FC2ブログ

【試合評】 サンチェス、伊志嶺、後藤。本拠地初の3連弾も、むなしく空砲~2015年7月25日●楽天イーグルス4-7ロッテ

スポンサーリンク




《Twitterやっています》アカウントは@eagleshibakawaです。ブログ更新のお知らせ、プロ野球、スポーツの話題、時々実況しながら記録などをつぶやきます。フォロワー数1650人突破。

《facebookページを作りました》当ブログのページをfacebookに作成しました。ブログ更新情報やブログに載せない、Twitterでつぶやかない軽い話題などもアップ中。現在いいね!400人到達。
http://www.facebook.com/eagleshibakawa

5年10カ月ぶりの3者連続ホームラン



3点を追った4回裏、コボスタの夜空にドカンドカンドカンと3発の花火が打ち上がった。

口火を切ったのは4番のギャビー・サンチェスによる一閃だった。

「自由にいっていいと言われていたので、好球必打で打ちました。 反撃のきっかけになる一打が打てて良かったです」。メジャー時代からの苦手球種スライダーを仕留めた。1-1から真中に入る唐川侑己の失投133キロを料理した。文句無しの完璧な放物線が左翼席スタンド中段まで伸びていく6号ソロショット。

今季4試合目の5番起用になった伊志嶺忠も続いた。

「狙い通りのスイングができました。 打った瞬間行ったと思いましたね。 サンチェスに続くことができて良かったです」。現在、間を取ることに意識を置いて打撃に取り組むと言う伊志嶺。今までは1、2、3でバットを振っていたのを、今季は1、2の3とワンテンポ置いて踏み出すときに左足で粘って、軸足の股関節にしっかり力を溜めてからから打つようにしたことで、球のみきわめができるようになった。恐らくここもそういう理想のバッティングだったのだろう。高めから入る初球103キロを鮮やかに捉え、ポール際の右翼席へ叩き入れる3号ソロ。初球甘い速球を悠々見逃した第1打席、唐川の前に3球三振に倒れていた。恐らくその後悔もあっての初球攻撃だったのだろう。

仕上げは6番・後藤光尊だ。「勢いでいきました。 完璧でしたね!」というスイングがボール先行2-1から真中低めに入った134キロ速球を右中間スタンドまで運んでいった。ここまでの5本は全て変化球。速球を仕留めたのは今季初になった。

犬鷲戦士の3者連続本塁打は、2009年9/26西武ドームのライオンズ戦、4点を追った5回、岸孝之からセギノール、リンデン、中谷仁が決めて以来、5年10カ月ぶりの快挙。もちろん、本拠地では初の競演になった。

【本日最終日】【アンケート】
楽天イーグルス2015年後半戦、あなたが期待したい野手&投手は?


皆さんの御応募、お待ちしています。詳しくは http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-2776.html まで。


3連弾が勝利につながらず。6回に辛島、福山が炎上



序盤2回まで3点を先制され、重苦しい試合展開を余儀なくされていたコボスタ。3者連続ホームランで一気に活気づいた。生き返ったかのような土曜日のナイトゲーム。流れはイーグルスだ。5回裏終了時のインターバルに打ち上がった本物の花火を見ながら、多くのファンがその余韻をかみしめ、確信したのもつかの間だった。

この3者連続ホームランが勝利につながらない悲劇。6回表、辛島、二番手・福山が4点を失った。

5番・クルーズから始まるロッテの攻撃だった。クルーズに1-2から投じた外角低めチェンジアップを巧打で左前へ弾き返されると、6番・井口に嫌ったかのような3-1からのフォアボール。無死2,1塁で7番・鈴木との対決は白眉。2-2から低めに決まった最高のチェンジアップを繰り出し、空三振に仕留めたが、8番・伊志嶺に捕まった。

まるで前夜を彷彿とさせる痛烈ライナーが右翼を襲う。松井稼の右、その頭上を越えていきウォーニングゾーンに着弾した当たりは2塁からクルーズが生還してくるツーベース。終わってみれば、この当たりが決勝打になる。(楽3-4ロ)

ここで大久保監督、辛島を諦めて二番手で連投の福山を投入。しかし、1死3,2塁で田村に一塁線にプッシュバンド気味のセーフティスクイズをあっさり決められてしまうと(あまりにも無警戒すぎた...)、続く2死3塁、1番・中村に失投スライダーを左中間スタンドへ放り込まれてしまい、あれよあれよの4失点。今季の福山、これで前の投手が残した走者24人のうち10人を生還させてしまっている。

楽天は6回、7回のノーアウトからのチャンスを逃し、ようやく9回、盗塁で二進した聖澤をウィーラーの適時打でホームに呼び込んだのが精一杯。

6回無死3,1塁、後藤の盗塁失敗が痛かった



6回は伊志嶺、後藤の連打で作った無死3,1塁、代打ペーニャの打席時で一走・後藤が投手牽制に誘い出されるようにして二盗失敗に終わってしまったのが、反撃の機運に水を刺すかたちになった。代打ペーニャも気落ちしたのか、あっさり空三振。結局、この回1点も返すことができずに終わる。

後藤の盗塁成功率は68.4%に(盗塁13、盗塁刺6)。盗塁刺6のうち、3つは本戦のように捕手送球ではなく投手牽制で誘い出されての失敗である。好走塁と暴走は紙一重、指揮官は「結果論」とかばったが、無死3,1塁の得点期待値1.721を1死3塁0.919まで大きく下げてしまうミスは、やはり、痛かった。

6/21まで8勝2敗と相性が良かったはずのロッテ戦。これで6/30から雨天中止を挟んで4連敗と雲行きが怪しくなってきた。

チーム成績は87試合39勝45敗3分、借金6の勝率.464。ロッテと入れ替わりで5位転落。ゲーム差は1位・ソフトバンクと16.0、2位・日本ハムと10.0、3位・西武と4.5、4位・ロッテと0.5、6位・オリックスと4.5。唯一の救いはライオンズが負けたため、3位とのゲーム差が変わらなかったことだけ。

7月6勝9敗1分、後半戦3勝2敗、ロッテ戦8勝6敗(コボスタ4勝3敗)、コボスタ18勝18敗3分、先制された試合13勝27敗2分、6回終了時に負けている試合6勝34敗、TOHOKU GREEN4敗の推移としている。

(下記へ続く)

ブログ村投票のお願い
皆さんの1票が継続運営のエネルギーになります

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

20150725DATA02.jpg
HANREI3.jpg

両軍のスタメン

ロッテ=1番・中村(三)、2番・角中(左)、3番・清田(右)、4番・デスパイネ(指)、5番・クルーズ(二)、6番・井口(一)、7番・鈴木(遊)、8番・伊志嶺(中)、9番・田村(捕)、先発・唐川(右投)

楽天=1番・聖澤(中)、2番・ウィーラー(三)、3番・松井稼(右)、4番・サンチェス(一)、5番・伊志嶺(左)、6番・後藤(二)、7番・フェルナンド(指)、8番・嶋(捕)、9番・山崎(遊)、先発・辛島(左投)

20150725DATA04.jpg

楽天打線、拙攻相次いだ序盤3回までの攻撃



5回、打者22人、球数82、被安打7、被本塁打3、奪三振2、与四球2、失点3、自責点3。

防御率6.70、FIP4.82、3勝2敗、WHIP1.63、QS率25.0%。元々キレで勝負するタイプだが、本戦のストレート平均球速は133.1キロ。昨年の136.1キロから3キロ減と球速も出ず、ここまでの同被打率も.366とかんばしくない唐川を、序盤3回までに攻略できなかったのが、最大の敗因だ。

前日、橋上ヘッドコーチは涌井を評して「圧倒される球はなかったが、打ちあぐねた」と語ったが、本戦も全く同じかたちになった。

序盤3回まで毎回イニング先頭打者が出塁した。1回は1番・聖澤が四球出塁。足を活かして得点圏に進出したいという場面で、2番・ウィーラーが初球を打って二飛凡退。せっかく1塁走者が背番号23なのだ。ここはサインが出ていなくても、ウィーラーには初球は待って欲しかった。その後、聖澤がウィーラーの失敗をリカバーすべく盗塁を仕掛けたが、分かっていた相手の好送球に遭い、2塁タッチアウトになった。

2回は1死3,1塁でフェルナンドがサード併殺打、3回は2死3,1塁で松井稼が泳がされてのイージーな二ゴ。いずれもボール球に手を出しての凡退劇だった。前半戦終了時、楽天打線のボールゾーンスイング率は35.3%。これはロッテの35.4%に次ぐリーグワースト2位の数字である。何でもない三流投手を早々にKOできなかった要因は、楽天打線の悪い癖、ボール球に手を出しての凡退劇があった。

20150725DATA03.jpg

辛島航の不調はスタミナ不足が原因では?!



5回1/3、打者26人、球数86、被安打8、被本塁打0、奪三振2、与四球2、失点6、自責点6。

6/12中日戦までは4試合連続QS、うち2試合はハイクオリティスタートと出遅れながらもロケットスタートを切った辛島。しかし、リーグ戦再開以降、調子を落とし、その傾向が本戦でも継続されたと見るべきだ。

BABIPが.217と極端に低かったため、いずれ揺り戻しが来るのでは? そんなことも懸念されたが、最大の原因はスタミナ不足なのだろう。

本戦もグラウンドレベルは相当蒸していたと思われ、両先発投手、かなり早い段階から汗をかいていた。ムンムンとした熱気が残る夏場の屋外ゲームの難しさという問題に加え、キャンプ中に背中を痛めたことで、長いイニング、長いシーズンを投げるための身体作りが思うようにいかなかったのが響いている気がする。

4月には右手親指にメスを入れるなど、キャンプ中にできなかった体力作りをシーズン入ってからも実施できなかった。6/19ロッテ戦で左背中痛で登板回避したできごとも、そのような体力面の不安が露呈したアクシデントのように思えるのだ。

ストレートの平均球速は7/3日本ハム戦の135.4キロを起点に3戦連続で7/10オリックス戦134.6キロ、本戦133.8キロと下落している。打たれたヒット8本中5本が2ストライク以降だったことも、辛島らしくない完全なボール球が多く目立ったのも、辛島の球が想像以上に走っていない、キレていない証拠のように思われる。

6月までチームQS率60.6%を誇った楽天先発陣。しかし、7月以降は43.8%だ。ここへきて先発投手陣に疲れが見え始めている。いよいよ困った時のボブの季節到来になるのかもしれない。【終】

◎◎◎関連記事◎◎◎
【記録】 松井稼頭央の球団新150キロ撃ち。150キロ以上に滅法強いカズオBurn!!の好成績を確認する~楽天イーグルス主要打者150キロ以上ストレート打撃成績より
デーブ楽天、前半戦の野手MVPは松井稼頭央の完全一択だ
【試合評】 雨中のコボスタで嶋基宏と美馬学の信頼関係の“揺らぎ”を垣間見る~2015年7月24日●楽天イーグルス2-6ロッテ



有料メルマガ「shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン」。さらに深くイーグルスのこと知ってみませんか? 毎週月曜日 発行、月3~4回程度配信。月額514円。
登録初月の購読料は無料です。
クレジットカードお持ちでない(使いたくない)方の販売も対応しています。

購入方法(まぐまぐと直接販売)やメルマガ本文の一部内容など、詳しい御案内は「◎shibakawaの楽天イーグルス応援マガ ジン、読者募集のお知らせとバックナンバー一覧」をクリックして御参照下さい。皆様の読者登録をお待ちしておりま す。




Amazon、楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベーションになります




《当ブログのコメントルール》御感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球や楽天と関係のないもの、名無しや通りすがりなどハンドルネームがいい加減と私が判断したものは、内容に関わらず、御遠慮申し上げております。頂いても削除の対象となります。なお、管理人の都合により、返信が遅れる場合、またはできない場合がございます。

ブログパーツ
レンタルCGI





このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト



テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ

プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
06 | 2015/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
178位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
30位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}