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【惜別】10月3日に戦力外になった木村謙吾、有馬翔、仲澤広基、神保貴宏の4選手を回顧する

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戦力外になった木村謙吾、有馬翔、仲澤広基、神保貴宏を振り返る



10月3日に戦力外になった井坂亮平、木村謙吾、有馬翔、仲澤広基、神保貴宏の5名について思い出や私見を厳しい筆致も交えながら綴る惜別エントリー。井坂はこの1つ前のエントリーで触れたので、ここでは残り4選手について書いていきたい。

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木村謙吾・・・自己節制ができず4年で2度の戦力外へ



宮城県塩釜市出身。仙台育英高を経て2010年ドラフト育成2位で楽天入りした。仙台育英高ではエースとして3年時の甲子園出場に活躍したこともあり、また、楽天では地元・宮城初の生え抜き投手の入団で、そのずんぐりむっくりした体躯も相まって、地元では人気のある投手だったようだ。しかし、いかんせん、キャラクター先行しすぎた。球団もアマ時代の怪我やその重体重にリスクを感じたからこそ育成枠での指名になったと思われる。

木村と言えば2010年12月の新入団選手会見を思い出す。1年目の目標を訊かれた木村は「自分ちょっと太っているのでとりあえず痩せて」と場内の笑いを誘い、「1年目はからだ作りをしっかりしてから」と続けた。怪我にも泣かされたり、技術的に未熟な部分はあったと思うが、結局のところ、「とりあえず痩せる」という自己節制ができなかった。この一言に尽きるような気がする。

膨大なドラフト情報を紹介しているドラフトレポートさんによると、当時の木村の体重は87キロとある。Wikipediaに目を落とすと本日現在88キロの表示、手元の『2014プロ野球オール写真選手名鑑』では90キロ。なぜか増えているのだ。実際のところは分からないが、誰が見ても一目瞭然なほど身体を絞ることはできなかったということは言えそうだ。

■木村謙吾 2軍 年度別 投手成績


2年目の2012年は7月に左肘のトミージョン手術を受け、2013年の夏場までリハビリ。同年オフには育成契約解除後に球団側の温情で再契約を結び直したが、4年目の今年も結果を残すことができず、10/3に戦力外通告を受けた。

1軍出場ゼロ。2軍での通算成績は11試合0勝1敗、12回2/3を投げて防御率12.08、WHIP2.61、与四球率9.24、暴投5。これらの数字が示すように、制球難を克服できずに終わった。

今季、利府でノーコンぶりを象徴する試合があった。4/1ヤクルト戦だ。2-2の同点で迎えた延長10回表、四番手として回アタマから登板した木村だったが、そのストライク率は13.6%。22球投げてストライクは僅かに3球しか入らず。四球、暴投、死球、四球。この間、9球連続ボールなどで無死満塁の自作自演を披露すると、バッターボックスは佐藤貴規。仙台育英時代に同じ釜の飯を食べた元戦友に対してもストライク入らずの押し出しフォアボール。この後、もう1つ押し出しを与えて、結局、5四死球で3-9の大敗の原因を作ってしまった。

木村はTwitterもやっているが、Twitterでの先輩選手や山村宏樹氏とのゆる~い絡み、時節アップされるゆる~い写真等を見て、自分の置かれた立場が分かってないと感じたファンは私だけではないはず。そういった面も含めて自己管理ができなかったというイメージが強くなってしまう。



有馬翔・・・入れ違いでホークス入りした勧野がまずまず元気なんですが...



昨年ソフトバンクから戦力外を受け、合同トライアウトを経て育成枠で楽天入り。しかし、3/22日本ハム戦、4/1ヤクルト戦、7/13日本ハム戦の僅か3試合に止まった。打者11人に対して2回2/3、被安打1、与四球2、与死球1。失点・自責点0で防御率0.00だったが、昨年ドラフトで左腕が大量入団して競合が多くなったチーム事情も相まって、使えないと判断されての今回の戦力外通告に至っている。もしかすると怪我もあったのかもしれない。

有馬というと、勧野甲輝を思い出す。両人ともに昨年戦力外を受けてトライアウト経由で有馬は楽天へ、勧野はホークス入りするという逆の人生を辿った。しかし、1年経って明暗分かれる結果となった。有馬が冴えない成績で戦力外になったのに対し、勧野は38試合71打席に起用され.258/.343/.419のOPS.762とまずまずの数字。私が夏場に1度確認した時にはOPSは8割を超えていたのを覚えている。

共に主力選手だったバットマン同士のトレードになった鉄平─後藤移籍劇と相まって、勧野─有馬の交換劇も悪い出目。相手はそれなりの掘り出し物を手にし、こちら側は無用戦力を手にするハメになった。有馬の場合は育成枠のため痛くはないのだが、それでもイメージは悪くなってしまう。昨オフのドラフトを除いた一連の補強劇は、ほとんど失敗に終わったということなってしまい、今季楽天が低迷したその一端が、こんな無名育成左腕の末路からも少し透けて見えてしまうところが、甚だ残念だ。



仲澤広基・・・勝負のシーズンも競合選手とのサバイバルに敗れ去る...



ジャパーンの相性で知られる仲澤も今回戦力外を余儀なくされている。2012年オフに金刃と共に横川・井野との交換トレードで巨人から楽天入り。当時の日刊スポーツの記事を改めて確認すると「守備力に定評のある仲沢は、右打ち野手の層の薄さに苦しんだ星野監督にとっては、長く探し求めていた人材だ」とある。内野全ポジションを守ることができるユーティリティもアピールポイントと思われた。しかし、2013年開幕直前、全く同じ役どころの岩崎が中日から移籍。結局、今季終盤1軍で良い働きを見せたその岩崎との競争に打ち勝つことができず、敗れ去ったという印象だ。

移籍1年目は1軍でプロ初打席が初安打。途中出場となった4/28西武戦で長田秀一郎とのフルカウント勝負を制し、低め141キロ速球を右前へ快打した。5/3日本ハム戦、終盤の2死3塁でまわってきたプロ2打席目では中村勝のボール先行3-0からの速球を打って出て、投手強襲の内野安打。これが三走生還のプロ初打点を記録した。しかし、出場は14試合、いずれも途中出場に止まり、球宴直後に登録抹消。優勝戦線の一翼を担うことができず、そのままファームで楽天1年目を終えていた。

移籍2年目の今年は勝負のシーズンと位置づけ、オフにはウエートトレーニングにも励み、増量に成功。体重は5キロ増えての80キロに。2軍スタートとなった久米島キャンプでは連日のアーリーワークに精を出し、1日3000スイングを振り込んだ。その成果なのだろう、1軍合流後の練習戦~オープン戦では9打席に立ち、8打数2安打3打点、1三振、1犠飛、2二塁打。レフトオーバーの大飛球も見せた。しかし、開幕1軍切符に手が届かず。ファームで機が熟するのを待ったが、3000スイング振り込んだ成果は2軍では表れず.211/.269/.295のOPS.564の結果。1軍では遊撃に西田が定着。役所がかぶる岩崎や西村、阿部との競争に敗れ、また「違い」を打ち出すこともできず、今秋、楽天を退団することになっている。

■仲澤広基 楽天での2軍成績
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神保貴宏・・・育成野手の戦力外は松井宏、川口隼に続く3人連続



2011年ドラフトで社会人のトランシスから育成枠で楽天入り。当時既に少なくなっていた右打ち外野手としての戦力底上げに一役買ってくれるのでは? そんな淡い期待もあった。スモールボールに特化した技能で支配下登録を勝ち取るのか?と思われたが、夢、破れている。

1年目は途中出場が多くアット・バットも29に止まったが、2年目はスタメン出場が前年2試合から急増、44試合に増えたことで打席数も200を超える場数を与えられ、バットでも.272/.342/.387のOPS.729と2軍平均レベルに到達。ホップ、ステップと経験値を蓄え3年目の今年は勝負の年になったが、スタメン試合数を半減の22に減らすと、スラッシュラインの数字は.247/.309/.341のOPS.650と下げてしまった。

楽天は創設以来、育成枠の野手を中村真人から神保まで6人獲得している。そのうち支配下登録を獲得できたのは中村真、内村、森田の3人だけ。それも成功例も中村真>内村>森田の順に目減りしている。松井宏、川口隼、神保は育成のまま退団。再生工場の異名を誇ったノムさんの御代なら、こういった地味な選手を1軍戦力としてフィットするように、ある特定能力を磨き上げて育成していくシステムがあった。しかし、星野政権下では上手いこといかなかった。

これは星野政権下の2軍体制の指導力不足という一面に加えて、闘将がそのような選手を上手く使うことを苦手としていた部分と、ノムさん時代と比べるとそれだけ1軍戦力が整備されて育成野手が入り込む余地がなくなったという要素もあるように思われる。【終】

■神保貴宏 2軍 年度別 打撃成績


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