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【試合評】 則本丸焼き事件。新旧新人王の初対決はまさかの結果に~2015年6月30日●楽天イーグルス0-8ロッテ

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新旧新人王、初のマッチアップも...



楽天・則本昂大vsロッテ・石川歩。2013年新人王と2014年新人王による初のマッチアップ。ロースコアの投手戦になるという意味で「厳しい試合展開」が予想された。

というのも、石川は通算16勝中、QVCマリンフィールドで12勝を荒稼ぎするほどマリンのマウンドとの相性が良いからだ。また、ロッテは先のカード、ディクソン、金子千尋とリーグを代表する先発投手を本拠地で制し、逆転2連勝で迎えた本3連戦。デスパイネ復帰もあってチーム状態が良さそうに見え、3タテをくらわした先の3連戦とは違う雰囲気を感じ取っていた。

「厳しい試合展開」というその予想は、違った意味で的中している。

まさかの則本炎上。

6回持たずの9安打8失点。序盤4回まで4失点。初回にデスパイネに11号3ランを被弾すると、翌2回はヒット3本を集められ、清田タイムリー。3回以降は立ち直ったかに見えたが、6回無死2,1塁からバント処理時に自らの悪送球で無死満塁のピンチを招くと、その後、岡田に2点適時打を浴びてノックアウト。後を託された二番手・戸村も清田に2点タイムリーを打たれた。

得点力を上げるべく、チーム戦略室の発案でペーニャを2番に置き、1軍最昇格してきたばかりのサンチェスを4番に据える大胆なスタメンを組んだイヌワシ打線。

しかし、その試みも上手く機能せず、スコアボードにゼロを並べ続けた。相手先発・石川の前に2回、4回、5回、6回とイニング先頭打者の出塁に成功し、うち3イニングは無死得点圏のチャンスを得た。しかし、要所で相手の投球が勝ったのと、味方打線の力量不足が露呈するかたちになり、無得点。結局、石川に7安打120球、4/28西武戦以来の今季2度目の完封勝利を許すかたちになっている。

7回からの2イニング、ルーキーの加藤がプロ初登板を飾っている。

イーグルスは6月最後のゲームをエースの好投で連敗ストップといきたかったところだったが、今季2度目の手痛い5連敗になっている。

チーム成績は71試合33勝36敗2分、借金3。順位は5位。ゲーム差は1位・ソフトバンクと11.0、2位・日本ハムと6.0、3位・西武と5.5、4位・ロッテと1.5、6位・オリックスと6.5とした。

各種戦績は、6月11勝9敗、リーグ戦再開&嶋離脱後3勝5敗、銀次離脱後14勝14敗、藤田離脱後1勝5敗、ロッテ戦3勝8敗、カードの初戦14勝12敗1分、ビジター16勝21敗、先生された試合10勝20敗1分の推移になった。

(下記へ続く)

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両軍のスタメン

楽天=1番・松井稼(右)、2番・ペーニャ(指)、3番・牧田(中)、4番・サンチェス(一)、5番・中川(左)、6番・三好(三)、7番・後藤(二)、8番・阿部(遊)、9番・小関(捕)、先発・則本(右投)

ロッテ=1番・清田(右)、2番・根元(一)、3番・角中(左)、4番・デスパイネ(指)、5番・クルーズ(二)、6番・今江(三)、7番・鈴木(遊)、8番・田村(捕)、9番・岡田(中)、先発・石川(右投)

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石川の緩急&低め変化球ピッチングに苦しむ



9回、打者34人、球数120、被安打7、被本塁打0、奪三振11、与四球1、失点0、自責点0。

楽天が相手先発に完封を許したのは、4/19日本ハム戦の大谷翔平、4/29オリックス戦のバリントン、5/26阪神戦の岩田に続く今季4度目の屈辱になった。

噛み合わない攻撃が目立つ本戦だった。

初回の攻撃からしてそんな感じ。1死後、2番に起用されたペーニャが右前に弾き返して出塁。3番・牧田は本戦2安打1四球と良く出塁したが、この場面では直前球との緩急差35キロ、103キロのカーブに体勢崩されての6-4-3併殺打、チャンスを広げることが叶わなかった。

ペーニャ&牧田の連打で無死2,1塁を作った4回は、その後、サンチェス、中川、三好が揃って三者三振。サンチェスは復帰1打席目、いきなり139キロ速球を捉えての左中間ツーベースを放ったが、2打席目の本打席では同じ139キロ速球に今度は見逃し三振に倒れた。

5回は2死3,1塁で既に2安打を放っていた2番・ペーニャ。打撃の調子が上がってきた怪力伝説の前に複数走者を置く格好のかたちを作ったが、そのペーニャが空三振。2-2から緩急差28キロ、113キロの外角縦割れカーブにバットが空を切ってしまった。

結局、石川の前に7安打。ペーニャ、牧田の2、3番はマルチ安打。4番・サンチェスも1安打を記録したが、上手くつながらず、ホームが遠い1戦になっている。

平均球速140.6キロのストレートと同110.0キロのカーブ。この緩急差によるピッチングが、経験に乏しい若手主体の楽天打線を最後まで悩ませた。緩急差25キロ以上での結果は、ゲッツー含む5打数0安打2三振だった。

石川は変化球の実に69.6%を低めに集め、その低め変化球に9打数0安打、6三振、1四球。15個の空振りを喫し、全くアジャストすることができなかった。特に中川、三好、ペーニャ、サンチェスの右打者は追い込まれてからの誘いの変化球に簡単に手を出しすぎての凡退劇が目立ち、2ストライク以降に変化球12球を投げられて、バットを振りにいった8球中、実に7球でバットが空を切る三振になっている。いずれもアウトコースのシンカー、カーブ、スライダー。うち4球が中川、中川は4打席4三振と重症だ。

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則本、制球甘く、球威乏しく...今季初の回途中降板劇



5回1/3、打者27人、球数93、被安打9、被本塁打1、奪三振5、与四球2、失点8、自責点7。

これで則本の投手成績は4勝7敗、防御率3.23、FIP2.71、WHIP1.20となっている。

立ち上がりから制球が甘かった。

1番・清田は見三振に取ったが、その結果球からしてアマアマ。外角狙いのスライダーが真中に入る失投。清田が見逃してくれたのは僥倖以外の何物でもなかった。2番・根元には0-2から低めストライクゾーンに滞留するフォークを右中間に打ち返されるツーベース。3番・角中にはボール先行。フルカウントからの膝下147キロが大きく外れて歩かせてしまうと、1死2,1塁で4番・デスパイネ。初球だった。外角狙いの128キロがベルトの高さに入る失投。これを文句なしの一閃を受け、左翼席一直線の3ランを被弾してしまう。

2回も甘かった。先頭・鈴木への初球。アウトコース狙いの速球が真中寄り高めに入ったところを中前に快打された。8回9安打2失点と投球回を上回る被安打を許した前回6/23オリックス戦では左打者外角、右打者内角狙いの速球のコントロールが甘く、数多くのヒットを浴びていた。今回、その点が修正されているかが気になっていたが、今回も甘く(8打数)3安打とかんばしくなかった。

その後、バントで1死2塁、岡田に逆方向に打ち返された。6/20の試合で背番号1が投げ込んだアウトロー146キロを左前に弾き返したあの時のようなヒットでつながれ1死3,1塁。この後2死3塁まで漕ぎ着けた則本だったが、フルカウント勝負になった1番・清田に外角低めチェンジアップを巧打され、三遊間を破る左前タイムリーを許した。

■ロッテ・清田育宏 vs右投手 安打マップ
Baseball Labより。御覧のように外角低めは清田のホットゾーンである。


最遅94キロ、最大緩急差50キロでデスパイネに一矢報いる



3回以降は立ち直りを見せた則本。5回2死走者なし、デスパイネとの本戦3度目の対戦は見どころになった。

初球96キロ、2球目94キロ。いずれも低めに入る素晴らしいカーブで空振りを奪取すると、一転、3球目、4球目は150キロ超えのストレート。ボールにはなったが、球速表示は153、152を計測した。2-2からのラストは102キロのカーブ。真中に入る甘い投球になったが、緩急差50キロでデスパイネのタイミングをはずし、イージーな左飛に仕留めている。94キロカーブは則本による今季最遅投球。緩急差50キロは今季楽天投手陣で最大差を記録した。

バント処理を誤り、ピンチ拡大。その後に2失点



デスパイネとのシビれる対戦を制し、立ち直ったかに見えた則本だったが、翌6回、ノックアウトの憂き目に遭っている。

クルーズ、今江の右打者にいずれもピッチャー返しを浴びた。2本とも則本が反応したが取ることができず、バックアップのショート阿部の横っ飛びも及ばずに中前へ抜けていく。無死2,1塁で7番・鈴木。則本の左側、三塁側に転がした送りバント処理に対し、則本が1塁へ悪送球。送球がやや逸れてしまい、無死満塁に。

1死後、岡田への初球。内角を突いた147キロ速球を振り切られた。詰まらせた飛球だったが、満塁で内野守備陣は前進守備。これがアダになってしまい、前進守備の内野陣の頭上を越えて、右前に落ちる2点タイムリーになる。通常守備なら二飛になっていたであろう当たりだった。則本はここで降板。回の途中でマウンドを去ったのは今季初になる。(楽0-6ロ)

最後に、本戦の球種割合を確認してみよう。フォークが5.4%と少なくなっている。交流戦時は15.5%あったのが、リーグ戦再開後には急減している。やはり、肘の具合など、どこか悪いのだろうか? 【終】

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