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レスターとの投手戦を演じた田中将大。中盤ピンチを切り抜けるも、最終9回表2死からの被弾で今季3敗目~2014年6月28日●NYY1-2BOS

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143.7

中6日で2度目のレッドソックス戦に先発



前回のオリオールズ戦。ファストボールの球速が出ず、その疲労を心配したジラルディ監督らヤンキース首脳陣は、田中に無理をさせずNPB時代と同じ中6日の登板間隔を設け、本拠地レッドソックス3連戦の第2戦目に起用してきた。

ヤンキースは41勝37敗のアリーグ東地区3位。1位・ブルージェイズをゲーム差2.5、2位・オリオールズを僅か0.5で追う状況。4連敗の後、黒田の今季5勝目で連敗をストップさせると、本カードの初戦を6-0の零封で取っていた。

対するレッドソックスは36勝44敗の同地区4位。3位・ヤンキースとのゲーム差も6.0ある厳しい状況は変わらず。しかし、先日6/25マリナーズでは岩隈を5回途中5失点と攻略しており、この試合が同じスプリッターを操る仮想田中将大になっていなければいいが・・・という懸念を持って観戦に臨んだ一戦だった。

相手先発は左腕のレスター。ここまでの成績は防御率3.14、8勝7敗。敵軍のエースである。

両軍のスタメン

レッドソックス=1番・ホルト(右)、2番・ナバ(左)、3番・ペドロイア(二)、4番・オルティズ(指)、5番・ナポリ(一 )、6番・ドルー(遊)、7番・ボガーツ(三)、8番・ブラッドリーJr.(中)、9番・ロス(捕)、先発・レスター(左投)

ヤンキース=1番・ガードナー(左)、2番・ジーター(遊)、3番・エルズベリー(中)、4番・テシェイラ(一)、5番・ベ ルトラン(指)、6番・ソリアーノ(右)、7番・マッキャン(捕)、8番・ロバーツ(三)、9番・ソラーテ(三)、先発・田 中(右投)


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初回僅か7球の三者凡退ピッチング



1回表の立ち上がり、僅か7球で終わらせている。

1番・ホルトを外角いっぱい2球で追い込むと、無駄球なく落とした3球目を打たせての二ゴ。2番・ナバには低めスライダーを打ち上げさせての左飛。3番・ペドロイアには外角低め難しいスライダーを打たせて、これまた二ゴ。一点の曇りなき素晴らしいゼロ発進を見せる。

2回表、4番・オルティズから始まるボストンの攻撃だった。

前回フェンウェイパーク対戦時、オルティズ、ナポリに2者連続本塁打を被弾した背番号19。そのことが当然脳裏にあっただろう、そのため慎重になったのか、3つのアウトをスライダー、スプリッターを投げ分けながら全て空振り三振で取った田中だったが、ナポリを歩かせたこと等で、この回26球を費やすことになっている。2ストライク以降、オルティズには3度、ボガーツには2度ファウルで粘られるなど、ボストンのタフなアプローチも球数を費やす要因になった。

外野飛球が目立った3回、9番打者にソロ弾を許す



3回表、2回3三振劇とは様相が一転した。逆球が目立ち、打者に心地よく外野へ運ばれるケースだらけだった。

8番・ブラッドリーJr.には初球外角を狙った速球がストライクゾーン真中に入る失投。中飛に仕留めたものの、センターのエルズベリーが背走し、ウォーニングゾーン内で追い着く快飛球になっている。1死後、9番・右打者のロスに浴びた左翼席前列に入る4号ソロは、外角の狙ったコースに投げたものの、やや甘かったのか。打球を見送る田中は納得行かぬ顔。打順が2まわり目に入り、1番・ホルト、2番・ナバの両左打者の 結果球も変化球がストライクゾーンの真中周辺に甘く入る失投だった。いずれも一瞬ヒヤッとさせられる中飛になり、落ち着いて観戦ができない。(NYY0-1BOS)

1点先取された直後の3回裏、味方が反撃に転じた。

先頭・ロバーツの当たりが遊撃ドルーのエラーを誘うと。ソラーテが死球で無死2,1塁。このチャンスを活かした。その後、バントで送って1死3,2塁、ジーターの遊ゴ時に三走が同点のホームを踏んでいる。なおも2死3塁、 フルカウント勝負のエルズベリーはショート右を襲うヒット性のゴロ。しかし、先ほど失策のドルーが今度は好守を見せ、逆転はならず。(NYY1-1BOS)

絶対絶命ノーアウト3,2塁をしのいだ田中将大



同点に追い着いて貰った直後の4回表、本戦の前半のカギになるイニングと言えた。

相手打順も3番から始まるクリーンアップトリオ。オルティズ、ナポリと本戦2度目の対決が待ちかまえていた 。ここで大きなピンチを背負うことになる田中将大。

先頭・ペドロイアに0-2から投じた外角低めスライダーは間違っていない選択のように思えた。6/25マリナーズ戦でもペドロイアは岩隈のスライダーに合っておらず、ここでも有効かと思われた。しかし、巧いこと右打ちされ、打球が右前に弾む。続く4番・オルティズには田中が滅多に投げないカーブを右翼線へ弾き返され、無死3,2塁。

絶対絶命のピンチで、田中のギアが上がった。

3アウトを取るまで投じた全9球のうち、奪った空振りは4つ。その中には2個の三振が含まれていた。2三振で2死3塁、ボガーツ。前2人が三振に倒れ、さらに自身の初球はストライク。追い詰められた7番打者は力んだのか、外のスライダーをひっかけてのジーター正面のイージーな遊ゴ。この回、田中の低めへの投球が冴えている。

5回表、2死から二塁打を浴び(右翼ソリアーノの前のめりダイビングが奏功せずという二塁打)、ピンチを招いたが、本戦4度目の得点圏打席での対決で2番・ナバに低めスプリッターをひっかけさせ、二ゴに討ち取っている。しかし、田中、変化球が多く、この点だけが気がかりなのだ。

5回裏、ヤンキース打線は三者凡退。好投レスターの前にまだヒットがない。

6回表、このイニングは4回表に続く本戦2度目のクリーンアップトリオとの対決になった。

先頭ペドロイアの左中間への当たり。外野からの2塁返球とヘッドスライディングで飛び込んでいったペドロイアのプレーが間一髪セーフと判定。しかし、チャレンジの結果、判定が覆ってアウトになったのが大きかった。無死2塁で4番・オルティズを迎えるのと、1死走者なしでは意味合いが大きく違う。このアウトで主導権を握った田中、オルティズを初球外角低めでひっかけさせて一ゴに屠ると、ナポリには今日全く合っていない外角低め投球で誘惑し、空振り三振。僅か6球で3、4、5番を退けた田中だった。

その直後の6回裏。ヤンキースは1番・ガードナーから始まる攻撃。先頭のガードナーが中前に弾き返し、ようやくチームに初安打が生まれている。しかし、ジーターの打席時に二盗失敗。この後、ジーター、エルズベリーにヒットが生まれていたので、チグハグなイメージが残ってしまうイニングになってしまった。

味方が3本のヒットを集めながらも無得点に終わった直後の7回表、重苦しい1-1のスコアが続く中、11球で6番から始まる下位打線を退けた。凡打ですら外野に打球を飛ばさせない三者凡退投球。

7回裏、ヤンキースは2死からヒット1本出るも、後続が続かず、無得点。

8回表、中盤5、6、7回と変化球主体の投球だったが、この回に入って速球を再び投げ始めて、一発を打たれた9番・ロスから始まる敵軍を3人で片づけている。球数も103球。あと1イニング投げるかどうか?という数でまとめてきた。

レスターとの投手戦の結末は9回表にやってきた



8回裏、ヤンキースの攻撃。この回も1番から。ガードナーが四球で歩くもジーターがゲッツー。セカンド左を射抜こうかというヒット性ゴロを本戦田中から3本のヒットを打つことになった名手ペドロイアがスライディングでバックハンドのグラブに収めると、そのままグラブトス。4-6-3の堅守併殺網に遭い、チャンスが広がらない。

その後、2死から3番・エルズベリーがヒット。2死1塁で4番・テシェイラの打席時に二盗。捕手2塁送球が外野に大きく逸れ、転々としている間に一気にホームイン! 俄かに歓喜の感情が押し寄せるも、どうやらテシェイラの見逃し三振判定だった模様。ジラルディ監督が抗議に出てきたが、判定そのまま。田中vsレスターの投手戦はスコア1-1のままで最終回へ突入。

その最終9回表のことだった。この回も3番・ペドロイアから始まる敵軍主軸との対決。ヒットされたものの、4番・オルティズを5-4-3のダブルプレーに仕留めた田中は、2死走者なしでこの日1四球2三振のナポリと対峙していた。

初球インコースを突いてボールになった後、変化球の連投で空振りを奪い、1-2と追い込んでいた。第2球のスライダーは外角狙いが真中高めに入るホームランボール。これをタイミング合わないナポリが空振りしてくれて助かった!と思ったのも束の間のことだった。

1-2からの第4球、アウトハイに投じた本戦最速96マイル(約154.5キロ)速球──

軽く右打ちで合わせたようなバッティングだった。

しかし、打球は伸びていき、ライトの頭を超え、ヤンキースタジアムの右翼席に飛び込んでいってしまう。(NYY1-2BOS)

まさかの被弾劇で逆転されたヤンキースは9回裏、レッドソックスの守護神・上原の前に歯が立たず、三者凡退。

9回2失点の好投をみせながら、投手戦に敗れ去った田中は今季3敗目を喫している。

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3敗目もデビュー16戦連続クオリティスタートのMLB記録に並ぶ



9回、打者33人、116球(1回当たり12.89)、被安打7、被本塁打2、奪三振8、与四球1、失点2、自責点2。

初球33球・・・4Sean9、Sinker8、Slider10、Splitter2、Curveball4
2ストライク以降34球・・・4Seam10、Sinker2、Slider10、Splitter11、Curveball1

2回に26球と多くの球数を費やした田中だったが、3回以降は削減でまとめ、1イニング平均12.89は上出来の球数と言えた。3度目の完投は、レスターの好投、敵軍好守の前に援護が受けられず、無念の3敗目。

しかし、メジャーデビュー以来16戦連続のクオリティスタートは、1973年にスティーブ・ロジャーズがエキスポスで記録したたメジャー記録に並ぶ快挙になっている。

3番・4番の短長打で背負った4回無死3,2塁をしのいだピッチングは圧巻だった。初球膝元真っすぐでストライクを取ると、ナポリに外角低め投球を立て続けに振らせて三振、続くドルーにはベース盤上に綺麗にスプリットを落としてこれまた三振。後続も遊ゴに取るなど、スプリッター、スライダーは本戦で機能していたと言える。

特に配球図が示すように左打者の外角低めストライクゾーンいっぱいに集めるスプリッター、スライダーが10球を数え、この10球で3つのアウトを獲得していた。

前回、岩隈が対戦したとき、外角低め狙いが少し甘くなって真中寄りに入ったところをオルティズのバット一閃に遭っていたが、そういったこともなく、上々。左打者を実に20打数2安打の対戦被打率.100に抑え込むことに成功している。

最終9回、ナポリの被弾。NHK BS解説の武田一浩氏は配球ミスと断じた。私もそう思う。この日ナポリが全く対応できていない低め誘い球で良かったと思うが、あの場面で1球外に真っすぐを挟んだのは、その後の見せ球、布石球としての投球だったのだろう。もうすこしアウトハイボールゾーンにはずれていればナポリも見送ったか、一塁側フライファウルになっていたはず。紙一重の選択がレスターとの運命を分けたと言っても良いかもしれない。

※追記:「追い込んで(変化球で)バカ正直にいっていいものか。速い球を見せて、それからでもいい。ボールになってもいいと思っていたが、打てる高さにいってしまいました」という田中本人のコメントをみるに、やはり、見せ球を打たれたようだ。

田中登板試合で久々の白熱した投手戦を見た思いがする。

調べてみると、田中が9回まで投げて敗戦投手になったのは、2010年6/22Kスタでの西武戦(●E3-5L)以来のことになる(9回5失点)。このとき、相手先発は6回3失点の岸だった。(日本シリーズなどプレーオフ除く)

9回まで投げて2失点以内で敗戦投手になったのは、2010年4/18敵地ソフトバンク戦(●E0-1xH)以来。このときは8回無失点の大隣との投手戦は9回裏に松田のサヨナラ打で幕を閉じている。

これで今季成績は防御率2.10、11勝3敗、WHIP0.95としている。本戦終了時時点で防御率はアリーグトップを維持している。

それにしても、悔しい敗戦になった。このモヤモヤ感は田中からエースのバトンを託された則本にこの後札幌の地で晴らしてもらいたいと思っている。【終】

■配球図
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