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変化球ストライク率51.2%。制球に苦しんだ岩隈、5回途中KOで今季7敗目~2014年9月10日●SEA2-5HOU

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今のアストロズは怖くない相手にみえたが



本拠地にアストロズを迎えたホーム3連戦。1勝1敗でカード勝ち越しがかかったその第3戦目である。翌日は久しぶりの休養日で1日挟んで12日から驚きの17連戦が控えている。現在79勝65敗の勝率.549でワイルドカード争い3位のマリナーズにとって、いよいよ勝負の季節ラストスパートの時を迎えている。

対するアストロズは64勝81敗の勝率.441。アリーグ西地区4位。だが、9月に入って5勝2敗と好調だ。エンゼルス2連戦で2連勝、オークランド3連戦で2勝1敗。同地区の格上を撃破しシアトルに乗り込んできた。

しかし、来季を見据えているチーム状況のため、相手バッテリーは共に新人。5/25の対戦で思わず岩隈も苦笑してしまうほど完璧な一発を打った新進スプリンガーも既にDL入りしており、戦列にはいない。岩隈のアストロズ戦成績は4勝2敗、対戦防御率は4.12だが、現在首位打者のアルテューベ(打率.336、OPS.819)を除いて2割台前半の打率が並ぶ今回のヒューストン打線は「怖くない相手」だと思ったのだが・・・

両軍のスタメン

アストロズ=1番・グロスマン(左)、2番・アルテューベ(二)、3番・ファウラー(中)、4番・カーター(指)、5番・シングルトン(三)、6番・ドミンゲス(三)、7番・プレスリー(右)、8番・スタッシ(捕)、9番・ビラー(遊)、先発・トロピアーノ(右投)

マリナーズ=1番・ジャクソン(中)、2番・ソーンダース(右)、3番・カノ(二)、4番・モラレス(指)、5番・シーガー(三)、6番・モリソン(一)、7番・ミラー(遊)、8番・ズニーノ(捕)、9番・ジョーンズ(左)、先発・(右投)


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いきなりのボール先行



1回表、12球の三者凡退投球だったが、今から思えば精彩を欠いていたのかな?と思う。

1番・グロスマンにいきなりのボール先行した。初回先頭打者に2-0としたのは、今季は8/31ナショナルズ戦に続く2度目のできごとになっている。それだけ珍しい光景だったのだ。通算対戦打率.421の好敵手、2番・アルトゥーベ。初球でアウトを取ったが、外角狙いの速球が真中高めに抜けたところを右打ち。ライナーが二塁手カノの正面を突いたため、事なきを得ていた。フルカウント勝負になった3番・ファウラーとの対決。結果球はベース盤上に落としたいスプリッターだったが、意に反して高めにすっぽ抜けてしまう。失投だったが、相手打者が対応できずの三振。こうして細かく見ていくと、今日の岩隈は立ち上がりから「らしさ」を欠いていたのかな?と感じる。

2回、四球絡みの三連打で3失点



2回表、3点を失った。岩隈が序盤2イニングで3失点したのは、今季では8/24レッドソックス戦と本戦だけである。

1死後に5番左打者のシングルトンを3-1から歩かせた。結果球はアウトローのスプリッター。シュート回転して外へ大きく流れるかたちになる完全ボール球だった。今日は特に序盤スプリッターの精度が芳しくなった。先頭のカーターに2球投じたスプリッターも逆球ありの悠々見逃されるボール球。この後、2点適時打を打たれたスタッシの初球もワンバウンドするボール投球だった。

打者1人を討ち取って2死1塁、7、8、9の下位打線に短長三連打を浴びて3失点した。7番・左打ちのプレスリーにはセカンド左をゴロで射抜くセンター返し。外角低めスプリッターを弾き返された。初球を速球で同様コースに決めてストライクを取った後の0-1からのできごと。岩隈─ズニーノのバッテリーにしてみれば、同じコースから今度は縦に落として空振りや打ち損じファウルで追い込みたかったはず。しかし、コースいっぱいには決まったが、あまり変化していないように感じられた。

2死から得点圏に進出を許して2死2,1塁、8番は新人捕手の右打者スタッシである。1-1から投じたスライダーが真っ正直すぎた。

ズニーノは真中低めの構え。ところが、ど真ん中へ入ってしまう。この失投をコンパクトに振り抜かれて打球は左中間の真中へ。後方でようやく左翼手ジョーンズが追い着いたが、内野中継を経由してのバックホームは高めにうわずってしまう。ズニーノがジャンピングキャッチで捕球した時には、二走どころか一走までもがホームへヘッドスライディング。最後は這いつくばっての本塁生還を許していた。(SEA0-2HOU)

この後、さらに9番左打ちのビラーに左翼ポール際フェンス直撃コースの快飛球を打ち返された。ボール先行1-0から外角狙いでストライクを取りに行った速球。コマンドが狂って真中に入った所を一閃。左翼手ジョーンズが懸命に追い、フェンス手前でジャンピングキャッチを試みるも、グラブに当てて落球。この間、二走にホームを踏まれている。(SEA0-3HOU)

シアトルにとって本戦は左翼ジョーンズが「鬼門」になった。5回の1失点、終盤8回の1失点も、いずれもタイムリーが左翼に飛んだもの。今季の外野UZRをみると-10.3を記録している。バットでも3の0。ジョーンズにとってイマイチな夜になってしまった。

3回表も得点圏に走者を背負った。

先頭のアルテューベは遊ゴに仕留めたものの、その直後の左打ち3番打者に外角際どいコースの球を合わされた。通常ならファウルになってもおかしくない当たりだ。これが運にも見放されたのか、三塁線いっぱいに入ってしまう。シーガーの横っ飛びも及ばずに抜けて二塁打に。結果球は外角低めに投げたかったスプリッターが外角中段に入ったもの。高めだったのが拙かった。

しかし、その後の4番5番を2者連続三振に退けている。一発のある4番カーターには本戦では数少なかった素晴らしい落差のスプリッター2球で空振りを奪った。5番ドミンゲスにはフルカウント勝負から速球の力勝負。正直甘かったが、本戦最速91マイル(約146.5キロ)で打者をねじ伏せている。

5回途中、無念の降板



4回表は初回に続く本戦2度目の三者凡退ピッチング。空振り三振に、2回に連打を許した7、8番を投ゴ、三ゴ。いずれもイージーなゴロアウト。ようやくエンジンがかかり始めてきたかな?と思われたが、翌5回表、1死後に短長連打で4点目を失うと、さらに後続を歩かせて1死2,1塁としたところで、無念の途中降板を余儀なくされている。

試合は岩隈から序盤2回に3点を挙げたアストロズが、中盤、終盤に得点を重ねて5-2で逃げ切り勝利。マリナーズは岩隈で落とすという悔しい敗戦になったのだが、同日タイガースもロイヤルズに敗れたため、ワイルドカード争いのゲーム差が広がることなく、0.5を維持できた点は良かったと言えそうだ。



4回1/3、打者21人、球数79(1回当たり18.23)、被安打6、被本塁打0、奪三振6、与四球2、失点4、自責点4

初球21球・・・4Seam5、Sinker8、Slider4、Splitter4
2ストライク以降19球・・・4Seam5、Sinker1、Slider2、Splitter11
ボール先行20球・・・4Seam7、Sinker8、Slider2、Splitter3

岩隈の談話「スライダーも抜けていましたし、スプリットも高かったですし、全体的に(ボールが)高かったです。今日はこういう試合をしてしまったので申し訳ない気持ちでいます」

マクレンドン監督の岩隈評「クマ(岩隈の愛称)の状態も悪かったし、打者の状態も悪かったし、守備も悪かった。すべてが悪い試合だった。こういう日もある。また金曜日に仕切り直しだ」

敵地アーリントンの前回投球の疲労が尾を引きずったか?



これで岩隈は今季7敗目。成績を25試合14勝7敗、防御率3.11、QS率64.0%、WHIP1.02、与四球16としている。

シーズン通しての年間疲労に加えて、前回テキサスでの登板が本戦に響いたと診るべきか。敵地で気温35度の中投げたその疲労は中4日の登板間隔では抜けきらず、岩隈の体内に頑強にしがみついていたのではないか。

今季の岩隈、中4日登板はかんばしくなく、これで102回1/3で自責点38。10勝6敗、防御率3.34になっている。

5回の1失点は余計だった。5回をゼロで切り抜けていれば、仮に6回から投手交代になったとしても点差は僅かに1点で、味方勝利の可能性を残すもの。準クオリティスタートという結果になっていたはずだ。しかし、その5回1死後に1番打者に安打出塁を許すと、続く2番・アルトゥーベの打席時にエンドランが決まってしまう。

低めスプリッターで首位打者の体勢を前のめりに崩すことに成功したクマだったが、巧いことバットコントロールされて左翼線を割るツーベースで一走の生還を許した。この後、アルトゥーベはシアトル救援陣からもう1本ヒットを打って年間200安打を達成した。この5回の対決は「やっぱり、伊達に200安打を打っていないわなあ」という相手の巧さが出たシーンだったかと思う。

ワースト2位のストライク率。特に変化球に悩まされた



本戦では制球に苦しんだ。全体のストライク率も今季自己ワースト2位。速球はストライク率78.4%と上々だった。思うようなスピードは出ていなかったものの、特に左打者アウトローに素晴らしい球がいくつも決まっていた。

一方、変化球は51.2%。本戦は変化球が冴えなかったのだ。好結果が続いた7月時の変化球ストライク率は72.3%だったから、これだけ見ても、制球に苦しんでいたのが一目瞭然である。スプリッター被打率は8打数3安打の.375。二塁打を2本浴びた。スライダーも抜け気味の投球が大変目立った。

左打者に.400の対戦被打率



対戦打者の左右別では、左打者に10打数4安打の被打率.400と打たれた。今季は右打者を.199に抑える一方、左打者には.273打たれている。その傾向がそのままここでも当てはまったとみるべきだ。

特に気になるのは左打者へのインコース投球。これが51球中僅かに2球しかなかった点である。その2球も外角要求の投球が抜けて内角に入った失投で、意図して投げた投球ではなかった。左打者の懐を攻めないので、相手打者は外角、外角低めに目付けをし、どんどん踏みこんで外角を打ちにきている。外角低めの良いコースに見えても、そのような心理の打者にとっては打ち頃の球になってしまうのだろう。

今季はシーズンを通して左打者の内角を攻めるフロントドアも少ないように感じられる。シーズン終盤になってもあまり投げないのだから、これは岩隈とズニーノどちらかが使いたくないのではなく、両人の共通意思なのだろう。使用するに当たり、不安が残る選択肢なのかもしれない。左打者の内角を速球攻めだけでは御しずらいと判断し、そのため、カッターを習得したのだが、自信を持って実戦配備できる球種に育っていない。また、プレーオフへ向けてラストスパートの現在、ズニーノのリードが消極的になっている部分もひょっとしたらあるのかな?とも感じられた。

ともあれ、岩隈先発試合でマリナーズが負けたのは8/3オリオールズ戦以来、約1ヵ月ぶり。逆を言えばこの間チームは岩隈先発試合で6連勝だったのだから、岩隈は1度お休みで良いのだ。

ここまできたら、結果オーライが全てになる。仕切り直して、次戦、粘り強く臨んでもらいたい。

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