FC2ブログ

本拠地ヤンキースタジアム初登場の田中将大。QS記録の7回3失点。10奪三振の101球~2014年4月9日●NYY4-5BAL

スポンサーリンク





当ブログは有料メルマガ「shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン」も発行、御好評頂いてます。これをお読みのあなたも、さらに深くイーグルスのこと知ってみませんか? 毎週月曜日発行、月3~4回程度配信。月額514円。
登録初月の購読料は無料です。
クレジットカードお持ちでない(使いたくない)方の販売も対応しています。

購入方法(まぐまぐと直接販売)やメルマガ本文の一部内容など、詳しい御案内は「◎shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン、読者募集のお知らせとバックナンバー一覧」をクリックして御参照下さい。皆様の読者登録をお待ちしております。
☆4/7配信最新号の主な内容は「開幕3カードを終えて。shibakawaによる主要打者寸評」です。


20140410DATA07.jpg


田中将大、本拠地初登板試合



日本時間朝8時すぎ、トロントでメジャー初勝利を手にした田中将大が、本拠地ヤンキースタジアムのマウンドに初めて登っている。大好きだというももクロの新曲5/4シングルのカップリング「My Dear Fellow」が流れる中、駆け足でマウンドへ向かった。

相手はアリーグ同地区のボルティモアオリオールズ。3ゲームシリーズの3戦目で、前日味方投手陣はオリオールズ打線に先発全員安打の20安打14得点の猛爆に遭い、大敗を喫していた。

クリス・デービス、デルモン・ヤング、マット・ウィーターズ。3割を記録する好調の打者がラインアップに連ねるオリオールズ打線に、田中将大がどう立ち向かっていくのか?が注目された。

両軍のスタメン

オリオールズ=1番・マーケイキス(右)、2番・ヤング(指)、3番・デービス(一)、4番・ジョーンズ(中)、5番・ウィーターズ(捕)、6番・クルーズ(左)、7番・ロンバージー(二)、8番・フラハーティ(遊)、9番・スコープ(三)、先発・ゴンザレス(右投)

ヤンキース=1番・ガードナー(中)、2番・ジーター(遊)、3番・エルズベリー(指)、4番・ベルトラン(右)、5番・マッキャン(捕)、6番・ソリアーノ(左)、7番・ジョンソン(一)、8番・ロバーツ(二)、9番・ソラーテ(三)、先発・田中(右投)


ブログ村投票のお願い
皆さんの1票が継続運営のエネルギーになります

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村
HANREI3.jpg

9番打者の新進22歳に先制3ランをくらう・・・



立ち上がりの1回表、1番・マーケイキスに初球打ちのピッチャー返しを浴びる。ワンバウンドンした打球が田中の足に当たって中前へ抜けようというゴロだった。しかし、2塁付近でジーターがバックアップ。ショートゴロに仕留める。続く2番打者ヤングにはツーベースを打たれた。0-2と追い込みながらも、膝元で誘ったスプリッターを上手くすくわれた。飛球はレフトの左を襲って悠々の二塁打。田中は僅かに5球でピンチを迎えていた。

この後、打席には中軸を迎えながらも、しっかり後続を絶っている。昨年アリーグの二冠王、右投手にOPS1.142という驚値を叩き出した3番・デービスには一塁へイージーゴロを打たせると、2年連続30ホーマーの4番・アダム・ジョーンズにはスプリッターで2度空振りを奪うと、一転、高めに速球を投げ込み、振り遅れの空振り三振。立ち上がりに失点が多いと言われることの多い田中だが、今日はしっかりゼロスタートを切ることに成功した。

先頭に安打出塁を許した翌2回表のことだった。まさかの3点を失ってしまう。

左打者に外の速球を2本弾き返され、塁上に走者2名を背負っての2死3,1塁、打席は9番右打ちのスクープとの対決を迎えていた。相手は昨年メジャーデビューして5試合に出場したばかりの新進22歳。通算ホームランも僅か1本。今季打率は.192。

そんな相手に1-0から投じた高め失投をバット一閃され、左翼ポールぎりぎり巻いていく先制3ランを浴びてしまう。打たれた直後、首を振る仕草を見せた田中の引きつった表情は、何とも印象的だった。おそらくNPBでも9番打者に一発を浴びたことはなかったのではないか。これがメジャーだというMLB2本目の被本塁打劇になった。(NYY0-3BAL)

田中が特大の一発を被弾し、3点を先制されたヤンキース。直後の2回裏、花火には花火でお返しとばかり、エルズベリーが移籍1号ソロ。7番・ジョンソンにも右翼席へソロ弾が飛び出し、ヤンキースは2本の一発で2点を返していく。(NYY2-3BAL)

2本の一発で1点差まで返してくれた味方打線に応えるべく、3回表はすっきり3人で終わらせたい、そんなイニングだった。ところが、なかなかそうは問屋がおろさず、24球も費やすハメに。

1死後、3番・ヤングにセンター返しで出塁された後、4番・ジョーンズ(空三振)にファウルで2度粘られるなど7球、5番・ウィーターズにはフルカウントからの6球目が逆球となってMLB初の四球。2死から2塁に進まれ2,1塁という苦しい所、レンジャーズから移籍してきたクルーズがブンブン丸に救われ、空振り三振。辛くも失点を防いだ田中だったが、3回で早くも58球、球数過多ペースだった。

4回以降、見事に修正。尻上がりに調子を上げる



序盤苦しい投球を余儀なくされた田中だったが、しかし、中盤4回以降、見事に修正。尻上がりに調子を上げた。

相手の攻撃が下位打線の4回表、内野アウト3つでこの試合初の三者凡退を作ると、直後の裏、味方が1死3塁のチャンスを作り、内野ゴロの間に三走が同点のホームを踏み、試合は振り出しに戻っていく。(NYY3-3BAL)

追いついてもらった田中は5回表、1死後から2本のシングルヒットを集められたものの、3番デービス、5番ウィーターズといった中軸を低めスプリッターで空振り三振に取り、踏ん張る。

すると、6回、相手打線の早打ちにも助けられ、僅か6球で三者凡退(左翼線飛球をソリアーノがダイビングキャッチする好守にも助けられた)。7回も球を低め低めに丁寧に集めて、きっちり3人でお片づけ。

7回101球3失点のクオリティスタートで、本日の仕事を終えている。

試合はその後、9回表にオリオールズが2点の勝ち越し、その裏1点は返したものの4-5でヤンキースがこのカード1勝2敗の負け越しになっている。

20140410DATA01.jpg

積極的に振ってくる相手打線の特徴を活かし、10奪三振



7回、打者29人、101球(1回当たり14.43)、被安打7、被本塁打1、奪三振10、与四球1、失点3、自責点3。

本拠地マウンドは初。この試合、試合途中に気温は11度に下がるなど肌寒さもピッチングに影響したかもしれない。序盤変化球を多く要求するマッキャンの配球の問題もあっただろう。決して本調子ではなかったと言える田中将大。

そんな中でも毎回走者を出した序盤3回を耐えて、中盤以降に適応力を見せ球数も調整し、尻上がりに調子を上げたところは、日米通算100勝の経験と言えそうだ。4失点目を許さず、7回を3失点のクオリティスタートの範囲内に収めたピッチングは、好投と言って良いだろう。

前日大勝劇の余韻が相手打線にまだ残っていたか、積極的に強振してくる打者が多かった。このことも田中のメジャー初の二桁奪三振を大きくアシストした。見逃しストライク率が10.9%と少なめであること、ストライク寄与ファウルが15本あったこと、空振り率は21.8%と高値を記録したことが、相手打線のブンブン丸を物語っている。



今日も1巡目変化球、2巡目以降は速球の組み立て



それにしても、立ち上がりの配球は何とかならないのか? 初登板のトロント戦でもマッキャンは序盤変化球を多く要求し、それが田中を苦しめる一因にもなった。

下記に打順1巡目、2巡目、3巡目以降の球種割合を円グラフで表してみた。MLB公式では田中のツーシームはシンカーと表記される。それを踏まえた上で眺めてみると、打順一回り目までは速球(4シーム+シンカー)の割合が43%と50%を割り込む低値。変化球が6割近くを占める内容だった。(スライダーが少なくなっているが、NHK BS中継でもスライダーと言われていた球や私が見てもそうだろうという球をしばしばMLB公式はスプリッターにまとめてしまっている。そのため)

ところが、打順が2巡目に入ったちょうど3ランを被弾した直後の2回2死以降、速球と変化球の割合が逆転する。打順2巡目以降の対戦被打率は19打数3安打の.158と上々。真っすぐ系を増やしてから、田中のピッチングに躍動感が生まれたと言えるのだ。

次回の3戦目は、序盤の配球に改善を求めたい。

20140410DATA03.jpg
20140410DATA04.jpg
20140410DATA05.jpg

打者の左右問わずインコースを効果的に使用していた



配球図をチェックしてみよう。

右打者にはインコースに速球を多く投げ込んでいたのが印象的。右打者に使用した速球28球のうち、内角を記録したのは15球と半数以上を超えてきた。これはNPBではあまり見られなかった光景になっている。

左打者には基本、外中心の配球ながらも、内角に速球を10球使うなど、偏らないような配慮をみせている。5回1死1塁で3番デービスにスプリッターを2度空振らせた後、2-2からのラスト、マッキャンがインコースへ構えたミットそのままに投げ込まれた素晴らしい4シームでの見逃し三振は圧巻だった。

20140410DATA02.jpg

■田中将大の4/9BAL戦101球の全詳細
※コースは割愛します。

20140410DATA09.jpg
20140410DATA10.jpg

◎◎◎関連記事◎◎◎
ツインズ戦に登板の田中将大。やや消化不良か。5回途中3失点の88球
楽天日本一の投打の立役者、田中vsマギー夢の対決が実現!!~3/28マーリンズ戦、田中最終登板は6回無失点
メジャーデビュー田中将大7回3失点。4イニング三者凡退8奪三振の初勝利!~2013年4月4日○NYY7-3TOR


Amazon、楽天イーグルスオフィシャルショップなど楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベー ションになります




《当ブログのコメントルール》御感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球や楽天と関係のないもの、名無しや通りすがりなどハンドルネームがいい加減と私が判断したものは、内容に関わらず、御遠慮申し上げております。頂いても削除の対象となります。なお、管理人の都合により、返信が遅れる場合、またはできない場合がございます。

《Twitterやっています》アカウントは@eagleshibakawaです。ブログ更新のお知らせ、プロ野球、スポーツの話題、時々実況しながら記録などをつぶやきます。フォロワー数1000人突破。

《facebookページを作りました》当ブログのページをfacebookに作成しました。ブログ更新情報やブログに載せない、Twitterでつぶやかない軽い話題などもアップ中。現在いいね!300人到達。
http://www.facebook.com/eagleshibakawa

《LINEも始めました》 IDはeagleshibakawaです。「最近SNSはもっぱらLINEなんだよね」という読者の皆さんのお手元に、ブログ更新情報をお届けします。

ブログパーツ
レンタルCGI






このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト



テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ

プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
03 | 2014/04 | 05
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
155位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
27位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}