先発復帰が決まった松井裕樹。背番号1を見守るため必要な2254の数字の意味とは
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報道によると、松井裕樹の先発ローテ復帰が決定したようだ。
松井裕は7/17のフレッシュオールスターで、イースタン先発として1回2安打1四球1失点、ストライク率35.3%と制球かんばしくなく、7/19(土)TBS「サンデーモーニング」御意見番コーナーでゲストの掛布雅之氏にリリースポイントがバラバラだったことを指摘されていた。
先発での制球難を改めて浮き彫りにする事態になったが、大久保代行、佐藤投手コーチら首脳陣は前半戦終盤に決めていたロードマップどおり、ゴールデンルーキーを後半戦の先発ローテに入れることを決めたようだ。
そのことを伝える記事を下記に引用したい。
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松井裕樹を先発ローテへ。このことは理解して受け止めたいと思っている。私も松井裕樹は将来的には先発に戻すべきだと考えているし、中継ぎで好結果が出たのも事実。このタイミングで先発チャンスを再々度設けることには賛成だ。
報道どおり7/23(水)西武戦で先発ローテ復帰となると、その後、中6日で投げると仮定すると、下記の11試合の登板が予想される。
7/23西武戦(西武ドーム)
7/30ソフトバンク戦(山形)
8/6ロッテ戦(QVCマリン)
8/13ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)
8/20日本ハム戦(旭川)
8/27西武戦(コボスタ宮城)
9/3日本ハム戦(札幌ドーム)
9/10オリックス戦(コボスタ宮城)
9/17ロッテ戦(コボスタ宮城)
9/24ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)
10/1日本ハム戦(札幌ドーム)
もし、これら11試合に全て先発することになると、1試合6イニング投げたと仮定して66イニング投げることを意味する。
ここで私が1つの目安にしているのは、球数だ。
2012年、ルーキーイヤーの釜田佳直が1軍・2軍合計で投げた球数は2254球だった。この2254が松井裕樹の1つの判断基準になってくるかと思って今後見守っていきたいと考えている。
松井裕樹の現在の球数は、1軍先発516球、1軍救援234球、2軍321球、合計1071球。
今後1イニング18球投げるとして、今後の登板66イニング×18=1188球。1071+1188=2259球になる。
奇しくも阪神・藤浪も1年目は1軍で2252球だった。このことを考えると、2250球前後を大きく超えるようなことはあってはならないと思う。怪我のリスクが高まるのはどの一線を越えたときなのか?分からないものの、釜田は1年目2254球を投げて翌年右肘を疲労骨折。結局、トミージョン手術をするハメになった。
そのことを考えれば、2254球でも多すぎなのかもしれない。できれば2000球以内、その辺りが理想になるのかもしれない。もちろん、2000球投げても怪我をすることもある。しかし、高卒1年目の新人に2000球以上投げさせなければならない事態は異常であることは確かなのだ。(もっと言えば、疲労が見えた時点でローテから外す勇気も必要である)
主にMLBを主戦場とするベースボールライターの豊浦彰太郎氏が下記ブログで良いことを言っていた。
◎マー君の故障から学ぶべき選手の生活権へのリスペクト (J Sports)
まさにそのとおりなのだ。このことで思い出すのは自動車教習所で免許を取るべく学科の勉強をしたときに習った「かもしれない運転」である。「~だろう」という思いこみ運転ではなく、投手の運用、特に新人、若手の起用には「かもしれない運転」で臨むことが必要とされているはずだ。
釜田のトミージョン手術は大変残念なことではある。しかし、これを教訓として松井裕樹の育成に当たらなければならないはずだ。今後、私は2254という数字を1つの目安に、松井裕樹1年目のピッチングを見守っていきたいと思う。【終】
◎◎◎関連記事◎◎◎
・【試合評】松井裕樹の出直し登板、ストライク率は上々の69.4%。無四球ピッチングで6回1失点~2014年5月5日(月)●楽天イーグルス3-4日本ハム
・【試合評】 夢に消えたジャイアントキリングでの松井裕樹プロ初勝利~2014年6月19日(木)●楽天イーグルス2-6広島
・【試合評】大久保代行勝ち越しを決めた最終回、松井裕樹の酷使三連投は意味あったのか?~2014年7月15日(火) ○楽天イーグルス7-1オリックス
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松井裕樹、7/23西武戦で先発復帰へ
報道によると、松井裕樹の先発ローテ復帰が決定したようだ。
松井裕は7/17のフレッシュオールスターで、イースタン先発として1回2安打1四球1失点、ストライク率35.3%と制球かんばしくなく、7/19(土)TBS「サンデーモーニング」御意見番コーナーでゲストの掛布雅之氏にリリースポイントがバラバラだったことを指摘されていた。
先発での制球難を改めて浮き彫りにする事態になったが、大久保代行、佐藤投手コーチら首脳陣は前半戦終盤に決めていたロードマップどおり、ゴールデンルーキーを後半戦の先発ローテに入れることを決めたようだ。
そのことを伝える記事を下記に引用したい。
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■松井裕 23日西武戦で先発復帰へ ローテ6人目滑り込み
(スポニチアネックス)
楽天のドラフト1位・松井裕が23日の西武戦(西武ドーム)で先発復帰することが19日、分かった。チームは6連戦が続く後半戦に向け、チームトップの9勝の則本を筆頭に美馬、辛島、塩見、青山に続く「6人目」の先発投手を加えて中6日でローテーションを回す方針で、松井裕に白羽の矢が立った。
コボスタ宮城で練習を行った新人左腕は「まだ(今後の起用法を)言われてない。もっと結果を残して信用されて、いずれは先発したいという思いはあります」。今季はここまで先発で5試合登板しているが、いずれも制球難を露呈して0勝4敗、防御率6・17。ただ、6月19日の広島戦(マツダ)での先発を最後に中継ぎに配置転換されてからは、7月2日のオリックス戦(京セラドーム)でプロ初勝利を挙げるなど、10試合で1勝0敗3ホールド、防御率1・80と安定した成績を残している。大久保監督代行も15日のオリックス戦(京セラドーム)後に「後半戦は先発もある」と言及していた。
17日のフレッシュ球宴(長崎)で全イースタンの先発として久しぶりにまっさらなマウンドを踏んだ松井裕は「楽しめたし、リフレッシュができました」と振り返っていた。
残り11試合の先発が予想される
松井裕樹を先発ローテへ。このことは理解して受け止めたいと思っている。私も松井裕樹は将来的には先発に戻すべきだと考えているし、中継ぎで好結果が出たのも事実。このタイミングで先発チャンスを再々度設けることには賛成だ。
報道どおり7/23(水)西武戦で先発ローテ復帰となると、その後、中6日で投げると仮定すると、下記の11試合の登板が予想される。
7/23西武戦(西武ドーム)
7/30ソフトバンク戦(山形)
8/6ロッテ戦(QVCマリン)
8/13ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)
8/20日本ハム戦(旭川)
8/27西武戦(コボスタ宮城)
9/3日本ハム戦(札幌ドーム)
9/10オリックス戦(コボスタ宮城)
9/17ロッテ戦(コボスタ宮城)
9/24ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)
10/1日本ハム戦(札幌ドーム)
もし、これら11試合に全て先発することになると、1試合6イニング投げたと仮定して66イニング投げることを意味する。
判断基準にしたい2254という数字
ここで私が1つの目安にしているのは、球数だ。
2012年、ルーキーイヤーの釜田佳直が1軍・2軍合計で投げた球数は2254球だった。この2254が松井裕樹の1つの判断基準になってくるかと思って今後見守っていきたいと考えている。
松井裕樹の現在の球数は、1軍先発516球、1軍救援234球、2軍321球、合計1071球。
今後1イニング18球投げるとして、今後の登板66イニング×18=1188球。1071+1188=2259球になる。
奇しくも阪神・藤浪も1年目は1軍で2252球だった。このことを考えると、2250球前後を大きく超えるようなことはあってはならないと思う。怪我のリスクが高まるのはどの一線を越えたときなのか?分からないものの、釜田は1年目2254球を投げて翌年右肘を疲労骨折。結局、トミージョン手術をするハメになった。
そのことを考えれば、2254球でも多すぎなのかもしれない。できれば2000球以内、その辺りが理想になるのかもしれない。もちろん、2000球投げても怪我をすることもある。しかし、高卒1年目の新人に2000球以上投げさせなければならない事態は異常であることは確かなのだ。(もっと言えば、疲労が見えた時点でローテから外す勇気も必要である)
主にMLBを主戦場とするベースボールライターの豊浦彰太郎氏が下記ブログで良いことを言っていた。
◎マー君の故障から学ぶべき選手の生活権へのリスペクト (J Sports)
「何球以上が危険領域というのはわからないのだから、行けるとこまで行け」ではなく、「どこから先が危険かはわからないのだから一歩手前で踏みとどまらせる」ことが指導者にとっては大事なのだと思う。なぜなら、日本一になることも東北のファンに感動を与えることも凄く重要だが、選手の健康管理と故障回避に万全を尽くすのも監督の大きな役割だし、それらに優劣はないからだ。勝利のために、ファンの感動のために選手を危険に晒しても良いという理論はどこにもない。
かもしれないで臨むべき松井裕樹の起用
まさにそのとおりなのだ。このことで思い出すのは自動車教習所で免許を取るべく学科の勉強をしたときに習った「かもしれない運転」である。「~だろう」という思いこみ運転ではなく、投手の運用、特に新人、若手の起用には「かもしれない運転」で臨むことが必要とされているはずだ。
釜田のトミージョン手術は大変残念なことではある。しかし、これを教訓として松井裕樹の育成に当たらなければならないはずだ。今後、私は2254という数字を1つの目安に、松井裕樹1年目のピッチングを見守っていきたいと思う。【終】
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◎◎◎関連記事◎◎◎
・【試合評】松井裕樹の出直し登板、ストライク率は上々の69.4%。無四球ピッチングで6回1失点~2014年5月5日(月)●楽天イーグルス3-4日本ハム
・【試合評】 夢に消えたジャイアントキリングでの松井裕樹プロ初勝利~2014年6月19日(木)●楽天イーグルス2-6広島
・【試合評】大久保代行勝ち越しを決めた最終回、松井裕樹の酷使三連投は意味あったのか?~2014年7月15日(火) ○楽天イーグルス7-1オリックス
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