を相手に、とにかく先取点は禁物。楽天はホークスに先制点を奪われた9試合で1勝8敗と大きく負け越していたのだから、リスクを背負うシーンではなかった。

この後、1死3塁、柳田の一ゴ時に、ベテランらしくない川井のミスが発生する。

1,2塁間、ファースト左に転がったイージーゴロ。ペーニャが飛び出して補球した。1塁のベースカバーは当然ピッチャーが行くべきシーン。しかし、川井の動き出しが遅く、柳田に1塁を駆け抜けられてしまう。この間、三走に先制の生還を許し、なおも走者が残ったことで、李大浩の2ランショットを招く悲劇になった。(楽0-3ソ)

攻撃でもミスが発生した。4-3と1点リードしていた6回裏の攻撃。先頭・北川が安打出塁。代走に聖澤を送り、2点目を取りに勝負に出たシーンだった。打席は8番・嶋。きっちりバントで聖澤を2塁に送りこみたいところだった。しかし、バント見逃しストライク、バントファウルで追い込まれ、止むなく打って出てのイージーな中飛に倒れてしまった。

嶋といえば、バントも上手いことで知られている。しかし、今季だけは不調。これで嶋の「真のバント成功率」は37.5%に下がってしまった。(企図16、バント成功6) (※真のバント成功率は、2度ファウルなど追い込まれてやむなく打って出た打席もバント失敗と認定し、分母に加えたもの)

ミスが目立ち、それらが失点に結びつき、チャンスを手繰り寄せることができなかった楽天。一方のホークスは明石や柳田らに好守が連発した。特に2-3と1点差に迫った3回1死満塁、後藤のセンター後方フェンス際まで達した長打コースの快飛球を、柳田が背走、最後はジャンピングキャッチでグラブに収め、即内野に返球。大きく飛び出していた2塁走者ウィーラーが帰塁できずの併殺劇になるビッグプレーは試合の明暗を大きく分けた。抜ければ、走者一掃、楽天に大きく流れが到来するシーンだっただけに、イーグルスにとっては不運だった。

リーグ最強守備陣の好守に阻止される



ゴロでも明石、途中出場の今宮らの好守が目立った。楽天打線は11本のゴロを放ったが、そのうちホークスの内野守備網を突破できたのは9回先頭・島内のセンター返し1本だけ。逆に併殺打を2本計上した。1回2死3,2塁で後藤の打球はセカンド左の突破してもおかしくない当たりだったが、明石の軽快守備に阻まれた。3回先頭・島内の当たりも1,2塁間突破コース。しかし、ここも明石のスライディングキャッチに遭い、アウトになった。

少し古くなってしまうが、前半戦終了時のホークスのゴロアウト率、外野フライアウト率を某シンクタンクのデータで確認してみる。すると、前者はリーグ1位。5位の楽天とは3.6%もの差異が生じていた。後者はリーグ2位。3位・楽天とは2.9%の差異が発生している。

リーグ最強打線にリーグ最強投手陣は、同時にリーグ最強守備陣と言えるのだ。誠に悔しいが、彼我の戦力差を痛感してしまう。こんな強大な相手にあと10試合も試合を残しているのだから、一気に気分が重くなってしまう。

松井裕、悔やまれる内川への四球



2死までスイスイ漕ぎつけたというのに、4番・内川に四球。ストレートのフォアボールは今季5度目を数えていた。

怪我開けで本調子ではない内川に、完全なボール球4個だった。

なぜ制球乱れたのか?

恐らく長打を嫌ったに違いない。一発はなくても、二塁打で一気に得点圏に進出されることも嫌ったのかもしれない。昨年の対戦成績があまりにも悪すぎた。14打席、13打数6安打6打点、1三振、1四球、3二塁打の対戦打率.462。今季も5/9の対戦時に左安を打たれて、通算対戦打率は.500を数えていた。

これだけ打たれて、6打点も許しているとなると、松井裕のイメージの中でも(事実そうなのだが)「最大の天敵」という位置づけだと思う。相手の状態云々ではなく、こちら側の心理状態がこのことで悪化し、制球を大きく乱したと言えそうだ。これでますます、内川との対戦で気後れしなければいいが・・・と心配である。

まあでも、松井裕樹のストレートをスタンドまで運ばれたのだから、ある意味、きっぱり割り切ることができる。実況・上野晃アナが解説・松本匡史氏に松井の良さはどこですか?と話を振ると、松本氏は淀みなく「ストレートですね」と即答。ウンウンそのとおりだよと相槌を打ったその矢先のアクシンデントになってしまった。

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難しい役回りを良く演じた菊池保則



5回、打者21人、球数96、被安打4、被本塁打0、奪三振4、与四球2、失点0、自責点0。

ペーニャの一閃で勝ち越しに成功。そのまま勝利の方程式で1点差逃げ切り勝利を飾っていたら、本戦最大の立役者は菊池保即だっただろう。

難しい状況での役回りを良く演じきった。先発が早々に崩れて2回からの登板、ロングリリーフは必至という状況だった。1点返したとはいえ1-3で2点を追っているゲーム展開。防御率No.1投手陣が相手ということを考えれば、これ以上の失点は1点たりとて絶対に許されないシチュエーションだった。通常なら6回3失点とかQS範囲内でゲームメイクできるところ、とにかくゼロに抑えることを求められての登板だった。

合計5イニングで三者凡退は4回の1イニングだけ。残り4イニングは走者の出塁を許し、合計3イニングで得点圏に走者を背負った。しかし、要所で良く粘った。得点圏で打者7人と対峙し、7打数1安打、3三振。1安打も外野手正面を突き、2塁走者3塁ストップで本塁生還はさせなかった。そのうち打者を打ち取った4つの結果球は、今季多く投げている菊池の成長球、フォークだった。

見応えあったのは、2安打1四球で招いた2回の1死満塁ピンチだ。打席は3番・柳田、4番・内川、相手の中軸打線。一打出れば複数失点で試合の主導権を一気にもっていかれてしまう場面だった。かなりの試練を迎えていたが、ここをいずれもフォークで空三振、三ゴに退けた。特に柳田との勝負は圧巻。ボール先行2-0から良くフルカウントに持ち直しての空三振劇になった。内角を速球で連続で果敢に攻めた後、外角でファウルを打たせ、ラストは膝元近くに落ちる球。絶妙のドクターK劇でピンチを退けている。

この危機を切り抜けることができたのも、今季、走者をスコアリングポジションに背負っても打者をねじ伏せてきた実績が自信になっているからだろう。これで、菊池の得点圏被打率は92打数16安打の.174となっている。【終】

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