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【試合評】困ったときのボブ、拍手喝采の獅子退治は3年連続!~2014年5月5日(月) ○楽天イーグルス5-0西武

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困ったときのボブの季節到来、西武戦6勝1敗へ



今年も困ったときのボブさんの季節がやってきた。川井貴志の年度別の初登板試合を確認してみると、2009年以降では下記のようになっていた。

2009年4/28日本ハム戦
2010年5/26ヤクルト戦
2011年5/23中日戦
2012年5/2西武戦
2013年6/27西武戦

いずれも4月下旬からのゴールデンウィーク、遅くても交流戦明けに初登場をしている。その中でも今年は早い部類だ。チームが置かれた状況が厳しいことを暗に物語っている.

そのプロ16年目の今年38左腕が初登場にして見事な獅子退治! 西武戦の連勝記録を3へと伸ばしている。

■楽天・川井貴志 2011年以降 西武戦 投手成績
※2014年5/5終了時
20140505DATA09.jpg

ベテランの好投に応え、岡島が先制弾



好守に支えながら、川井が6回途中を散発4安打無失点の好投をみせてくれた。

1回は19球費やしての立ち上がり。ヒット1本を許したが、得点圏進出を許さずに抑えている。

1番は元犬鷲戦士の渡辺。内角投球を上手くおっつけられピッチャー返しのライナーが飛んでくる。川井が自らを助ける好反応。グラブに収めて1アウトを取った。2番・熊代は体勢崩させての遊ゴ。2死から栗山に三塁線突破の長打コースを浴びたものの、シングルヒット止まり。レフト枡田が素早く回り込み、2塁進出を許さなかったのと、開幕前に左太腿を痛めていた栗山が積極的ではなかった可能性もあった。4番・浅村はボール先行3-1から外いっぱいでファウルを打たせ、フルカウント勝負で右翼ポール際まで飛球を打ち返されたものの、岡島の守備範囲。3アウトを取る。

翌2回は早くも三者凡退投球になった。

5番に入った中村をインコースを厳しく攻めて追い込んだ後、低め誘い球で空振り三振。木村、米野といった下位打線にも仕事をさせない。

すると3回表、打線がベテランの好投に応え、先制点を挙げた。

1番・岡島から始まる打者2巡目の攻撃だった。その岡島が牧田の初球、真中に入った失投スライダーを捉え、右中間スタンドへ持っていく先制の4号ソロ。初回先頭打席、良いコースに投げ込まれ追い込まれた岡島は外角低めボール球に手を出し三振に倒れていた。そのこともあり「次は甘い球が来たら初球から積極的に振っていこうと決めていました」というところへ、待ってました!の失投。ミスショットすることなくしっかり仕留め切ることができた背番号27の槍働きで、イーグルスが1点を先制した。(楽1-0西) (岡島が変化球をホームランにしたのは今季初)

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2死満塁で浅村との対決。両者の状態が明暗分けたか?



1点の援護点を貰った直後の3回裏、しっかりゼロに抑えたいイニングである。

先頭・炭谷のセンター後方快飛球を島内の好守でフライアウトにすると、9番・永江を三振。2死に漕ぎつけた川井だったが、元・犬鷲戦士の渡辺が立ちはだかる。渡辺にしっかりボールを選別されフォアボールを与えると、フルカウント勝負の熊代の当たりはセンター返し、栗山には内角攻めがすっぽ抜けてデッドボール、渡辺の四球を起点に2死満塁のピンチを招いてしまう。

振り返ってみればここが勝負の分かれ目か。

塁上全て埋まって4番・浅村。1-1からの内角速球を狙われていた。バット一閃は角度もつき、一瞬ヒヤッとさせられるシーンに。

しかし、左翼ウォーニングゾーンの手前で枡田が待ちかまえていてフライアウト。残念がる浅村の表情が印象的だった大阪桐蔭高校の先輩後輩対決シーン、2軍でしっかり状態を上げて1軍に合流した川井と、5月に入り15打数3安打の打率.200と調子が下がり気味の浅村という、両者の置かれた状況が明暗を分けたように感じた。

4回には嶋、島内の下位打線による短長打で1点を追加したイーグルスは、6回、先頭・嶋の四球出塁を起点に1死3,1塁で藤田。右前へ弾き返した3点目タイムリーが牧田KOの一撃に。その後2死2,1塁で代わったばかりの二番手ウィリアムス相手にAJのバットも火を噴く。レフト戦を痛烈に襲った二塁は、走者2人をホームに呼び込む一振りになった。(楽5-0西)

小刻みに追加点を貰った川井は、その後も全く危なげがなかった。

4回1死後、6番・木村に左翼線二塁打を打たれたが、後続の下位打線をいずれも内野ゴロアウトに退けている。5回は2度目の三者凡退。6回は1死後、浅村に失投をシングルヒットされたものの、続く中村には仕事をさせない遊ゴ、前の打席でツーベースを打たれた木村にはリベンジの見逃し三振。両者いずれもボール先行2-0としたものの、そこから立て直しての好投となった。

20140505DATA05.jpg
HANREI3.jpg

福山さん、西宮さん、今日もお仕事御苦労さま!



6回途中でお役目終了した川井の後を、青山、福山、西宮が零封のブルペンリレーでシャットアウト!

5点リードの8回表は三番手で福山が登場。本戦で5月早くも4登板。3連投となったサブちゃん。オープン戦から頻繁に起用されている背番号64に疲れはないといったら嘘だろう。それでも、今日も見事に3人で片づけた。

先頭の2番・栗山のピッチャー返し、中前ヒットコースのバウンドゴロを藤田が2塁右斜め後方で追い着くと、いつものジャンピングスローで1塁アウト。この好守に大いに助けられた福山は、栗山、浅村もゴロアウトに取ってベンチに引き上げていく。これで4/27オリックス戦の山本との対戦から15打席連続でアウトを取っている。

9回はリーグ最多登板の西宮。中2日の登板は気合いが入っていた。

前回は松田にソロ弾、柳田に三塁打を浴び、細川には外野後方へ犠飛を打たれるという内容で、出直しの決意表明だったのだろう。遮二無二腕を振った渾身投球は、過去4度のホームラン王に輝いた中村をも寄せ付けない。2-2からのラスト、高めに入った146キロ速球で中村のバットに空を切らせることに成功。その後、木村にもストレートで空振り三振。梅田には変化球で見逃し三振。3者連続三振劇でチームの勝利を確定させている。

これでチーム成績は33試合15勝18敗の借金3。西武戦6勝1敗、ビジター戦績7勝8敗としている。

それにしても、福山、西宮は5点リードの展開でも登板しなければいけなかったのか? 本日登録された川井と入れ替わりに菊池が抹消。前回無駄遣いの西宮が打たれたあの場所で、菊池を投げさせなかったのはなぜなのか?と改めてその継投に疑問符がついてしまう。

今日は斎藤、長谷部ではダメだったのか? 一部の投手にばかり負担をかける星野・佐藤体勢の投手運用法は今季も相変わらずのようで、先が思いやられそうなのだ。

両軍のスタメン

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(三)、4番・ジョーンズ(指)、5番・枡田(左)、6番・小斉(一)、7番・松井稼(遊)、8番・嶋(捕)、9番・島内(中)、先発・川井(左投)

西武=1番・渡辺(三)、2番・熊代(中)、3番・栗山(左)、4番・浅村(二)、5番・中村(指)、6番・木村(右)、7番・米野(一)、8番・炭谷(捕)、9番・永江(遊)、先発・牧田(右投)


2度あった二塁打で一走のホーム生還劇



実は初Vの昨年、イーグルスの走塁は実にお粗末だったことが『プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクスリポート3』で明らかにされている(本書122頁より)

同書によると、楽天の走塁は-23.8点。セパ12球団で11位に沈む酷さだった。このことは私もうすうす勘付いていて、NHK BSで放送された東北発☆未来塾3/13放送分でチーム戦略室のプロジェクターに映し出されていた表に「楽天の走塁は12球団でもワーストレベル」の表記があったことを私は見逃さなかった。

セイバーメトリクスでは走塁による得点価値を、走者1塁でシングルヒット、走者2塁でシングルヒット、走者1塁で二塁打、走者3塁で外野フライの4項目で算定している。

それによると、昨年の楽天、走者1塁で二塁打の得点価値はセパ12球団中9位の-1.9だった。



今季はどうか? 改善傾向にあるのでは?と感じている。

というのは、試合前時点で走者1塁で二塁打時、一走が本塁生還できたのは17回中9回(52.9%)を数えている。これは楽天戦での敵軍の16回中4回(25.0%)を大きく上回る好内容となっている。

本戦でも1点リードの4回1死1塁、一走・嶋と打者・島内の間でエンドランが成功。高めボール球だったものの、くらいついて打ち返した当たりが三塁線を破る二塁打となり、スタートを切っていた嶋が見事にホームを踏む得点劇があった。

3点リードの6回2死2,1塁、AJの2点適時二塁打では一走・藤田が好走塁を見せて一気にホームへ帰ってきた。この2つの走塁は見事だったと思う。

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実に見事に右打者を抑えたボブ川井の絶品仕事術



5回2/3、打者23人、91球(1回当たり16.06)、被安打4、奪三振4、与四死球2(四1死1)、失点0。

初球23球・・・ストレート13、スライダー5、シンカー1、カーブ4
2ストライク以降20球・・・ストレート10、スライダー4、シンカー4、カーブ2

指揮官の期待に応えての3年連続の獅子退治は本当に見ごたえがあった。打者のペースに引き込まれることなく、終始、18.44mの対決でマイペースを貫くベテラン左腕は、1イニングに2本以上のヒットを許すことなく、ライオンズ打線を抑えていった。

浅村の左飛に象徴されるように外野後方を襲った飛球凡打が4本あった。いずれもあと一歩伸びていたら長打コースのリスクもあった飛球。フライアウトにできたのは川井の状態が良く、球に球速以上のノビやキレがあったからだろう。

序盤3イニングはストレートを軸にし(全体の63.6%)、4回以降は変化球主体(全体の63.9%)。配球を変え、相手に狙い球を絞らせなかった。

左の川井ということでラインアップに7人の右打者を並べてきた伊原ライオンズ。浅村、中村といった一発を持つ巨砲も備わっていた。しかし、この右打者を実に良く抑えたのがボブだった。6回途中無失点の好投は、ひとえに右打者を17打数3安打の被打率.177と抑えたことも大きい。

特に右打者の内角を狙って投げ込んだスライダーが、ライオンズの右打者を大いに苦しめた。

右打者にはスライダーを11球投じたボブ。そのうち嶋のミットが内角を示していたのは10球。その10球の詳細をみると下記のようになる。

空振り・・・3
見逃しストライク・・・4
ストライク寄与ファウル・・・1
ゴロアウト・・・1 (投ゴ)
ボールカウント・・・1

このスライダーがインコースへの楔となり、ストライクゾーン両サイドを打者に必要以上に意識させることができたのでは?と感じる。

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前回楽天打者を苦しめた牧田の速球、影を潜める



5回1/3、打者29人、122球(1回当たり22.88)、被安打7、被本塁打1、奪三振2、与四死球6(四5死1)、失点5、自責点5。

牧田といえば、4/22西武戦(○E2x-1)での好投が思いだされる。美馬と牧田の投げ合いになった試合だ。1回に美馬がスミ1で先制されると、7回まで楽天打線を抑えてきた牧田を8回AJが捕捉。同点ソロ弾で試合を振り出しに戻す。1-1のまま決着は延長戦へ。12回裏、豊田からAJがこの日2本目の一発を放ち、イーグルスが今季初勝利を決めた試合だ。

この試合、牧田のストレートが恐ろしく機能していた。64球投げてイーグルス打線から奪った空振りは10球。空振り率にして15.6%を記録するストレートだった。その対戦被打率は19打数3安打の.158。数多くの楽天打者が牧田のストレートを打って凡退に倒れていた。

一転、本戦での牧田のストレートは、その時の威力はまるでなかったと思う。67球で空振りはゼロ。被打率10打数3安打の.300。ストライク率も前回64.1%から本戦53.7%。制球も球威も不足していた。

裏を取っていないものの、中継を聞くと、プロ初の中5日登板だったという。しかも、前回126球を投げ、前々回の楽天戦では132球を投げていた。その疲労もあって、球にキレがなく、いつもの制球力が影を潜めたのかもしれない。初球ストライク率、3球目2ストライク率も低く、ボール先行の場面が多かった。フォアボールも5個と多く、楽天打線はこのフォアボールを起点に6回3点を奪うことに成功した。

アンダースローが苦手とする左打者は本戦で20打数6安打の打率.300と実に良く打った。

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